ONE PIECE | 第499話『大虎との決戦！船長になるのは誰だ！』ネタバレ

ONE PIECE

🖊原作者(Original Story): 尾田栄一郎(Oda Eiichiro)

TVアニメ『ONE PIECE』 第499話ネタバレ

♦放送日(AirDate): 2011年5月22日

第499話 大虎との決戦！船長になるのは誰だ！

The Battle Against the Big Tiger! Who Will Be the Captain?!

CAST

🔷モンキー・D・ルフィ Monkey D. Luffy CV.田中真弓

🔷エース Portgas D. Ace CV.阪口大助

🔷サボ SABO CV.竹内順子

🔷ナグリ Naguri CV.稲葉実

🔷ブルージャム Bluejam CV.石住昭彦

サボ「お前は何でいつもそうなんだよ！真っ正面からバカみたいに！」



エース「ああああ！」

エース「てめェこそ何だありゃ！」

サボ「ルフィの奴今頃どうしてるのかな」

サボ「アジトを出てからもう一週間くらいか？そろそろ確かめにいかねェとな～」

サボ「あいつの事だ…修業が厳しくて“もう帰りたいよ～”って泣いてたりして…」

エース「何だよ」

サボ「お前！ルフィの事心配じゃねェのかよ！弟だぞ！」

エース「うるせェ！あいつが泣こうが死のうが関係ねェ！」

エース・サボ「うわあああああ！」

サボ「何だ？」

ルフィ「悪ィ悪ィ！大丈夫か？すまーん」

エース・サボ「え？ルフィ！」

ルフィ「おおー！エース！サボ！久しぶりだなー！元気だったか？」

サボ「アハハ…なんとかな…」

サボ「何なんだ…的か？」

ルフィ「おーいサボ！見せてやるよ！修業の成果！」


ルフィ「行くぞー！ゴムゴムのォピストル！」

ナグリ「うわっ！」

サボ「はっはっはっは！すげェじゃねェか！一週間前はまともに飛ばなかったのに」

エース「どんな修業をさせたんだ？」

ナグリ「いやいや毎日オノで木を切って貰ってただけのし。それで足腰の踏ん張りがきくようになったのかもしれんがのう」

ナグリ〈わしらは海賊王ロジャーに戦いを挑み、そして敗れ…〉

エース「ジジイも恨んでんだろ？あいつに負けて」

ナグリ「ロジャーの事かのう？確かに悔しい思いはしたがのう。それはわしの力が足りなかっただけの話。むしろ感謝したいくらいじゃのし」

エース「負けて感謝だと！？」

ナグリ「まいった！この首もってけ！」

ナグリ「ただし！この首に免じてあいつらの命だけは助けてやってくれ！」


ナグリ「なんと器のデカい男じゃったのし…恨む事など…」

エース「ウソつけ！実際あいつを恨んでる奴はごまんといる！」

ナグリ「そやつらは本当にロジャーと一戦交えたかのう」

ナグリ「負ければ命までが海賊の世界。じゃがわしはこうして生きておる。そやつらが本当に戦ったとして、恨みつらみを語るのも生きのびた同口」

エース「ならもしロジャーに子供がいたとすればどうだ！」

ナグリ「そりゃあ辛かろうのう。真っ当に生きるにしろ、海賊として生きるにしろ、常にあの男の名がついて回る。それがどれ程過酷な事か…わしが子供なら海賊になろうなどとは考えないがのう。親父の名前に押しつぶされるのがオチじゃのし」

エース「押しつぶされる！？何も知らねェで好き勝手言いやがって！」

エース「おれと勝負しろ！ジジイ！」

ナグリ「言ったハズじゃ。負けりゃ命までが海賊」

エース「おれは負けねェ！」


ナグリ「わしの勝ちじゃのう」

エース「くそ！煮るなり焼くなり好きにしろ！」

ナグリ「ではわしと一緒に来て貰おうかのし」

ルフィ「こっちだ！」

サボ「わー！こんな所に入り江なんかあったのか」

ルフィ「早く来いよ！」

サボ「何だってんだよルフィ」

ルフィ「見て驚くなよ！」

エース「こいつは…船！？」

ルフィ「すげェだろ！？本物の海賊船だぞ」

サボ「海賊船？じゃあナグリがいつも造ってたのって」

ナグリ「一人じゃとなかなか進まなくてのう…お前達こいつを造るの手伝ってくれんかのし」

エース「手伝いだと！？」
サボ「ちょっと待て！達っておれも手伝うのか？」

ナグリ「ま、ついでじゃのし」

サボ「ついでってどんな理屈だよ！おれ達は大虎倒すに忙しいんだよ！」

ナグリ「虎倒しの修業もつけてやるのし」

サボ「何！？…そうか…それなら…」

エース「一つ聞かせろ！船なんか造ってどうするつもりだ？」

ナグリ「もちろん海へ出る。別れ別れになった仲間達を捜す為に」

サボ「海へ出るって…」

ナグリ「なんじゃ！ジジイが海へ出てはいかんのか」

サボ「いや…そんな事ねェけど…」

ナグリ「夢を追うのに歳など関係ないのし！わしは誰がなんと言おうと海へ出る！そう決めたんじゃのし！文句あるか？」

ルフィ「ししし！ない！」

エース「約束は約束だ。船造りは手伝う。それと…」

エース「明日はおれが勝つ！」

ルフィ「勝つのはおれだァ！」

ルフィ「ゴムゴムのピストル！」

ナグリ「ぬあっ！」


ナグリ「これルフィ！またお前は！」

ルフィ「あははは！すまん！」

ナグリ「まったく…お前達はそうやって強さばかり追い求めておるが本当にそれでいいのか？」

サボ「どういう意味だそりゃ？3人で一番強い奴が船長になるって決めたんだ！何か文句あるのかよ」

ルフィ「そうだ！大虎倒した奴がな！」

ナグリ「大虎のう…ま、強さも船長の条件として重要な事じゃが…それよりも大事な事があるのし」

ナグリ「それはのー…」

ナグリ「忘れたのし」

サボ・ルフィ「ブーブー！」

ナグリ「何じゃ…エース君じゃないかのし」

エース「……船長の条件ってのは何だ！」

エース「強さより大事な事って一体何なんだ！教えろ！」

ナグリ「それはの…実はわしもよくわからんのし。わしは船長としては失格じゃった。じゃがクルー達は最後までわしを船長と呼んでくれた」

ナグリ「この一点でわしは今でもナグリ海賊団の船長でいられるのし。クルーに認められてこそ船長！」

ナグリ「なんちってのう…」

エース「フン…くだらねェ」


ルフィ「やったー！完成だ！すげー！カッコイイ！」

ナグリ「お前らのお陰じゃ。ありがとう。礼を言うのし」

ルフィ「しししし！」

サボ「おいナグリ、もう旅立つのか？」

ナグリ「ああ…じゃがその前にお前達の修業の総仕上げが残っとる。今日はお待ちかねの大虎狩りに行くのし」

サボ「来やがった！」

エース「おれが一番だ！」






サボ「今度はおれが相手だ！」


ルフィ「サボ！エース！」

ルフィ「うわあああ！ゴムゴムの」

ルフィ「ピストル！」

ルフィ「うわっ！」

ルフィ「うわああああああ！」

エース「マズイ！ルフィ～～～～！」

サボ「逃げろォー！」

ルフィ「エース！サボ！」

エース「くそ…おれ達はまだまだだ」

ナグリ〈クルーに認められてこそ船長！〉

エース「だが負けるわけにはいかねェ！おいお前ら手ェ貸せ！」

エース「サボ頼んだぞ！」

サボ「おう！おーい虎公！こっちだこっちだ！」

エース「限界まで引っ張れ！」

サボ「もうダメだ！食われる！」

エース「頑張れサボ！」

エース「準備はいいか？ルフィ！」

ルフィ「おう！」



ルフィ「ゴムゴムのォ」

エース「ロケット～～～～！」

エース・サボ・ルフィ「やったー！」

サボ「で、結局船長はエースかよ…はァ…」

ルフィ「おれあんなに修業したのに～～～！」

サボ「諦めろルフィ」

エース「ったく…安心しろ。おれは船長にはならねェよ」

ルフィ「何で？」

エース「おれ一人で虎公を倒したわけじゃねェからな」

サボ「エース…」

エース「まァ何だ、その内お前達の方から船長になってくださいって頭下げさせてやるからよ」

サボ「下げるか？」

ルフィ「絶対下げねェ」

エース「なっ！てめェら！」

ナグリ「どうやら収まるとこに収まったようじゃのし…さて」

エース「ジジイ！次会う時はおれが勝つ！それまで誰にも負けんじゃねェぞ！」

ルフィ「ひひひひじゃあな！」

サボ「気をつけて行って来いよ！」

ナグリ「海で待ってるのし」

『こうしてナグリとの日々には別れを告げ』

『ルフィ達は再び3人の生活に戻る』

ブルージャム「そろそろ頃合いか。親父に連絡してやれ。サボが見つかったと」

 

LUFFY & ACE & SABO
ルフィ	エース	サボ
麦わらの一味	白ひげ海賊団	革命軍
▶ONE PIECE 投稿一覧はこちら