第1056話 あの人を取り戻したい
キャスト
🔷江戸川コナン Edogawa Conan CV.高山みなみ
🔷毛利小五郎 Mori Kogoro CV. 小山力也
🔷仏丸笑子 CV.横山智佐
🔷仏丸大二郎 CV.山口太郎
🔷森房江 CV.西宏子
🔷刑事 CV.坂泰斗
🔷犬飼始 CV.宮崎聡
🔷門倉震矢 CV.田村健亮
🔷墓瀬真弓 CV.庄司宇芽香
犬飼始「はっ!」
森房江「死んでるんじゃ…息してないし」
犬飼始「そんな…でも病院で手当てして貰えば…」
森房江「ふーん」
刑事「大変です。この仏丸大二郎氏どこの病院にも運び込まれてません」
刑事「大変です。この仏丸大二郎氏どこの病院にも運び込まれてません」
毛利小五郎「消えた交通事故被害者か…」
毛利小五郎「亡くなった…遺体さえ隠しゃあ逃げ切れると思った犯人が病院へと運ぶと見せかけてその遺体をどこかに…」
仏丸笑子「ご連絡した仏丸笑子です」
門倉震矢「仏丸社長の秘書を務めてます。門倉です」
仏丸笑子「お願いしたい事は他でもなく主人を見つけ出し無事連れ帰して頂きたいんです!」
仏丸笑子「遺体を買い取る!?」
犯人「ははは!だからはね殺しちまったアンタのご亭主の遺体を買い取って頂きたいわけよ。無いと困るたろ?葬式もできない。一千万で売るから用意しておけ。そしてこの事を警察に知らせたら遺体を絶対見つからない遠い海に沈めてやるからな!」
犯人「以降携帯にかける」
毛利小五郎「人を死なせて遺族に金を要求するとは!この事は警察に!」
仏丸笑子「いえ!一千万で主人の遺体が戻るのなら支払っても構いません!」
毛利小五郎「いやしかしこの事を警察に知らせるのは控えるとしても要求になど応じる必要はないかと!この毛利小五郎が犯人からご主人のご遺体を取り返して見せます!」
犬飼始「(心配したけどバレてないよな…)」
毛利小五郎「もしかして」
森房江「ああ!その人よ!」
犬飼始「再就職口がやっと決まったとこでそれがパーになるのが怖くてつい…けど金なんか要求は…」
毛利小五郎「いいからさっさと遺体を返せ!」
犬飼始「おかしい…ここに埋めたのに無くなってます」
毛利小五郎「事故だったんじゃなく遺体を横取りしたなお前!」
毛利小五郎「人を死なせて遺族に金を要求するとは!この事は警察に!」
仏丸笑子「いえ!一千万で主人の遺体が戻るのなら支払っても構いません!」
毛利小五郎「いやしかしこの事を警察に知らせるのは控えるとしても要求になど応じる必要はないかと!この毛利小五郎が犯人からご主人のご遺体を取り返して見せます!」
犬飼始「(心配したけどバレてないよな…)」
毛利小五郎「もしかして」
森房江「ああ!その人よ!」
犬飼始「再就職口がやっと決まったとこでそれがパーになるのが怖くてつい…けど金なんか要求は…」
毛利小五郎「いいからさっさと遺体を返せ!」
犬飼始「おかしい…ここに埋めたのに無くなってます」
犯人「ピンポ~ン。俺が殺したとしいう方が話が早いじゃん」
コナン「(この人の執着は並外れてるっていうか…)」
毛利小五郎「おそらく奴は廃墟マニアかなんかで…」
毛利小五郎「たまたまここに来て遺体を隠す所を見たんだろう…」
毛利小五郎「そしてニュースを見て思いつき」
毛利小五郎「遺体を掘り出し運び去り」
毛利小五郎「“返して欲しければ金を”ときたのよ!あの遺体横取り野郎Xは!」
毛利小五郎「おそらく奴は廃墟マニアかなんかで…」
毛利小五郎「たまたまここに来て遺体を隠す所を見たんだろう…」
毛利小五郎「そしてニュースを見て思いつき」
毛利小五郎「遺体を掘り出し運び去り」
毛利小五郎「“返して欲しければ金を”ときたのよ!あの遺体横取り野郎Xは!」
犬飼始「わざわざ運びさらなくても…」
毛利小五郎「お前が自首でもしたらどうなる?」
毛利小五郎「お前が自首でもしたらどうなる?」
門倉震矢「にしても3千万とは吹っ掛けてくれますよね」
仏丸笑子「それでもやすいわよ。遺体が戻るなら。勿論名探偵の活躍でただで済めばベストだけどね」
コナン「ねぇおじさん、金庫についてるこれって何だろ」
毛利小五郎「認証確認装置だな…もしかして…」
仏丸笑子「気付かれてしまいましたね。それを開けられるのは主人だけなんです。その中には私達夫婦の宝物・思い出の品々が入っているもので…」
コナン「入ってるのは本当はお金なんじゃない?それに3千万円払ってでもって言うんだから、その何倍もの大金が」
毛利小五郎「認証確認装置だな…もしかして…」
仏丸笑子「気付かれてしまいましたね。それを開けられるのは主人だけなんです。その中には私達夫婦の宝物・思い出の品々が入っているもので…」
コナン「入ってるのは本当はお金なんじゃない?それに3千万円払ってでもって言うんだから、その何倍もの大金が」
コナン「うん!誰と誰なのかな」
仏丸笑子「いえ、とくには何も」
毛利小五郎「け…警部殿」
目暮警部「毛利君!?どうして君達がここに」
目暮警部「成程!それでこの男が…」
毛利小五郎「はい。仏丸氏の遺体を隠した犯人でして…」
目暮警部「どうして事件を知りその犯人の身柄を抑えた時にすぐに知らせなかったんだね」
毛利小五郎「け…警部殿」
目暮警部「毛利君!?どうして君達がここに」
目暮警部「成程!それでこの男が…」
毛利小五郎「はい。仏丸氏の遺体を隠した犯人でして…」
目暮警部「どうして事件を知りその犯人の身柄を抑えた時にすぐに知らせなかったんだね」
毛利小五郎「て…手がかりというか…それを聞き出してからと…」
目暮警部「何の事だ?」
目暮警部「仏丸氏は部屋を借りていたんです。粕場町のマンションに」
高木刑事「ニュースを見た管理人が連絡をくれまして名前は違っているが“ウチの入居者では”と。一週間程前に借りたというその部屋を覗かせて貰った所」
高木刑事「部屋にあるのはビデオの設備と酒くらいでした。偽名で借りた事からも息抜きの為の隠れ家だったのだろうと…」
仏丸笑子「(何をしに行ったかわからないけど…こんな面倒な事に)」
仏丸笑子「ハァ…ハァ…」
コナン「小五郎のおじさんに頼まれたんだけど、昨日の朝仏丸さんの様子に何か妙なとことかなかった?」
仏丸笑子「柄にもなく少し考え込んでたわね。門倉から電話が入って」
仏丸笑子「もしもし」
📱犯人X「用意できてるよな?3千万…それを頑丈なトランクに詰めろ」
コナン「どうして頑丈トランクになんだろ」
門倉震矢「持って逃げやすいからじゃないかな…たしか社長の書斎に」
千葉刑事「え?毛利さんが?でも…」
コナン「どうして頑丈トランクになんだろ」
門倉震矢「持って逃げやすいからじゃないかな…たしか社長の書斎に」
千葉刑事「え?毛利さんが?でも…」
コナン「警部さんの許可も貰ったみたい」
千葉刑事「ならいいんだけど」
コナン「飛び出して行ったよ。何か調べる事があるからって」
📱犯人X「ま、トランクを持ってるお前でいい。金を持って来い。他の奴らはそこから動くな」
コナン「(裏手は崖…そうか!だからあのトランクに)」
毛利小五郎「ここから逃げるのは不可能か…」
目暮警部「ならXはどこへ消えたんだ」
小五郎(コナン)「犯人は消えたのではなく」
小五郎(コナン)「どこの誰なのかは私にもわかりませんが、おそらく彼女はXですよ」
墓瀬真弓「私が何したってのよ!落とし物を拾っただけじゃない」
目暮警部「ならXはどこへ消えたんだ」
小五郎(コナン)「犯人は消えたのではなく」
小五郎(コナン)「どこの誰なのかは私にもわかりませんが、おそらく彼女はXですよ」
墓瀬真弓「私が何したってのよ!落とし物を拾っただけじゃない」
門倉震矢「何の話が僕には…」
小五郎(コナン)「仏丸氏は脱税で得た大金を例の金庫に貯め込んでいた」
小五郎(コナン)「しかし自宅に置く事への不安でか一週間程前」
小五郎(コナン)「それを別の隠し場所へと移した。それを知って門倉さんはほくそ笑んだ。盗んでも被害届が出されないその金をずっと狙っていたんでしょう」
小五郎(コナン)「あの金庫からでは盗めませんから。だが新しい隠し場所がどこなのかまでは仏丸氏も教えなかった。そこでそれを突き止める手として考えたのが」
小五郎(コナン)「仏丸氏がそこへ行くように仕向け、この彼女に後をつけさせるというもので昨日の朝それを決行した」
小五郎(コナン)「ところが途中で仏丸氏が事故死し、計画は失敗した」
小五郎(コナン)「しかし事故を起こした男に不審なものを感じてか」
小五郎(コナン)「失敗した計画に代わる金儲けを思いついて門倉さんは遺体を運び去らせ」
墓瀬真弓〈一千万で売るから用意しておけ〉
小五郎(コナン)「仏丸氏は脱税で得た大金を例の金庫に貯め込んでいた」
小五郎(コナン)「しかし自宅に置く事への不安でか一週間程前」
小五郎(コナン)「それを別の隠し場所へと移した。それを知って門倉さんはほくそ笑んだ。盗んでも被害届が出されないその金をずっと狙っていたんでしょう」
小五郎(コナン)「あの金庫からでは盗めませんから。だが新しい隠し場所がどこなのかまでは仏丸氏も教えなかった。そこでそれを突き止める手として考えたのが」
小五郎(コナン)「仏丸氏がそこへ行くように仕向け、この彼女に後をつけさせるというもので昨日の朝それを決行した」
小五郎(コナン)「ところが途中で仏丸氏が事故死し、計画は失敗した」
小五郎(コナン)「しかし事故を起こした男に不審なものを感じてか」
小五郎(コナン)「失敗した計画に代わる金儲けを思いついて門倉さんは遺体を運び去らせ」
墓瀬真弓〈一千万で売るから用意しておけ〉
小五郎(コナン)「彼女に金を要求させた」
小五郎(コナン)「奥さんはまだあの金庫に大金が入っていると思っていたようですから高額の要求にも必ず応じるハズだと」
仏丸笑子「ならお金はどこに!?」
目暮警部「ん?千葉、お前今どこに?」
千葉刑事「毛利さんに頼まれた通り粕場町の例の部屋を徹底捜査した結果」
千葉刑事「押入れの天井裏に現金およそ3憶5000万円が」
小五郎(コナン)「そう!粕場町のマンションは金の隠し場所として借りていたんでしょう」
小五郎(コナン)「奥さんはまだあの金庫に大金が入っていると思っていたようですから高額の要求にも必ず応じるハズだと」
仏丸笑子「ならお金はどこに!?」
目暮警部「ん?千葉、お前今どこに?」
千葉刑事「毛利さんに頼まれた通り粕場町の例の部屋を徹底捜査した結果」
千葉刑事「押入れの天井裏に現金およそ3憶5000万円が」
小五郎(コナン)「そう!粕場町のマンションは金の隠し場所として借りていたんでしょう」
墓瀬真弓「3憶5000万!?そんなに入ってあたんだね!」
門倉震矢「話しかけるなバカ!」
高木刑事「毛利さんに言われて僕はこの崖の下にいたんです」
高木刑事「この目で僕はあなた達が共犯関係だという決定的な瞬間を見ました」
小五郎(コナン)「つまり警部殿、どこへ消えたわけでもなくここには初めから居なかったんです。犯人Xは全て門倉さんの一人芝居だったんです。以前視察に来てこの小屋を知り使えると思ったんでしょう」
門倉震矢「そんな事」
高木刑事「この目で僕はあなた達が共犯関係だという決定的な瞬間を見ました」
小五郎(コナン)「つまり警部殿、どこへ消えたわけでもなくここには初めから居なかったんです。犯人Xは全て門倉さんの一人芝居だったんです。以前視察に来てこの小屋を知り使えると思ったんでしょう」
門倉震矢「そんな事」
小五郎(コナン)「言い逃れは無理ですよ門倉さん。あなたの携帯には今日一日その彼女に頻繫にかけた通話履歴も残っているハズですからね」
仏丸笑子「なぜマンションなんかに大金を隠したのよ…」
門倉震矢「上手く…上手くいくハズだったんだ…」
仏丸笑子「なぜマンションなんかに大金を隠したのよ…」
門倉震矢「上手く…上手くいくハズだったんだ…」
毛利小五郎「誘拐され無事返して欲しければと金を要求!?」
毛利小五郎「で?大家さんに内緒でこっそり飼っていたそのペットというは?」
毛利小五郎「キ…キリン!?」
コナン「どんだけ広い部屋なんだよ…(てか内緒でこっそり飼えるのかキリン)」
毛利小五郎「で?大家さんに内緒でこっそり飼っていたそのペットというは?」
毛利小五郎「キ…キリン!?」
コナン「どんだけ広い部屋なんだよ…(てか内緒でこっそり飼えるのかキリン)」