ONE PIECE | 3D3Y『ルフィVSバーンディ・ワールド』ネタバレ(5)

ONE PIECE

🖊原作者(Original Story): 尾田栄一郎(Oda Eiichiro)

TVスペシャル『ONE PIECE』 3D2Yネタバレ(5)

♦放送日(AirDate): 2014年8月30日

3D2Y エースの死を越えて! ルフィ仲間との誓い

3D2Y: Overcome Ace’s Death! Luffy’s Vow to his Friends 

CAST

🔷モンキー・D・ルフィ Monkey D. Luffy CV.田中真弓

🔷ボア・ハンコック Boa Hancock CV.三石琴乃

🔷ボア・サンダーソニア Boa Sandersonia CV.斎藤千和

🔷ボア・マリーゴールド Boa Marigold CV.斉藤貴美子

🔷バギー BUGGY CV.千葉繫

🔷Mr.3 ギャルディーノ Galdino CV.檜山修之

🔷サカズキ 赤犬 SAKAZUKI CV. 立木文彦

🔷ペローナ PERONA CV.西原久美子

🔷バーンディ・ワールド Byrnndi World CV.古田新太

🔷ビョージャック Byojack CV.島田敏

🔷ガイラム Gairam CV.岩田光央

🔷ナイチン Nightin CV.水谷優子

🔷セバスチャン Sebastian CV.樫井笙人

ビョージャック「見ろよワールド！この海は俺達が見た事のない色んな島や国に繋がってんだ。すげェ事だと思わねェか？」

ワールド「ああそうだな。いつかきっと二人で」

ビョージャック「ゲホゲホ…」

ワールド「大丈夫か兄貴？」

ビョージャック「心配するな。ワールドお前はいつか海へ出ろよ。このどこまでも広がってる海の先にはきっと想像もつかない冒険が待ってるハズだ」

ワールド「兄貴は行かないのか？」

ビョージャック「おれはな…ゲホゲホ…ガキの頃からこんなだ。ちょっと無理だよ」

ワールド「そんな事言うなよ」

ビョージャック「お前はこんな小さな島でくすぶってて平気なのか？おれの分まで遠くへ行き世界を知りデカく生きるんだ！」

ワールド「兄貴…おれは…兄貴と行きたい！世界一周兄貴も来るよな？」

ビョージャック「だけど…」

ワールド「大丈夫だ！兄貴はおれが守る！二人で一緒に行こう！」

ビョージャック「ワールド…ウウ…」

ワールド「泣くなよ！おれ達兄弟じゃねェか」

ビョージャック「ワールドやめろ！死んでしまう！」


ワールド「おれ達はバーンディ兄弟だ！よーく覚えておけ！」

ワールド「バロロロロロ！」


「船長！ビョージャック副船長が！」

ビョージャック「わしらの旅は自由を求めていたハズじゃ」

ビョージャック「しかし周りの者から見れば所詮海賊。やがて海軍や世界政府からも追われる身となり、いつしか世界の破壊者と恐れられる存在になってしもうた」

ワールド「潜水艦？」

ビョージャック「そうだ！必要な時以外は水の中を進む事ができればムダな戦いをしなくて済む」

セバスチャン「武装はどうするんだ？」

ワールド「でっけェ大砲がほしいな！それも特別でっけェやつだ」

ビョージャック「なぜそんなものが？ムダに戦いを避けるならそんなものは…」

ワールド「バロロロロ！兄貴逆だよ。バカみたいにでっけェ大砲をこれ見よがしに置いときゃおれのモアモアの能力を知ってる奴は誰も近づかねェだろ。結果的に戦わずに済むじゃねェか」
「おお！」

ガイラム「わかった！全て任せろ！」

ビョージャック「わしらの理想の船か！つまり自由の象徴というわけだな！」 

ワールド「大げさなんだよ」

ビョージャック「30年前…わしらが望んだ理想…それがこの船“グローセアデ号”じゃなかったのか？」

ビョージャック「わしらは世界政府壊滅の為にこの船を作り、お前を待っていたわけじゃない！」

ワールド「兄貴…まだそんな事言ってるのか…お前は最後までそこで見ていろ。邪魔なんだよ」

ワールド「もう二度とあんなヘマはしねェ。30年前のおれとは違うんだ」

ビョージャック「ワールド…それは誤解だと言ったハズだ」

ワールド「わかってるよ！そんな事はもうどうでもいいんだ (どうでもいいわけねェじゃねェか…)」

ソニア・マリー「ルフィ！」

ルフィ「お前ら無事かァ！？待ってろ！今そっち行くから！」

ワールド「なぜそこまで首を突っ込む？死に損ないが」

ルフィ「あいつらには世話になった！だから救う！それに、お前くらいに負けてたんじゃ仲間は守れねェ！」

ワールド「仲間を守る？お前は兄すら救えなかった！そんなお前が仲間救う？実にくだらん！」

ワールド「30秒できっちり片づけてやる」

ルフィ「今度は負けねェ！」

ワールド「モアモア十倍散弾！」


ルフィ 「ギア2！」

ルフィ 「うわァ！」

ソニア・マリー「ルフィ！」

ワールド「何のマネだ」

ルフィ「十倍速だか何だか知らねェが掴まえりゃ関係ねェ！」

ワールド「モアモア三十倍速！」
ルフィ 「JETピストル！」

ルフィ「うわああああ！」

ワールド「小僧！圧倒的な速度は」

ワールド「圧倒的な力ともなる事を思い知れ！五十倍速」


ワールド「劇槌！」

ソニア・マリー「ルフィ！」

ルフィ「こんなもん効くか！」

ルフィ「ゴムだから」

ルフィ「ギガントピストル！」

ワールド「効くかよこんなもん」

ルフィ「なら、これでどうだ！」

ルフィ「JETピストル！」





ワールド「たとえ武装色の覇気を使えても」

ワールド「当てられなければ同じ事！」

ルフィ「うわあああああ！」


ワールド「仲間？兄貴？このあり様で何が守れる？」

「キャプテンバギーここは…」

バギー「おおやったぜ！ついに外に出られた！これでこの陰気臭い船ともおさらばってわけよ！」

Mr.3「本音が漏れとるガネ」

バギー「そ…そうだった！」

バギー「何と言う事だァ！せっかくワールドの首をこの手で取ろうとしていたのに！どうやら道を間違えていたらしい！」

「キャプテンバギー！そんな事よりアレ！」

「海軍の艦隊だァ！」

バギー「何で海軍がこんなに？」

Mr.3「お前が“呼べ”と命令したんだガネ」

バギー「そ…そうだったね…」

バギー「おーい！ここだ！世界の破壊者バーンディ・ワールドと絶賛交戦中の新七武海のバギー様！ここにいるぞォ～～！」

海兵「何やら甲板で手を振っている者がいる様ですが…」

赤犬「構わん！全艦砲撃開始！」

バギー「えええ～～～～～～～っ！？」

ニョン婆「これはいかニュ！海軍にルフィが見つかってしもうては！早く船を裏へ回すのニャ」

ビョージャック「大変じゃワールド！海軍の軍隊がやってきよった！」

ワールド「海軍！？」


ペローナ「おい、海軍の奴らこのままあの船沈めるつもりじゃないか？早くここから逃げた方が…」

ワールド「バロロロロ！これはいい！海軍の方からやって来るとは」

ワールド「おいビョージャック！アレをぶっ放して海軍共を蹴散らすぞ！準備しろ！」

ビョージャック「バカな！アレをこの近距離で放てば衝撃でこの船も沈んでしまうわい！それにアレは…」

ワールド「自由の象徴か…戯れ言…船も大砲も道具にすぎん！お前らはどういうつもりだったかしらねェが、おれのハラはインペルダウン脱出した時から決まっていた」

ワールド「そこへお前達がやってきた。この船と共にな。だからおれはこの船をおれ自身の目的の為に使わせて貰う事に決めたのさ」

ビョージャック「その目的が世界政府に対する復讐じゃと言うのか！？」

ワールド「おれにはな。この船がどうなろうと、ましてやお前達がどうなろうと関係ねェんだよ！」

ビョージャック「ガイラムもナイチンもセバスチャンも…みんな仲間じゃなかったのか！？」

ワールド「仲間？おれはハナからお前もあいつらも信じちゃいねェ。おれには仲間なんぞいらねェんだよ！」

ワールド「お前達もこの船同様、道具にすぎんのだ！」

ワールド「おれの命令が遂行てきねェ奴はいらねェんだ！」

ルフィ「仲間が道具だって！？」

ルフィ「仲間なんかいらないだって！？」

ルフィ「フザけるなァ～～！」


ハンコック「ルフィ！」

ルフィ「ハンコック！妹達を連れて行け！」

ルフィ「おれはこいつをぶっ飛ばす！」

ハンコック「マリー！ソニア！無事か！？」

ソニア・マリー「姉様！」

ハンコック「ルフィ！絶対船に戻ってくるのじゃぞ」

ルフィ「ああ！」

ワールド「神に祈った所でおれには勝てんぞ」

ルフィ「そんな事はねェ！」

 

ONE PIECE CHARACTERS
麦わらの一味	ハートの海賊団	キッド海賊団
ロジャー海賊団	白ひげ海賊団	赤髪海賊団
百獣海賊団	ビッグマム海賊団	黒ひげ海賊団
バギー海賊団	九蛇海賊団	ドンキホーテ
ミホーク	スペード海賊団	ヤマト
麦わら大船団	美しき海賊団	バルトクラブ
トンタッタ海賊団	イデオ海賊団	ミンク族
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