第2期7話 追い込み ~正体~
Cornered ~True Identity
CAST
🔷影山茂夫 モブ Kageyama Shigeo CV.伊藤節生
🔷森羅万象丸 Shira Banshomaru CV.楠大典
🔷浄堂麒麟 Jodo Kirin CV.丹沢晃之
🔷星野武史 Hoshino Takeshi CV.天﨑滉平
🔷朝日豪 Asahi Go CV.熊澤玄徳
🔷犬川豆太 Inukawa Mameta CV.山下誠一郎
霊幻新隆「いやぁついに俺もテレビ出演か~にしても楽屋ってやつは落ち着かないな…」
スタッフ「霊幻さん、出番です」
霊幻新隆「よし、行くか…」
森羅万象丸「これか…浄堂様が久しぶりに出るっていう…ぷーっ!」
森羅万象丸「霊幻!何してんだあいつ」
司会「さぁ~果たして霊にのっとられた可哀想な少年を救えるのでしょうか~~!」
司会「ここで本日の強力な助っ人2名をご紹介します」
司会「まずはご存じ日輪霊能連合会会長・浄堂麒麟先生。これまで多くの人の悩みを解決してきたいわば超一流!」
司会「そしてこの方!テレビ初出演、霊幻新隆先生!」
霊幻新隆「えーどうもこんにちは。霊幻新隆です。普段調味市で営業してます」
司会「霊幻先生は過去にどのような活躍をされてたんですか?」
霊幻新隆「まぁいろいろありましたけど…おひきさんをやっつけたりしましたね」
司会「さぁ~果たして霊にのっとられた可哀想な少年を救えるのでしょうか~~!」
司会「ここで本日の強力な助っ人2名をご紹介します」
司会「まずはご存じ日輪霊能連合会会長・浄堂麒麟先生。これまで多くの人の悩みを解決してきたいわば超一流!」
司会「そしてこの方!テレビ初出演、霊幻新隆先生!」
霊幻新隆「えーどうもこんにちは。霊幻新隆です。普段調味市で営業してます」
司会「霊幻先生は過去にどのような活躍をされてたんですか?」
霊幻新隆「まぁいろいろありましたけど…おひきさんをやっつけたりしましたね」
SAKATA「え?すっご」
司会「これは期待できそうですよ皆さん。ここで少年の登場です!」
司会「暴れてしまうため安全に十分考慮した上で拘束しています」
司会「いかがですか?彼」
霊幻新隆「なるほど…VTRではコックリさんをやっていて狐の霊に憑依されてしまったとのことでしたが」
霊幻新隆「正確には北アフリカに生息するオジロスナギツネの霊ですね」
司会「これは期待できそうですよ皆さん。ここで少年の登場です!」
司会「暴れてしまうため安全に十分考慮した上で拘束しています」
司会「いかがですか?彼」
霊幻新隆「なるほど…VTRではコックリさんをやっていて狐の霊に憑依されてしまったとのことでしたが」
霊幻新隆「正確には北アフリカに生息するオジロスナギツネの霊ですね」
司会「おおーっと!霊の正確な血統まで!」
浄堂麒麟「こんな拘束までされて…今すぐ解放してあげたいですね」
司会「なるほど…皆さん気持ちは同じということで。それではついに公開除霊を行っていただきたいと思います!その前に一旦CMです」
スタッフ「この後、浄堂先生が除霊する流れになります」
司会「なるほど…皆さん気持ちは同じということで。それではついに公開除霊を行っていただきたいと思います!その前に一旦CMです」
スタッフ「この後、浄堂先生が除霊する流れになります」
浄堂麒麟「いや、ここは一度霊幻くんにやらせてみませんか?」
浄堂麒麟「ジジイが頑張っても地味でしょう。次の世代の霊能力者の活躍を全国の視聴者に見せてあげましょうよ」
霊幻新隆「今日はただ座ってコメントしてればいいって話じゃ…」
浄堂麒麟「せっかく花を持たせてあげようと思ったのに。できないと言うならいいでしょう。台本通りわしがやる」
霊幻新隆「(台本…?そうか!)」
霊幻新隆「待て!俺がやろう」
司会「今回除霊を見せていただくのは流星のように現れた期待の新鋭!霊幻新隆先生です。よろしいでしょうか」
霊幻新隆「お任せください。この依頼、霊幻新隆が引き受けた!必ずや霊を除去してみせましょう!」
霊幻新隆「(生放送とはいえこれはテレビ番組だ。放送作家の用意した台本があるヤラセなんだ)」
霊幻新隆「(適当に除霊すれば暗黙の了解で少年は大人しくなりスタジオの客は拍手。司会が俺を賞賛して番組は終わる)」
霊幻新隆「(今まで効いた試しがないのに…この少年は演技をしている!そうとわかれば思いっきりかっこつけさせてもらうぜ!)」
霊幻新隆「呪術クラッシュスペシャール!」
霊幻新隆「エアー盛り塩」
霊幻新隆「パンチ」
司会「さぁそろそろ除霊が始まって30分が経とうとしてますが、まだ少年の体から出てってないようです。なんてしぶといのでしょう」
霊幻新隆「(ま…まさか俺は前座でおいしい場面は持って行こうってのか!?)」
霊幻新隆「ちょっと待って!もう少しだから…こんな中途半端なところで交代って…」
司会「いや、生放送なんで」
浄堂麒麟「霊幻くん、30分もお疲れさん」
霊幻新隆「(ぐー策士かジジィー!)」
霊幻新隆「ちょっと待って!もう少しだから…こんな中途半端なところで交代って…」
司会「いや、生放送なんで」
浄堂麒麟「霊幻くん、30分もお疲れさん」
霊幻新隆「(ぐー策士かジジィー!)」
司会「それでは浄堂先生お願いします」
霊幻新隆「(俺の見せ場がァ!)」
浄堂麒麟「いやー除霊も何もこの子取り憑かれてないよね?演技じゃん」
霊幻新隆「(いやいやいや!爺さん空気読めよ!せっかく番組の雰囲気づくりしてんのに…)」
司会「大正解!スタジオの誰もが騙されていた中でよくぞ見破ることができました!」
福田鈴夫「〇〇プロダクション所属、子役タレントの福田鈴夫です!」
司会「最高の演技だったよ」
福田鈴夫「ありがとうございます!」
司会「SF学者の茂木さん、いかがでしたか?」
茂木達也「私はさっきの除霊行為が何だったのかそこの方にお聞きしたいですね。いるはずのない霊に向かって何をされてたんですか?」
司会「まさか霊感がおありでない?」
浄堂麒麟「まぁまぁこれが彼の仕事のスタイルということで」
司会「浄堂先生見事でした!」
浄堂麒麟「霊が宿ってるかどうかは一目瞭然ですからねぇ。本物の霊能者なら…あっとすいません。霊幻さんのことを言いたいわけじゃないんですよ。彼は番組の指示通り盛り上げてくれただけなんでしょ?」
司会「番組はそんな指示出してないですよ」
SATAKE「え?そうなんですか?福田くんかわいそう…」
茂木達也「ほとんど拷問でしたねぇ…」
浄堂麒麟「じゃあ一人で30分も何やってたの?新しい踊り?」
「ハハハハハハ!」
霊幻新隆「そ…その少年は霊に取り憑かれたそうだったから祓ってあげたんですよ…取り憑かれた演技をしてるだけでも霊が寄ってくるものですから…」
浄堂麒麟「え?霊が寄って来てた?気付かなかったなぁ。いつ来てたの?」
霊幻新隆「30分くらい…」
霊幻新隆「そ…その少年は霊に取り憑かれたそうだったから祓ってあげたんですよ…取り憑かれた演技をしてるだけでも霊が寄ってくるものですから…」
浄堂麒麟「え?霊が寄って来てた?気付かなかったなぁ。いつ来てたの?」
霊幻新隆「30分くらい…」
霊幻新隆「ベートベン」
浄堂麒麟「ダダダダ~~~~ン!」
「昨日の見た?怪奇探偵」
「見た見た!笑った~」
「見た見た!笑った~」
「公開処刑って感じ?」
森羅万象丸「霊幻大変な事になってんな…」
花沢輝気「あの人が詐欺師なわけないだろ」
影山律「霊幻さん…何か秘策があるのかな」
太郎「被害者の会結成だってさ。花子も行く?」
花子「私達は被害者じゃないでしょ?」
「やっぱり詐欺師だったのか」
「内定決まらないのもこいつのせいじゃね?」
「やはり…そういうわけか…あることないことマスコミに流してやる!」
犬川豆太「なぁ、気のせいかもだけど、お前のバイト先の名前って“霊とか相談所”じゃなかったっけ?」
影山茂夫「そうだよ」
犬川豆太「じゃ…じゃあお前の師匠の名前って…霊幻新隆?」
影山茂夫「そうだよ」
犬川豆太「お前知らないのかよ!?今お前の師匠がテレビとかネットとかでめちゃくちゃ叩かれてるんだぞ!」
霊幻新隆「最近本格的な依頼が増えてきたしこのまま有名になればいろんなメディアに進出できるかもな」
影山茂夫「それはあの人の作戦だよ」
影山茂夫「そうだよ」
犬川豆太「じゃ…じゃあお前の師匠の名前って…霊幻新隆?」
影山茂夫「そうだよ」
犬川豆太「お前知らないのかよ!?今お前の師匠がテレビとかネットとかでめちゃくちゃ叩かれてるんだぞ!」
霊幻新隆「最近本格的な依頼が増えてきたしこのまま有名になればいろんなメディアに進出できるかもな」
影山茂夫「それはあの人の作戦だよ」
霊幻新隆「くそー!ハメられた!あいつらなんて鬼畜な…一瞬の視聴率の為に俺を使い捨てにしたのか!?あのタヌキジジイー!」
霊幻新隆「とりあえずこれ以上炎上が拡大しないように工作しないと…」
霊幻新隆「バレてる!」
霊幻新隆「(上等だコラ…努力のどの字も知らねぇようなクソガキ共に俺が負けるかぁ!)」
『しかし悪徳霊媒師、その悪評は各メディアに尾ひれを着けて拡大され』
霊幻新隆「バカな!こんなの真実じゃねぇ!よくもこんなデタラメな設定で塗り固めやがって…」
霊幻新隆「というわけでこの俺をインチキ呼ばわりする輩を黙らせるために証人になってくれ。マスコミに話すだけでいいんだ」
霊幻新隆「おい、いつものは鬱陶しさはどうした?」
霊幻新隆「というわけでこの俺をインチキ呼ばわりする輩を黙らせるために証人になってくれ。マスコミに話すだけでいいんだ」
霊幻新隆「おい、いつものは鬱陶しさはどうした?」
「あなたには説明責任があると思いませんか!」
「会見を開く考えは!?」
「会見を開く考えは!?」
「来た!」
霊幻新隆「何で集まってんだ?」
霊幻新隆「(土壇場で急にめんどくさくなるのはよくあることだ)」
「なんだその態度は!」
「バカにしてんのか!」
「あなたが記者会見やるって言ったんでしょうが!」
霊幻新隆「あんたらが自宅まで付きまとうからだ。会見をやるって言わされたようなもんだ」
「あなたの詐欺行為についていくつかお聞きしたいのですが」
霊幻新隆「ちょっと待てよ。詐欺って俺の商売の話か?俺に霊能力がない事を証明できる人間がここにいるのかよ?もしくは詐欺行為を証明できる被害者は?」
「被害を受けたと言っている人物が何人も…」
霊幻新隆「ハイハイ自称被害者ね」
「なぜそんな言い方するんですか!」
霊幻新隆「真実が確定していないから。その間俺はまだ自称霊能力者でいられる。犯罪者じゃない。発言には気を付けていただきたい」
「では質問です」
「なぜそんな言い方するんですか!」
霊幻新隆「真実が確定していないから。その間俺はまだ自称霊能力者でいられる。犯罪者じゃない。発言には気を付けていただきたい」
「では質問です」
霊幻新隆「どうぞ」
「なぜ答えないんですか?」
「ハハハハハハハ!」
霊幻新隆「チッ」
「あ?今舌打ちが聞こえましたが?」
霊幻新隆「いいえ、ただのマイクテストです」
「あーあ、ヤケクソになり始めた。終わったなこいつ」
「いつ頃から霊感商法を始めたんですか?」
霊幻新隆「4年前くらいです」
霊幻新隆「チッ」
「あ?今舌打ちが聞こえましたが?」
霊幻新隆「いいえ、ただのマイクテストです」
「あーあ、ヤケクソになり始めた。終わったなこいつ」
「いつ頃から霊感商法を始めたんですか?」
霊幻新隆「4年前くらいです」
「それ以前は何を?」
霊幻新隆「会社に勤めてました」
「霊能力と関係ある業種ですか?」
霊幻新隆「いえ、まったく」
「ちゃんと答え始めたぞ…」
「過去の依頼内容はどのようなものが?」
霊幻新隆「肩が重いとか心霊写真とか」
「成果はありましたか?」
霊幻新隆「会社に勤めてました」
「霊能力と関係ある業種ですか?」
霊幻新隆「いえ、まったく」
「ちゃんと答え始めたぞ…」
「過去の依頼内容はどのようなものが?」
霊幻新隆「肩が重いとか心霊写真とか」
「成果はありましたか?」
霊幻新隆「解決はした」
「その中で印象に残っているものは?」
霊幻新隆「都市伝説退治」
「依頼人とぶつかったことはありませんか?」
霊幻新隆「ない」
「高額な塩や数珠を売るといったことは?」
霊幻新隆「ないですよ」
「インターネット上で学生時代の情報が流出していますが」
霊幻新隆「どうでもいい」
「卒業文集では将来についてこう書いてあります。何かになりたい」
「なぜ霊感商法に手を染めたのですか?」
霊幻新隆「なぜって…」
花沢輝気「霊幻さん…顔色が悪いな…」
森羅万象丸「こ…これ以上マスコミを敵に回すな…」
浄堂麒麟「いいね。言葉に詰まった」
「その中で印象に残っているものは?」
霊幻新隆「都市伝説退治」
「依頼人とぶつかったことはありませんか?」
霊幻新隆「ない」
「高額な塩や数珠を売るといったことは?」
霊幻新隆「ないですよ」
「インターネット上で学生時代の情報が流出していますが」
霊幻新隆「どうでもいい」
「卒業文集では将来についてこう書いてあります。何かになりたい」
「なぜ霊感商法に手を染めたのですか?」
霊幻新隆「なぜって…」
花沢輝気「霊幻さん…顔色が悪いな…」
森羅万象丸「こ…これ以上マスコミを敵に回すな…」
浄堂麒麟「いいね。言葉に詰まった」
影山律「(変だな。例のキレがまったくない)」
星野武史「霊幻大先生…」
朝日豪「どうしたんだ?」
霊幻新隆「(俺はなぜ霊能者として生きているんだ?儲かってないし面倒事も多い)」
霊幻新隆「(思い返すと、何でも要領よくこなして何にでも好奇心しかなかったあの頃、飽きて会社辞めて)」
星野武史「霊幻大先生…」
朝日豪「どうしたんだ?」
霊幻新隆「(俺はなぜ霊能者として生きているんだ?儲かってないし面倒事も多い)」
霊幻新隆「(思い返すと、何でも要領よくこなして何にでも好奇心しかなかったあの頃、飽きて会社辞めて)」
霊幻新隆「(とりあえず思い立って借りた事務所。雑誌の広告に着想を得て始めた雰囲気だけの商売…そうだ…実はとっくにやめようとしてたんだ…)」
霊幻新隆「ありがとうございました!」
「あんなに体が重かったのに…ウフフッ」
霊幻新隆「(退屈だなぁ。このままじゃマッサージ師と変わらねぇ。そろそろ潮時かな。次は何しよう?探偵とか面白そうだけど浮気調査がほとんどだって聞く限り微妙かもな)」
霊幻新隆「は?」
影山茂夫「自分の力を制御できない時があって怖いんです…」
影山茂夫「いえ…誰にも相談できなくて…お兄さんも僕と同じかもって思ったんですけど…見ようとすれば幽霊も見えるし…」
霊幻新隆「(虚言癖…?いや、これは思い込みか。何にせよ冷やかしじゃなく真剣に悩んでるようだな…)」
霊幻新隆「まぁ入れよ」
霊幻新隆「俺も若い頃はよく悩んだ」
影山茂夫「え!」
霊幻新隆「(なんだこいつ…希望に満ちた目で見てくる…重症だこりゃ)」
霊幻新隆「(稀にいるファンタジー世界の住人だな。適当にあしらって帰ってもらおう)」
霊幻新隆「いいか?超能力を持ってるからと言って一人の人間であることに変わりはない。足が速い、勉強ができる、体臭が強いなどと一緒で超能力も単なる特徴の一つに過ぎない」
霊幻新隆「個性として受け入れて前向きに生きていくしかないんだ。魅力の本質は人間味だ」
霊幻新隆「いい奴になれ。以上」
影山茂夫「また相談に来てもいいですか?」
霊幻新隆「あ~どうかな~俺も忙しいからな~とにかく今日は帰り…熱!」
霊幻新隆「おいヤケドに…」
霊幻新隆「おい…お前…幽霊も見えるって言ってたよな?」
霊幻新隆「もしかして除霊とかもできる?」
霊幻新隆「(結果がこのザマだ。俺はあれから何も変わっていない。あいつをただ利用してきただけ。結局何にもなれなかった)」
霊幻新隆「(あいつの青春、一番足を引っ張ってるのは俺だったんじゃないか?あの時、酷い事言っちまったな。あいつは変わりたいのに囲い込もうとしてしまった)」
「只今、激しい地震見舞われています!」
「カ…カメラが!」
浄堂麒麟「こ…これは霊幻がやっているのか!?」
星野武史「念動力!凄まじいパワーだ!」
花沢輝気「霊幻さんじゃなさそうだな…」
影山律「これは…只事じゃない…兄さん!兄さん!」
「あなたはなぜ落ち着いてられるのですか!?」
「まさかあなたの仕業ですか!?」
「な…なんとかしてください!」
「カ…カメラが!」
浄堂麒麟「こ…これは霊幻がやっているのか!?」
星野武史「念動力!凄まじいパワーだ!」
花沢輝気「霊幻さんじゃなさそうだな…」
影山律「これは…只事じゃない…兄さん!兄さん!」
「あなたはなぜ落ち着いてられるのですか!?」
「まさかあなたの仕業ですか!?」
「な…なんとかしてください!」
「これは霊能力なのですか!?」
霊幻新隆「さぁ何が起きているんでしょうかね」
「ちょ…ちょっと!」
「我々はどうなるんだ!?」
霊幻新隆「さぁ…次のネタでも探せばいいんじゃないか?」
霊幻新隆「お前…何で来たの?」
影山茂夫「なんとなく」
エクボ「早くこの場を離れようぜ。しばらく駆け回るぞあいつら」
霊幻新隆「…お前…知ってる?」