🖊原作者(Original Story) : 古舘春一 Furudate Haruichi
TVアニメ『ハイキュー!!』 第1期24話 ネタバレ♦放送日(Airdate) : 2014年9月14日
第1期24話『脱・“孤独の王様”』
Removing the Lonely King
🔷縁下力 Ennoshita Chikara(WS) CV.増田俊樹
🔷木下久志 Kinoshita Hisashi(WS) CV.相楽信頼
🔷及川徹 Oikawa Toru(S) CV.浪川大輔
🔷岩泉一 Iwaizumi Hajime(WS) CV.吉野裕行
『第3セット 烏野 24:24 青葉城西』
及川徹「国見ちゃんイケるね?」
国見英「ハイ」
西谷夕「オーイ!すげーぞ日向影山!」
影山飛雄「(国見もあんな風に必死になってボールー追うのか)」
影山飛雄〈最後まで追えよ!〉
「10番戻んの速いっ」
澤村大地「ナイスワンタッチ!」
日向翔陽「もってこォオオオい!」
日向翔陽「ふんぐっ」
影山飛雄「(日向のジャンプ力が落ちてる!タイミング合わない!)」
西谷夕「っス」
滝ノ上祐輔「あんだけ決めてたサーブミスるって事はかなり焦りがあるんじゃねぇか?」
嶋田誠「ああ!さすがの及川もー」
渡・金田一「岩泉さんかっけー!」
及川徹「岩ちゃんに負けた気分!」
及川徹「岩ちゃんに負けた気分!」
岩泉一「及川!試合中にウシワカの顔チラついてんならブットバスからな」
影山飛雄「(国見!)」
国見英〈けど今のレフトに上るって相手にもバレバレだったじゃん。無駄に疲れる必要ない〉
影山飛雄〈お前上手いのに何で本気でやんないんだよ〉
影山飛雄〈お前上手いのに何で本気でやんないんだよ〉
国見英〈常にガムシャラな事が=本気なのかよ〉
国見英〈すみませー〉
及川徹〈もうちょい上手にサボりなよね~また溝口君にドヤされるよ〉
及川徹〈“効率よく・燃費よく・常に冷静”が国見ちゃんのウラの武器なんだからさ、でもその分皆が疲れた終盤にガッツリ働いてもらうからね?〉
及川徹「(味方の100%を引き出してこそセッター!どんな選手だろうとも)」
東峰旭「(また13番!)」
「(フェイント!)」
影山飛雄「(3年間一緒のチームだった…)」
影山飛雄「(けど試合中に普通に笑う国見を…今日初めて見た…なんだアンタ…)」
及川徹〈“効率よく・燃費よく・常に冷静”が国見ちゃんのウラの武器なんだからさ、でもその分皆が疲れた終盤にガッツリ働いてもらうからね?〉
及川徹「(味方の100%を引き出してこそセッター!どんな選手だろうとも)」
東峰旭「(また13番!)」
「(フェイント!)」
影山飛雄「(3年間一緒のチームだった…)」
影山飛雄「(けど試合中に普通に笑う国見を…今日初めて見た…なんだアンタ…)」
及川徹「ちょっとこのまま聞いて」
影山飛雄「(アンタみたいな人にどうやって太刀打ちすればー)」
日向翔陽「ー山!ー山くん!影山さん!おいまさかビビってんのか?ダッセー」
日向翔陽「大王様が王様より凄いなんて当然じゃんか!名前的にも!絶対お前より頭とかよさそうだし」
澤村大地「スマン影山!次絶対お前のトコへボール返してみせる!そしたらあとはいつも通りお前がベストだと思う攻撃をすればいい」
菅原孝支「影山ァー!迷ってんじゃねぇぞーっ!うちの連中はァ!」
影山飛雄「ちゃんと皆強い」
月島蛍「王様は大王様にビビっちゃいましたかね?」
金田一・国見「ハイ!」
影山飛雄「(この位置、このタイミング)」
影山飛雄「(この角度で!)」
及川徹「(でも)」
及川徹「(それは今日じゃない)」
日向翔陽「キャプテン…すみませ…」
澤村大地「今のはミスじゃない!ミスじゃないから謝るな!」
及川徹〈皆、ちょっとこのまま聞いて〉
及川徹〈次烏野に速攻を使えそうな場面があったら飛雄は必ず神業の方を使って来る。頭に入れといて〉
岩泉一「どうして最後のが神業速攻だってわかった?」
及川徹「飛雄が烏野のあの面子の中で進化したからだよ。アイツは初めて信頼を覚え始めた」
及川徹「そしてデュースが続いて身も心も疲労のピーク。本当に追いつめられた土壇場、そこへ与えられた貴重なチャンス、その時今の飛雄の選択肢はひとつしかないんだよ」
及川徹「そしてデュースが続いて身も心も疲労のピーク。本当に追いつめられた土壇場、そこへ与えられた貴重なチャンス、その時今の飛雄の選択肢はひとつしかないんだよ」
嶋田誠「お疲れ!」
滝ノ上祐輔「いい試合だった!」
滝ノ上祐輔「負けた時にさ、“いい試合だったよ”って言われんのが嫌いだったよ。“でも負けたじゃん”ってさ…けどいざ声を掛ける側になった時、それ以外に妥当な言葉ってわかんねぇもんだな」
岩泉一「“一人だけ上手くても勝てないんだよドンマイ☆”って言ってやるんじゃなかったっけ?」
滝ノ上祐輔「負けた時にさ、“いい試合だったよ”って言われんのが嫌いだったよ。“でも負けたじゃん”ってさ…けどいざ声を掛ける側になった時、それ以外に妥当な言葉ってわかんねぇもんだな」
岩泉一「“一人だけ上手くても勝てないんだよドンマイ☆”って言ってやるんじゃなかったっけ?」
及川徹「酷いな!」
及川徹「2セット目のラストで岩ちゃんのトスを読まれた時、飛雄が独裁の王様からマトモな王様になろうとしてるのがわかった」
及川徹「もし飛雄が昔の独裁者のままだったとしても、ラストチビちゃんに上げたかもしれないけど、その場合可能性があるってだけで絶対に上げるとまでは思えなかった。俺の攻撃を読んでみせた事が今度は俺に攻撃を読まれる事になっちゃったワケだ」
岩泉一「あの影山が今やっと他人への信頼を覚え始めたってわけか…」
及川徹「2セット目のラストで岩ちゃんのトスを読まれた時、飛雄が独裁の王様からマトモな王様になろうとしてるのがわかった」
及川徹「もし飛雄が昔の独裁者のままだったとしても、ラストチビちゃんに上げたかもしれないけど、その場合可能性があるってだけで絶対に上げるとまでは思えなかった。俺の攻撃を読んでみせた事が今度は俺に攻撃を読まれる事になっちゃったワケだ」
岩泉一「あの影山が今やっと他人への信頼を覚え始めたってわけか…」
及川徹「ホント…厄介この上ないよねぇ…」
日向翔陽「ミーティング始まる」
影山飛雄「悪かった。最後完全に読まれた」
日向翔陽「謝ってんじゃねぇよ!」
日向翔陽「おれに上げたのが間違いだったみたいに言うな!」
武田一鉄「ミーティング始まってしまいますよ。今日も素晴らしい活躍でしたよ二人とも」
「………」
澤村大地「え?飯スか…いやでも」
烏養繋心「それを飯食って修復する。そうやって筋肉がつく」
烏養繋心「そうやって強くなる。だから食え。ちゃんとした飯をな」
澤村大地「いただきます」
日向翔陽「いただきます」
烏養繋心「(食え)」
烏養繋心「(食え)」
烏養繋心「(少しずつ)」
烏養繋心「(でも確実に)」
烏養繋心「(強くなれ)」