第2期11話 指導 ~感知能力者~
Guidance ~Psychic Sensor~
CAST
🔷影山茂夫 モブ Kageyama Shigeo CV.伊藤節生
🔷芹沢克也 Serizawa Katsuya CV. 星野貴紀
🔷峯岸稔樹 Minegishi Toshiki CV.小林裕介
🔷島崎亮 Shimazaki Ryo CV.杉山紀彰
🔷星野武史 Hoshino Takeshi CV.天﨑滉平
🔷朝日豪 Asahi Go CV.熊澤玄徳
「くそ!ガキ共が!調子に乗るな!」
星野武史「砂埃旋風!」
朝日豪「火炎放射!」
星野・朝日「合体奥義!念動火柱!」
「見くびるな!この程度の威力…」
花沢輝気「よくやった二人とも…強くなったね」
花沢輝気「海斗くん」
白鳥海斗「嘘発見テレパシー」
白鳥海斗「ああ大丈夫。まだ裏切ってないみたいです」
寺蛇「まだってどういうことだ!」
嶽内「で、これからどうする?」
花沢輝気「霊幻さんは戦わなくていいって言ってたけど、そうもいかないよね。この街を取り返すんだ!」
鈴木将「なぁ律、お前なんでそんなに協力的なんだ?」
影山律「キミの境遇を他人事とは思えなかったからだ」
影山律「もし兄さんがあの力をもって暴走したら、そんな不安がよぎる時がある」
影山律「鈴木…キミの父親は暴走している。あれを止められるのはキミしかいない」
影山律「おう!見せてやるよ。スカッとする決着をよ!」
白鳥海斗「嘘発見テレパシー」
白鳥海斗「ああ大丈夫。まだ裏切ってないみたいです」
寺蛇「まだってどういうことだ!」
嶽内「で、これからどうする?」
花沢輝気「霊幻さんは戦わなくていいって言ってたけど、そうもいかないよね。この街を取り返すんだ!」
鈴木将「なぁ律、お前なんでそんなに協力的なんだ?」
影山律「キミの境遇を他人事とは思えなかったからだ」
影山律「もし兄さんがあの力をもって暴走したら、そんな不安がよぎる時がある」
影山律「鈴木…キミの父親は暴走している。あれを止められるのはキミしかいない」
影山律「おう!見せてやるよ。スカッとする決着をよ!」
鈴木将「出たな…島崎!」
影山律「(あれは見てわかる…かなり強い!)」
鈴木将「あいつは敵の動きを読むテレポーターだ。まず俺が…」
影山律「先に行け!あの男は僕が引き受ける」
鈴木将「ありゃ一人じゃ無理だぜ!組織の中でも最強の一角だ」
影山律「だからこそだ。その代わり父親を止めろ。必ずだ」
鈴木将「約束するぜ。やっぱりお前がいてよかった」
影山律「行け!」
影山律「(逃げられた!?)」
影山律「(鈴木を追う気はないのか?)」
影山律「先に行け!あの男は僕が引き受ける」
鈴木将「ありゃ一人じゃ無理だぜ!組織の中でも最強の一角だ」
影山律「だからこそだ。その代わり父親を止めろ。必ずだ」
鈴木将「約束するぜ。やっぱりお前がいてよかった」
影山律「行け!」
影山律「(逃げられた!?)」
影山律「(鈴木を追う気はないのか?)」
影山律「弱者は…あなたもだ!」
島崎亮「ほう…一体何と比べてるんですかね」
< 鈴木将「(本当はこうなる前にやっつけるべきだった…今まで力不足だったから黙って見てるしかなかったが…)」
羽鳥希「そこまでだ。ここまで来れたのに残念だったな。僕が相手だ」
鈴木将「(親父が力を悪用するなら俺はこの力で正義を示す!)」
島崎亮「ほう…一体何と比べてるんですかね」
< 鈴木将「(本当はこうなる前にやっつけるべきだった…今まで力不足だったから黙って見てるしかなかったが…)」
羽鳥希「そこまでだ。ここまで来れたのに残念だったな。僕が相手だ」
鈴木将「(親父が力を悪用するなら俺はこの力で正義を示す!)」
影山茂夫「ひどい…超能力でこんな事…」
「何だこのガキ?」
「この街はもう俺らのものなんだ」
「やめてやれよ!トラウマになるぞ」
影山茂夫「力で…イタズラするな。そんな風に使うな。やめろ」
「このガキ…ナチュラルなエスパーか!」
影山茂夫「この缶…あんたらにこれが作れるか?」
影山茂夫「このサンドイッチに挟まってる野菜を育てられるか?さっき壊したガラスのドア、自分で直せるか?当たりが出たらもう一個なんてアイデア、超能力で思いつくか?」
「何が言いてぇ!」
影山茂夫「あんた達は力が使えるくらいで自分が大きな存在だと勘違いしてるだけだ。人に助けられて生きてるって事、それに気づいた方がいいよ」
「バカめ!力さえあれば他者を屈服させられる!」
影山茂夫「もう一つ教えるよ。超能力を人に向けるな。それを注意してくれる人がいないのなら僕がやる」
エクボ「(すんげぇ怒ってる…離れとこ)」
峯岸稔樹「やれやれ…とんでもない野良の能力者がいたものだな」
影山茂夫「あんたは別に植物が好きじゃないんだね」
峯岸稔樹「ただの道具だよ」
「峯岸さんに加勢しろー!」
島崎亮「長いものには巻かれるものだよ。キミもこっち側につけばいいのに」
影山律「それは楽かもしれないけど…楽しくないな」
島崎亮「もう力の差はわかったはずだけど、これ以上痛い目に遭ってもその考えは変わらないのかな?」
影山律「(ずっと超能力を使いたいと思ってた。でもこの力に覚醒してからやっとわかった。楽しく生きるために悩み汗をかき涙を流す。僕が本当に手に入れたかったのはそのひたむきさだったんだ)」
影山律「楽しく生きたい!そこだけは譲れない!」
桜威遊介「さっきはよくもやってくれたな」
島崎亮「何度やっても同じですよ」
影山茂夫「あなたは…」
魔津尾「私がサポートしてあげてもいいわよ。さァ行きなさい!」
「化物使いの魔津尾だ!」
「化物がなだれ込んでくるぞ!」
峯岸稔樹「見くびらないで欲しいな」
「何だこの小瓶?趣味悪ぃな」
魔津尾「だ…駄目!それだけは!私の手にも余る!触るな!」
「バーカ!俺達には峯岸さんがいるんだよ!」
「な…何だ!?なぜ倒れ…」
影山茂夫「最上さん!」
最上啓示「蟲毒の次は超能力者の群れを喰えということか」
最上啓示「質の低い者達だ」
峯岸稔樹「な…何だこれは!植物の制御が効かない!うわああああああ!」
影山茂夫「やめろー!」
最上啓示「なぜ止める?見ていたが生かしておいてもしょうがないクズ共だ。恩を売ったところで変わらない人間もいる」
影山茂夫「でも…変れるかもしれない!もう悪いことしないって約束してくれ!」
峯岸稔樹「ああ…約束する…助けてくれ…」
影山茂夫「ほら!」
最上啓示「その場しのぎの嘘だったら?こいつらが更生するまでキミが面倒見るのか?監視し続けられると?」
影山茂夫「それは…できないよ…でも人が生きるには信じるしかないんだ。それができなくちゃ何も始まらないだろ」
最上啓示「キミらしいな。だが優しさだけでは解決できないこともある。時に人に厳しくするのも必要だ。そうなればキミは誰にも負けない。影山茂夫くん」
エクボ「今度こそ最上は消滅したのか?それとも…」
影山茂夫「人に厳しく…か…苦手だな」
鈴木将「ここまで来たぜ!爪はもう終わりだ」
鈴木統一郎「ショウ、もっと別のやり方があったんじゃないか?親子なんだぞ?」
鈴木将「あ?今更父親面かよ!俺の意見なんか聞いた試しもねぇくせに!」
鈴木統一郎「従順な息子のフリをして襲撃すればよかっただろ。これ以上邪魔をするんじゃない。ここまで20年かかったんだぞ」
鈴木将「ザマァみやがれ!その20年を台無しにしてやったぜ!俺はもう5超並に強くなった!」
鈴木将「テメーともまともに戦え…」
鈴木統一郎「笑わせるな。親を見くびるなよ」
鈴木将「近づくだけで発動するクソ強力なバリヤー!?それがてめぇの本当の能力か!それなら!」
鈴木将「ザマァみやがれ!その20年を台無しにしてやったぜ!俺はもう5超並に強くなった!」
鈴木将「テメーともまともに戦え…」
鈴木統一郎「笑わせるな。親を見くびるなよ」
鈴木将「近づくだけで発動するクソ強力なバリヤー!?それがてめぇの本当の能力か!それなら!」
鈴木将「クソ…ナメやがって…」
鈴木統一郎「こんな技術は遊びにすぎん。もう少し成長してるものだと思っていたぞ」
鈴木統一郎「ほう…光の屈折率をいじれるようになったか」
鈴木将「これが俺のとっておきだ。3カ月とっておいたエネルギー」
鈴木将「チャージボム!」
鈴木統一郎「こんな技術は遊びにすぎん。もう少し成長してるものだと思っていたぞ」
鈴木統一郎「ほう…光の屈折率をいじれるようになったか」
鈴木将「これが俺のとっておきだ。3カ月とっておいたエネルギー」
鈴木将「チャージボム!」
鈴木将「クソが!今のは3か月分だぞ!」
芹沢克也「喧嘩はこの辺にして仲良く世界征服しようよ」
鈴木将「まさか…その準備って兵隊集めじゃなくて…」
鈴木統一郎「20年分…少し見せてやろうか」
島崎亮「いい加減諦めたらどうですか?ボスが傷と名付けた可哀想な者達」
誇山恵「うっせぇ!テメーはボスに歯向かう度胸もねぇ腰抜けだろうが!」
島崎亮「ボスが故意に残した傷の本当の意味はペケ」
鈴木統一郎「20年分…少し見せてやろうか」
島崎亮「いい加減諦めたらどうですか?ボスが傷と名付けた可哀想な者達」
誇山恵「うっせぇ!テメーはボスに歯向かう度胸もねぇ腰抜けだろうが!」
島崎亮「ボスが故意に残した傷の本当の意味はペケ」
島崎亮「役に立たない欠陥品というマークですよ」
島崎亮「悪いことは言わない。諦めた方がいい」
桜威遊介「だが…さっきのマンホールは効いたよな…」
影山律「テルさん!」
花沢輝気「ああ…事前に感知してない攻撃は効くのか…追い詰められてるのは実はあっちの方に違いない!」
島崎亮「ふぅ…キミは優秀だな」
島崎亮「決めた」
島崎亮「まずはキミを徹底的に叩く」
島崎亮「そろそろ…おしまいですね!」
花沢輝気「次は後ろ!」
花沢輝気「相手の動きを読めるのは便利かもしれないけど、あんたの動きも単調になるんだよ。能力に頼りすぎてる」
島崎亮「驚きましたね。一応ボスを除けば世界一の自負があるのですが」
花沢輝気「ハハハハ!世の中にはいるんだよ!想像も及ばない力を持つ人が」
花沢輝気「あんたも凡人なんだな。どうやら僕でも倒せそうだ」
島崎亮「この…」
影山律「やっぱり気が逸れた瞬間だ!」
花沢輝気「ナイスだ!弟くん!」
嶽内「超滅!気功弾!」
島崎亮「(集中しろ…集中…集中すればすべてわかる…この場にいる全員が超能力者だ…それ以外は一切遮断!集中!集中!)」
桜威遊介「だが…さっきのマンホールは効いたよな…」
影山律「テルさん!」
花沢輝気「ああ…事前に感知してない攻撃は効くのか…追い詰められてるのは実はあっちの方に違いない!」
島崎亮「ふぅ…キミは優秀だな」
島崎亮「決めた」
島崎亮「まずはキミを徹底的に叩く」
島崎亮「そろそろ…おしまいですね!」
花沢輝気「次は後ろ!」
花沢輝気「相手の動きを読めるのは便利かもしれないけど、あんたの動きも単調になるんだよ。能力に頼りすぎてる」
島崎亮「驚きましたね。一応ボスを除けば世界一の自負があるのですが」
花沢輝気「ハハハハ!世の中にはいるんだよ!想像も及ばない力を持つ人が」
花沢輝気「あんたも凡人なんだな。どうやら僕でも倒せそうだ」
島崎亮「この…」
影山律「やっぱり気が逸れた瞬間だ!」
花沢輝気「ナイスだ!弟くん!」
嶽内「超滅!気功弾!」
島崎亮「(集中しろ…集中…集中すればすべてわかる…この場にいる全員が超能力者だ…それ以外は一切遮断!集中!集中!)」
島崎亮「マインズ・アイ!」
島崎亮「もうどんな手立ても私には通じません。ダメージや本人でさえ知らないだろう弱点、そのほとんど霞んだ目もすべてが手に取るようにわかります。後悔してももう遅いですよ」
花沢輝気「どうした…」
島崎亮「何かが…強大なエネルギーを持つ何かが近づいてきている…」
花沢輝気「それはきっと僕の知人だな。やっと起きたんだね、影山くん」
島崎亮「フフフ…面白い!はたしてどちらの能力が上か勝負です!」
島崎亮「フフフ!正面から迎え討ってあげましょう!」
霊幻新隆「正当防衛ラーッシュ!」
『厳密に正当防衛と言えるかわからない際にとりあえず正当防衛と叫んでおく霊幻の必殺技である』
島崎亮「(バカな…全く感じていなかった…何者だ!?)」
花沢輝気「霊幻さん…」
邑機「みんな起きろ!大先生が来てくれたぞ!」
島崎亮「(大先生!?まさか虫の境地まで気配を消せるエスパーが存在するのか!?どうする…退くべきか…)」
影山茂夫「師匠、その人かなり強いですよ。危険だから離れてください」
霊幻新隆「おーモブ」
島崎亮「(さっきの少年に得体のしれないエスパー…いったいどれだけ…大きな組織でもあるというのか?何よりこの少年…桁違いだ!)」
島崎亮「やっぱりやめだ。割に合わない。降参します」
霊幻新隆「お?えらくあっさりしてるな。世界征服の意気込みはどこ行った?」
誇山恵「チッ…勝った気がしねぇ」
桜威遊介「また襲ってくるかもしれんな…」
花沢輝気「いや…きっと奴にトラウマを植え付けた。身の程を知ってこれから生き方を直していくんじゃないかな」
影山律「兄さん」
影山茂夫「律!大丈夫?」
影山律「うん、父さん母さんも安全な場所にいるよ」
影山茂夫「そっか…エクボや師匠の言った通りだ」
エクボ「俺様達も肝を冷やしたな!」
霊幻新隆「黙ってろよ」
花沢輝気「さて…残るはラスボスだけだな。星野くん達がみんなを救出してる頃だし合流して突入しよう」
影山茂夫「駄目だよ。みんな怪我だらけじゃないか。僕一人で行くから」
桜威遊介「また襲ってくるかもしれんな…」
花沢輝気「いや…きっと奴にトラウマを植え付けた。身の程を知ってこれから生き方を直していくんじゃないかな」
影山律「兄さん」
影山茂夫「律!大丈夫?」
影山律「うん、父さん母さんも安全な場所にいるよ」
影山茂夫「そっか…エクボや師匠の言った通りだ」
エクボ「俺様達も肝を冷やしたな!」
霊幻新隆「黙ってろよ」
花沢輝気「さて…残るはラスボスだけだな。星野くん達がみんなを救出してる頃だし合流して突入しよう」
影山茂夫「駄目だよ。みんな怪我だらけじゃないか。僕一人で行くから」
影山律「僕も行くよ!仲間が先に突入してるんだ」
影山茂夫「駄目。厳しいこと言うと足手纏いなんだ。ごめん」
エクボ「(人に厳しく…最上の言葉をシゲオなりに解釈した結果か…)」
霊幻新隆「エクボ、頼むぞ」
エクボ「わかってるよ」
エクボ「お前ひとりで怖くないのか?」
影山茂夫「怖いよ。でもこれ以上誰かが傷付けられる方が怖い。まぁ何とかやってみるよ」
影山茂夫「駄目。厳しいこと言うと足手纏いなんだ。ごめん」
エクボ「(人に厳しく…最上の言葉をシゲオなりに解釈した結果か…)」
霊幻新隆「エクボ、頼むぞ」
エクボ「わかってるよ」
エクボ「お前ひとりで怖くないのか?」
影山茂夫「怖いよ。でもこれ以上誰かが傷付けられる方が怖い。まぁ何とかやってみるよ」