🖊原作者(Original Story) : 古舘春一 Furudate Haruichi
TVアニメ『ハイキュー!!』 第1期7話 ネタバレ♦放送日(Airdate) : 2014年5月18日
第1期7話『VS “大王様”』
"Versus the Great King"
入畑伸照「おお!戻ったのか及川!足はどうだった?」
及川徹「バッチリです。もう通常の練習イケます。軽い捻挫でしたね」
入畑伸照「まったく気をつけろよ。向こうには影山出せなんて言っといてこっちは正セッターじゃないなんて頭上らんだろうが」
及川徹「スミマセ~ン」
影山飛雄「ハイ…中学の先輩です」
日向翔陽「王様の先輩って事は大王様!?」
日向翔陽「王様の先輩って事は大王様!?」
澤村大地「(あと1点…)」
澤村大地「やめろ!」
及川徹「うん…やっぱり…途中見てたけど」
及川徹「6番の君と」
及川徹「5番の君」
及川徹「レシーブ苦手でしょ?一年生かな?」
菅原孝支「(影山の…いや…それ以上の威力に加えてほぼ宣言通りのコースに打つコントロール!これが青城の主将!)」
山口忠「ツッキイイイ!」
月島蛍「くそっ…」
日向翔陽「何だと!?」
日向翔陽「(ピンチのくせしてこんな時もムカつく奴っ!けど…けど!)」
日向翔陽「バレーボールっつうのはなあ!ネットのこっちっ側に居る全員!もれなく味方なんだぞ!」
田中龍之介「なんてすばらしい名言!」
澤村大地「よし、全体的に後ろへ下がれ。月島は少しサイドラインに寄れ」
澤村大地「よし、来い!」
及川徹「ふーん 、レシーブが得意なキャプテン君が守備範囲を広げるか」
及川徹「でも一人で全部は守れないよっ!」
日向翔陽「(ピンチのくせしてこんな時もムカつく奴っ!けど…けど!)」
日向翔陽「バレーボールっつうのはなあ!ネットのこっちっ側に居る全員!もれなく味方なんだぞ!」
田中龍之介「なんてすばらしい名言!」
澤村大地「よし、全体的に後ろへ下がれ。月島は少しサイドラインに寄れ」
澤村大地「よし、来い!」
及川徹「ふーん 、レシーブが得意なキャプテン君が守備範囲を広げるか」
山口忠「ツッキーッ!」
武田一鉄「あんな端っこに居るのにピンポイントで!」
武田一鉄「あんな端っこに居るのにピンポイントで!」
菅原孝支「でもコントロール重視の分威力はさっきより弱いです!」
山口忠「ツッキーナイスっ!」
及川徹「おっ、取ったね!えら~い。ちょっと取り易すぎたかな?」
及川徹「でもこっちのチャンスボールなんだよね。ホラ、おいしいおいしいチャンスボールだ。きっちり決めなよお前ら」
及川徹「おっ、取ったね!えら~い。ちょっと取り易すぎたかな?」
及川徹「でもこっちのチャンスボールなんだよね。ホラ、おいしいおいしいチャンスボールだ。きっちり決めなよお前ら」
影山飛雄「上がった!」
田中龍之介「ナイスワンタッチ!」
田中龍之介「ナイスワンタッチ!」
影山飛雄「おう」
金田一勇太郎「だから謝んな!」
影山飛雄「おう」
日向翔陽「べんじょ♪べんじょべーん♪」
日向翔陽「何の用だっ」
田中龍之介「やんのかコラ」
日向翔陽「やんのかこらァ」
日向翔陽「あっ、エヘヘ」
及川徹「君らの攻撃は確かに凄かったけど、レシーブがグズグズじゃあすぐ限界が来るんじゃない?」
及川徹「強烈なサーブ打ってくる奴はなにも俺だけじゃないしね。インハイ予選はもうすぐだ。ちゃんと生き残ってよ?」
及川徹「俺はこのクソ可愛い後輩を公式戦で同じセッターとして正々堂々叩き潰したいんだからサ」
日向翔陽「レシーブなら特訓するっ」
及川徹「強烈なサーブ打ってくる奴はなにも俺だけじゃないしね。インハイ予選はもうすぐだ。ちゃんと生き残ってよ?」
及川徹「俺はこのクソ可愛い後輩を公式戦で同じセッターとして正々堂々叩き潰したいんだからサ」
日向翔陽「レシーブなら特訓するっ」
月島蛍「おい放せ!」
及川徹「レシーブは一朝一夕で上達するモンじゃないよ。キャプテン君はわかってると思うけどね」
及川徹「大会までもう時間は無い。どうするのか楽しみにしてるね」
影山飛雄「き…気にしないでください。あの人、ああやって人ひっかき回すのが好きなだけなんです」
澤村大地「ふふふ…確かにインターハイ予選まで時間は無い。けど…そろそろ戻ってくる頃なんだ」
田中龍之介「あっ!」
及川徹「レシーブは一朝一夕で上達するモンじゃないよ。キャプテン君はわかってると思うけどね」
及川徹「大会までもう時間は無い。どうするのか楽しみにしてるね」
影山飛雄「き…気にしないでください。あの人、ああやって人ひっかき回すのが好きなだけなんです」
澤村大地「ふふふ…確かにインターハイ予選まで時間は無い。けど…そろそろ戻ってくる頃なんだ」
田中龍之介「あっ!」
及川徹「ああ…空回ってた天才が才能の行き場を見つけちゃったんだから、もう凡人には敵わないんじゃない?」
岩泉一「へぇ、お前でも敵わないのかよ」
及川徹「あっ痛っ!」
岩泉一「トスも負けないって言えよクソ及川!テメェセッターだろうが!」
及川徹「だってホントの事だもん」
岩泉一「トスも負けないって言えよクソ及川!テメェセッターだろうが!」
及川徹「だってホントの事だもん」
及川徹「だからこそレシーブを崩すんデショ。どんなにトスが凄くたってボールがセッターに返んなきゃ意味無いんだから…公式戦で烏野と当たったら」
及川徹「レシーブめちゃくちゃに乱してマトモにトス回しする機会なんか与えずに“一人だけ上手くたって勝てないんだよドンマイ”って言いたい!言いたい~っ」
及川徹「エ?何?だって天才とかむかつくじゃん」
岩泉一「俺は女にキャーキャー言われてる奴の方がムカつくっ!」
花巻貴大「おーい、遊んでっとコーチに怒られるぞ」
山口忠「このモップ危ないから捨てちゃっても良いですか?」
菅原孝支「いいんだ!それは!」
菅原孝支「いいんだ!それは!」
田中龍之介「職務怠慢だ!」
烏養繋心「ちゃんとした飯を食えよ!」
烏養繋心「あい坂ノ下商店………またアンタかよ」
田中龍之介「それにしてもよ~あの優男のサーブ凄かったなァ。最初からアレやられてたらヤバかったぜ。さすが影山と同中の先輩…」
田中龍之介「アレ?ていうか影山って何で烏野に居るんだっけ?県内一の強豪つったらやっぱ白鳥沢だろ」
日向翔陽「しらとり?」
田中龍之介「白鳥沢学園っつう県ではダントツ、全国でも必ず8強に食い込む強豪校があんだよ」
日向翔陽「ほーっ」
日向翔陽「ほーっ」
影山飛雄「白鳥沢から推薦来なかったし、一般で受けて落ちました。試験が意味不明でした」
月島蛍「へえーっ、王様勉強は大した事無いんだネ~」
山口忠「おつかれース」
影山飛雄「チッ」
影山飛雄「チッ」
影山飛雄「引退した烏養監督が戻って来るって聞いたから」
日向翔陽「うかい?」
田中龍之介「無名だった烏野を春高の全国大会まで導いた名将!」
田中龍之介「烏野の烏養って名前が有名だったよな。凶暴な烏飼ってる監督だっつって」
菅原孝支「2・3年生は去年少しだけ指導受けたけど、すげえスパルタだったぞ」
菅原孝支「何で羨ましそうなんだよ」
菅原孝支「烏養監督は本格的な復帰が決まってたんだけど」
田中龍之介「無名だった烏野を春高の全国大会まで導いた名将!」
田中龍之介「烏野の烏養って名前が有名だったよな。凶暴な烏飼ってる監督だっつって」
菅原孝支「2・3年生は去年少しだけ指導受けたけど、すげえスパルタだったぞ」
菅原孝支「何で羨ましそうなんだよ」
菅原孝支「烏養監督は本格的な復帰が決まってたんだけど」
影山飛雄〈倒れた!?〉
菅原孝支〈今のとこ復帰の予定はないんだ…スマン〉
影山飛雄「けど別にどの学校に入ったって戦う相手は同じ高校生。勝てない理由なんてない」
田中龍之介「負け惜しみは止せ!カッコつけて言ってもムダだ」
影山飛雄「違いますよっ!カッコもつけてません!実際に今日4強に勝ったじゃないですか!」
田中龍之介「まあなー!あの青城に2対1」
影山飛雄「けど別にどの学校に入ったって戦う相手は同じ高校生。勝てない理由なんてない」
田中龍之介「負け惜しみは止せ!カッコつけて言ってもムダだ」
影山飛雄「違いますよっ!カッコもつけてません!実際に今日4強に勝ったじゃないですか!」
田中龍之介「まあなー!あの青城に2対1」
日向翔陽「あザース!」
影山飛雄「得点と同じくらい失点もしてんだから満足すんなよ」
菅原孝支「何でそういう事言うんだよ!」
日向翔陽「いっ…いっぱい練習しますっっ」
澤村大地「あっ、うん、個人のレベルアップも大事だな。けど…今の烏野には根本的にメンバーが足りてないんだよ」
影山飛雄「そうですよね。守備の要のリベロ。それと一人で敵の3枚ブロックと勝負できるエーススパイカー」
影山飛雄「そうですよね。守備の要のリベロ。それと一人で敵の3枚ブロックと勝負できるエーススパイカー」
澤村大地「うん」
澤村大地「夏のインターハイ…全国がただの遠くの目標じゃなく現実に掴めるものにきっとなる」
日向翔陽「夏のインターハイ!聞いた事あるっ!」
日向翔陽「ふ…不良!不良!?」
田中龍之介「違えよ。アレはな、ちょっとアツすぎるだけなんだよ。イイ奴なんだよまじで」
影山飛雄「(田中さんにアツすぎるって言われるとかどんだけだ)」
田中龍之介「それにアイツはな、烏野で唯一天才と呼べる選手だ。ま、今はクソ生意気影山が入ってきたから唯一じゃなくなったけどな」
澤村大地「ソイツが戻って来たら先輩って呼んでやれよ日向。田中みたくにバカ喜びすると思うから」
田中龍之介「バカとか…」
日向翔陽「(烏野の守護神か…どんな人かな…)」
日向翔陽「(烏野の守護神か…どんな人かな…)」
影山飛雄「取れてねぇよボゲェ!ホームランだろォ!」
日向翔陽「取ってくる…」
日向翔陽「取ってくる…」