🖊原作者(Original Story) : 古舘春一 Furudate Haruichi
TVアニメ『ハイキュー!!』 第1期12話 ネタバレ
♦放送日(Airdate) : 2014年6月22日
第1期12話 ネコとカラスの再会
"The Neko-Karasu Reunion"
🔷黒尾鉄朗 Kuroo Tetsuro(MB) CV.中村悠一
🔷夜久衛輔 Yaku Morisuke(L) CV.立花慎之介
🔷海信行 Nobuyuki Kai(WS) CV.星野貴紀
🔷孤爪研磨 Kozume Kenma (S) CV.梶裕貴
🔷山本猛虎 Yamamoto Taketora(WS) CV.横田成吾
🔷犬岡走 Inuoka So(MB) CV.池田恭祐
🔷芝山優生 Shibayama Yuki(L) CV.渡辺拓海
🔷猫又育史(監督)Nekomata Yasufumi CV.福田信昭
🔷直井学(コーチ) Naoi Manabu CV.山本兼平
日向翔陽「あっ!?」
日向翔陽「研磨!ねねね音駒だったの!?」
孤爪研磨「あ、うん」
日向翔陽「何で教えてくんなかったんだよ~」
孤爪研磨「だって聞かれてない…」
日向翔陽「でもあの時“またね”って言った」
孤爪研磨「TシャツにKARASUNO HIGH SCHOOLって書いてあったから」
田中龍之介「やんのかコラ、シティボーイコラ」
菅原孝支「“やんのか”ってやるんだろ。これから試合なんだから。あとシティボーイとかやめろ。ハズカシイ」
夜久衛輔「山本、お前すぐ喧嘩ふっかけんのヤメロ。バカに見えるから」
夜久衛輔「なんかスミマセン…恥ずかしい奴居て…」
菅原孝支「“やんのか”ってやるんだろ。これから試合なんだから。あとシティボーイとかやめろ。ハズカシイ」
夜久衛輔「山本、お前すぐ喧嘩ふっかけんのヤメロ。バカに見えるから」
夜久衛輔「なんかスミマセン…恥ずかしい奴居て…」
芝山優生「やった!」
犬岡走「女子マネージャー居た!」
芝山・犬岡「焼きそばパンゲット~」
日向翔陽「ロードワーク中にたまたま会った。音駒のセッターだって」
影山飛雄「セッター…」
黒尾鉄朗「今日は宜しくお願いします」
澤村大地「こちらこそ宜しくお願いします」
澤村・黒尾「(あ、コイツ食えないタイプの奴だ)」
直井学「8年ぶりか?何だよ烏養そのアタマ」
影山飛雄「セッター…」
黒尾鉄朗「今日は宜しくお願いします」
澤村大地「こちらこそ宜しくお願いします」
澤村・黒尾「(あ、コイツ食えないタイプの奴だ)」
直井学「8年ぶりか?何だよ烏養そのアタマ」
烏養繋心「お久しぶりです猫又先生」
武田一鉄「お電話した武田です。今日はわざわざ本当にありがとうございますっ」
猫又育史「そりゃああんなにしつこく電話貰ったらねえ、来ない訳には」
武田一鉄「すっ…スミマセン…」
猫又育史「相手が烏養のじじいじゃなくとも容赦しねえよ?」
澤村大地「正直言って俺達は顔合わせたばっかでデコボコでちぐはぐでしかも今日がこの面子で初試合だ。音駒という未知のチームを相手にどんな壁にブチ当たるかわからない」
澤村大地「でも壁にブチ当たった時はそれを越えるチャンスだ」
黒尾鉄朗「俺達は血液だ」
黒尾鉄朗「滞り無く流れろ」
黒尾鉄朗「酸素を回せ」
澤村大地「正直言って俺達は顔合わせたばっかでデコボコでちぐはぐでしかも今日がこの面子で初試合だ。音駒という未知のチームを相手にどんな壁にブチ当たるかわからない」
澤村大地「でも壁にブチ当たった時はそれを越えるチャンスだ」
黒尾鉄朗「俺達は血液だ」
黒尾鉄朗「滞り無く流れろ」
黒尾鉄朗「酸素を回せ」
嶋田誠「お!間に合った」
西谷夕「旭さん一か月もサボるからっ!」
犬岡走「すげえ速えっ…なに!?」
夜久衛輔「あんなトコから速攻!?」
日向翔陽「エヘヘ」
西谷夕「向こうのリベロヤバいっスね。旭さんのスパイク初めて見るのに手に当てました」
猫又育史「リベロもスパイカーもいいのが居るな。中でも一番とんでもねぇのはセッターだ。あれはバケモンだな。スパイカーの最高打点への最速トス…針の穴を通すコントロールだ。まあ天才はしょうがねぇ…が、天才が一人混じったところでそれだけで勝てやしないのさ」
西谷夕「向こうのリベロヤバいっスね。旭さんのスパイク初めて見るのに手に当てました」
猫又育史「リベロもスパイカーもいいのが居るな。中でも一番とんでもねぇのはセッターだ。あれはバケモンだな。スパイカーの最高打点への最速トス…針の穴を通すコントロールだ。まあ天才はしょうがねぇ…が、天才が一人混じったところでそれだけで勝てやしないのさ」
黒尾鉄朗「あのすばしこい10番」
武田一鉄「すごい!良い調子ですね!」
烏養繋心「なんか気持ち悪いな…」
烏養繋心「様子を窺われてるっつーか…観察されてるっつーか…」
滝ノ上祐輔「音駒はブロックをサイドに寄せたな」
影山飛雄「(このブロック…エースを徹底マークする為じゃなくて…もしかして)」
烏養繋心「(日向の動きの誘導?)」
孤爪研磨〈翔陽の動く範囲を狭くしちゃえばいいよ。見た感じ翔陽はただ単にブロックの居ない所に突っ込んで行くんだ〉
烏養繋心「なんか気持ち悪いな…」
烏養繋心「様子を窺われてるっつーか…観察されてるっつーか…」
滝ノ上祐輔「音駒はブロックをサイドに寄せたな」
影山飛雄「(このブロック…エースを徹底マークする為じゃなくて…もしかして)」
烏養繋心「(日向の動きの誘導?)」
孤爪研磨〈翔陽の動く範囲を狭くしちゃえばいいよ。見た感じ翔陽はただ単にブロックの居ない所に突っ込んで行くんだ〉
犬岡走〈ハイッス!〉
孤爪研磨〈たしかにあんな攻撃、最初に見た時は誰でもびっくりするんだと思う〉
孤爪研磨〈でも最初クリアできそうにないゲームでも繰り返すうちに慣れるんだよ〉
影山飛雄「(また触った!?)」
日向翔陽「速攻来る!」
影山飛雄「おい、力み過ぎんなよ。ちょっとのスキも見られてる」
田中龍之介「スマンノヤっさん、カバー頼む!」
孤爪研磨〈でも最初クリアできそうにないゲームでも繰り返すうちに慣れるんだよ〉
影山飛雄「(また触った!?)」
日向翔陽「速攻来る!」
影山飛雄「おい、力み過ぎんなよ。ちょっとのスキも見られてる」
田中龍之介「スマンノヤっさん、カバー頼む!」
孤爪研磨「(他人は苦手で関わりたくないくせに他人の目は凄く気になる)」
孤爪研磨「(目立たない為に神経を尖らせた)」
孤爪研磨「(遊び相手は歳も家も近いクロだけ)」
孤爪研磨「(スポーツはとくに好きじゃないけど、バレーボールは昔から触ってた)」
孤爪研磨「(高校でもまたなんとなく続けた。少し前まで強かった学校だった。人がたくさん居た。ココは苦手だと思った)」
「一年片付け遅えよ!帰れねえだろ」
孤爪研磨「(センパイというのは1年とか2年早く生まれただけでどうしてあんなに威張るんだろう)」
黒尾鉄朗「辞めんなよ。お前き鋭い観察眼を持ってるし指示だって的確だ。今の1・2年はお前の凄さをわかっている」
孤爪研磨「(センパイというのは1年とか2年早く生まれただけでどうしてあんなに威張るんだろう)」
黒尾鉄朗「辞めんなよ。お前き鋭い観察眼を持ってるし指示だって的確だ。今の1・2年はお前の凄さをわかっている」
武田一鉄「音駒のセッター君は何か凄い事やってるのかもしれないけど見ててもよくわからない…」
烏養繋心「それはあの安定したレシーブのせいだ」
烏養繋心「セッターである影山が圧倒的才能でデコボコのチームを繋ぐのが烏野なら」
烏養繋心「セッターである孤爪を全員のレシーブ力で支えるのが音駒」
黒尾鉄朗〈俺達は血液だ。滞りなく流れろ。酸素を回せ〉
黒尾鉄朗〈脳が正常に働くために〉
孤爪研磨〈最初クリアできそうにないゲームも何回繰り返すうちに〉
孤爪研磨〈慣れるんだよ〉
犬岡走「やっと捕まえた!」
菅原孝支「(中学最初で最後の試合で完全にシャットアウトされて、高校でも月島の高さに全然勝てなくて…それでもやっと手に入れた自分よりずっとデカい相手と戦う方法…日向にとって唯一で最強の攻撃…それが)」
菅原孝支「(たった一人のブロッカーに止められた)」
猫又育史「気力を挫く人の壁。打てば打っただけ心は折れて…」
烏養繋心「セッターである影山が圧倒的才能でデコボコのチームを繋ぐのが烏野なら」
烏養繋心「セッターである孤爪を全員のレシーブ力で支えるのが音駒」
黒尾鉄朗〈俺達は血液だ。滞りなく流れろ。酸素を回せ〉
黒尾鉄朗〈脳が正常に働くために〉
孤爪研磨〈最初クリアできそうにないゲームも何回繰り返すうちに〉
孤爪研磨〈慣れるんだよ〉
菅原孝支「(中学最初で最後の試合で完全にシャットアウトされて、高校でも月島の高さに全然勝てなくて…それでもやっと手に入れた自分よりずっとデカい相手と戦う方法…日向にとって唯一で最強の攻撃…それが)」
菅原孝支「(たった一人のブロッカーに止められた)」
猫又育史「気力を挫く人の壁。打てば打っただけ心は折れて…」
猫又育史「わらった…!」
日向翔陽「なんか違うんだ…ブロックで向こう側が全然見えなくて、どうすればいいか全然わからなかったあの頃の感じとは…なんか違う」
日向翔陽「向こうもギリギリでついて来てるのがわかる。今までブロックは怖くてイヤなだけだったのに、あいつが目の前に来るとわくわくするんだ」
日向翔陽「お前のトスと…あと…何かの工夫で…打ち抜けるんじゃないかって思うんだ。だからもう一回おれにトス上げてくれ」
影山飛雄「当たり前だ」
菅原孝支「今日向がトスを…」
日向翔陽「向こうもギリギリでついて来てるのがわかる。今までブロックは怖くてイヤなだけだったのに、あいつが目の前に来るとわくわくするんだ」
日向翔陽「お前のトスと…あと…何かの工夫で…打ち抜けるんじゃないかって思うんだ。だからもう一回おれにトス上げてくれ」
影山飛雄「当たり前だ」
菅原孝支「今日向がトスを…」
山口忠「見ましたね…」
影山飛雄「何焦ってんだお前」
烏養繋心「空中で日向に余裕ができるようにだ。さっき日向は空中でブロックを避けようとした」
烏養繋心「あのブロックを避ける技を見様見真似でやろうとしたんじゃないかな」
烏養繋心「全然できてはなかったけど」
日向翔陽「(今まで全然考えないで打ってたからいざ自分で合わそうとするとわかんねえ)」
烏養繋心「あのブロックを避ける技を見様見真似でやろうとしたんじゃないかな」
烏養繋心「全然できてはなかったけど」
日向翔陽「(今まで全然考えないで打ってたからいざ自分で合わそうとするとわかんねえ)」
田中龍之介「何を言うか!俺はいっつもお前のお陰でフリーで打ててるからな!たまには俺の方がカッコイイ試合があったって良いんだ!」
西谷夕「旭さんの方が決めてるけどな!」
澤村大地「何か掴めそうならトコトンやりな。踏んでる時は独りでも後ろにはちゃんと俺達が居るし」
澤村大地「点はエースが取り返してくれるらしいしな!」
烏養繋心「初めてのプレーをすぐできないのなんて当然だ。でもどんな事だって“やってみる”から始まるんだ。“小さな巨人”て前に烏野に居たろ?」
武田一鉄「日向君の憧れのエースですね」
烏養繋心「名前のまんまだけど身長は170cmそこそこで最初はブロックに止められてばっかだった。それが2年の後半には空中戦で右に出る奴は居なくなった」
烏養繋心「ブロックの高さに敵わないなら、その隙間を狙って打つ…わざとブロックの指先に当てて弾き飛ばす…そうやって小柄な自分の戦える道を作って行ったんだ」
烏養繋心「全部うちのじいさんから聞いた話だけどな」
武田一鉄「烏養前監督ですか?」