🖊原作者(Original Story) : 古舘春一 Furudate Haruichi
TVアニメ『ハイキュー!!』 第1期10話 ネタバレ♦放送日(Airdate) : 2014年6月8日
第1期10話『憧れ』 "Yearning"
東峰旭「ナイストス…スガ…西谷もナイスレシーブ」
『掌一枚、厚さ約2cm』
『同年代の連中と比べてもひと回り小さい手。このボールと床ま間の2cmがエースの命を繋ぐんだ』
澤村大地「うん」
田中龍之介「日向!カブってんじゃねーよ!せっかくの俺のカッコイイ台詞がぐだぐだだよバカヤローッ!」
烏養繋心「(レシーブは全体的にまだまだだな。こっちのセッターは確か1年か…)」
東峰旭「大袈裟な事言ってる訳じゃなかったんだな…」
西谷夕「スゲーじゃねぇか翔陽!なんだなんだ!うっかり見入っちゃったぞ!」
日向翔陽「えへへ」
烏養繋心「(サイン出してるわけでもなかったし声もかけてない…のに!?)」
烏養繋心「ウォい!今何でそこに跳んでた!?ちんちくりん!」
日向翔陽「どっ…どこに居てもトスが来るから…です」
烏養繋心「(確かに今ちんちくりんはトスを見ずに跳んでいだ…この一年セッターはちんちくりんの動きに完全に合わせたのか!?)」
烏養繋心「(それにトスが来るからって何で言いきれるんだ!?それだけで全くトス見ないでフルスイングできるか普通!?)」
烏養繋心「何だお前ら変人か!」
月島蛍「ププ」
烏養繋心「試合前のやりとりで...何の事かわかんなかったが…」
菅原孝支〈圧倒的な実力の影山の陰に隠れて安心してたんだ…〉
烏養繋心「あの一年セッターはまあ…天才って奴なんだろう。それと比べたら凡人はたまったモンじゃない」
烏養繋心「トスとスパイカーの一瞬の呼吸…そりゃあ沢山の練習と積み重ねた時間があるからできる事」
烏養繋心「あの信頼関係は一朝一夕で築けるもんじゃない」
烏養繋心「一年セッターにあるのが“圧倒的才能”だとしたら」
烏養繋心「こっちは積み重ねた“信頼と安定”」
烏養繋心「いいじゃねえか!今の烏野!もっと早く言えよ先生!」
烏養繋心「試合前のやりとりで...何の事かわかんなかったが…」
菅原孝支〈圧倒的な実力の影山の陰に隠れて安心してたんだ…〉
烏養繋心「あの一年セッターはまあ…天才って奴なんだろう。それと比べたら凡人はたまったモンじゃない」
烏養繋心「トスとスパイカーの一瞬の呼吸…そりゃあ沢山の練習と積み重ねた時間があるからできる事」
烏養繋心「あの信頼関係は一朝一夕で築けるもんじゃない」
烏養繋心「一年セッターにあるのが“圧倒的才能”だとしたら」
烏養繋心「こっちは積み重ねた“信頼と安定”」
烏養繋心「いいじゃねえか!今の烏野!もっと早く言えよ先生!」
東峰旭「(平行…)」
日向翔陽「(おれ今エースをマークしてる)」
日向翔陽「(烏野のエースと戦ってる!)」
東峰旭「(あっという間に目の前に!)」
東峰旭「凄く跳ぶのはわかってたけど…目の前に来ると本当に凄いな…一体どのくらい跳んでるんだアレ…」
日向翔陽「(すごい…一か月のぶりのはずなのに)」
影山飛雄「お前!ブロックの時の手の出し方が悪い!止めるつもりならこう!こうだ!」
影山飛雄「聞いてんのか!」
日向翔陽「(汗いっぱいで…苦しそうで…)」
日向翔陽「(でも小さな巨人は何回でも跳んでた)」
日向翔陽「(あの時はよくわかんなかったけど、きっとあれが仲間からの信頼という奴だったんだ)」
日向翔陽「エースすっげぇな!ブロック居ても居なくてもあんな風にブチ抜けるなら関係ないもんな!」
日向翔陽「(おれ今エースをマークしてる)」
日向翔陽「(烏野のエースと戦ってる!)」
東峰旭「(あっという間に目の前に!)」
東峰旭「凄く跳ぶのはわかってたけど…目の前に来ると本当に凄いな…一体どのくらい跳んでるんだアレ…」
日向翔陽「(すごい…一か月のぶりのはずなのに)」
影山飛雄「お前!ブロックの時の手の出し方が悪い!止めるつもりならこう!こうだ!」
影山飛雄「聞いてんのか!」
日向翔陽「(汗いっぱいで…苦しそうで…)」
日向翔陽「(でも小さな巨人は何回でも跳んでた)」
日向翔陽「(あの時はよくわかんなかったけど、きっとあれが仲間からの信頼という奴だったんだ)」
日向翔陽「エースすっげぇな!ブロック居ても居なくてもあんな風にブチ抜けるなら関係ないもんな!」
澤村大地「ほんとか!?念の為休憩を…」
日向翔陽「ほんとに大丈夫です!ちょっと躱しきれなかっただけで…大した事は…顔面受け慣れてるし」
日向翔陽「ほんとに大丈夫です!ちょっと躱しきれなかっただけで…大した事は…顔面受け慣れてるし」
菅原孝支「慣れるなよ」
影山飛雄「何ボケーっとしてた…試合中に…」
日向翔陽「(やべえ…影山が怒鳴らない…まじ怒りだ…後頭部にサーブぶつけた時の感じだ)」
影山飛雄「俺は知ってるぞ。“エースはかっこいいけど自分の一番の武器は囮なんて地味でかっこわるい。自分に東峰さんみたいなタッパとかパワーがあればエースになれるのに”」
日向翔陽「そっ…そんな事思ってない!」
日向翔陽「……くも…ない…けど…」
影山飛雄「エースが居るってわかってから興味とか憧れの他に嫉妬してただろ!試合中に余計な事考えてんじゃねーよ!」
日向翔陽「羨ましくて…何が悪いんだ…もともとでっかいお前になんか絶対わかんないんだよ!」
日向翔陽「(…俺のせいで試合中断さしたのに…影山に怒鳴ってしまった)」
影山飛雄「あの、次コイツにトス上げるんで全力でブロックしてください」
滝ノ上祐輔「何だあ!?挑発かあ!?」
影山飛雄「ハイ挑発です!ナメたマネしてすみません!」
日向翔陽「(やべえ…影山が怒鳴らない…まじ怒りだ…後頭部にサーブぶつけた時の感じだ)」
影山飛雄「俺は知ってるぞ。“エースはかっこいいけど自分の一番の武器は囮なんて地味でかっこわるい。自分に東峰さんみたいなタッパとかパワーがあればエースになれるのに”」
日向翔陽「そっ…そんな事思ってない!」
日向翔陽「……くも…ない…けど…」
影山飛雄「エースが居るってわかってから興味とか憧れの他に嫉妬してただろ!試合中に余計な事考えてんじゃねーよ!」
日向翔陽「羨ましくて…何が悪いんだ…もともとでっかいお前になんか絶対わかんないんだよ!」
日向翔陽「(…俺のせいで試合中断さしたのに…影山に怒鳴ってしまった)」
影山飛雄「あの、次コイツにトス上げるんで全力でブロックしてください」
滝ノ上祐輔「何だあ!?挑発かあ!?」
影山飛雄「ハイ挑発です!ナメたマネしてすみません!」
滝ノ上祐輔「ハッハッハ!何だお前面白えーな!よっしゃ!挑発ノったるぜ!」
影山飛雄「あざす!」
影山飛雄「あざす!」
影山飛雄「今のお前はただのちょっとジャンプ力があって素早いだけの下手くそだ」
影山飛雄「大黒柱のエースになんかなれねえ」
影山飛雄「でも俺が居ればお前は最強だ!」
影山飛雄「東峰さんのスパイクはスゲー威力があって3枚ブロックだって打ち抜ける」
影山飛雄「大黒柱のエースになんかなれねえ」
影山飛雄「でも俺が居ればお前は最強だ!」
影山飛雄「東峰さんのスパイクはスゲー威力があって3枚ブロックだって打ち抜ける」
東峰旭「えっ、いやでも毎回じゃないし」
西谷夕「動揺しすぎっス!」
影山飛雄「じゃあお前はどうだ!俺がトスを上った時、お前はブロックに捕まった事があるか」
日向翔陽「(ブロックでっかい…)」
影山飛雄「躱せ!それ以外にできる事あんのかボゲェ!」
日向翔陽「(打ち抜けないなら)」
日向翔陽「(躱す!)」
日向翔陽「(ブロック嫌だ…止められるの嫌だ…目の前にブロックが居たらおれに勝ち目なんかない)」
日向翔陽「(エースみたいな戦い方ができない…でも…)」
影山飛雄〈俺が居れば〉
影山飛雄〈お前は最強だ〉
影山飛雄「お前はエースじゃないけど、そのスピードとバネと俺のトスがあれば、どんなブロックとだって勝負できる!エースが打ち抜いた1点もお前が躱して決めた1点も同じ1点だ」
影山飛雄「じゃあお前はどうだ!俺がトスを上った時、お前はブロックに捕まった事があるか」
日向翔陽「(ブロックでっかい…)」
影山飛雄「躱せ!それ以外にできる事あんのかボゲェ!」
日向翔陽「(打ち抜けないなら)」
日向翔陽「(躱す!)」
日向翔陽「(ブロック嫌だ…止められるの嫌だ…目の前にブロックが居たらおれに勝ち目なんかない)」
日向翔陽「(エースみたいな戦い方ができない…でも…)」
影山飛雄〈俺が居れば〉
影山飛雄〈お前は最強だ〉
影山飛雄「お前はエースじゃないけど、そのスピードとバネと俺のトスがあれば、どんなブロックとだって勝負できる!エースが打ち抜いた1点もお前が躱して決めた1点も同じ1点だ」
田中龍之介「おうっ」
田中龍之介「おうおうそうだぞ!お前の囮があるのと無いのとじゃ俺達の決定率が全然違うんだぞ!」
影山飛雄「それでもお前は今の自分の役割がカッコ悪いと思うのか!」
日向翔陽「思わない!」
東峰旭「今の一発凄かった」
影山飛雄「練習中断さしてスミマセンでした」
影山飛雄「試合の続き」
田中龍之介「おうおうそうだぞ!お前の囮があるのと無いのとじゃ俺達の決定率が全然違うんだぞ!」
影山飛雄「それでもお前は今の自分の役割がカッコ悪いと思うのか!」
日向翔陽「思わない!」
東峰旭「今の一発凄かった」
影山飛雄「練習中断さしてスミマセンでした」
影山飛雄「試合の続き」
嶋田誠「いや~よくわかんないけど青春だったな~“トスを呼んでくれエース!”とかね~青春良いね~っ」
森成行「“俺が居ればお前は最強だ”とか言ってみてえ!高校生かっけえ!」
滝ノ上祐輔「なんつーかまだ色々バラバラな感じだけど、ちゃんとまとまったらイイとこまで行けんじゃねーかお前ら」
「ありがとうございました!」
滝ノ上祐輔「なんつーかまだ色々バラバラな感じだけど、ちゃんとまとまったらイイとこまで行けんじゃねーかお前ら」
「ありがとうございました!」
武田一鉄「そんなにレシーブ酷かったですかね!?ため息が出る程に」
烏養繋心「いや、それは置いといてだな…自分がプレイヤーとして選ばれる側に居た頃は考えもしなかったが」