🖊原作者(Original Story) : 古舘春一 Furudate Haruichi
TVアニメ『ハイキュー!!』 第1期8話 ネタバレ♦放送日(Airdate) : 2014年5月25日
第1期8話 “エース”と呼ばれる人
"He Who Is Called 'Ace'
日向翔陽「おれより小さい!?」
西谷夕「ああ!?てめぇ今なんつったァコラァ!」
日向翔陽「あっ…ごめんなさっ…あのっ…身長何センチですか…」
西谷夕「おーっ龍ーっ!」
澤村・菅原「西谷!」
西谷夕「チワース!」
西谷夕「お前ら一年か!さっきのサーブの奴!お前どこ中だ!」
西谷夕「千鳥山!」
影山飛雄「強豪じゃないですか!何で烏野に!?やっぱり烏養監督の復帰を聞いて!?」
西谷夕「…いや…俺が烏野に来たのは…」
西谷夕「女子の制服が好みだったからだ。凄く!」
西谷夕「もちろん女子自体も期待を裏切らなかった!それになんつっても!」
西谷夕「男子が学ランだからだ!黒のな!俺中学がブレザーで学ランにすげえ憧れてたんだよ」
西谷夕「茶とかグレーじゃなく黒に!」
西谷夕「…いや…俺が烏野に来たのは…」
西谷夕「女子の制服が好みだったからだ。凄く!」
西谷夕「もちろん女子自体も期待を裏切らなかった!それになんつっても!」
西谷夕「男子が学ランだからだ!黒のな!俺中学がブレザーで学ランにすげえ憧れてたんだよ」
西谷夕「茶とかグレーじゃなく黒に!」
日向翔陽「ゲリラ豪雨…」
澤村大地「ハハハ!喧しいだろ。でもプレーはびっくりするくらい」
澤村大地「ハハハ!喧しいだろ。でもプレーはびっくりするくらい」
西谷夕「あの根性無し!」
田中龍之介「こらノヤ!先輩をそんな風に言うんじゃねぇ!」
西谷夕「うるせぇ!根性無しは根性無しだ!旭さんが戻んないなら俺も戻んねぇ!」
日向翔陽「あのニシヤさん、リベロですよね!?守備専門の…」
西谷夕「ニシノヤだ。何で俺がリベロだと思う?小っちゃいからか?」
田中龍之介「こらノヤ!先輩をそんな風に言うんじゃねぇ!」
西谷夕「うるせぇ!根性無しは根性無しだ!旭さんが戻んないなら俺も戻んねぇ!」
日向翔陽「あのニシヤさん、リベロですよね!?守備専門の…」
西谷夕「ニシノヤだ。何で俺がリベロだと思う?小っちゃいからか?」
西谷夕「守っ!?何だそれっ…そんな大げさな呼び方されたっておれは俺は別にっ」
日向翔陽「西谷先輩!」
日向・月島・山口「ん?」
田中龍之介「だめだ…本能で動く系の奴は何言ってんのかサッパリわからん」
田中龍之介「部活禁止中も秘密の特訓してたらしいっスよ。ママさんチームとかに混じったりして」
西谷夕「何ぽかんとしてんだよ」
日向翔陽「おれ、エースになりたいんです!」
日向翔陽「ハイ!エースカッコイイデス!」
西谷夕「エースって響きがもうカッコイイもんな!」
西谷夕「けどよ、試合中会場が一番ワッと盛り上がるのは、どんなすげえスパイクより」
西谷夕「スーパーレシーブが出た時だぜ!高さ勝負のバレーボールでリベロは小っちゃい選手が生き残る唯一のポジションなのかもしれねえ」
西谷夕「けど、俺はこの身長だからリベロやってるワケじゃねえ。たとえ身長が2mあったって俺はリベロやる」
西谷夕「スパイクが打てなくてもブロックができなくてもボールが床に落ちさえしなければ、バレーボールは負けない。そんでそれが一番できるのは」
西谷夕「リベロだ」
日向翔陽「カッ…カッコイイ!」
西谷夕「バッ…バカヤロウ!そんなにハッキリ言うんじゃねーよ!んニャロ―!アイス2本食うか!」
西谷夕「スーパーレシーブが出た時だぜ!高さ勝負のバレーボールでリベロは小っちゃい選手が生き残る唯一のポジションなのかもしれねえ」
西谷夕「けど、俺はこの身長だからリベロやってるワケじゃねえ。たとえ身長が2mあったって俺はリベロやる」
西谷夕「スパイクが打てなくてもブロックができなくてもボールが床に落ちさえしなければ、バレーボールは負けない。そんでそれが一番できるのは」
西谷夕「リベロだ」
日向翔陽「カッ…カッコイイ!」
西谷夕「バッ…バカヤロウ!そんなにハッキリ言うんじゃねーよ!んニャロ―!アイス2本食うか!」
日向翔陽「オス!」
西谷夕「あ?鳥?」
日向翔陽「おっ…囮…」
西谷夕「何でそんなに自身無さげに言うんだ」
西谷夕「何でそんなに自身無さげに言うんだ」
日向翔陽「エースとか守護神とかと比べてなんかパッとしないっていうか…」
烏養繋心「しつこいな~先生」
武田一鉄「ハイ、それだけが取り得です」
烏養繋心「何回言われてもコーチなんかやんねえよ。監督やってたのは俺のじいさんであって俺は人に教えるガラじゃねぇつってんだろ?先生、あんたが欲しいのは技術指導者もだろうけど、何より名将烏養の名前だな?」
武田一鉄「正直それもあります。烏養監督が退かれてからだんだんと他校とは疎遠になって、今年穴埋めで入った僕なんかでは練習試合も取りつけられないんです」
烏養繋心「名将の名前があればそんな状況も変わるカモってか?」
武田一鉄「お願いします烏養君!」
東峰旭「そうか~よかった。西谷が後ろにいてくれれば心強いもんな」
菅原孝支「お前だってそうだよ!お前がトスを呼ぶだけで皆心強く思ってるよ!」
東峰旭「気持ちは嬉しいけど俺が戻ってもまた皆の足を引っ張っちまう」
東峰旭「気持ちは嬉しいけど俺が戻ってもまた皆の足を引っ張っちまう」
菅原孝支「聞いてくれ!悔しいけど、1年に凄いセッターが入ってきた!それに最強の囮も居るんだ!もうお前にばっかり負担がかかったりしないんだ!新しい戦力に加えて西谷とお前が戻ってくれば、烏野は落ちた強豪なんかじゃなくなる!チームが変わりつつある今こそ大黒柱のエースが」
影山飛雄「お前がエース見たいって言い出したんだろ!」
菅原孝支「待てよ旭!」
菅原孝支「待てよ旭!」
武田一鉄「きっと何か変わる!」
東峰旭「おお一年かあ」
日向・影山「ちわっす!」
日向翔陽「(身長は月島の方が高い。けどなんつうかデカイ!この人が烏野のエース)」
菅原孝支「あっ…うん…ナイスレシーブ」
田中龍之介「ただの回転レシーブじゃねーか!」
月島蛍「何今の…」
西谷夕「影山!月島!山口!まとめて説教してやる!そこに屈め!いや座れ!俺の目線より下に来い!」
日向翔陽「教えて!ローリングサンダー教えてええ」
武田一鉄「みんな、今年もやるんだよね?」
武田一鉄「ゴールデンウィーク合宿!」
澤村大地「はい。まだまだ練習が足りないですから」
武田一鉄「それでね、ゴールデンウィーク最終日なんだけど、練習試合組めました!」
武田一鉄「みんな、今年もやるんだよね?」
武田一鉄「ゴールデンウィーク合宿!」
澤村大地「はい。まだまだ練習が足りないですから」
武田一鉄「それでね、ゴールデンウィーク最終日なんだけど、練習試合組めました!」
「おおお!」
田中龍之介「すげー!頼みしいな武ちゃん!」
田中龍之介「すげー!頼みしいな武ちゃん!」
菅原孝支「相手はどこですか?」
菅原孝支「そうそう名勝負!ネコ対烏!ゴミ捨て場の決戦つって」
月島蛍「それ本当に名勝負だったんですか?」
月島蛍「それ本当に名勝負だったんですか?」
武田一鉄「うん、詳しい事は後で話すけど、音駒高校っていう好敵手の存在を聞いてどうしても因縁の再戦をやりたかったんだ」
武田一鉄「相手が音駒高校となればきっと彼も動くハズ」
田中龍之介「東京か…シティボーイめえ…けちょんけちょんにしてやるんだぜえ」
武田一鉄「相手が音駒高校となればきっと彼も動くハズ」
田中龍之介「東京か…シティボーイめえ…けちょんけちょんにしてやるんだぜえ」
月島蛍「プッ…シティボーイって」
田中龍之介「うるせえ月島てめえオラァ!」
田中龍之介「うるせえ月島てめえオラァ!」
澤村大地「西谷…」
西谷夕「翔陽はいい奴だし、他の一年も曲者揃いだけど面白そうな奴ばっかで…これからこのチームはなんかこう…いい感じにやっていくんだと思います」
西谷夕「俺もここで練習したい…けど俺も試合に出てこのチームで勝ったら旭さんいなくても勝てるって証明になるみたいで嫌です。今まで一緒に戦って来たのに…ワガママ言ってスミマセン」
西谷夕「翔陽はいい奴だし、他の一年も曲者揃いだけど面白そうな奴ばっかで…これからこのチームはなんかこう…いい感じにやっていくんだと思います」
西谷夕「俺もここで練習したい…けど俺も試合に出てこのチームで勝ったら旭さんいなくても勝てるって証明になるみたいで嫌です。今まで一緒に戦って来たのに…ワガママ言ってスミマセン」
西谷夕「えっ…でも…」
日向翔陽「ノヤさん!もう一回!ローリングサンダーもう一回!」
影山飛雄「知らね」
日向翔陽「アサヒさんの事、人一倍責任を感じる性格だって言ってたけど、菅原さんもそんな感じしね?」
日向翔陽「アサヒさんの事、人一倍責任を感じる性格だって言ってたけど、菅原さんもそんな感じしね?」
影山飛雄「どっちも自分に責任感じてんだろ」
影山飛雄「一人で勝てる訳ないのにな」
日向翔陽「おっ…お前がソレ言う~!?おれはお前の名言鮮明に覚えてるぞ!」
日向翔陽「レシーブもトスもスパイクも全部俺一人でやれればいいのにって思ってます」
影山飛雄「うるせええ!」
日向翔陽「やれればいいのにって思ってます」
日向翔陽「ネットのこっちっ側はもれなく味方のはずなのに…こっちっ側がぎすぎすしてんのやだな」
東峰旭「気持ちは嬉しいんだけど…何で一緒に練習した事もない俺がきになるの?」
日向翔陽「ネットのこっちっ側はもれなく味方のはずなのに…こっちっ側がぎすぎすしてんのやだな」
東峰旭「気持ちは嬉しいんだけど…何で一緒に練習した事もない俺がきになるの?」
日向翔陽「アサヒさんが戻って来ないと2・3年生が元気ないからです!」
東峰旭「けど…悪い…俺はね、高いブロック目の前にしてそれを打ち抜くイメージみたいなのが」
東峰旭「全然見えなくてなちゃったんだよ…必ずシャットアウトされるか、それにビビって自滅する自分が頭ん中を過るんだ」
東峰旭「思わないよ。何?」
日向翔陽「それわかります。おれ背が低くて技術もないからブロックに捕まってばっかで」
日向翔陽「でも今はコイツのトスがあるからどんな高いブロックも躱せます!」
日向翔陽「ブロックが目の前から居なくなってネットの向こう側がばあっと見えるんです!」
日向翔陽「それわかります。おれ背が低くて技術もないからブロックに捕まってばっかで」
日向翔陽「でも今はコイツのトスがあるからどんな高いブロックも躱せます!」
日向翔陽「ブロックが目の前から居なくなってネットの向こう側がばあっと見えるんです!」
東峰旭「(あ…その景色ちょっとわかる)」
日向翔陽「そんで一番高いトコでボールが手に当たってボールの重さがこう手にズシッとくる感じ大好きです!」
東峰旭「(それもよく知ってる…)」
日向翔陽「おれ、アサヒさん羨ましいです。今のおれには一人でブロックをブチ抜くタッパもパワーも無いけど、アサヒさんにはそれがある。今までたくさんブロックされてたかもしれないけど、それよりもっといっぱいのスパイク決めてきたんですよね?」
日向翔陽「だから皆、アサヒさんをエースって呼ぶんだ」
影山飛雄「時間だ。戻るぞ」
影山飛雄「あの…一人で勝てないのは当たり前です。コートには6人居るんだから」
影山飛雄「俺もソレわかったのついこの間なんで偉そうに言えないっすけど…失礼します」
日向翔陽「おれ、アサヒさん羨ましいです。今のおれには一人でブロックをブチ抜くタッパもパワーも無いけど、アサヒさんにはそれがある。今までたくさんブロックされてたかもしれないけど、それよりもっといっぱいのスパイク決めてきたんですよね?」
影山飛雄「時間だ。戻るぞ」
影山飛雄「あの…一人で勝てないのは当たり前です。コートには6人居るんだから」
影山飛雄「俺もソレわかったのついこの間なんで偉そうに言えないっすけど…失礼します」
日向翔陽〈手にズシッとくる感じ大好きです〉