ヨル「許しませんよ変態誘拐犯さん。アーニャさんに結婚はまだ早いです!」
ヨル「私でさえ今年したのです!」
アーニャ「はは~~アーニャこわかった~~~」
ヨル「よしよしもう大丈夫です」
キース「(母親…!チッ…2人ともやるしかないッ)」
キース「(クソッこれ以上は…)」
アーニャ「いぬさんだいじょうぶ?」
ヨル「そのワンちゃんは?」
アーニャ「んと…」
ヨル「ええっ!?テロリストと爆弾ワンちゃん!?」
ヨル「爆弾は…ないですね」
アーニャ「このいぬさんアーニャのことたすけてくれた」
ヨル「そのワンちゃんは?」
アーニャ「んと…」
ヨル「ええっ!?テロリストと爆弾ワンちゃん!?」
ヨル「爆弾は…ないですね」
アーニャ「このいぬさんアーニャのことたすけてくれた」
ヨル「な…何にせよアーニャさんが無事でよかった!心配したんですから!」
アーニャ「アーニャかってにおそとでてごめんなさい…」
ヨル「まったくです!帰ったらお説教ですからね!」
ヨル「とにかくこのこと警察に通報しないと…アーニャさん、悪者さんたちの見た目の特徴・会話の内容を覚えていますか?」
アーニャ「みらいたいへん!ちちしんでへいわがしゅうりょう!」
ヨル「こらアーニャさんワンちゃんをいじめてはダメです!」
アーニャ「いぬさん…みらいはがんばったらかえられる…?」
「ボフ?」
アーニャ「おまえまだはしれる?」
「ボフ!」
アーニャ「ははごめんなさい。アーニャおもいだした。ちちといれいくのにかみもってなかった!」
アーニャ「いまごろぴんちだからといれっとぺーぱーとどけてくる!」
「ハンドラー!中央駅近くの路地からテロリストを目撃したとの通報を傍受しました!人相の証言も概ね学生たちのそれと一致してます!」
ハンドラー「動きだしたか」
ハンドラー「当該エリアからの予測進路にチームを配置。該当する白いワゴンを押さえろ。爆薬を積んでいるかもしれん。慎重に当たれ」
「なん…で…?」
ハンドラー「動きだしたか」
ハンドラー「当該エリアからの予測進路にチームを配置。該当する白いワゴンを押さえろ。爆薬を積んでいるかもしれん。慎重に当たれ」
「なん…で…?」
「アルファチーム、対象を確保。メンバー4名と犬3頭、爆薬らしきケースも確認した」
「こちらブラボー、同じくメンバー3名を確保。主犯のキース・ケプラーはいません。周辺の捜索を続けます」
「答えは“クソ食らえ”だ。便所の底でも漁ってろ!腐敗したブタめ!」
「西のブタどもに鉄槌を!」
「鉄槌を!」
ハンドラー「吠えるのは犬だけにしてくれ。耳障りだ」
ハンドラー「やあ学生諸君。おまえたちの望みはなんだ?」
「戦争だ!西側諸国の排除とオスタニアの覇権を…」
「鉄槌を!」
ハンドラー「吠えるのは犬だけにしてくれ。耳障りだ」
ハンドラー「やあ学生諸君。おまえたちの望みはなんだ?」
「戦争だ!西側諸国の排除とオスタニアの覇権を…」
ハンドラー「おまえら人を殺したことはあるか?誰かに殺されたことは?」
「あるわけねえだろボゲが!」
ハンドラー「砲撃で手足がちぎれたことは?」
「あ?」
ハンドラー「骨が砕かれる音を聞いたことは?ただれる肉の臭いを嗅いだことは?」
「何言ってんだババア!」
ハンドラー「目の前で親兄弟が崩れた家に潰されていくのを見たことは?恋人の肉片が壁にへばりついているのを見たことは?」
ハンドラー「飢えに飢えて木の皮にまでかじりついたことは?人の肉を鍋で煮たことは?」
ハンドラー「敵の人間性を否定し、殺し続け、それでもしかし復員後に心を病み後悔と恥辱に涙しゲロを吐き自ら命を絶った者が身近にいたことは?」
「あるわけねえだろボゲが!」
ハンドラー「砲撃で手足がちぎれたことは?」
「あ?」
ハンドラー「骨が砕かれる音を聞いたことは?ただれる肉の臭いを嗅いだことは?」
「何言ってんだババア!」
ハンドラー「目の前で親兄弟が崩れた家に潰されていくのを見たことは?恋人の肉片が壁にへばりついているのを見たことは?」
ハンドラー「飢えに飢えて木の皮にまでかじりついたことは?人の肉を鍋で煮たことは?」
ハンドラー「敵の人間性を否定し、殺し続け、それでもしかし復員後に心を病み後悔と恥辱に涙しゲロを吐き自ら命を絶った者が身近にいたことは?」
ハンドラー「大学では“戦争”を習わなかったようだな」
ハンドラー「坊やたち」
キース「いいか 、大臣のにおいを確認したら絶対に見失うな。頼んだぜワン公」
「バウッ!」
キース「(しかしあいつらが捕まってパターンBの潜伏ポイントも割れてる可能性がある。そうなると時計塔広場付近は警戒が強まってもう使えねえ…いや、なら逆に邪魔しに来る連中を罠にはめて消してやる!)」
ハンドラー「坊やたち」
「バウッ!」
キース「(しかしあいつらが捕まってパターンBの潜伏ポイントも割れてる可能性がある。そうなると時計塔広場付近は警戒が強まってもう使えねえ…いや、なら逆に邪魔しに来る連中を罠にはめて消してやる!)」
ハンドラー「必ず止めろ」
ロイド「わかってますハンドラー。オレも同じ気持ちです。戦争は…もううんざりだ」アーニャ「みつけた!あのとんがりとけいのとこ!いぬさんあっち!」
アーニャ「あそこでちちがしんじゃう!とめないと!」
アーニャ「とけいのとこついた…!」
アーニャ「ちちがしんじゃうのどこ!?」
アーニャ「いぬさんさっきのえいぞうもっかいだして!」
「バウ?」
アーニャ「(ばくはつのときたしかとけいがゴーンってしてた!はりがてっぺんのとき!つまりのこりじかんは…)」
アーニャ「(30ぷん!いそがないと…!)」
キース「早く中に入れクソ犬!急いでんだ!ったく…」
アーニャ「ほっ…」
アーニャ「ばくはつあいつのしわざ…!?」
キース「(ノコノコとオレを追ってこいクソども!アジトに踏み込んだ瞬間ドカンだ!)」
アーニャ「…ここ?」
「ボフッ!」
アーニャ「そうだった!どああけたらどかーんする」
アーニャ「いぬさんおして…」
アーニャ「あっ…ばくだん!」
アーニャ「これをかいじょすればちちたすかる!」
アーニャ「(かいじょってどうやる…?てれびだとあかいせんかあおいせんえらぶやつやればとまってた!せん…せん…)」
アーニャ「(ていうかせんちょんぎるはさみがない!どうしよう…たぶんもうじかんない!ここにちちがきたらはいっちゃだめっていう?でもそしたらいろいろばれてアーニャすてられちゃうかもしれない!でもちちしんじゃったらアーニャもへいわもだいぴんち…)」
「ドアノブにナスと草?新手の暗号か?」
ロイド「人の気配は感じませんが慎重にいきましょう」
「いや、そんな悠長なことは言ってられん!そろそろ大臣が出る時間だ!」
「学生一人に遅れは取れんぞ!」
アーニャ「(ちちアーニャのだいいんぐめっせーじきづいた…?とおくてこころよめない…ちちだいじょうぶ?)」
ロイド「人の気配は感じませんが慎重にいきましょう」
「いや、そんな悠長なことは言ってられん!そろそろ大臣が出る時間だ!」
「学生一人に遅れは取れんぞ!」
アーニャ「(ちちアーニャのだいいんぐめっせーじきづいた…?とおくてこころよめない…ちちだいじょうぶ?)」
ロイド「嫌な予感が」
ロイド「何かのメッセージかもしれません。油断は禁物です」
ロイド「…やはりトラップだ。恐らく扉を開けると起爆する」
「じゃあこれはナスじゃなく爆弾だったのか…!危なかった」
ロイド「オレたちが来ることは読まれていたようだな」
ロイド「何かのメッセージかもしれません。油断は禁物です」
ロイド「…やはりトラップだ。恐らく扉を開けると起爆する」
「じゃあこれはナスじゃなく爆弾だったのか…!危なかった」
ロイド「オレたちが来ることは読まれていたようだな」
「しかしこの警告は誰が…」
「テロの件もあってのことでしょう」
大臣「WISEはまだ犯人を殲滅できとらんのか。使えん連中だ」
「失礼します。情報局の者です」
ユーリ「大臣、では我々の車が先導いたします」
「大臣どうぞ」
大臣「いや、私一人で運転していく。君たちは帰ってよろしい」
ロイド「(視認できる範囲にはいない。予想通り犬の鼻を使って追ってきてる)」
大臣「WISEはまだ犯人を殲滅できとらんのか。使えん連中だ」
「失礼します。情報局の者です」
ユーリ「大臣、では我々の車が先導いたします」
「大臣どうぞ」
大臣「いや、私一人で運転していく。君たちは帰ってよろしい」
ロイド「(視認できる範囲にはいない。予想通り犬の鼻を使って追ってきてる)」
キース「どこへ行った!?」
キース「あれか!?自ら車を降りてくれるとはマヌケが!」
キース「GO!」
キース「(犬が食らいついた瞬間起爆させてやるぜ!)」
キース「(訓練された犬から逃げられると思うな!)」
キース「あれか!?自ら車を降りてくれるとはマヌケが!」
キース「GO!」
キース「(犬が食らいついた瞬間起爆させてやるぜ!)」
キース「(訓練された犬から逃げられると思うな!)」
キース「なにィー!?西の大臣スゲェー!!あのおっさん60だぞ!?」
ロイド「…すまなかったな。おまえらだって人間のバカな争いに巻き込まれるのは不本意だったろう」
ロイド「終わりにしよう」