乙骨憂太「なーんか…とんでもないことになっちゃったなー」
乙骨憂太「真希さん」
禪院真希「何してんだ。今週は休講だろ」乙骨憂太「いや…うん…はい…」
禪院真希「私はこのダセェ眼鏡がねぇと呪いが見えねぇ。私の呪具は初めから呪力がこもってるモンで私がどうこうしてるわけじゃねぇ」
禪院真希「おかげで家出られたけどな。飯は不味いし部屋は狭ぇし、知らねぇオッサンがうろついてっし、本っ当最悪だったわ」
乙骨憂太「真希さんは、どうして呪術師を続けるの?」
禪院真希「私は性格悪ぃかんな。呪いも見えねぇ奴が一級術師として出戻って」
乙骨憂太「……」
禪院真希「んだよ」
禪院真希「んだよ」
乙骨憂太「強く真っすぐ生きたいんだ」
「あんたなんか産まなきゃよかった。禪院家の恥め!みんな真希みたいになっちゃ駄目よ」
乙骨憂太「僕に手伝えることがあったらなんでも言ってよ。禪院家ぶっ壊そーなんて…ハハハハ…」
禪院真希「バーカ!一人でやるから意味があんだよ。部屋戻るわ」
禪院真希「馬鹿か私は…認められた気になってんじゃねーよ」
夏油傑「闇より出でて闇より黒く、その穢れを禊ぎ祓え」
乙骨憂太「学校に帳が下りてる!誰が…どうして?」
五条悟「一人、面倒くさそうな奴がいるな」
ミゲル「成程、アノ包帯カ」
「あんたなんか産まなきゃよかった。禪院家の恥め!みんな真希みたいになっちゃ駄目よ」
乙骨憂太「僕に手伝えることがあったらなんでも言ってよ。禪院家ぶっ壊そーなんて…ハハハハ…」
禪院真希「バーカ!一人でやるから意味があんだよ。部屋戻るわ」
禪院真希「馬鹿か私は…認められた気になってんじゃねーよ」
夏油傑「闇より出でて闇より黒く、その穢れを禊ぎ祓え」
乙骨憂太「学校に帳が下りてる!誰が…どうして?」
五条悟「一人、面倒くさそうな奴がいるな」
ミゲル「成程、アノ包帯カ」
菅田真奈美「えぇ、他は私達で引き受けます。何度も言いますが」
ミゲル「分カッテル。俺ラハ足止メデショ。ノラリクラリ、夏油ノ仕事ガ終ワルマデ遊ビマショ」
夏油傑「君がいたか」
禪院真希「いちゃ悪いかよ。てめぇこそなんでここにいる」
夏油傑「悪いが猿と話す時間はない」
伊地知潔高「五条さん、報告が」
五条悟「(あの目立ちたがりが前線に出てこない?京都の方か?ならなにかしら連絡があるだろ)」
夏油傑「君がいたか」
禪院真希「いちゃ悪いかよ。てめぇこそなんでここにいる」
夏油傑「悪いが猿と話す時間はない」
伊地知潔高「五条さん、報告が」
五条悟「(あの目立ちたがりが前線に出てこない?京都の方か?ならなにかしら連絡があるだろ)」
五条悟「今から二人を呪術高専に送る」
五条悟「夏油は今高専にいる。絶対多分間違いない」
パンダ「どっちだよ」
五条悟「勘が当たれば最悪憂太と真希二人死ぬ。僕もあの異人を片づけたらすぐ行く。二人を守れ。悪いが死守だ!」
狗巻棘「しゃけ!」
菅田真奈美「気付かれた!?」
ミゲル「ダカラ影武者ノ一人デモ用意シテオケバト」
夏油傑「惜しかったね」
パンダ「棘!大丈夫か!」
パンダ「真希!大丈夫か!?真希!」
禪院真希「…まだ…」
夏油傑「素晴らしい!素晴らしいよ!私は今、猛烈に感動している!」
夏油傑「乙骨を助けに馳せ参じたのだろう!?呪術師が呪術師を!自己を犠牲にしてまで慈しみ敬う!」
夏油傑「私の望む世界が今目の前にある!」
夏油傑「素晴らしい!素晴らしいよ!私は今、猛烈に感動している!」
夏油傑「乙骨を助けに馳せ参じたのだろう!?呪術師が呪術師を!自己を犠牲にしてまで慈しみ敬う!」
夏油傑「私の望む世界が今目の前にある!」
『特級過呪怨霊 折本里香 二度目の完全顕現』
乙骨憂太「怒ってないよ」
祈本里香「嫌いにならないでぇ」
祈本里香「憂太、アイツ嫌い?」
乙骨憂太「あぁ、大嫌いだ」
祈本里香「じゃあ、里香も嫌いぃいい」
乙骨憂太「なんで攻撃をやめた」
夏油傑「呪力による治癒には高度な反転術式を要する。君の意識を少しでもそちらに割かせた方が得策だろう。続きを始めようか」
乙骨憂太「里香、アレをやる」
乙骨憂太「なんで攻撃をやめた」
夏油傑「呪力による治癒には高度な反転術式を要する。君の意識を少しでもそちらに割かせた方が得策だろう。続きを始めようか」
乙骨憂太「里香、アレをやる」
夏油傑「(呪言は狗巻家相伝の高等術式。これを呪術を学んで一年未満の少年がやってのけた)」
夏油傑「益々欲しいね」
乙骨憂太「ぐちゃぐちゃにしてやる」
伊地知潔高「まだ子供じゃないですか。今ならまだ引き返せます。善悪の区別もついていないでしょう」
枷場美々子「吊るす?奈々子」
ミゲル「見テワカレ!」
五条悟「知るか、僕の1秒の方が勝ってる。それだけだ」
五条悟「邪魔だ」
伊地知潔高「(やばい!五条さんキレてる!)」
ミゲル「(コレガ夏油ノ言ッテイタ無下限呪術。原子レベルニ干渉スル緻密ナ呪力操作デ時空間ヲ支配スル)」
五条悟「邪魔だ」
伊地知潔高「(やばい!五条さんキレてる!)」