TVアニメ『Dr.STONE』 TVスペシャル龍水ネタバレ(1)
コハク「数千年前のある日、地球全体が謎の光に包まれたのだ」
クロム「ヤベー!クッソヤベー!」
コハク「そして世界中の人間はみな石になった」
コハク「これまで人類が築いた文明は、次々と崩壊していった」
コハク「だがしかし!決して諦めず目覚めたあとに備え続けている男がいたのだ!それは…科学少年石神千空」
上井陽「(ウェーイ、ついにこの陽君にチャンス到来だぜ。ここで勝ったらトップ張れるっつうことだろ?)」
浅霧幻「それでは、早速お三方にアイデアを貼り出してもらいましょ~」
クロム「つーかよ、何でわざわざ対決なんかすんだ?千空が勝つに決まってんじゃねえか」
西園寺羽京「うん…妙だね…一刻も早く着工したいはずなのに…」
浅霧幻「あれ?陽ちゃん?」
上井陽「フッ…俺の発表は最後の方がいいぜ」
上井陽「なんせ俺の船は、もうすでに完成してっからよ」
上井陽「ブツの説得力っつうの?とりま、とっとと実物作って見せたもん勝ちじゃね?」
上井陽「フフフフ、原始人どもだけじゃせいぜい…ぷふっ!いやダメだな未開の人を笑っちゃあ」
マグマ「あァ!?」
銀狼「カ…カッコいい!」
カセキ「オホー!」
マグマ「ムハハハ!村は船だらけだ。ガキの頃から飽きるほど見てっからな」
カセキ「オホホー!こうなると陽の船も期待しちゃうのう」
花田仁姫「なんか実物がどうとか言ってたじゃないか。ものすごいドヤ顔でさ」
マグマ「おうそうだ。早く見せやがれ」
上井陽「え?言ってねえしそんなん…あれ…言ったか?ヤッベえ!置き忘れてきちゃってよ~」
スイカ「あれ?なんかちっちゃいイカダみたいなのがあるんだよ」
上井陽「ウェーイ!」
浅霧幻「あ?千空ちゃんどうかした?」
石神千空「この絵…帆はムシロか?」
マグマ「あ?何だそりゃ?」
石神千空「あ…ワラとかで編んだもんだ」
マグマ「まあ…そんなとこじゃねえか?」
石神千空「ククク…実におありがてえマグマ。テメーの言う通りさすがだぜ水の民。経験こそ値千金だ。最悪ムシロの帆でも走れるっつう実証があんなら…」
石神千空「この船も造り始められる」
上井陽「キッショー!マジもんじゃねえか!こんなもん造れんなら、これがいいに決まってんじゃねえかよ!」
西園寺羽京「思いっきり帆船だね」
クロム「ヤベーほどカッコいいけどよ、何百年かかんだよ完成までに?」
カセキ「途中でワシ寿命で死んじゃうし!かわいそすぎる!そりゃ100人とか人手がいるなら…」
石神千空「ククク…なぁに寝ぼけてやがる。何のためにゴミみてえな小芝居ご披露したんだ」
石神千空「司先生がせっせと起こしまくった頼もしいお仲間がアホほどいんだろうが」
石神千空「科学と力のハイブリッドマンパワー。唆るじゃねえか」
銀狼「こんなにすごい船ができちゃったら、地球の裏側なんて余裕なんじゃない?」
石神千空「ああ、あと一つ、100億%必要になるスペシャルな人材ゲットできりゃあな」
銀狼「あ?」
花田仁姫「いつまでメソメソしてんだい」
石神千空「ククク…司に聞いたぜ。石化復活者選定の情報屋だって?仕事だぞ、記者」
北東西南「(人とのつながり…人の情報…記者としてそれが私の武器だった)」
北東西南「誰が欲しいの?お望みの子を見つけてあげる」
石神千空「フッ…船長が欲しい」
石神千空「このストーンワールドで地球の裏まで、大航海時代一発勝負すんだぞ」
石神千空「全人類復活のキーマン。航海力100億の神腕船長を仲間にする」
石神千空「見えたぞ、あの島だ」
大木大樹「うおおお!待ってろよ船長!」
北東西南「ちっちゃい頃から乗り物模型、ボトルシップとか億単位のお小遣いで集めてたらしいんだけどね」
大木大樹「こ…小遣いが億だと!?」
北東西南「ついに飽き足らずに本物の帆船造らせちゃった。中学生の時からずーっと自力で帆船乗り回して世界中遊び回っているの」
石神千空「ああそうだ。ご理解ソッコーで実におありがてえ」
七海龍水「ハッハー!最高のチャンスだ。貴様らよくぞ起こしてくれた!世界中の所有権が消えたのなら、今から全てが手に入る!」
北東西南「まずは服から手に入れたら?」
七海龍水「ああ失礼した。不粋だったな。美女3人の前で」
マグマ「美女3人?寝起きで数も数えらんねえのか?2人だぞ」
花田仁姫「いちいち言わなくていいんだよ!ホントのことは」
七海龍水「貴様は何を言っている?タイプはさまざまあれど、女たちは皆美女だぜ。違うか?」
七海龍水「やるな貴様ら!欲しいぜこれは!」
カセキ「オホホー!ワクワクしちゃうでしょ帆船」
石神千空「この船で行けっか?地球の真裏まで」
浅霧幻「いやあいっくら何でもリームーだよね~?高級な船に慣れた現代人の航海術じゃあ、こんな腕で左右される原始的な船は…」
七海龍水「その質問に答える前にまずは撤収して船を守りな」
浅霧幻「え?」
七海龍水「当たるぜ船乗りの勘は。急に気温が上がった。今14度」
七海龍水「わかっているだろう?千空。俺の…欲しいもの」
石神千空「ククク…いいだろう。科学王国も望むところだ。いよいよゲットしに行こうじゃねえか」
石神千空「俺らはついに資源の王様、石油を掘り出す」
浅霧幻「え~~~!?そんなもの日本のどこに?どうやって?絶対リームーでしょ!」
石神千空「ククク…案外そうでもねえ」
浅霧幻「え?」
浅霧幻「し…静岡?ジーマーで?」
石神千空「ああマジ話だ。相良油田っつってな。採算の問題で掘るのやめてただけで未だに湧いてんだ。世界最強レベルの質いい石油が採れる超絶お宝スポットだ」
放送日(Air Date) : 2022年7月10日
TV Special RYUSUI (1)
CAST
🔷石神千空 Ishigami Senku CV.小林裕介
🔷浅霧幻 Asagiri Gen CV.河西健吾
🔷大木大樹 Oki Taiju CV.古川慎
🔷小川杠 Ogawa Yuzuriha CV.市ノ瀬加那
🔷西園寺羽京 Saionji Ukyo CV.小野賢章
🔷上井陽 Uei Yo CV.中島ヨシキ
🔷花田仁姫 Hanada Niki CV.種﨑敦美
🔷北東西南 Hokutozai Minami CV.日笠陽子
🔷獅子王未来 Shishio Mirai CV.石見舞菜香
🔷七海龍水 Nanami Ryusui CV.鈴木崚汰
🔷クロム Chrome CV.佐藤元
🔷金狼 KINRO CV.前野智昭
🔷銀狼 GINRO CV.村瀬歩
🔷コハク Kohaku CV.沼倉愛美
🔷スイカ SUIKA CV.高橋花林
🔷カセキ KASEKI CV.麦人
🔷マグマ MAGMA CV.間宮康弘
獅子王未来「演劇?“謎の光”?」
コハク「数千年前のある日、地球全体が謎の光に包まれたのだ」
クロム「ヤベー!クッソヤベー!」
コハク「そして世界中の人間はみな石になった」
コハク「これまで人類が築いた文明は、次々と崩壊していった」
コハク「だがしかし!決して諦めず目覚めたあとに備え続けている男がいたのだ!それは…科学少年石神千空」
クロム「1、2、3、4、5、6、7、8…」
コハク「千空は数千年もの間数を数え続け、意識を保っていたのだ」
クロム「バリバリバリバリー!」
クロム「おっ?何だ何だ?クッソ石だらけの世界じゃねえか」
クロム「おう…人類がヤベー文明作った200万年を一気に駆け上がってやるぜ!石化とか復活する方法も科学で突き止める!ゼロから文明、作り出すぜ!」
クロム「バリバリバリバリー!」
クロム「おっ?何だ何だ?クッソ石だらけの世界じゃねえか」
クロム「おう…人類がヤベー文明作った200万年を一気に駆け上がってやるぜ!石化とか復活する方法も科学で突き止める!ゼロから文明、作り出すぜ!」
コハク「そして司帝国との激闘の末、とうとうあの謎に手を出すときが来たのだ」
クロム「おうあの石化光線の謎を突き止めるべく、発生源の地球の裏側まで行くぜ」
金狼「何ィ!?ち…地球の裏側だと?」
銀狼「そんなの…ど…どうやって?」
クロム「ククク…俺たちは全員で船を造る」
クロム「唆るぜ…これは!」
「千空…奴ならもしかして…」
「光の謎も解けるんじゃねえか?」
浅霧幻「おっつー今何がどうなってんの?って思ってた人もこれでバッチリお・な・か・ま。てなわけで船造り、協力してくれるかな~?」
「おおおお!」
「ゼッテェ文明取り戻そうぜ!」
クロム「おうあの石化光線の謎を突き止めるべく、発生源の地球の裏側まで行くぜ」
金狼「何ィ!?ち…地球の裏側だと?」
銀狼「そんなの…ど…どうやって?」
クロム「ククク…俺たちは全員で船を造る」
クロム「唆るぜ…これは!」
「千空…奴ならもしかして…」
「光の謎も解けるんじゃねえか?」
浅霧幻「おっつー今何がどうなってんの?って思ってた人もこれでバッチリお・な・か・ま。てなわけで船造り、協力してくれるかな~?」
「おおおお!」
「ゼッテェ文明取り戻そうぜ!」
「任せとけ!」
西園寺羽京「情報共有でモチベーションを上げたんだ。さすがだね、ゲン」
花田仁姫「いいね劇!やるじゃないか!グッときたよ」
浅霧幻「んじゃあ早速みんなで造る船のアイデア対決をはっじめるよ~」
石神千空「あぁゲンテメー、この紙吹雪100億%要らねえわ」
浅霧幻「アハハハまーまー千空ちゃん、そこはご愛嬌ということで」
コハク「マグマと陽?」
ルリ「意外なお二人ですね」
西園寺羽京「情報共有でモチベーションを上げたんだ。さすがだね、ゲン」
花田仁姫「いいね劇!やるじゃないか!グッときたよ」
浅霧幻「んじゃあ早速みんなで造る船のアイデア対決をはっじめるよ~」
石神千空「あぁゲンテメー、この紙吹雪100億%要らねえわ」
浅霧幻「アハハハまーまー千空ちゃん、そこはご愛嬌ということで」
コハク「マグマと陽?」
ルリ「意外なお二人ですね」
上井陽「(ウェーイ、ついにこの陽君にチャンス到来だぜ。ここで勝ったらトップ張れるっつうことだろ?)」
浅霧幻「それでは、早速お三方にアイデアを貼り出してもらいましょ~」
クロム「つーかよ、何でわざわざ対決なんかすんだ?千空が勝つに決まってんじゃねえか」
西園寺羽京「うん…妙だね…一刻も早く着工したいはずなのに…」
浅霧幻「あれ?陽ちゃん?」
上井陽「フッ…俺の発表は最後の方がいいぜ」
上井陽「なんせ俺の船は、もうすでに完成してっからよ」
上井陽「ブツの説得力っつうの?とりま、とっとと実物作って見せたもん勝ちじゃね?」
上井陽「フフフフ、原始人どもだけじゃせいぜい…ぷふっ!いやダメだな未開の人を笑っちゃあ」
マグマ「あァ!?」
銀狼「カ…カッコいい!」
カセキ「オホー!」
マグマ「ムハハハ!村は船だらけだ。ガキの頃から飽きるほど見てっからな」
カセキ「オホホー!こうなると陽の船も期待しちゃうのう」
花田仁姫「なんか実物がどうとか言ってたじゃないか。ものすごいドヤ顔でさ」
マグマ「おうそうだ。早く見せやがれ」
上井陽「え?言ってねえしそんなん…あれ…言ったか?ヤッベえ!置き忘れてきちゃってよ~」
スイカ「あれ?なんかちっちゃいイカダみたいなのがあるんだよ」
上井陽「ウェーイ!」
浅霧幻「あ?千空ちゃんどうかした?」
石神千空「この絵…帆はムシロか?」
マグマ「あ?何だそりゃ?」
石神千空「あ…ワラとかで編んだもんだ」
マグマ「まあ…そんなとこじゃねえか?」
石神千空「ククク…実におありがてえマグマ。テメーの言う通りさすがだぜ水の民。経験こそ値千金だ。最悪ムシロの帆でも走れるっつう実証があんなら…」
石神千空「この船も造り始められる」
上井陽「キッショー!マジもんじゃねえか!こんなもん造れんなら、これがいいに決まってんじゃねえかよ!」
西園寺羽京「思いっきり帆船だね」
クロム「ヤベーほどカッコいいけどよ、何百年かかんだよ完成までに?」
カセキ「途中でワシ寿命で死んじゃうし!かわいそすぎる!そりゃ100人とか人手がいるなら…」
石神千空「ククク…なぁに寝ぼけてやがる。何のためにゴミみてえな小芝居ご披露したんだ」
石神千空「司先生がせっせと起こしまくった頼もしいお仲間がアホほどいんだろうが」
石神千空「科学と力のハイブリッドマンパワー。唆るじゃねえか」
銀狼「こんなにすごい船ができちゃったら、地球の裏側なんて余裕なんじゃない?」
石神千空「ああ、あと一つ、100億%必要になるスペシャルな人材ゲットできりゃあな」
銀狼「あ?」
花田仁姫「いつまでメソメソしてんだい」
石神千空「ククク…司に聞いたぜ。石化復活者選定の情報屋だって?仕事だぞ、記者」
北東西南「記者…」
北東西南「(人とのつながり…人の情報…記者としてそれが私の武器だった)」
北東西南「誰が欲しいの?お望みの子を見つけてあげる」
石神千空「フッ…船長が欲しい」
石神千空「このストーンワールドで地球の裏まで、大航海時代一発勝負すんだぞ」
石神千空「全人類復活のキーマン。航海力100億の神腕船長を仲間にする」
石神千空「見えたぞ、あの島だ」
大木大樹「うおおお!待ってろよ船長!」
花田仁姫「でもさ、私らが造ってんのは帆船じゃあないか。そんなもの乗り回してたヤツがいるのかい?現代人でさ」
コハク「ん?りゅうす?」
北東西南「いや何でもない。行こ早く早く」
北東西南「七海学園。こういう海洋系の学校って、帆船も一応カリキュラムだったりするし、先生とか起こせば操縦くらいはできるんじゃないかなぁ」
石神千空「おーし石像発掘だ。掘って掘って掘りまくれゴリラチーム」
大木大樹「うおおおお任せろぉお!」
コハク「だからゴリラじゃないがな」
コハク「全員起こすのか?」
石神千空「いや、復活液が残り少ねえ。ほむらに奇跡の洞窟ブチ壊されたからな」
北東西南「じゃあ経験豊富そうなナイスミドル選ばないとね~前に取材に来ていて先生なら何人かわかるから…」
北東西南「いた…龍水」
コハク「その名前さっきも…」
北東西南「いや何でもない。行こ早く早く」
北東西南「七海学園。こういう海洋系の学校って、帆船も一応カリキュラムだったりするし、先生とか起こせば操縦くらいはできるんじゃないかなぁ」
石神千空「おーし石像発掘だ。掘って掘って掘りまくれゴリラチーム」
大木大樹「うおおおお任せろぉお!」
コハク「だからゴリラじゃないがな」
コハク「全員起こすのか?」
石神千空「いや、復活液が残り少ねえ。ほむらに奇跡の洞窟ブチ壊されたからな」
北東西南「じゃあ経験豊富そうなナイスミドル選ばないとね~前に取材に来ていて先生なら何人かわかるから…」
北東西南「いた…龍水」
コハク「その名前さっきも…」
北東西南「ダメダメ!やめた方がいい彼は!」
北東西南「ちっちゃい頃から乗り物模型、ボトルシップとか億単位のお小遣いで集めてたらしいんだけどね」
大木大樹「こ…小遣いが億だと!?」
北東西南「ついに飽き足らずに本物の帆船造らせちゃった。中学生の時からずーっと自力で帆船乗り回して世界中遊び回っているの」
大木大樹「中学から船長?すご腕じゃないか!」
コハク「実戦経験は何より貴重だぞ」
北東西南「言ったでしょ?とんでもない道楽息子って。司さんの大っ嫌いな既得権益者。私ならほかの人を選ぶけど?龍水君よりすご腕の帆船使いもいないけど、龍水君より性格がアレな人もいないから」
花田仁姫「究極の2択ってことかい。普通のレベルのまともなのを取るか、腕は超一流のヤバいのを取るか…」
石神千空「アハハハ…」
コハク「実戦経験は何より貴重だぞ」
北東西南「言ったでしょ?とんでもない道楽息子って。司さんの大っ嫌いな既得権益者。私ならほかの人を選ぶけど?龍水君よりすご腕の帆船使いもいないけど、龍水君より性格がアレな人もいないから」
花田仁姫「究極の2択ってことかい。普通のレベルのまともなのを取るか、腕は超一流のヤバいのを取るか…」
石神千空「アハハハ…」
「あああああ!」
北東西南「秒でかけてる!」
石神千空「ククク…腕優先に決まってんだろうがそんなもん」
七海龍水「ハッハー!戻ったぜついに!」
七海龍水「世界は再び俺のものだ!」
七海龍水「ハッハー!よみがえったぞ!俺は世界の全てが欲しい!そして世界は俺を欲しがったということだ!」
花田仁姫「南、あんたの言ってた意味がもうわかった気がするよ」
北東西南「だから言ったのに…」
七海龍水「ん?もしや貴様らが俺のことを助けたのか?」
七海龍水「なら礼はするぜ。不粋だがな。執事のフランソワから小切手をもらい100億でも200億でも好きな額を書くといい。フランソワ!」
七海龍水「ふん…どうやらそういう次元の話でもなさそうだ。当たるぜ。船乗りの勘は。文明は滅び七海財閥も俺も資産の全てを失った。違うか?」
北東西南「秒でかけてる!」
石神千空「ククク…腕優先に決まってんだろうがそんなもん」
七海龍水「ハッハー!戻ったぜついに!」
七海龍水「世界は再び俺のものだ!」
七海龍水「ハッハー!よみがえったぞ!俺は世界の全てが欲しい!そして世界は俺を欲しがったということだ!」
花田仁姫「南、あんたの言ってた意味がもうわかった気がするよ」
北東西南「だから言ったのに…」
七海龍水「ん?もしや貴様らが俺のことを助けたのか?」
七海龍水「なら礼はするぜ。不粋だがな。執事のフランソワから小切手をもらい100億でも200億でも好きな額を書くといい。フランソワ!」
七海龍水「ふん…どうやらそういう次元の話でもなさそうだ。当たるぜ。船乗りの勘は。文明は滅び七海財閥も俺も資産の全てを失った。違うか?」
石神千空「ああそうだ。ご理解ソッコーで実におありがてえ」
七海龍水「ハッハー!最高のチャンスだ。貴様らよくぞ起こしてくれた!世界中の所有権が消えたのなら、今から全てが手に入る!」
北東西南「まずは服から手に入れたら?」
七海龍水「ああ失礼した。不粋だったな。美女3人の前で」
マグマ「美女3人?寝起きで数も数えらんねえのか?2人だぞ」
花田仁姫「いちいち言わなくていいんだよ!ホントのことは」
七海龍水「貴様は何を言っている?タイプはさまざまあれど、女たちは皆美女だぜ。違うか?」
七海龍水「やるな貴様ら!欲しいぜこれは!」
カセキ「オホホー!ワクワクしちゃうでしょ帆船」
石神千空「この船で行けっか?地球の真裏まで」
浅霧幻「いやあいっくら何でもリームーだよね~?高級な船に慣れた現代人の航海術じゃあ、こんな腕で左右される原始的な船は…」
七海龍水「その質問に答える前にまずは撤収して船を守りな」
浅霧幻「え?」
七海龍水「当たるぜ船乗りの勘は。急に気温が上がった。今14度」
浅霧幻「ええっ!?」
七海龍水「湿度も90%にアップして南南西の風。恐らく長江気団で影響を受けて、シベリア気団を押し上げている。多毛雲が時速60キロほどで接近中。つまり…」
七海龍水「まもなく春の嵐、メイストームが来るぜ!」
スイカ「思いっきり当たったんだよ」
ルリ「助かりましたね」
コハク「何者だ?あの龍水という男。これも科学なのか?」
七海龍水「遠洋でこんな嵐を食らったらおしまいだな。そもそも木材が弱い。人間が間引いて何十年かけて育てたものとは違う。この帆だけで地球の裏まではバクチがすぎる」
石神千空「だろうなぁ。帆と動力、ハイブリッドの機帆船にする」
七海龍水「湿度も90%にアップして南南西の風。恐らく長江気団で影響を受けて、シベリア気団を押し上げている。多毛雲が時速60キロほどで接近中。つまり…」
七海龍水「まもなく春の嵐、メイストームが来るぜ!」
スイカ「思いっきり当たったんだよ」
ルリ「助かりましたね」
コハク「何者だ?あの龍水という男。これも科学なのか?」
七海龍水「遠洋でこんな嵐を食らったらおしまいだな。そもそも木材が弱い。人間が間引いて何十年かけて育てたものとは違う。この帆だけで地球の裏まではバクチがすぎる」
石神千空「だろうなぁ。帆と動力、ハイブリッドの機帆船にする」
七海龍水「千空、貴様俺を試したな?安請け合いするマヌケかどうか。生意気な奴だ。七海財閥に欲しかったぜ!動力は何だ?貴様らが炉に使ってる低品質の石炭か?そんなゴミじゃ重量だけで船が沈むぜ。まともな燃料…がない限り地球の裏に行くことは不可能だ
石神千空「あ~何のこった?俺は科学とか苦手だからちょっとな~」
石神千空「あ~何のこった?俺は科学とか苦手だからちょっとな~」
七海龍水「ハッハー!とぼけるな!」
七海龍水「わかっているだろう?千空。俺の…欲しいもの」
石神千空「ククク…いいだろう。科学王国も望むところだ。いよいよゲットしに行こうじゃねえか」
石神千空「俺らはついに資源の王様、石油を掘り出す」
浅霧幻「え~~~!?そんなもの日本のどこに?どうやって?絶対リームーでしょ!」
石神千空「ククク…案外そうでもねえ」
浅霧幻「え?」
浅霧幻「し…静岡?ジーマーで?」
石神千空「ああマジ話だ。相良油田っつってな。採算の問題で掘るのやめてただけで未だに湧いてんだ。世界最強レベルの質いい石油が採れる超絶お宝スポットだ」