TVアニメ『名探偵コナン』 第1062話
♦放送日(Air date): 2022年11月5日
第1062話 雨と悪意のスパイラル
キャスト
🔷江戸川コナン Edogawa Conan CV.高山みなみ
🔷吉田歩美 Yoshida Ayumi CV.岩居由希子
🔷円谷光彦 Tsuburaya Mitsuhiko CV.大谷育江
🔷小嶋元太 Kojima Genta CV.高木渉
🔷灰原哀 Haibara Ai CV.林原めぐみ
🔷目暮十三 Megure Juzo CV.茶風林
吉田歩美「何これ?」
円谷光彦「ナンバープレートが外されてます。不法投棄ですかね~」
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円谷光彦「あ!」
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小嶋元太「危ないおばさん!」
恩田たまき「何ですって!?気をつけなさい」
小嶋元太「何!?」
吉田歩美「あのおばさんだよね…たまきさんて…」
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高木刑事「亡くなった恩田たまきさんを知ってる!?」
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小嶋元太「おお、昨日ここでサッカーの練習したんだぜ、一緒に」
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吉田歩美「すごく上手だった」
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高木刑事「それって何時頃かな?」
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高木刑事「亡くなった恩田たまきさんを知ってる!?」
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小嶋元太「おお、昨日ここでサッカーの練習したんだぜ、一緒に」
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吉田歩美「すごく上手だった」
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高木刑事「それって何時頃かな?」
高木刑事「たぶん深夜0時~2時の間だろって…」
灰原哀「死因はまだ?」
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高木刑事「うん…頭部に一か所、それと体にいくつか打撲の痕があったんだけど、水に浸かっていたこともあってどれが致命傷かは今の所不明だと…」
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灰原哀「してなかったわ。少なくともそのピアスは」
コナン「遺留品はそれだけ?ボイスレコーダーとかなかった?」
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灰原哀「たしかこういうタイプの」
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高木刑事「ふーん、なかったな…どこか落としたのかも…」
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灰原哀「これね」
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千葉刑事「警察です」
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小嶋元太「あー!高木刑事」
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高木刑事「君たち!」
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灰原哀「たしかこういうタイプの」
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高木刑事「ふーん、なかったな…どこか落としたのかも…」
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灰原哀「これね」
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千葉刑事「警察です」
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小嶋元太「あー!高木刑事」
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高木刑事「君たち!」
千葉刑事「何でここに…」
高木刑事「ああ、亡くなった恩田さんのメガネに付着していた指紋と一年前に採取された指紋がね」
コナン「前科があったんだね」
高木刑事「死亡推定時刻の午前0時~2時の間は配送の仕事中でそれを裏付ける証言もあるんだ」
灰原哀「つまりアリバイがある」
高木刑事「そういうこと」
「積み下ろしを終えて出たのか1時5分ですね」
コナン「何かいつもと違う事とか気がついた事とかなかった?」
灰原哀「それってよくあること?」
「いや、初めてだよ」
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『俺達は配送ルートをさかのぼり、彼が立ち寄った全ての配送センターを当たる事にした』
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『やはり複数の配送センターでいつもより30分ずつの遅れが記録されていた。その最初の記録がここ西米花配送センター。さらにそのひとつ前が現場近くにある北米花配送センターだった』
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コナン「つまりこの二つの間に30分の空白が存在する」
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『俺達は配送ルートをさかのぼり、彼が立ち寄った全ての配送センターを当たる事にした』
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『やはり複数の配送センターでいつもより30分ずつの遅れが記録されていた。その最初の記録がここ西米花配送センター。さらにそのひとつ前が現場近くにある北米花配送センターだった』
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コナン「つまりこの二つの間に30分の空白が存在する」
高木刑事「よし、その間にある防犯カメラを調べてみよう」
円谷光彦「ありませんね…防犯カメラ…」
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小嶋元太「こっちもだよ」
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高木刑事「もしもし…接触事故!?」
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千葉刑事「時間は昨夜の11時30分。事故を起こしたのは小藪さんの配送車ではないので事件とは無関係かも……え?ドライブレコーダー?」
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小嶋元太「こっちもだよ」
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高木刑事「もしもし…接触事故!?」
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千葉刑事「時間は昨夜の11時30分。事故を起こしたのは小藪さんの配送車ではないので事件とは無関係かも……え?ドライブレコーダー?」
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コナン「そう!事故を起こした車のドライブレコーダーを調べてみて!もしかしたらそこに…」
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吉田歩美「あ!見て!」
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吉田歩美「おばちゃん!そのワンちゃんの首輪のビアスどうしたの?」
「昨日川原のベンチの近くで拾ったんだよ。こうしていれば落とし主が気がつくかもって」
灰原哀「こんなやつ」
目暮警部「毛利君が事件の真相の糸口を見つけたというのはホントか」
目暮警部「なんと!」
高木刑事「それは小藪さん、あなたの口から説明して貰えますか?」
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小藪竜次「…あ…雨が…雨があんなに激しくなきゃ…避けられたんだ!」
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小藪竜次「てっきり轢いちまったと思ったんだ」
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小藪竜次「そしたら…」
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恩田たまき〈病院へ行って…行きなさい〉
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恩田たまき〈だからダメなのよ…間違えたらやり直せばいいのよ…何度でも…〉
小藪竜次「ビックリして…この人、俺の事知ってるかって…むしょ出て今度こそやり直そうと思ってたのに…」
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小藪竜次「昔の仲間に脅されて荷物の中から金目の物を盗んで…仕方なかったんだ!」
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小藪竜次「大事な物を落としたから、それを探すから戻れって…俺てっきり警察に行くんだと思ったけど」
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小藪竜次「あそこに戻った時、降りようとするのを止めるつもりが」
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小藪竜次「あの後、雨が激しくなって…やっぱり心配で朝来てみたら…何でだよ!」
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千葉刑事「そして城崎ゆり菜さん、ここで会っていたんじゃないですか?恩田たまきさんと」
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高木刑事「ピアスの残りの一つも見つかりました。あなたの指紋が検出されています」
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城崎ゆり菜「プレゼンのダメ出しをされて…あの人私の…才能が羨ましかったのよ。だから私のデザインを盗んで自分のものにしようと」
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小藪竜次「…あ…雨が…雨があんなに激しくなきゃ…避けられたんだ!」
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恩田たまき〈病院へ行って…行きなさい〉
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恩田たまき〈だからダメなのよ…間違えたらやり直せばいいのよ…何度でも…〉
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小藪竜次「昔の仲間に脅されて荷物の中から金目の物を盗んで…仕方なかったんだ!」
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小藪竜次「大事な物を落としたから、それを探すから戻れって…俺てっきり警察に行くんだと思ったけど」
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千葉刑事「そして城崎ゆり菜さん、ここで会っていたんじゃないですか?恩田たまきさんと」
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高木刑事「ピアスの残りの一つも見つかりました。あなたの指紋が検出されています」
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城崎ゆり菜「プレゼンのダメ出しをされて…あの人私の…才能が羨ましかったのよ。だから私のデザインを盗んで自分のものにしようと」
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恩田たまき〈あ~あ、またやっちゃった。ホントバカなんだから〉
城崎ゆり菜〈そうね!見せた私がバカだったわ!〉
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城崎ゆり菜「しばらくして戻ってみたけど…誰もいなくて…」
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高木刑事「おそらくその直前傷の痛みと出血に病院に行かなくてはと思った恩田さんは、フラフラと通りに出て小藪さんの車と遭遇したに違いありません」
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城崎ゆり菜「しばらくして戻ってみたけど…誰もいなくて…」
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高木刑事「おそらくその直前傷の痛みと出血に病院に行かなくてはと思った恩田さんは、フラフラと通りに出て小藪さんの車と遭遇したに違いありません」
高木刑事「いやまだだけど」
城崎ゆり菜「ボイスレコーダー?」
灰原哀「あなたのピアスの片方はたまきさんの手に」
目暮警部「どういう事ですかな」
千葉刑事「先程の同僚の方が言ってました。彼女はあなたを自分の後継者にと考えている。だからつい厳しくしてしまうと」
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城崎ゆり菜「ウソ…たまきさん…ウウ…」
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城崎ゆり菜「盗んだのよ…私の方こそ…ネットの無名作品のデザインを…」
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小藪竜次「それじゃ俺の時は」
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城崎ゆり菜「ウソ…たまきさん…ウウ…」
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城崎ゆり菜「盗んだのよ…私の方こそ…ネットの無名作品のデザインを…」
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小藪竜次「それじゃ俺の時は」
高木刑事「たぶん意識朦朧であなたが誰なのかもわからなくなっていたんだと…その後雨を避けようと廃車の中へ」
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高木刑事「そして意識を失って…」
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『二つのレコーダーがとらえた真実。それは殺意以前の死に至る負のスパイラルだった』
『その後、恩田たまきさんの死因が確定。殴られた傷と車にぶつかった傷が重なり』
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『長時間放置されたための失血死だった』
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『どちらか一つなら致命傷にはならなかったが』
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『公判においてその原因を作ったあの二人にどんな裁きが下されるのか』
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高木刑事「そして意識を失って…」
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『二つのレコーダーがとらえた真実。それは殺意以前の死に至る負のスパイラルだった』
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『長時間放置されたための失血死だった』
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『どちらか一つなら致命傷にはならなかったが』
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『公判においてその原因を作ったあの二人にどんな裁きが下されるのか』