夏油傑「生まれて初めての激情、呪力が体に満ち満ちているね」
夏油傑「身体能力の向上、万能感、五感が研ぎ澄まされているだろ。烏合共では相手にならないね。直に叩くとしようか」
夏油傑「論点がズレてるよ、乙骨」
夏油傑「私が望むのは“啓蒙”ではない“選民”だよ。数が多いというだけで強者が弱者に埋もれ虐げられることもある。そういう猿共の厚顔ぶりが吐き気を催す程不快だと私は言ってるんだ」
夏油傑「私が望むのは“啓蒙”ではない“選民”だよ。数が多いというだけで強者が弱者に埋もれ虐げられることもある。そういう猿共の厚顔ぶりが吐き気を催す程不快だと私は言ってるんだ」
夏油傑「やるじゃないか」
乙骨憂太「分かんないよ!高専以外の呪術師のことなんか知らないし!お前が正しいかどうかなんて僕には分かんない!」
乙骨憂太「でも僕が皆の友達でいるために!」
乙骨憂太「僕が僕を生きていいって思えるように」
乙骨憂太「オマエは殺さなきゃいけないんだ」
夏油傑「自己中心的だね。だが自己肯定か。生きていく上でこれ以上に大事なこともないだろう。ならば、こちらも全霊をもって君を殺す。もう質も量も妥協しない。知ってるかい?特級を冠する人間は4人」
乙骨憂太「分かんないよ!高専以外の呪術師のことなんか知らないし!お前が正しいかどうかなんて僕には分かんない!」
乙骨憂太「でも僕が皆の友達でいるために!」
乙骨憂太「僕が僕を生きていいって思えるように」
乙骨憂太「オマエは殺さなきゃいけないんだ」
夏油傑「自己中心的だね。だが自己肯定か。生きていく上でこれ以上に大事なこともないだろう。ならば、こちらも全霊をもって君を殺す。もう質も量も妥協しない。知ってるかい?特級を冠する人間は4人」
祈本里香「なぁにぃ」
乙骨憂太「いつも守ってくれてありがとう…僕を好きになってくれてありがとう…」
乙骨憂太「僕の未来も心も体も全部里香にあげる」
乙骨憂太「これからは本当にずっと一緒だよ」
乙骨憂太「愛してるよ、里香」
乙骨憂太「一緒に逝こう?」
祈本里香「憂太!憂太っあ!」
祈本里香「大大大大大大大大大大大大大大大好きだよぉ!」
夏油傑「(自らを生贄として呪力の制限解除) そうくるか、女誑しめ!」
夏油傑「里香さえあれば、せこせこ呪いを集める必要もない…次だ…次こそ手に入れる…」
夏油傑「結構遅かったじゃないか」
夏油傑「悟」
夏油傑「君で詰むとはな…私の家族達は無事かい?」
五条悟「揃いも揃って逃げ果せたよ。京都の方もオマエの指示だろ」
夏油傑「まぁね…君と違って私は優しいんだ。あの二人を私にやられる前提で送り込んだな。乙骨の起爆剤として」
五条悟「そこは信用した。オマエの様な主義の人間は若い術師を理由もなく殺さないと」
夏油傑「信用か…」
夏油傑「まだ私にそんなものを残していたのか…」
五条悟「呆れた奴だ。何か…言い残すことはるか」
パンダ「憂太!憂太!しっかりしろ!」
パンダ「あ、しっかりした」
乙骨憂太「あ、みんな」
乙骨憂太「ケガは!?真希さん!」
乙骨憂太「狗巻君!うわっ!パンダ君腕治ってない」
禪院真希「落ち着け。全員今の憂太より元気だ」
パンダ「俺の腕は二人と違って後でどうにでもなる。助けてくれてありがとうな」
狗巻棘「しゃけ」
祈本里香「憂太」
乙骨憂太「ごめんね里香ちゃん…待たせたね」
パンダ「どーした?憂太」
乙骨憂太「えーっと、力を貸してもらうかわりに里香ちゃんと同じ所に逝く約束をですね」
禪院真希「はぁ!?オマエそれ、死ぬってことじゃねーか!何考えてんだバカ!」
乙骨憂太「…里香ちゃん」
五条悟「おめでとう」
五条悟「解呪達成だね」
乙骨憂太「えーっと、力を貸してもらうかわりに里香ちゃんと同じ所に逝く約束をですね」
禪院真希「はぁ!?オマエそれ、死ぬってことじゃねーか!何考えてんだバカ!」
乙骨憂太「…里香ちゃん」
五条悟「おめでとう」
五条悟「解呪達成だね」
五条悟「グッドルッキングガイ五条悟先生ダヨ~」
五条悟「以前、憂太が立てた仮説、面白いと思ってね、家系の調査を依頼した」
五条悟「里香の方は随分前に終了してたけど、憂太の方はザルもいいとこだったからね。それで判明したんだけど」
五条悟「君、菅原道真の子孫だった!超遠縁だけど僕の親戚!」
五条悟「以前、憂太が立てた仮説、面白いと思ってね、家系の調査を依頼した」
五条悟「里香の方は随分前に終了してたけど、憂太の方はザルもいいとこだったからね。それで判明したんだけど」
五条悟「君、菅原道真の子孫だった!超遠縁だけど僕の親戚!」
乙骨憂太「え、誰?」
禪院真希「日本三大怨霊の一人」
パンダ「超大物呪術師だ」
乙骨憂太〈死んじゃダメだ!死んじゃダメだ!死んじゃダメだ!死んじゃダメだ!死んじゃダメだ!〉
乙骨憂太「そうだ…僕はあの時里香ちゃんの死を拒んだ…」
五条悟「ま、その姿を見れば分かりきったことだよね」
祈本里香「里香はこの6年が生きてる時より幸せだったよ」