🖊原作者(Original Story) : 古舘春一 Furudate Haruichi
TVアニメ『ハイキュー!!』 第1期3話 ネタバレ♦放送日(Airdate) : 2014年4月20日
第1期3話『最強の味方』
"The Formidable Ally" 影山飛雄「おい!足止まってんぞ!昨日のサーブレシーブの反応どこ行った!?」
田中龍之介「一つ言っておく。大地さんは普段は優しいけど怒るとすごく恐い。すごくだ」
日向・影山「知ってます」
田中龍之介「この早朝練がバレたらヤバい。俺がヤバい。別にビビってるとかじゃねぇぞ全然!全く全然」
菅原孝支「おー!やっぱ早朝練かあ!おース」
田中龍之介「スガさん!?何で!」
菅原孝支「だってお前昨日明らかにヘンだったじゃん。いつも遅刻ギリギリのくせに鍵の管理申し出ちゃったりしてさァ。大丈夫大丈夫。大地には言わない。なーんか秘密特訓みたいでワクワクすんねー」
田中龍之介「ラッシャアアアアア!おーし絶好調!」
菅原孝支「日向よそ見すんな」
日向翔陽「おれも打ちたい!おれにもトス上げてくれよ!お前トス大好きなんだろ!?じゃあおれにも上げてくれよ!一本だけ!試しに一本!なっ?」
影山飛雄「嫌だ」
日向翔陽「何だよ!?ケチか!」
菅原孝支「だってお前昨日明らかにヘンだったじゃん。いつも遅刻ギリギリのくせに鍵の管理申し出ちゃったりしてさァ。大丈夫大丈夫。大地には言わない。なーんか秘密特訓みたいでワクワクすんねー」
田中龍之介「ラッシャアアアアア!おーし絶好調!」
菅原孝支「日向よそ見すんな」
日向翔陽「おれも打ちたい!おれにもトス上げてくれよ!お前トス大好きなんだろ!?じゃあおれにも上げてくれよ!一本だけ!試しに一本!なっ?」
影山飛雄「嫌だ」
田中龍之介「そーだそーだ!」
影山飛雄「正面だぞ今の。レシーブあってのトスと攻撃だ。それがグズグズのくせに偉そうに言うな。土曜の3対3でもトスは極力田中さんに集める。攻撃は田中さんに任せろ。お前は足を引っぱらない努力をしろよ」
日向翔陽「おれが満足にレシーブできる様になったらお前はおれにもトス上げんのか」
影山飛雄「勝ちに必要な奴になら誰にだってトスは上げる。でも俺は今のお前が勝ちに必要だとは思わない」
田中龍之介「感じ悪っっ」
影山飛雄「正面だぞ今の。レシーブあってのトスと攻撃だ。それがグズグズのくせに偉そうに言うな。土曜の3対3でもトスは極力田中さんに集める。攻撃は田中さんに任せろ。お前は足を引っぱらない努力をしろよ」
日向翔陽「おれが満足にレシーブできる様になったらお前はおれにもトス上げんのか」
影山飛雄「勝ちに必要な奴になら誰にだってトスは上げる。でも俺は今のお前が勝ちに必要だとは思わない」
田中龍之介「感じ悪っっ」
菅原孝支「ハハッ!随分スパイクに思い出があるんだな」
日向翔陽「はい!中学の時はセッターどころか3年になるまでおれしか部員居なくて…いつもバスケ部の友達に上げて貰ってました」
日向翔陽「部活引退した後も一年生とかママさんとか女子のセッターとか色んな人に上げて貰ったけど」
日向翔陽「どんなに仲が良くて友達でも本当のチームメイトになれるわけじゃなかったから…だから」
日向翔陽「高校行ったらどんなセッターが居んのかなって」
影山飛雄〈へたくそ!クソが〉
日向翔陽「はい!中学の時はセッターどころか3年になるまでおれしか部員居なくて…いつもバスケ部の友達に上げて貰ってました」
日向翔陽「部活引退した後も一年生とかママさんとか女子のセッターとか色んな人に上げて貰ったけど」
日向翔陽「どんなに仲が良くて友達でも本当のチームメイトになれるわけじゃなかったから…だから」
日向翔陽「高校行ったらどんなセッターが居んのかなって」
影山飛雄〈へたくそ!クソが〉
日向翔陽「いや…でもここで菅原さんに上げて貰ったら…なんか…ま…負けた気がするっていうか…」
菅原孝支「日向は何でそんなに影山に張り合うの?俺ならできるだけ強い奴とは争いたくないけどなあ」
日向翔陽「中学の試合…影山は何をやっても上手くて…背もおれよりずっとデカくて…とにかく強くて…目の前に立たれるのがスッゲー嫌でした」
日向翔陽「えっ!?えーと…影山を倒せるくらい強くなりたいんです。そうすればもっと色んな強い相手とも互角に戦えるし、試合で簡単に負けたりしない」
日向翔陽「おれ、もう負けたくないです」
菅原孝支「ふーん、つまり今んとこ日向の中で同年代最強の位置付けにあるのが影山って事か」
田中龍之介「おっ…俺も勉強の…」
月島蛍「失礼します」
澤村大地「お!来たか!今度入部する一年達だ」
澤村大地「お!来たか!今度入部する一年達だ」
田中龍之介「習性って…」
菅原孝支「でも予想以上の奴来たな…土曜の試合大丈夫か」
田中龍之介「大丈夫ですよ!俺だって入るんスから!」
菅原孝支「そうだな…影山も居るしな」
菅原孝支「中学ん時はもっとこう…絶対的自信を持っていたっていうか…破天荒というか」
田中龍之介「どっちみちクソ生意気です」
菅原孝支「ゴメン、お前に聞いたのが間違いだった」
月島蛍「何でお前が自慢すんの山口」
山口忠「ゴメンツッキー」
月島蛍「アンタは北川第一の影山だろ?そんなエリート何で烏野に居んのさ」
日向翔陽「おいっ!土曜日は絶対負けないからな!」
月島蛍「……あ、そう…君らには重要な試合なのか知らないけど、こっちにとっては別にって感じなんだね。勝敗に拘りないし…君らが勝たないと困りなら」
月島蛍「手、抜いてあげようか?」
日向翔陽「なんだーっ!?」
日向翔陽「(おれ知らねーぞ)」
影山飛雄「何なんだてめぇ」
月島蛍「土曜の試合も王様相手に勝っちゃったりして」
日向翔陽「王様王様ってうるせえ!おれも居る!」
月島蛍「は?」
日向翔陽「何だコラぁ…やんのかあこんにゃろぉぉ」
月島蛍「そんなにキバんないでさ、明るく楽しく程々にやろうよ。たかが部活なんだからさ」
日向翔陽「たかがって何た!」
山口忠「俺は山口忠」
月島蛍「イライラすんだよ。無駄にアツい奴って…王様も…さっきのチビも」
田中龍之介「ヤベー寝坊した~遅刻遅刻♪急いでいたら食パン銜えた潔子さんとドーン☆何つって」
田中龍之介「コレどれくらいやってんスか?」
菅原孝支「俺が来てから15分経ってる」
田中龍之介「連続スか?」
菅原孝支「うん」
菅原孝支「日向の運動能力…中学ん時から凄いよな。でもそれとは別にあいつには勝利にしがみつく力がある気がする」
影山飛雄「(恵まれた体格…優れた身体能力…そういうのとは別の武器。“苦しい。もう止まってしまいたい”)」
影山飛雄「(そう思った瞬間からの一歩)」
田中龍之介「上がったっ!すけぇぞ日向!」
日向翔陽「くそ…引き分け…」
影山飛雄「ハァ…ハァ…お前なんかに負けねえ…」
日向翔陽「(ムカつく奴だし…腹立つけど…これからはおれにもトスが上がるんだ)」
日向翔陽「今日はおれ達で勝つ!」
影山飛雄「さっさと準備するぞ」
月島蛍「おはよ王様」
日向翔陽「(ムカつく奴だし…腹立つけど…これからはおれにもトスが上がるんだ)」
日向翔陽「今日はおれ達で勝つ!」
影山飛雄「さっさと準備するぞ」
月島蛍「おはよ王様」