🖊原作者(Original Story) : 古舘春一 Furudate Haruichi
TVアニメ『ハイキュー!!』 第1期21話 ネタバレ♦放送日(Airdate) : 2014年8月24日
🔷縁下力 Ennoshita Chikara(WS) CV.増田俊樹
🔷及川徹 Oikawa Toru(S) CV.浪川大輔
🔷岩泉一 Iwaizumi Hajime(WS) CV.吉野裕行
🔷松川一静 Matsukawa Issei(MB) CV.祐仙勇
🔷花巻貴大 Hanamaki Takahiro(WS) CV.櫻井トオル
🔷金田一勇太郎 Kindaichi Yutaro(MB) CV.古川慎
菅原孝支「凹むなよ。一回リズム変えるだけだ」
山口忠「日向!怒られるぞ!」
日向翔陽「それまで誰にも負けんじゃねえよ!」
影山飛雄「試合終わってねぇんだから…まだ負けてねぇし」
山口忠「怒られるってば」
菅原孝支「(心配なかったかな)」
菅原孝支「ハーイ」
菅原孝支「ハーイ」
菅原孝支「ハーイ」
菅原孝支「ハーイ」
菅原孝支「ハーイ」
菅原孝支「大丈夫!一本切ってくべー!」
日向翔陽「…おー…」
影山飛雄「何だよ」
日向翔陽「ホラもー、お前顔怖いんだよ」
影山飛雄「試合終わってねぇんだから…まだ負けてねぇし」
山口忠「怒られるってば」
菅原孝支「(心配なかったかな)」
菅原孝支「ハーイ」
菅原孝支「ハーイ」
菅原孝支「ハーイ」
菅原孝支「ハーイ」
菅原孝支「ハーイ」
菅原孝支「大丈夫!一本切ってくべー!」
日向翔陽「…おー…」
影山飛雄「何だよ」
日向翔陽「ホラもー、お前顔怖いんだよ」
影山飛雄「俺、声出してなかったか?」
「なぁ今入った烏野のセッターって…3年生だ!」
田中龍之介「(スガさんだけだぜ)」
菅原孝支「月島」
及川徹「(この爽やか君の実力は全然わかんないけど、アップ見た感じではマジメとか丁寧って言葉が似合う感じかな)」
及川徹「岩ちゃん、あの2番君がブロックに居るストレートのとこ低いから狙い目」
菅原孝支「月島」
及川徹「(この爽やか君の実力は全然わかんないけど、アップ見た感じではマジメとか丁寧って言葉が似合う感じかな)」
及川徹「岩ちゃん、あの2番君がブロックに居るストレートのとこ低いから狙い目」
日向翔陽「菅原さんの言う通りでしたっ」
菅原孝支「(コートの外から見ていた時、確かに悔しさはあったけど、中に居るよりずっと冷静にゲームが見えてた気がする。試合に出られなかった時間もちゃんと糧になってる)」
武田一鉄「テンションがガッと上がりましたねーっ」
烏養繋心「…おう…」
武田一鉄「大丈夫ですよ!」
烏養繋心「え?」
武田一鉄「プライドの高そうな影山君がベンチへ下げられてヘソを曲げてしまわないか心配だったのでは?」
武田一鉄「大丈夫ですよ!影山君の強さ、上手さの要因は高いプライドとそれを上回る上達への貪欲さだと思うから」
日向翔陽「(えーと…次の攻撃し…)」
武田一鉄「大丈夫ですよ!影山君の強さ、上手さの要因は高いプライドとそれを上回る上達への貪欲さだと思うから」
日向翔陽「(えーと…次の攻撃し…)」
菅原孝支〈次はこういう攻撃で行くよっていうサインを出したいんだ〉
澤村大地「(天才1年にレギュラー譲った可哀想な3年生。スガは傍目にはそう見えるかもな。でも)」
松川・岩泉「(“来い”とも“くれ”とも言わねぇ?)」
及川徹「飛雄じゃないんだから神業速攻は無いよっ」
松川・岩泉「(デスヨネ)」
澤村大地「(スガはずっとコートに立った時の事だけシミュレートしてきた烏野のもう一人のセッターだ)」
菅原孝支「(俺は影山と比べたら、技術も身体能力も劣るけど、チームの事は少しだけ長く見て来た。俺VS青葉城西だったら絶対敵わないけど、俺の仲間はちゃんと強いよ)」
菅原孝支「なぁ、ちょっと」
田中龍之介「オーラァァイ!」
西谷夕「任せろ!」
嶋田誠「もしもバレーに究極のプレーがあるとしたら、サーブだけで25点全部獲る事」
影山飛雄「へたくそーっ!」
日向翔陽「うるせーなーもー!」
菅原孝支〈青城の速攻な、俺達のやるのよりほんのちょっとタイミングがゆっくりみたいなんだ。だから〉
日向翔陽「(いつもより少しだけ溜めてから跳ぶ!)」
嶋田・滝ノ上「アウトかーっ!」
「オス!」
烏養繋心「で、一番厄介なのは及川のサーブなわけだが、守備を少数精鋭に切り替える」
岩泉一「なんつーか烏野の攻撃…あの影山と10番の速攻ありきで考えてたら、ああいう普通のちゃんとした攻撃されると調子狂うな」
松川一静「つい10番見過ぎちゃうよな~」
岩泉一「なんつーか烏野の攻撃…あの影山と10番の速攻ありきで考えてたら、ああいう普通のちゃんとした攻撃されると調子狂うな」
松川一静「つい10番見過ぎちゃうよな~」
及川徹「岩ちゃん足りない頭使うと頭痛くなるよ!」
畑伸照「(確かに練習試合でも影山ばかり注視してきた。もう一人あんな篤実なセッターが居たとは…)」
影山飛雄「菅原さん」
影山飛雄「金田一の…えーと…らっきょ…12番の速攻ってもしかしてちょっとタイミングゆっくりなんですかね」
菅原孝支「そうだと思う!ある程度ボール見て、見てそれから叩く!みたいな」
烏養繋心「菅原っていう完全未知の司令塔を入れた事で相手は確実に混乱してる」
畑伸照「(確かに練習試合でも影山ばかり注視してきた。もう一人あんな篤実なセッターが居たとは…)」
影山飛雄「菅原さん」
影山飛雄「金田一の…えーと…らっきょ…12番の速攻ってもしかしてちょっとタイミングゆっくりなんですかね」
菅原孝支「そうだと思う!ある程度ボール見て、見てそれから叩く!みたいな」
烏養繋心「菅原っていう完全未知の司令塔を入れた事で相手は確実に混乱してる」
影山飛雄「おっ…俺もですケド…」
菅原孝支「でも今コート入ってみるとさ、相手はデカいしスパイクは早速俺のトコ狙われるし正直ビビる。前なら萎縮してた。でも今は後ろにお前が控えてる」
菅原孝支「すごく頼もしい。俺が入ってる時の得点、お前が入ってる時の得点、合わせて烏野の得点だ」
菅原孝支「俺は俺なりのベストな戦いを、お前はお前なりのベストを、それで青城に勝つぞ」
影山飛雄「オス!」
菅原孝支「でも今コート入ってみるとさ、相手はデカいしスパイクは早速俺のトコ狙われるし正直ビビる。前なら萎縮してた。でも今は後ろにお前が控えてる」
菅原孝支「すごく頼もしい。俺が入ってる時の得点、お前が入ってる時の得点、合わせて烏野の得点だ」
菅原孝支「俺は俺なりのベストな戦いを、お前はお前なりのベストを、それで青城に勝つぞ」
影山飛雄「オス!」
影山飛雄「…そうかよ」
縁下力「別に仲良しこよししようってしてるんじゃなくてさ」
縁下力「ああやって声をかけながらスパイカー夫々の表情とか今日の調子とかそういうの見てるんだと思うよ。とくに月島は2・3年と違って菅原さんにとっても未知な部分が多いだろうし」
縁下力「“何で俺が他人のそれも月島なんかのご機嫌伺いしなきゃいけねえんだボゲ”って顔だな」
影山飛雄「別にそんな事はっ」
縁下力「別に仲良しこよししようってしてるんじゃなくてさ」
縁下力「ああやって声をかけながらスパイカー夫々の表情とか今日の調子とかそういうの見てるんだと思うよ。とくに月島は2・3年と違って菅原さんにとっても未知な部分が多いだろうし」
縁下力「“何で俺が他人のそれも月島なんかのご機嫌伺いしなきゃいけねえんだボゲ”って顔だな」
影山飛雄「別にそんな事はっ」
影山飛雄「俺もそう…思い…ますケド…」
烏養繋心〈及川のサーブだが、守備を少数精鋭に切り替える。及川の超高速サーブを相手にした時、一瞬の躊躇いや迷いが命取りになる〉
烏養繋心〈で、レシーブに秀でた西谷・澤村の少数二人で対応しようと思う。練習では一度もやってないフォーメーションだ。でもお前らなら〉
菅原孝支「(及川のサーブを一本目で切るって事には重大な意味がある。これを決められれば重い一点)」
菅原孝支「(重要で同時にプレッシャーのかかる一本。ここは)」
菅原孝支「(1セット目、自分で及川のサーブの流れを断ち切ってから調子を上げてるお前に託す!)」
「しゃあああ!」
及川徹「(あの爽やか君も決してレベルの低いセッターじゃないけど、彼が組立てるのはあくまで教科書的な攻撃。決して無茶をしないセットアップ)」
及川徹「烏野の基礎攻撃力が高いのは確かだけど、そういうチームとは今まで何回も戦って来た」
及川徹「さあ、突き放しに行こう」
菅原孝支「(だんだん自分の首が絞まって行く様に感じる。でも不思議と落ち着いている。まだ焦りに集中が濁されていない)」
菅原孝支「(理由はきっと目的がハッキリしているからだ)」
影山飛雄「(自分がベンチに下げられるって事は自分が用済みだと言われた証拠だと思っていた)」
影山飛雄「(実際、あん時はそうだったんだと思う。でも…)」
影山飛雄「(俺と菅原さんのできる事は違ぇけど、多分目的は同じだ。出たい、出たい、出たい!試合に出たい!)」
及川徹「烏野の基礎攻撃力が高いのは確かだけど、そういうチームとは今まで何回も戦って来た」
及川徹「さあ、突き放しに行こう」
菅原孝支「(だんだん自分の首が絞まって行く様に感じる。でも不思議と落ち着いている。まだ焦りに集中が濁されていない)」
菅原孝支「(理由はきっと目的がハッキリしているからだ)」
影山飛雄「(自分がベンチに下げられるって事は自分が用済みだと言われた証拠だと思っていた)」
影山飛雄「(実際、あん時はそうだったんだと思う。でも…)」
影山飛雄「(俺と菅原さんのできる事は違ぇけど、多分目的は同じだ。出たい、出たい、出たい!試合に出たい!)」
東峰旭「スガ、次の一本俺に寄越せ。絶対決める」
菅原孝支「おう!」
菅原孝支「ちょっと悔しいけど、俺のトスとお前のトス、打ってる時の日向の表情が違うんだ」
菅原孝支「わかってると思うけど…うちの連中はちゃんとみんな強いからな」
影山飛雄「ウス」
菅原孝支「おう!」
菅原孝支「ちょっと悔しいけど、俺のトスとお前のトス、打ってる時の日向の表情が違うんだ」
菅原孝支「わかってると思うけど…うちの連中はちゃんとみんな強いからな」
影山飛雄「ウス」
菅原孝支「うちの連中は強いですから」
武田一鉄「菅原君にとって“次”っていうのは凄くうれしい言葉なんじゃないですか」
菅原孝支「(皆の力をちゃんと引き出せたら青城とだってちゃんと戦える。でも)」
菅原孝支「(その先一歩進むにはやっぱり烏野が誇る最強の囮が100%機能しなくちゃいけない)」
菅原孝支「(それができるのはお前だけだ、影山)」
菅原孝支「(皆の力をちゃんと引き出せたら青城とだってちゃんと戦える。でも)」
菅原孝支「(その先一歩進むにはやっぱり烏野が誇る最強の囮が100%機能しなくちゃいけない)」
菅原孝支「(それができるのはお前だけだ、影山)」