アーニャ「いちゃいちゃのはなし?」
ベッキー「アーニャちゃんにはまだ早いか~愛があればねー空だって飛べちゃうのよ」
アーニャ「うそつけ」
エミール「朝っぱらからしょーもない話で盛り上がっちゃって」
ユーイン「中間試験近いってのに勉強してんすかねあいつら」
ダミアン(アーニャ)「きさまがいぬにかっこいいなまえつけられたらほうびにウチへしょうたいしてやる」
『じなんのいじわるをのりこえてぶじにんむをたっせいできるのか!?アーニャのたたかいはこれからもつづく!ごしちょうあざざました』
アーニャ「(てなわけで、アーニャきょうひみつへいきもってきた)」
アーニャ「(きのう、ちちにたのんでボンドいれたかぞくしゃしんとってもらったのだ。これをみせれば…)」
ダミアン「うおっなんだこのでけーいぬは!?うちのいぬとどっちがつよいかしょうぶだ!」
アーニャ「がーん!」
ベッキー「なんか落としたよアーニャちゃん?」
ベッキー「はっ!カッコイイ…」
ベッキー「なにこの超絶カッコイイ男の人は!?もしかしてアーニャちゃんのお父さま!?」
ベッキー「ちょっとこんなの聞いてないわよ!紹介しなさいよ!ねぇなんていうお名前なの?」
ベッキー「お付き合いしてる人はいるの!?」
アーニャ「あばばば!?ちちはははとけっこんしてる」
ベッキー「ねぇこの写真ちょうだい!?」
ベッキー「はっ!カッコイイ…」
ベッキー「なにこの超絶カッコイイ男の人は!?もしかしてアーニャちゃんのお父さま!?」
ベッキー「ちょっとこんなの聞いてないわよ!紹介しなさいよ!ねぇなんていうお名前なの?」
ベッキー「お付き合いしてる人はいるの!?」
アーニャ「あばばば!?ちちはははとけっこんしてる」
ベッキー「ねぇこの写真ちょうだい!?」
ベッキー「ありがとー!」
エミール「うるさいやつらですね」
ヘンリー「えーこの時間は図工の授業だが、担当のロダン先生が病欠のためワシが代わりに受け持つこととなった」
ヘンリー「今日の課題はここにある材料を使って立体物を作ること。お題は“動物”とする。ではまずランダムに班分けをする」
ヘンリー「班ごとに配られる材料には数に限りがあるので班員同士よく話し合って使うこと」
ダミアン「フン、ガキの遊びだな。やってらんねー」
ヘンリー「今日の課題はここにある材料を使って立体物を作ること。お題は“動物”とする。ではまずランダムに班分けをする」
ヘンリー「班ごとに配られる材料には数に限りがあるので班員同士よく話し合って使うこと」
ダミアン「フン、ガキの遊びだな。やってらんねー」
ヘンリー「こら!2人とも席につけ!」
ヘンリー「では始め!」
ヘンリー「(限られた材料を分け合う中で作品の完成度や表現力はもちろん評価の対象だが着目すべきはむしろその過程)」
ヘンリー「(協調性・柔軟性・積極性の有無などをー) ん?ベッキー・ブラックベル、それは何だね?」
ベッキー「アーニャちゃんのお父さまです!」
ヘンリー「ロイド・フォージャー!?独自が過ぎる!」
ヘンリー「(限られた材料を分け合う中で作品の完成度や表現力はもちろん評価の対象だが着目すべきはむしろその過程)」
ヘンリー「(協調性・柔軟性・積極性の有無などをー) ん?ベッキー・ブラックベル、それは何だね?」
ベッキー「アーニャちゃんのお父さまです!」
ヘンリー「ロイド・フォージャー!?独自が過ぎる!」
ベッキー「さらにウチで開発してるコンバットスーツを着せ替えアイテムとして」
ヘンリー「いやモチーフはエレガントだがお題は動物だといったろう!作り直せ!」
ベッキー「先生…ヒトも所詮は動物です」
ヘンリー「ぬおおおおお!(真理!)」
ヘンリー「許可しようブラックベル…(一本とられた)」
ベッキー「あ、でもロイドさまはきっとスーパー理知的な方だから動物は失礼ね。作り直そ」
アーニャ「こいつ、ボンドっていう」
ダミアン「父上見てください。デズモンド家の聖獣を作ってみました!」
ドノバン「ほう、こいつはたいしたものだ!わが家の威厳と気品が見事に表現されている!」
ドノバン「おまえはデズモンド家の誇りだよダミアン!」
ダミアン「(なんてな…)」
「じなん!アーニャもぐりほんつくるのてつだう!」
「ほんとか?なんていいやつ!ありがとう!」
ダミアン「(しかしこれ時間と材料足りるかな…羽めんどくさ…)」アーニャ「おーきーどーき」
ダミアン「じゃーんじゃねーよ!きたねーしふぞろいだし、この羽の数で空飛べるとでも!?」
アーニャ「だいじょうぶ。じぇっとえんじんあればとべる」
アーニャ「だいじょうぶ。じぇっとえんじんあればとべる」
ダミアン「うくつ…」
ダミアン「(だって…くそっ!もうダメだ。ちんちくりんのせいでまともな完成はムリだ!父上に見せるつもりだったのに)」
ヘンリー「焦らずともよいデズモンド。今の自分の力でできる範囲の努力をしなさい」
ダミアン「(だって…くそっ!もうダメだ。ちんちくりんのせいでまともな完成はムリだ!父上に見せるつもりだったのに)」
ヘンリー「焦らずともよいデズモンド。今の自分の力でできる範囲の努力をしなさい」
ヘンリー「そこまで!各自作品を廊下に並べるように!」
アーニャ「…じなん、アーニャやくたたずでごめんなさい」
アーニャ「はねのかわりにこれあげる」
ダミアン「何だこりゃ…おまえの作ったゴミじゃんか」
アーニャ「めすのぐりほんにかいぞうした。おまえのやつとせっとにしろ」
アーニャ「…じなん、アーニャやくたたずでごめんなさい」
アーニャ「はねのかわりにこれあげる」
ダミアン「何だこりゃ…おまえの作ったゴミじゃんか」
アーニャ「めすのぐりほんにかいぞうした。おまえのやつとせっとにしろ」
ダミアン「あ?何でつがいにする必要が…」
ダミアン「…は?」
「ほほーこれは一年生の図工の課題かな?どれも可愛らしいですな」
「ん?これは…」
ダミアン「え…あの工作が金賞取った…?」
ヘンリー「教育委員会のお偉いさんがいたくお気に召してな」
ヘンリー「“翼をもがれてもなお雄々しい姿に戦争から立ち直るわが国の未来を見た”と」
ヘンリー「特に傍らに置かれた見るも無残な子グリフォンの遺体に涙を禁じえなかったそうだ」
アーニャ「よ…よかったなじなん。おやにじまんできるな」
「ほほーこれは一年生の図工の課題かな?どれも可愛らしいですな」
「ん?これは…」
ダミアン「え…あの工作が金賞取った…?」
ヘンリー「教育委員会のお偉いさんがいたくお気に召してな」
ヘンリー「“翼をもがれてもなお雄々しい姿に戦争から立ち直るわが国の未来を見た”と」
ヘンリー「特に傍らに置かれた見るも無残な子グリフォンの遺体に涙を禁じえなかったそうだ」
アーニャ「よ…よかったなじなん。おやにじまんできるな」
アーニャ「ぐりほんさくせんじ・えんど!」
ジーブス「ええ、今度の休暇は自宅へお戻りになられるので?」
ダミアン「…いや、どうせ父上は家にいないんだろ?」
ダミアン「もうすぐ試験だしオレはこっちで勉強に専念するよ」
ジーブス「ん?」
ジーブス「ええ、ございましたよ。坊ちゃまのお体をとても心配しておられました」
エミール「もちろんです!」
ユーイン「ダミアンさまの苦手な国語を重点的にやりましょう!」
ユーイン「ダミアンさまの苦手な国語を重点的にやりましょう!」
ダミアン「うっせ」
ダミアン「(やっぱり皇帝の学徒(インペリアル・スカラー)になるしかないんだ)」
ヘンリー「…金賞…金賞…?」
『秘密警察の厳しい監視下、裏では多数の諜報員を統率していた。一分の隙も見せぬその威容から局員は彼女をフルメタル・レディと呼び畏れていた』
「これよりウェスタリス、シャーウッド書記官の尾行を開始する」
ハンドラー「(こりもせずご苦労なことだ)」
『同じ服、同じ店、同じ道順』
『毎週水曜日には市営プールへ。シルヴィアのルーティンを見せられ続け』
『彼らの怠惰なおつむは思考を止める』
「いつものプールか」
「小一時間は出てこんな。メシでも食うか」
『空白の時間を作れれば』
『敵国内といえど自由に動くことは難しくない』
ハンドラー「(さて黄昏との会合場所に向かうか)」
ハンドラー「(新しく勝ったこのコート悪くないな♪)」
『隙を見せるようなマヌケはこの世界では生きてゆけない』
『空白の時間を作れれば』
『敵国内といえど自由に動くことは難しくない』
ハンドラー「(さて黄昏との会合場所に向かうか)」
ハンドラー「(新しく勝ったこのコート悪くないな♪)」
『隙を見せるようなマヌケはこの世界では生きてゆけない』
『ハンドラーに監視が張り付いていた場合、これを自然に撒かねばならない』
ハンドラー「いや、ポイントCで接触だ。手短に済ますぞ」
『そうやって日々東西平和のための機密情報を交わし合う』
ハンドラー「こんにちはあるいはこんばんはエージェント黄昏。オペレーションストリクスの進捗を報告せよ」
ロイド「娘が跳び箱の2段を飛べるようになりました。あと縄跳びも5回連続で飛べるようになりました」
ハンドラー「(何言ってなだこいつ…?)」
ヨル「ユーリ、私料理に挑戦してみました!オムライスです」
ハンドラー「こんにちはあるいはこんばんはエージェント黄昏。オペレーションストリクスの進捗を報告せよ」
ロイド「娘が跳び箱の2段を飛べるようになりました。あと縄跳びも5回連続で飛べるようになりました」
ハンドラー「(何言ってなだこいつ…?)」
ヨル「ユーリ、私料理に挑戦してみました!オムライスです」
ヨル「クリームパスタ作ってみたの」
ヨル「じゃーん!ケーキです」