Future ~Career Paths~
キャスト CAST
🔷影山茂夫 モブ Kageyama Shigeo CV.伊藤節生
🔷影山律 Kageyama Ritsu CV.入野自由
🔷芹沢克也 Serizawa Katsuya CV. 星野貴紀🔷暗田トメ Kurata Tome CV.種﨑敦美
🔷犬川豆太 Inukawa Mameta CV.山下誠一郎
🔷猿田尻彦 Saruta Shirihiko CV.濱野大輝
🔷雉子林春人 Kijibayashi Haruto CV.綿貫竜之介
🔷郷田武蔵 Goda Musashi CV.関俊彦
🔷志村遼平 Shimura Ryohei CV.綿貫竜之介
🔷山村秀樹 Yamamura Hideki CV.黒石高大
🔷佐川純 Sagawa Jun CV.山下誠一郎
🔷隈川弘 Kumagawa Hiroshi CV.武内駿輔
🔷鬼瓦天牙 Onigawara Tenga CV.細谷佳正
🔷米里イチ Mezato Ichi CV.嶋村侑
暗田トメ「進路希望?」
犬川豆太「何だお前、まだ書いてなかったのか?」
影山茂夫「うん、全然思いつかなくて」
暗田トメ「私はUFO学科のある大学に行く予定よ」
雉子林春人「俺はゲーム会社かな…」
犬川豆太「普通にサラリーマンって書いたぜ」
影山律「マジシャンとか」
「(安直…)」
エクボ「もういいじゃねぇか、適当に書いとけば」
エクボ「進路なんてあとでどんだけでも変わるんだからよ」
影山茂夫「そういうわけにはいかないよ。将来の事だもん。エクボは将来どうするの?」
「私の財産だ!バリアーなようなものですね。囲まていると安心して眠れるんです」
霊幻新隆「あ、この写真は…」
霊幻新隆「(どおおおおおっ!)」
「昔の写真ですね。ヤンチャしてた頃の」
霊幻・茂夫「(元々…)」
霊幻新隆「お前ら…お客の話を聞いててくれ」
霊幻新隆「俺は強力なお祓い道具を取って来る」
「そもそももう終わっているのか」
芹沢克也「その気持ち…よくわかります。俺もずっと同じ部屋に居た時一生このままなのかなって…」
影山茂夫「僕も…もしずっと進路が決まらなかったら…どうなっちゃうんだろうって思います…」
霊幻新隆「ここだよここ。天職だろ?お前の。ははは!」
影山茂夫「いや、これアルバイトじゃないですか」
霊幻新隆「いや、わからんぜ?将来的には正社員を数名構えた立派な事務所になる可能性もある」
影山茂夫「将来ですか…霊幻師匠って中学の時からこの相談所をやろうと思ってたんですか?」
影山茂夫「いや、これアルバイトじゃないですか」
霊幻新隆「いや、わからんぜ?将来的には正社員を数名構えた立派な事務所になる可能性もある」
影山茂夫「将来ですか…霊幻師匠って中学の時からこの相談所をやろうと思ってたんですか?」
霊幻新隆「あ?んなわけないだろ。どんな中学だよ~ソレ」
影山茂夫「じゃ何でやろうと思ったんですか?」
霊幻新隆「え!?何でってそれは…アレだ…ある時、自分には稀有な特殊能力があるって気付いたんだが…ちょうどその時の仕事も大体極めちまっててな、新たな事に挑戦しようと思ったんだよ」
影山茂夫「仕事も極めて、自分で事務所も開いて、やっぱり師匠はすごいですね」
霊幻新隆「え!?何でってそれは…アレだ…ある時、自分には稀有な特殊能力があるって気付いたんだが…ちょうどその時の仕事も大体極めちまっててな、新たな事に挑戦しようと思ったんだよ」
影山茂夫「仕事も極めて、自分で事務所も開いて、やっぱり師匠はすごいですね」
花沢輝気「あ、はい!茂夫君お疲れ様です」
影山茂夫「あ、どうも」
「旅先の古物商で見つけた陶器の置物です。思い返せば、これを手にした時から嫌な事ばかり起きてる気がして…まともに眠れません」
「顔色も悪いと言われるようになったし…霊視して頂けますか?」
霊幻新隆「かしこまりました」
霊幻新隆「ちなみにいくらで購入されました?」
「顔色も悪いと言われるようになったし…霊視して頂けますか?」
霊幻新隆「かしこまりました」
霊幻新隆「ちなみにいくらで購入されました?」
「8万円です」
影山茂夫「その置物、それ以上触らない方がいいですよ」
影山茂夫「怨念っていうのかな…色々嫌なものが渦巻いてますけど…多分このままにしておくと結構危ないと思います」
霊幻新隆「やっぱりお祓いしときましょう。一旦上のカフェでお待ち頂けますか?」
影山茂夫「怨念っていうのかな…色々嫌なものが渦巻いてますけど…多分このままにしておくと結構危ないと思います」
霊幻新隆「やっぱりお祓いしときましょう。一旦上のカフェでお待ち頂けますか?」
霊幻新隆「モブの見解はわかった」
影山茂夫「はい」
霊幻新隆「で、芹沢、お前はどうだ?」
霊幻新隆「芹沢よ、なぜそれを言わずにぼーっと見てた?」
霊幻新隆「もし俺が本気で呪いに気付いていなかったら、大問題だったぞ」
霊幻新隆「お前が俺の間違いに気付くかどうかテストしてたんだよ」
芹沢克也「わっ!じゃ…じゃあ…俺は…!?」
霊幻新隆「まぁルーキーだからここは大目にみよう。今から挽回してみるか?一人で祓ってみろ」
霊幻新隆「もし俺が本気で呪いに気付いていなかったら、大問題だったぞ」
霊幻新隆「お前が俺の間違いに気付くかどうかテストしてたんだよ」
芹沢克也「わっ!じゃ…じゃあ…俺は…!?」
霊幻新隆「まぁルーキーだからここは大目にみよう。今から挽回してみるか?一人で祓ってみろ」
影山茂夫「芹沢さんの力、強いですよ」
霊幻新隆「よし!よくやったぞ芹沢!その調子で頑張ってくれ!」
影山茂夫「あ!さっきの衝撃で」
芹沢克也「お…俺のせいで8万円の置物が!ちょっと消費者金融に行ってきまーす」
霊幻新隆「待て!安心しろ。俺が何とかする」
霊幻新隆「よし!よくやったぞ芹沢!その調子で頑張ってくれ!」
影山茂夫「あ!さっきの衝撃で」
芹沢克也「お…俺のせいで8万円の置物が!ちょっと消費者金融に行ってきまーす」
霊幻新隆「待て!安心しろ。俺が何とかする」
モブ母「どうしたのシゲ。箸が進んでないじゃない」
影山茂夫「進路希望を提出しないといけないんだけど悩んでるんだ」
影山茂夫「進路希望を提出しないといけないんだけど悩んでるんだ」
モブ父「まだ大学卒業まで10年近くあるんだから、とりあえずサラリーマンでいいじゃんないかな」
モブ母「もう!あなたは安直すぎるのよ」
影山律「マジシャンとか」
「(安直…)」
エクボ「もういいじゃねぇか、適当に書いとけば」
エクボ「進路なんてあとでどんだけでも変わるんだからよ」
影山茂夫「そういうわけにはいかないよ。将来の事だもん。エクボは将来どうするの?」
エクボ「悪霊に将来を聞くのか。ナチュラルに容赦ねぇな」
影山茂夫「そうだね…ゴメン」
米里イチ「先日のテロ事件、世間は天災に乗じた町荒らしだと思っているようだけど」
米里イチ「きっと裏では世界の存亡をかけた戦いが繰り広げられていた。モブ君が悪の軍団をやっつけたけど」
米里イチ「失うものも大きかった…てなところでしょ!?」
影山茂夫「いやまぁ…進路どうしようかなって…」
米里イチ「きっと裏では世界の存亡をかけた戦いが繰り広げられていた。モブ君が悪の軍団をやっつけたけど」
米里イチ「失うものも大きかった…てなところでしょ!?」
影山茂夫「いやまぁ…進路どうしようかなって…」
米里イチ「ウソでとょ!?見なさいアレを!アレにモブ君が関係してる事はもうわかってんのよ!」
米里イチ「一部では神樹って呼ばれ始めてる!神聖視されてる事!」
米里イチ「名乗り出るべきよ!神樹を生み出したのは自分ですって!」
影山茂夫「それって米里さんが前に言ってた」
米里イチ「サイコヘルメット教!」
米里イチ「一部では神樹って呼ばれ始めてる!神聖視されてる事!」
米里イチ「名乗り出るべきよ!神樹を生み出したのは自分ですって!」
影山茂夫「それって米里さんが前に言ってた」
米里イチ「サイコヘルメット教!」
影山茂夫「それに関係あるようにしたいの?」
米里イチ「珍しく察しがいいわね。その通りよ!」
米里イチ「クラスメイトにこんな神秘的な存在がいたなんて!私の人生を振り替えた時に」
米里イチ「一番大きな出来事になるかもーって」
影山茂夫「米里さんは将来決めてる?」
米里イチ「クラスメイトにこんな神秘的な存在がいたなんて!私の人生を振り替えた時に」
米里イチ「一番大きな出来事になるかもーって」
影山茂夫「米里さんは将来決めてる?」
米里イチ「私はカメラマンかな…ジャーナリストよ」
影山茂夫「きっとね、米里さんの人生もっともっと大きな出来事はあるよ。いくらでも」
「私は間違いなく悪霊に取り憑かれています。これまで多くの霊能者に掛け合ってみたが、誰も悪霊を祓う事はできなかった」
霊幻新隆「ふむふむ…なるほど…」
霊幻新隆「私が思うに確実にいると思われます」
影山茂夫「きっとね、米里さんの人生もっともっと大きな出来事はあるよ。いくらでも」
「私は間違いなく悪霊に取り憑かれています。これまで多くの霊能者に掛け合ってみたが、誰も悪霊を祓う事はできなかった」
霊幻新隆「ふむふむ…なるほど…」
霊幻新隆「私が思うに確実にいると思われます」
「やはり!あなたに依頼してよかった!」
霊幻新隆「(ゴキブリ怖ぇえええ!)」
霊幻新隆「具体的にどのような原因でそう思われたのでしょうか」
「まず肩が重いのと金縛りにあいます」
「歯磨きしているのに虫歯になったのも奇怪だ。恐らくバイトをクビになったのも悪霊のせいだ」
「悪霊のせいで恋人にも逃げられました」
霊幻新隆「(ゴキブリ怖ぇえええ!)」
霊幻新隆「具体的にどのような原因でそう思われたのでしょうか」
「まず肩が重いのと金縛りにあいます」
「歯磨きしているのに虫歯になったのも奇怪だ。恐らくバイトをクビになったのも悪霊のせいだ」
「悪霊のせいで恋人にも逃げられました」
霊幻新隆「ほう…恋人が…」
「若くていい子だったんですが、金欠だと言ったら態度が急変して」
「まるで悪霊だ」
「私の事タイプだと言っていたハズなのに」
「ああ!異常に抜け毛が増えたのもありますね。まるで誰かにむしられているかのように…」
霊幻新隆「そうですか…ところでこのゴミの山は…」
「まるで悪霊だ」
「私の事タイプだと言っていたハズなのに」
「ああ!異常に抜け毛が増えたのもありますね。まるで誰かにむしられているかのように…」
霊幻新隆「そうですか…ところでこのゴミの山は…」
「ゴミじゃない!」
「私の財産だ!バリアーなようなものですね。囲まていると安心して眠れるんです」
霊幻新隆「あ、この写真は…」
霊幻新隆「(どおおおおおっ!)」
「昔の写真ですね。ヤンチャしてた頃の」
霊幻・茂夫「(元々…)」
霊幻新隆「お前ら…お客の話を聞いててくれ」
霊幻新隆「俺は強力なお祓い道具を取って来る」
「そもそももう終わっているのか」
芹沢克也「その気持ち…よくわかります。俺もずっと同じ部屋に居た時一生このままなのかなって…」
影山茂夫「僕も…もしずっと進路が決まらなかったら…どうなっちゃうんだろうって思います…」
霊幻新隆「悪霊の子分か?」
『水に溶解した水素ガスの力で悪霊の攻撃を防ぐ霊幻の必殺技である』
霊幻新隆「おいお前ら!何やってる!」
霊幻新隆「見ろ!悪霊が出て来ちゃってんだよ!」
影山茂夫「あ、ほんとだ。こんなに大きいのに取り憑かれてたんですね」
霊幻新隆「おいお前ら!何やってる!」
霊幻新隆「見ろ!悪霊が出て来ちゃってんだよ!」
影山茂夫「あ、ほんとだ。こんなに大きいのに取り憑かれてたんですね」
「あぁ…まぁ親が保険に入ってくれてたんで大丈夫です」
霊幻新隆「ホ💨」
霊幻新隆「やはり頼りになるのは保険ですね。ではこれも保険代わりに」
芹沢克也「うっ!」
霊幻新隆「どうした芹沢?気持ち悪いのか?」
芹沢克也「他人事だと思えない…俺も同じです…30年も生きて来て…何も持ってない…」
霊幻新隆「いちいち客に影響受けてたら持たねぇぞ!人生まだ折り返してもいねぇだろ!これまでを後悔してるなら早めに気付けてラッキーじゃねーか。なぁ?モブ」
影山茂夫「僕も今は他人事に聞こえない」
霊幻新隆「ホ💨」
霊幻新隆「やはり頼りになるのは保険ですね。ではこれも保険代わりに」
芹沢克也「うっ!」
霊幻新隆「どうした芹沢?気持ち悪いのか?」
芹沢克也「他人事だと思えない…俺も同じです…30年も生きて来て…何も持ってない…」
霊幻新隆「いちいち客に影響受けてたら持たねぇぞ!人生まだ折り返してもいねぇだろ!これまでを後悔してるなら早めに気付けてラッキーじゃねーか。なぁ?モブ」
影山茂夫「僕も今は他人事に聞こえない」
霊幻新隆「お前も!?」
影山茂夫「僕はたまたま大きな失敗をまだしていないだけで、いつかその瞬間が訪れるかも…」
影山茂夫「想像すると自分の道を選ぶのが怖くなりますよ」
霊幻新隆「お前そんな事考えてたの?(あぁ…ちょうど進路決めの季節だったな)」
影山茂夫「芹沢さんは大丈夫だと思います。あそこで働くと色んな人の話が聞けるし勉強になるから…でも僕は…」
「とりあえずの高校進学か…」
影山茂夫「僕はたまたま大きな失敗をまだしていないだけで、いつかその瞬間が訪れるかも…」
影山茂夫「想像すると自分の道を選ぶのが怖くなりますよ」
霊幻新隆「お前そんな事考えてたの?(あぁ…ちょうど進路決めの季節だったな)」
影山茂夫「芹沢さんは大丈夫だと思います。あそこで働くと色んな人の話が聞けるし勉強になるから…でも僕は…」
「とりあえずの高校進学か…」
影山茂夫「(結局何も浮かばなかった)」
影山茂夫「え?あ、はい (それだけ?)」
「ただまぁ将来的な目標を持っていた方が、人生設計も立てやすい。焦る必要はないが10代の内に何か見つけないと苦労するかもな」
「先生は今になってゆっくりと一人旅がしたいと思う様になった。もっと若い内にそう思っていればよかったよ」
影山茂夫「先生、旅人っていうのもいいかもしれません!」
「先生は今になってゆっくりと一人旅がしたいと思う様になった。もっと若い内にそう思っていればよかったよ」
影山茂夫「先生、旅人っていうのもいいかもしれません!」
霊幻新隆「そうか」
影山茂夫「ここは居心地がいいし、霊幻師匠に何でも相談できるけど、それが当たり前になると、僕はこのまま年齢だけが大人になってしまう気がするんです。すみません霊幻師匠。将来ここに就職する約束はできません」
霊幻新隆「ふーー…モブよ…あんなの冗談に決まってんだろ」
霊幻新隆「これからやりたい事なんていくらでも見つかる。この前聞いたよな?何でこの相談所開いたかって」
影山茂夫「あ、はい」
影山茂夫「ここは居心地がいいし、霊幻師匠に何でも相談できるけど、それが当たり前になると、僕はこのまま年齢だけが大人になってしまう気がするんです。すみません霊幻師匠。将来ここに就職する約束はできません」
霊幻新隆「ふーー…モブよ…あんなの冗談に決まってんだろ」
霊幻新隆「これからやりたい事なんていくらでも見つかる。この前聞いたよな?何でこの相談所開いたかって」
影山茂夫「あ、はい」