DETECTIVE CONAN
🖊原作者(Original Story):青山剛昌(Gosho Aoyama)
TVアニメ『名探偵コナン』 第1051話ネタバレ
♦放送日(Airdate): 2022年7月23日
第1051話 森川御殿の陰謀(後編)
🔷毛利蘭 Mori Ran CV. 山崎和佳奈
🔷森川雄山 CV.廣田行生
🔷森川勇一郎 CV.成田剣
🔷🔷森川優次郎 CV.鳥海浩輔
🔷森川游三郎 CV.井口祐一
🔷大井宏樹 CV.乃村健次
🔷司徒友嘉 CV.水沢史絵
🔷森川勇一郎(幼少) CV.吉永理沙
🔷森川優次郎(幼少) CV.関根有咲
毛利小五郎「大井さん、あんたこれでも」
毛利小五郎「あんた!それならそうと」
大井宏樹「そんな事より捜査を始めたらどうなんです」
大井宏樹「そんな事より捜査を始めたらどうなんです」
毛利小五郎「泥…じゃないな…石炭の様な色だが…」
森川勇一郎「あんた名探偵なんだろ!?だったらさっさと犯人を捕まえてくれよ!弟達が次々とやられてるんだ!どう考えても次は僕じゃないか」
毛利小五郎「まだそうと決まったわけでは…」
森川勇一郎「遺産相続候補が続けて殺されてるんだぞ!」
司徒友嘉「やめてください!探偵さんに八つ当たりして何になるんですか!」
毛利小五郎「まだそうと決まったわけでは…」
森川勇一郎「遺産相続候補が続けて殺されてるんだぞ!」
司徒友嘉「やめてください!探偵さんに八つ当たりして何になるんですか!」
森川勇一郎「失礼する。部屋に戻ります。作業がありますから」
森川勇一郎「完成だ」
森川勇一郎「ハハハハハハハ!」
森川勇一郎「風味、舌触り、そして味!完璧だ」
森川勇一郎「これが僕の追い求めていたソフトクリーム」
森川勇一郎「ハハハハハハハ!」
森川勇一郎「風味、舌触り、そして味!完璧だ」
森川勇一郎「これが僕の追い求めていたソフトクリーム」
森川勇一郎「ふ~ん漆黒の見た目からは想像もできないまろやかなチョコレートの甘味」
森川勇一郎「ハハハハハハハ!」
森川勇一郎「(優次郎も游三郎も死んだ。これで遺産は僕の総取り。あとは親父が死ねば、親父が死にさえすれば、僕の時代がやってくる!)」
コナン「おじさん、全部これで見てたんだよね?亡くなった息子さんの事もそしてボクらの事も」
コナン「昨日からの一連の殺人事件、全てはあなたの莫大な遺産が引き起こした悲しい負の連鎖なんだ」
コナン「まずは游三郎さんの密室殺人事件。最初は半信半疑だったけど友嘉さんから話を聞いて確信したんだ。あれは勇一郎さんが特別製ソフトクリームマシンで作った密室だよ」
コナン「昨日からの一連の殺人事件、全てはあなたの莫大な遺産が引き起こした悲しい負の連鎖なんだ」
コナン「まずは游三郎さんの密室殺人事件。最初は半信半疑だったけど友嘉さんから話を聞いて確信したんだ。あれは勇一郎さんが特別製ソフトクリームマシンで作った密室だよ」
コナン「その途中、勇一郎さんはソフトクリームを食べると言ってこの屋敷に設置された特別製のソフトクリームマシンを操作した」
コナン「そのマシンは-50℃まで冷却でき、バルブの洗浄時には40℃まで温める事ができる。しかもタイマーでね」
コナン「外に出た勇一郎さんは、外から鍵穴にソフトクリームを差し込んだ。そしてそのソフトクリームが溶け出す前に」
コナン「マシンが-50℃の冷気で部屋全体を冷却した」
コナン「異変を感じた游三郎さんが部屋を出ようとした時には」
コナン「そして優次郎さんの事件。あれは優次郎さんが勇一郎さんをソフトクリームタンクの前へ呼び出した事がきっかけで起きた事件だ」
コナン「勇一郎さんの部屋のゴミ箱に優次郎さんの書いたメモが捨ててあったよ。恐らく二人の間で話がこじれてもみ合いになった結果だと思う」
森川雄山「いや、殺そうとしていたのは優次郎の方だ」
森川雄山「まるで漆黒の様な黒さ…竹炭か…」
コナン「この研究を勇一郎さんはずっとしてたみたいだね」
コナン「この竹炭の欠片が2つの現場に残ってたんだ」
コナン「そして撃たれた勇一郎さんの舌が黒くなっていたのは、この竹炭を使ったソフトクリームのせいだった」
森川雄山「で、なぜ勇一郎をやったのがわしだという事になったんだ」
コナン「それなら簡単だったよ」
コナン「銃声がして勇一郎さんが落ちた庭へ行った後、狙撃したと思われる部屋へ駆け付けたんだけど」
コナン「ライフルが落ちていたあの部屋で気付いたんだ。部屋には発砲後の火薬の匂いと」
森川雄山「ははは!これは参った。最後の力を振り絞って自ら手を下した事で墓穴を掘ったか…」
コナン「どうして自分の息子を?警察に任せるわけにはいかなかったの」
森川雄山「親としての責任を果たしたまでよ。元はと言えば、あいつらに目を覚まして貰おうと画策したんじゃが…」
コナン「どうして自分の息子を?警察に任せるわけにはいかなかったの」
森川雄山「親としての責任を果たしたまでよ。元はと言えば、あいつらに目を覚まして貰おうと画策したんじゃが…」
コナン「目を覚ます?」
森川雄山「そうじゃ…それ所か奴ら殺し合いを始めおった」
コナン「これじゃ游三郎さんも?」
森川雄山「ああ、奴も勇一郎を殺そうとしていたんだ。恐らく勇一郎もそれを察して先に手を下したんだろ」
森川雄山「まったく必死になって働いた結果…くたばる寸前にわしは全てを失ってしまった…」
森川雄山「皮肉なものだ…金を稼げば稼ぐほど家族は不幸になっていった…昔はとても仲がいい兄弟だったのに…」
森川雄山「小僧、お前に頼みがある。事件の真相を警察に伝えてくれ。それから…勇一郎のレシピをなんとか日の目を見る様にしておいては貰えんか」
コナン「わかった。あのソフトクリームも美味しそうだったからね」
大井宏樹「はい。全てをあなたにお任せしろとの事でございます。これを」
大井宏樹「ええ、遺産配分の件について全てはあなたにお任せしろとの事でございます」
大井宏樹「それとこれは勇一郎氏の残した竹炭ソフトクリームのレシピです。それを公開するようにとの指示も承っております」
森川優次郎「4つ?」
森川游三郎「ボク達3人だよ?」
毛利小五郎「しかしあんな若い子が森川グループの全てを引き継ぐってのか…」
コナン「いいじゃない。どうせだったらソフトクリームが大好きな人が後を継ぐべきでしょ?」
コナン「わー!すごく上手にできたね~」