TVアニメ『名探偵コナン』 第1055話ネタバレ
♦放送日(Airdate): 2022年9月3日
第1055話 幽霊になって復讐を
🔷勝呂隆行 CV.土門仁
🔷勝呂さやか CV.國府田マリ子
🔷巻浦建 CV.井上剛
🔷神田用次 CV.小形満
🔷押川将斗 CV.木内太郎
🔷大盛福助 CV.福西勝也
🔷花井徳子 CV.橘U子
コナン「どうかしたの?」
コナン「難しい顔しちゃって」
毛利小五郎「出たっつんだ。勝呂隆行氏の幽霊が」
コナン「勝呂さんの幽霊!?」
『俺達が勝呂隆行さんと知り合ったのは半月程前だった』
コナン「よかったね。手術の必要もなくて」
毛利小五郎「ただの食中毒だったじゃねぇか!へへへ」
毛利小五郎「(マズイな、病院でバカ笑いは)」
勝呂隆行「毛利さんですよね!?名探偵の!今日はお見舞いで?」
『俺達が勝呂隆行さんと知り合ったのは半月程前だった』
コナン「よかったね。手術の必要もなくて」
毛利小五郎「ただの食中毒だったじゃねぇか!へへへ」
毛利小五郎「(マズイな、病院でバカ笑いは)」
勝呂隆行「毛利さんですよね!?名探偵の!今日はお見舞いで?」
毛利小五郎「はい、知人の見舞いでして」
勝呂隆行「そうですか」
勝呂さやか「そんな事よりあなた」
巻浦建「検査はいかがだったんです?勝呂先生」
勝呂隆行「どうやらもってあと半年の命だそうだ…こうなってみると巻浦君、生命保険嫌いの俺だったが秘書の君に強く勧められて加入して正解だった」
勝呂隆行「せめてもの保険金を妻のこのさやかに残してやれるのだからね」
『ところがその数日後』
勝呂さやか「そんな事よりあなた」
巻浦建「検査はいかがだったんです?勝呂先生」
勝呂隆行「どうやらもってあと半年の命だそうだ…こうなってみると巻浦君、生命保険嫌いの俺だったが秘書の君に強く勧められて加入して正解だった」
勝呂隆行「せめてもの保険金を妻のこのさやかに残してやれるのだからね」
『ところがその数日後』
毛利小五郎「警部殿!ご苦労様です!」
勝呂さやか「毛利さん」
毛利小五郎「ご主人に一体何があったんですか」
勝呂さやか「殺害されたんです」
毛利小五郎「何ですって!?」
巻浦建「僕と奥様は今朝午前9時頃、先生に用事を頼まれまして出かけて行き、夕方帰ってみると…」
高木刑事「遺書こそなかったものの、現場の状況からして自殺の線が濃厚です。余命半年と告知され絶望されたのでしょうか」
勝呂さやか「主人が自殺なんて絶対にありえません!」
巻浦建「絶望するような弱い方ではありません!」
目暮警部「ふーん、と言う事は犯人が勝呂氏を浴室へ運び」
毛利小五郎「ご主人に一体何があったんですか」
勝呂さやか「殺害されたんです」
毛利小五郎「何ですって!?」
巻浦建「僕と奥様は今朝午前9時頃、先生に用事を頼まれまして出かけて行き、夕方帰ってみると…」
高木刑事「遺書こそなかったものの、現場の状況からして自殺の線が濃厚です。余命半年と告知され絶望されたのでしょうか」
勝呂さやか「主人が自殺なんて絶対にありえません!」
巻浦建「絶望するような弱い方ではありません!」
目暮警部「ふーん、と言う事は犯人が勝呂氏を浴室へ運び」
高木刑事「お知り合いですか?」
勝呂さやか「主人の一番の親友です」
神田用次「昨夜電話を貰ったんです。今日来てくれって…来てみたら殺害されたって…あいつ誰かとトラブってたんじゃ…」
神田用次「物凄く忌々しそうに言ってたんです。“許せん”と…生真面目だったからあいつ誰かのよからぬ行いが許さなかったんじゃ…」
神田用次「物凄く忌々しそうに言ってたんです。“許せん”と…生真面目だったからあいつ誰かのよからぬ行いが許さなかったんじゃ…」
高木刑事「勝呂さんは奥さん達を外出させておいてその相手を呼び出し抗議した。でもそれが裏目に出てその相手に?」
勝呂隆行〈許せん!絶対に許せないんだ!〉
毛利小五郎「その犯人とモメた時にでも倒れたのかなぁ」
毛利小五郎「勝呂氏、いかにも幸せそうだよな」
千葉刑事「警部、勝呂氏の死亡推定時刻午前11時前後に関し、奥さんと秘書には確かなアリバイが…」
目暮警部「“許せん”と勝呂氏が断じた人物の割り出しだ」
『そして数日経った今日』
毛利小五郎「容疑者ですか!?」
目暮警部「浮かんだんだよ。一昨日情報提供でな」
高木刑事〈早速当たってみます〉
押川将斗〈恨めしく思ってたさ。いきなり怒鳴り込んできて恥までかかされたんだから。けど誰かに殺されたらしいから、俺より恨んでた奴がいたわけだ〉
押川将斗〈ハハハハハハハハ!〉
目暮警部「死亡推定時刻は昨夜遅く」
目暮警部「カミソリで左手首を切り、浴槽内に入れ絶命」
目暮警部「勝呂氏と同じ死に方でだ」
勝呂さやか〈やっと思い出したんです。思い当たる人が一人だけ〉
巻浦建〈半年程前、ウチの会計事務所のお客さんが大金を騙し取られかけた事がありました〉
巻浦建〈そん時、勝呂先生は許せんと…その相手に強く抗議したんです。押川将斗という不動産業者です〉
巻浦建〈半年程前、ウチの会計事務所のお客さんが大金を騙し取られかけた事がありました〉
巻浦建〈そん時、勝呂先生は許せんと…その相手に強く抗議したんです。押川将斗という不動産業者です〉
高木刑事〈早速当たってみます〉
押川将斗〈恨めしく思ってたさ。いきなり怒鳴り込んできて恥までかかされたんだから。けど誰かに殺されたらしいから、俺より恨んでた奴がいたわけだ〉
押川将斗〈ハハハハハハハハ!〉
目暮警部「死亡推定時刻は昨夜遅く」
目暮警部「カミソリで左手首を切り、浴槽内に入れ絶命」
目暮警部「勝呂氏と同じ死に方でだ」
目暮警部「あなた達のせいとは?」
巻浦建「押川将斗が犯人だと思いながらも証拠がない。そこで幽霊を使う事に…」コナン「ん?」
毛利小五郎「勝呂氏の契約した生命保険は、この災害特約付きタイプなんだ。これは殺害されたり、事故で亡くなった場合、通常の保険金の倍の額が受け取れるというもの」
コナン「もちろん犯人が使ったアリバイトリックもだよね?」
小五郎(コナン)「契約から3年以内の自殺には保険金は支払われませんからね」
巻浦建「ええ…災害特約の倍額ところか通常の保険金さえも…」
小五郎(コナン)「思惑が外れて悔しがる二人の姿を拝ませようと、翌日家に来てくれと勝呂さんは神田さんを呼んだんでしょう」
小五郎(コナン)「誰が見ても自殺としか思えない典型的な方法で」
小五郎(コナン)「帰宅してあなた達は驚き慌てた。遺書は隠せても到底事故死には見せかけられない。しかし自殺では絶対に困る。犯人役が必要となり結局押川さんを殺害せざるを得なくなった」
勝呂さやか「うわあああああああ!」
目暮警部「という事は…押川は…」
毛利小五郎「幽霊の恐怖から逃れる為に自殺した!?」
大盛福助「まさか俺のせいか…」
コナン「やっぱりおじさんが教えたんだね!幽霊の噂を押川さんに」
大盛福助「そ…それで自殺したんなら俺のせいだろうけど…そんな風には…」
押川将斗〈あの男の幽霊が復讐宣言をね~〉
コナン「やっぱりおじさんが教えたんだね!幽霊の噂を押川さんに」
大盛福助「そ…それで自殺したんなら俺のせいだろうけど…そんな風には…」
押川将斗〈あの男の幽霊が復讐宣言をね~〉
大盛福助〈八つ裂きにでもしようってのかね~〉
押川将斗〈怖くて寝れねぇよな~犯人としちゃあ…あははは!〉
大盛福助「笑ってたんだ。全く他人事みたいに」
コナン「本当に他人事だったからじゃない?勝呂さんを殺害したのは自分じゃないから」
毛利小五郎「あの奥さんにも秘書にも怪しい奴は押川以外思い当たらねぇようだし…」
毛利小五郎「あ!彼女ならどうだ?勝呂さんの葬儀で会った、以前あの家で家政婦してたっていう…」
花井徳子「旦那様と揉めてた人なんて…知る限りでは…」
毛利小五郎「思い当たりませんか?勝呂氏の存在を目障りに思っていた者は」
花井徳子「あ!そういう意味でなら、あのお二人も」
花井徳子「目にしたのは2年程前」
花井徳子「おそらくその頃から…」
毛利小五郎「ふふ…あの二人ができていた」
神田用次「ええ、巻浦君に勧められて勝呂が生命保険に入ったのは一年程前ですし、確か災害特約付きってやつだと…」
毛利小五郎「やっぱりだ!」
毛利小五郎「勝呂氏を殺害したのはあの二人に違いない!勝呂氏の目を盗んで密かに二人はできてた!少なくとも2年前にはだ!」大盛福助「笑ってたんだ。全く他人事みたいに」
コナン「本当に他人事だったからじゃない?勝呂さんを殺害したのは自分じゃないから」
毛利小五郎「あ!彼女ならどうだ?勝呂さんの葬儀で会った、以前あの家で家政婦してたっていう…」
花井徳子「旦那様と揉めてた人なんて…知る限りでは…」
毛利小五郎「思い当たりませんか?勝呂氏の存在を目障りに思っていた者は」
花井徳子「あ!そういう意味でなら、あのお二人も」
花井徳子「目にしたのは2年程前」
花井徳子「おそらくその頃から…」
毛利小五郎「ふふ…あの二人ができていた」
神田用次「ええ、巻浦君に勧められて勝呂が生命保険に入ったのは一年程前ですし、確か災害特約付きってやつだと…」
毛利小五郎「やっぱりだ!」
毛利小五郎「勝呂氏の契約した生命保険は、この災害特約付きタイプなんだ。これは殺害されたり、事故で亡くなった場合、通常の保険金の倍の額が受け取れるというもの」
コナン「もちろん犯人が使ったアリバイトリックもだよね?」
毛利小五郎「わかるか!?あんな事まで…てかわかる必要もない!犯人だと名指しさえすれば、観念して何もかも自白するに決まってんだ!」
コナン「勝呂さんを殺害する時、事故死に見せかけるのが普通だよね?例えば誤って足を踏み外したように装うとか…事故死でも災害特約の対象になるんだし、犯人を仕立てる必要もない。その方がずっと簡単なのにどうしてさやかさんと巻浦さんはそうしなかったんだろう…」
毛利小五郎「ん~?思いつかなかっただけだろう。ちょっと外に飲みに行くか!」
コナン「勝呂さんを殺害する時、事故死に見せかけるのが普通だよね?例えば誤って足を踏み外したように装うとか…事故死でも災害特約の対象になるんだし、犯人を仕立てる必要もない。その方がずっと簡単なのにどうしてさやかさんと巻浦さんはそうしなかったんだろう…」
毛利小五郎「ん~?思いつかなかっただけだろう。ちょっと外に飲みに行くか!」
小五郎(コナン)「…という読みもできてしまうんですから、認めるべきは認めた方が賢明だ。やってもいない勝呂氏の殺害の罪まで背負わされかねないんですからね」
小五郎(コナン)「たぶん証拠もお持ちなのでは?勝呂氏はあなた達が殺害したのではないという証拠品とか…」
勝呂さやか「どうやらここまでみたい」
小五郎(コナン)「たぶん証拠もお持ちなのでは?勝呂氏はあなた達が殺害したのではないという証拠品とか…」
勝呂さやか「どうやらここまでみたい」
小五郎(コナン)「契約から3年以内の自殺には保険金は支払われませんからね」
巻浦建「ええ…災害特約の倍額ところか通常の保険金さえも…」
小五郎(コナン)「思惑が外れて悔しがる二人の姿を拝ませようと、翌日家に来てくれと勝呂さんは神田さんを呼んだんでしょう」
小五郎(コナン)「そして同日あなた達二人を外出させておいて」
小五郎(コナン)「誰が見ても自殺としか思えない典型的な方法で」
小五郎(コナン)「帰宅してあなた達は驚き慌てた。遺書は隠せても到底事故死には見せかけられない。しかし自殺では絶対に困る。犯人役が必要となり結局押川さんを殺害せざるを得なくなった」
勝呂さやか「うわあああああああ!」
目暮警部「勝呂氏に自殺された時、保険金は諦めればよかったもの!」
勝呂さやか「あの人の遺書にはこう書かれていました。“思い通りに行かせないため自殺してやる。望みがかなわず悔しいだろ!”」
勝呂隆行「“いい気味だ。泣け泣け二人で。アッカンベーのヘッヘッヘーだ~”」
小五郎(コナン)「どんな理由があったとしても身勝手な欲に踊らされた結果、あなた達二人は、無関係な人を手にかけてしまった。愚かとしか言いようがありませんな」
毛利小五郎「保険を利用しようなんて不届き者だ!俺は馬券を買う時、保険なんかかけねぇ!」
毛利小五郎「ふあ~ひひ…」
コナン「(おっちゃんには保険も馬も向いてねえ~)」
小五郎(コナン)「どんな理由があったとしても身勝手な欲に踊らされた結果、あなた達二人は、無関係な人を手にかけてしまった。愚かとしか言いようがありませんな」
毛利小五郎「保険を利用しようなんて不届き者だ!俺は馬券を買う時、保険なんかかけねぇ!」
毛利小五郎「ふあ~ひひ…」
コナン「(おっちゃんには保険も馬も向いてねえ~)」