第1期10話 巨悪のオーラ ~黒幕~
The Heinous Aura ~Mastermind~
🔷星野武史 Hoshino Takeshi CV.天﨑滉平
🔷黒崎麗 Kurosaki Rei CV.福沙奈恵
🔷朝日豪 Asahi Go CV.桑畑裕輔
🔷白鳥兄弟 Shiratori Brothers CV.花倉洸幸
🔷遺志黒 Ishiguro CV.大久保瑠美
🔷桜威遊介 Sakurai Yūsuke CV.細谷佳正
🔷寺蛇 TERADA CV.立木文彦
🔷邑機 MURAKI CV.鶴岡聡
🔷無飼 MUKAI CV.小見川千明
🔷嶽内 TAKWUCHI CV.柳田淳一
🔷宮蛾輪 MIYAGAWA CV.勝杏里
🔷槌屋 TSUCHIYA CV.原優子
🔷魔津尾 MATSUO CV.綿貫竜之介
🔷霧藤 MUTO CV.桐井大介
「しょうがねぇよ。覚醒できない奴はずっと下っ端だ。いつかこんなガキの部下にされちまう」
「ガキといえば本部から派遣された研修生の話知ってるか?本部で作られた子供の覚醒者って噂だ」
「あ~俺も本部で実験受けてみてぇ」
「やめとけ。お前じゃ死ぬぞ」
「あまりの苦痛に死人も出てるって話だ。この組織で20年下っ端やってきてわかったことは本部はヤバイってことだ」
「っておいおい!何勝手な事してんだお前ら!」
影山律「さすがにバレたか」
「教育係はどうした!」
「あ~俺も本部で実験受けてみてぇ」
「やめとけ。お前じゃ死ぬぞ」
「あまりの苦痛に死人も出てるって話だ。この組織で20年下っ端やってきてわかったことは本部はヤバイってことだ」
「っておいおい!何勝手な事してんだお前ら!」
影山律「さすがにバレたか」
「教育係はどうした!」
影山律「倒した」
影山律「あれ?意外だ。いいんですか?」
「ゲンさん!何で!」
「うるせぇ若造共!お前ら何もわかっちゃいねぇんだ!」
「俺達一生下っ端か!?」
「そんなんでいいのかよゲンさん!」
「だからお前達はわかってねぇんだ。爪は必ず世界の頂点に立つ。下っ端でも十二分に恩恵があるんだよ。今はそう。我慢するだけだ。革命を起こすその日まで」
「そんなんでいいのかよゲンさん!」
「だからお前達はわかってねぇんだ。爪は必ず世界の頂点に立つ。下っ端でも十二分に恩恵があるんだよ。今はそう。我慢するだけだ。革命を起こすその日まで」
「こいつが侵入者だ!全員力を解放しろ!」
エクボ「(おっと!一人一人は雑魚でも力を合わせれば中々…並の人間じゃ脱出できねぇ締め付けだ)」
エクボ「だがやっぱり…」
エクボ「雑魚臭キツイぜぇえ!」
エクボ「で、この部屋には何があるのかな?」
エクボ「おい!説明!」
「こ…ここは覚醒実験の間…」
エクボ「拷問じみた器具も見えるんだが?」
「く…苦痛を強いられることが覚醒する糸口の一つであると…」
魔津尾「あら?こんな所に霊が迷い込むなんて珍しいじゃない」
宮蛾輪「誇山の言ってたガキがテメェか!?よし俺が灰にしてやる」
宮蛾輪「僕のバリアなら大丈夫だ、とでも思ってんだろ!」
宮蛾輪「ケケケッ!バリア内は超高温サウナ状態になる!呼吸すれば肺が焼ける程のな!素人が陥りやすい凡ミスだ!」
花沢輝気「素人はお前だ…」
宮蛾輪「僕のバリアなら大丈夫だ、とでも思ってんだろ!」
宮蛾輪「ケケケッ!バリア内は超高温サウナ状態になる!呼吸すれば肺が焼ける程のな!素人が陥りやすい凡ミスだ!」
花沢輝気「素人はお前だ…」
宮蛾輪「威勢がいいな。だが反撃するには一度バリアを解除しなければいけない」
宮蛾輪「その瞬間お前は火だるま!このままなら蒸し焼きだ!つまりもう勝負はついている!」
宮蛾輪「後は焼け死ぬか俺に服従を誓うか…」
花沢輝気「やってみろ…」
宮蛾輪「その瞬間お前は火だるま!このままなら蒸し焼きだ!つまりもう勝負はついている!」
宮蛾輪「後は焼け死ぬか俺に服従を誓うか…」
花沢輝気「やってみろ…」
花沢輝気「僕の、勝ちだ。なんだ今頃汗が…」
花沢輝気「またまた大げさに…」
影山茂夫「あ、どうも、こんばんは、弟を探してるんですけど…この建物のどこかにいるらしく…」
無飼「見つけた!僕の人形が侵入者を見つけたよ!」
無飼「ねぇツッチー僕が好きにしていいの?」
槌屋「ああ、もうあんたのオモチャだ」
影山茂夫「あ、どうも、こんばんは、弟を探してるんですけど…この建物のどこかにいるらしく…」
無飼「見つけた!僕の人形が侵入者を見つけたよ!」
無飼「ねぇツッチー僕が好きにしていいの?」
槌屋「ああ、もうあんたのオモチャだ」
無飼「わあ!見に行ってくる!」
槌屋「(人形使いの無飼。大した才能だわ)」
槌屋「(あれだけの数の木人形を遠隔自動操縦、不死身の軍団を従えてる)」
槌屋「(オモチャを見つけてあんなに生き生きしちゃって…敵に回したくないわね)」
黒崎麗「やり過ごしたわ」
槌屋「(あれだけの数の木人形を遠隔自動操縦、不死身の軍団を従えてる)」
槌屋「(オモチャを見つけてあんなに生き生きしちゃって…敵に回したくないわね)」
黒崎麗「やり過ごしたわ」
星野武史「え?それって」
影山律「素手の方が怖い」
影山律「(教育係が言ってた傷が見当たらない。幹部でない) キミは?」
鈴木将「さて、何者でしょ」
鈴木将「さて、何者でしょ」
影山律「僕らは先を急いでるんだ。クイズはまた今度にしとく」
無飼「ツッチー!」
槌屋「(本当に子供じゃないか!こんな子が)」
影山茂夫「おばさんも暴力的なの?」
槌屋「誰が…オバサンだコラァ!」
槌屋「こんな念動力で…私は止められないよ!」
遺志黒「体内で練り上げた気を拳や膝などに集中させることで頑丈に強化する硬気功。純粋な戦闘なら傷の中でもトップクラス」
遺志黒「もし彼女が負けるようなことがあったら、嶽内君、もうキミが本気を出さざるを得ないかも」
影山茂夫「おばさんも暴力的なの?」
槌屋「誰が…オバサンだコラァ!」
槌屋「こんな念動力で…私は止められないよ!」
遺志黒「体内で練り上げた気を拳や膝などに集中させることで頑丈に強化する硬気功。純粋な戦闘なら傷の中でもトップクラス」
遺志黒「もし彼女が負けるようなことがあったら、嶽内君、もうキミが本気を出さざるを得ないかも」
槌屋「紳士だね。でも侮辱だよ。私はあんたと対等な戦いを望んでるんだ。構わず来な!」
エクボ「うあああああこっち来んなぁああ!」
エクボ「(こんなの聞いたことねぇぜ…この人間悪霊を飼い慣らしてやがる)」
魔津尾「いい逃げ足してるじゃない。でもなぜその肉体を捨てないの?霊体の方が逃げやすいでしょ?もしかして人質のつもり?そんな価値もないのに」
エクボ「(ヤヘッ!)」
エクボ「(これ以上は体がもたねぇ。憑依先を駄目にしちまうのは三流の霊がやるこった。かといって霊体じゃ尚更勝機がねぇ。だったら…)」
魔津尾「それは何の真似かしら?」
エクボ「そいつらは攻撃の後すぐ飼い主の元に戻る。なんでそう教育されてんだろうな?飼い主が自分を守る手段を持ってねぇからじゃねぇか?」
エクボ「(これ以上は体がもたねぇ。憑依先を駄目にしちまうのは三流の霊がやるこった。かといって霊体じゃ尚更勝機がねぇ。だったら…)」
魔津尾「それは何の真似かしら?」
エクボ「そいつらは攻撃の後すぐ飼い主の元に戻る。なんでそう教育されてんだろうな?飼い主が自分を守る手段を持ってねぇからじゃねぇか?」
エクボ「簡単にひっかかりやがって」
遺志黒「槌屋さんがやられました。嶽内君、お願いね」
遺志黒「なんで?」
花沢輝気「僕は影山君を知ってるからだ。どうせ超能力で世界征服なんて不可能だし、これを機に夢から覚めたらどうなんだ?」
遺志黒「花沢君は宮蛾輪に勝った。そんな強大な力を持っていながらなぜ一般に身を置くのかな?」
邑機「我々は特別な存在だ。夢でもなんでもない」
花沢輝気「そう思ってるうちは彼には一生勝てないよ」
花沢輝気「そう思ってるうちは彼には一生勝てないよ」
影山茂夫「何かやろうとしてたのにすいません。今急いでて」
影山茂夫「う…嘘…律なの…?どうして…」
影山茂夫「息はしてる…よかった…でもどうして…どうして律がこんな目にあわなきゃいけないんだ…僕の…弟が…」
影山茂夫「許さない…」
霧藤「どうしたんだその状況は?私が能力を発揮するまでもなく既に打ちのめされているのか小僧」
影山茂夫「あんたがやったのか?」
霧藤「敵意剥き出しだな」
霧藤「ならばサービスでさらなる絶望を見せてやろう」
影山茂夫「う…嘘…律なの…?どうして…」
影山茂夫「息はしてる…よかった…でもどうして…どうして律がこんな目にあわなきゃいけないんだ…僕の…弟が…」
影山茂夫「許さない…」
霧藤「どうしたんだその状況は?私が能力を発揮するまでもなく既に打ちのめされているのか小僧」
影山茂夫「あんたがやったのか?」
霧藤「敵意剥き出しだな」
霧藤「ならばサービスでさらなる絶望を見せてやろう」
影山茂夫「うああああああああああ!」
鈴木将「あぶねーあぶねー」
鈴木将「霧藤の幻覚を自分の脳で増幅して逆流させやがった。計算か無意識の本能か…こいつも面白ぇ奴だな。わざわざ弟を餌にした甲斐があったぜ。いい兄弟じゃねぇか」
遺志黒「11人の傷のうち7人が倒れた。ボスになんて言い訳しようかね」
花沢輝気「(どうなってるんだ…影山君が負けた?)」
花沢輝気「(あり得ない…二人を担いできたあいつ…まさかあいつが?)」
花沢輝気「(あんな奴に負けるはずない!)」
魔津尾「ただいま。あら?他の侵入者も捕まえたのね?」
鈴木将「あぶねーあぶねー」
鈴木将「霧藤の幻覚を自分の脳で増幅して逆流させやがった。計算か無意識の本能か…こいつも面白ぇ奴だな。わざわざ弟を餌にした甲斐があったぜ。いい兄弟じゃねぇか」
遺志黒「11人の傷のうち7人が倒れた。ボスになんて言い訳しようかね」
花沢輝気「(どうなってるんだ…影山君が負けた?)」
花沢輝気「(あり得ない…二人を担いできたあいつ…まさかあいつが?)」
花沢輝気「(あんな奴に負けるはずない!)」
魔津尾「ただいま。あら?他の侵入者も捕まえたのね?」
魔津尾「何百匹の悪霊を放り込んだ蟲毒の壺。食べ合って残った最後の一匹だけが最強の使い魔になるのよ」