TVアニメ『名探偵コナン』 第1064話
♦放送日(Air date): 2022年11月19日
キャスト
🔷江戸川コナン Edogawa Conan CV.高山みなみ
🔷毛利蘭 Mori Ran CV. 山崎和佳奈
🔷鈴木園子 Suzuki Sonoko CV. 松井菜桜子
🔷風間丈治 CV.咲野俊介🔷風間ユキ CV.真堂圭
🔷中年女性 CV.須川晶紀
🔷銀行員 CV.渡井奏斗
🔷鴨川ハル CV.杉山佳寿子
鈴木園子「絶対変よ、あのお婆さん」
鈴木園子「ここは話題の最新デートスポット!周りはみんな若いカップルなのよ?どう見ても変でしょ」
鈴木園子「大丈夫?お婆さん」
風間丈治「ごめんよ~待ったかい」
鴨川ハル「いいえ、全然」
毛利蘭「なんだ~息子さんと待ち合わせだったんですね」
鈴木園子「心配したんだから~」
鴨川ハル「息子じゃなくてよ」
鴨川ハル「こちら風間丈治さん。婚活パーティーで知り合ったわたくしの彼氏ですわ」
鴨川ハル「すごいですわ!最近のお電話はお写真まで撮れちゃいますのう」
風間丈治「これくださいな」
風間丈治「支払いはこれで」
鴨川ハル「まぁ!お勘定まで」
風間丈治「さぁ、これをつけてみて」
鈴木園子「いい加減にしなさいよ!こんなスマホも知らないお婆さん騙して!」
鈴木園子「見てよ!お婆さんの恰好」
鈴木園子「全部ハイブランドの高級品!きっとかなりの資産家よ」
鴨川ハル「あの、ハルさんて呼んでくださる?」
鈴木園子「と…とにかく!この人絶対お金目当てに決まってるんだから!」
鴨川ハル「息子じゃなくてよ」
鴨川ハル「こちら風間丈治さん。婚活パーティーで知り合ったわたくしの彼氏ですわ」
鴨川ハル「すごいですわ!最近のお電話はお写真まで撮れちゃいますのう」
風間丈治「これくださいな」
風間丈治「支払いはこれで」
鴨川ハル「まぁ!お勘定まで」
風間丈治「さぁ、これをつけてみて」
鈴木園子「いい加減にしなさいよ!こんなスマホも知らないお婆さん騙して!」
鈴木園子「見てよ!お婆さんの恰好」
鈴木園子「全部ハイブランドの高級品!きっとかなりの資産家よ」
鴨川ハル「あの、ハルさんて呼んでくださる?」
鈴木園子「と…とにかく!この人絶対お金目当てに決まってるんだから!」
鴨川ハル「可哀想に…きっと彼氏にほったらかしにされていて寂しいんですわ」
鈴木園子「ち…違うわよ!そりゃ真さんは武者修行から全然帰ってきてくれないし」
鈴木園子「私がすごい長文のメールを送っても呆れるくらい素っ気ない返信しかくれないけど…」
鴨川ハル「可哀想に…やっぱり…」
鈴木園子「ち…違うわよ!そりゃ真さんは武者修行から全然帰ってきてくれないし」
鈴木園子「私がすごい長文のメールを送っても呆れるくらい素っ気ない返信しかくれないけど…」
鴨川ハル「可哀想に…やっぱり…」
鈴木園子「難病の娘…」
風間丈治「ユキは100万人に1人と言われる心臓の難病でね…」
鴨川ハル「全然知りませんでしたわ。どうして仰ってくれなかったの?」
風間丈治「ユキは100万人に1人と言われる心臓の難病でね…」
鴨川ハル「全然知りませんでしたわ。どうして仰ってくれなかったの?」
風間丈治「いずれ言おうと思っていたんだが…なかなか言い出せなくて…」
風間ユキ「きっと父は怖かったんだと思います。私の事を知った愛する人が父から離れて行ってしまうのが…今まで何度もそういう事があったので…私の事なんていいから父には幸せになってほしいんです」
風間丈治「そんな困るよ治療費なんて!」
鴨川ハル「わたくしにも昔助けたかった人がいましたわ」
コナン「ううん、何でもないよ」
コナン「床に何もなかったんだ」
コナン「当然あるべき靴やスリッパなんかの履物が」
コナン「ユキさんは靴のままベッドに入ってたんだ。バレたらすぐ逃げられるようにね。難病の娘なんかじゃない。偽者だ!」
蘭・園子「ええー!」
コナン「ユキさん?」
コナン「当然あるべき靴やスリッパなんかの履物が」
コナン「ユキさんは靴のままベッドに入ってたんだ。バレたらすぐ逃げられるようにね。難病の娘なんかじゃない。偽者だ!」
蘭・園子「ええー!」
コナン「ユキさん?」
コナン「お見事」
風間ユキ「主犯は丈治よ!あいつ似たような手口で荒稼ぎしてるんだから!」
コナン「てことは丈治さんも結構お金持ちってことだよね?」
風間ユキ「ええ…」
コナン「(まだそう遠くへは行ってないはずだ。この辺じゃあの車はかなり目立つ)」
風間丈治「(…ったく撤収したらメールしろっつったのにあの女…)」
風間丈治「しかし厚いな…」
風間ユキ「主犯は丈治よ!あいつ似たような手口で荒稼ぎしてるんだから!」
コナン「てことは丈治さんも結構お金持ちってことだよね?」
風間ユキ「ええ…」
コナン「(まだそう遠くへは行ってないはずだ。この辺じゃあの車はかなり目立つ)」
風間丈治「しかし厚いな…」
風間丈治「(フフフ…まさか3憶とはな~まったくいいカモだぜ)」
コナン「ハルさん!」
コナン「ごめんなさい!」
コナン「ハルさん言ってたよね?善は急げって」
コナン「きっと大金をあげようとしてたんだ。だとすれば一番可能性が高いのは」
コナン「ごめんなさい!」
コナン「ハルさん言ってたよね?善は急げって」
コナン「きっと大金をあげようとしてたんだ。だとすれば一番可能性が高いのは」
蘭・園子「銀行!」
コナン「(けど何だ…ずっとつきまとってるこの違和感は…)」
コナン「(そうか!そういう事か!)」
風間丈治「あ…えーと…」
コナン「やっぱりここだったんだね。よかった。待ってたんだよ」
鴨川ハル「なぜボウヤがここに?」
コナン「(けど何だ…ずっとつきまとってるこの違和感は…)」
コナン「(そうか!そういう事か!)」
風間丈治「あ…えーと…」
コナン「やっぱりここだったんだね。よかった。待ってたんだよ」
鴨川ハル「なぜボウヤがここに?」
コナン「決まってるでしょ?もちろんハルさんを逃がさない為さ。安心して。丈治さんなら逮捕されたから。誰かさんの通報でね」
コナン「丈治さんに偽物の小切手を渡したでしょ?」
コナン「そのカバン、丈治さんから騙し取ったお金だよね?変だと思ったんだ」
コナン「ほら~ハルさんの載ってた車、車内がやけに暑かったでしょ?」
コナン「あれはたぶん丈治さんに上着を脱がせてスマホを抜き取る為」
コナン「スマホさえゲットすれば、それに紐づいてる丈治さんの銀行口座に侵入できるもんね」
コナン「そして丈治さんの口座からお金を引き出した」
コナン「ハルさん、あなたは騙される側なんかじゃない。騙す側の人間」
鴨川ハル「スマホも知らないわたくしがそんなハイテクなマネ…」
コナン「丈治さんに偽物の小切手を渡したでしょ?」
コナン「そのカバン、丈治さんから騙し取ったお金だよね?変だと思ったんだ」
コナン「ほら~ハルさんの載ってた車、車内がやけに暑かったでしょ?」
コナン「あれはたぶん丈治さんに上着を脱がせてスマホを抜き取る為」
コナン「スマホさえゲットすれば、それに紐づいてる丈治さんの銀行口座に侵入できるもんね」
コナン「そして丈治さんの口座からお金を引き出した」
コナン「ハルさん、あなたは騙される側なんかじゃない。騙す側の人間」
鴨川ハル「スマホも知らないわたくしがそんなハイテクなマネ…」
鴨川ハル「なぜわたくし達がここへ来るとわかったのかしら」
コナン「逃げるのにあの車じゃやっぱり目立つからね。必ず別の車に乗り換えると思ったんだ。乗り換えても人目につかず自然にできる場所…」
コナン「地下駐車場ならぴったりでょ?この付近で地下駐車場は3か所。でも一か所はさっきの病院で一か所は警察署の前だ。残るのはここってわけ」
鴨川ハル「あなたは一体…」
コナン「逃げるのにあの車じゃやっぱり目立つからね。必ず別の車に乗り換えると思ったんだ。乗り換えても人目につかず自然にできる場所…」
コナン「地下駐車場ならぴったりでょ?この付近で地下駐車場は3か所。でも一か所はさっきの病院で一か所は警察署の前だ。残るのはここってわけ」
鴨川ハル「あなたは一体…」
コナン「ボクは江戸川コナン」
コナン「探偵さ」
鴨川ハル「探偵さん」
鴨川ハル「あなたはわたくしの命令に従っただけ。いいですわね?」
鴨川ハル「半年前でしたわ。これを残して親友が亡くなりましたの」
鴨川ハル「とても優しいいい人でした。その親友を騙し、あの丈治は親友の全てを奪った」
鴨川ハル「そしてその後…親友は亡くなりました…」
コナン「探偵さ」
鴨川ハル「探偵さん」
鴨川ハル「あなたはわたくしの命令に従っただけ。いいですわね?」
鴨川ハル「半年前でしたわ。これを残して親友が亡くなりましたの」
鴨川ハル「とても優しいいい人でした。その親友を騙し、あの丈治は親友の全てを奪った」
鴨川ハル「そしてその後…親友は亡くなりました…」
コナン「その弔い合戦だったんだね」
鴨川ハル「その為にたくさんお勉強もしましたのよ。詐欺の手口も初めて触るパソコンも…」
コナン「もしかしてハルさん今回が初めての詐欺?」
鴨川ハル「あらやだ!わたくしをベテランの詐欺師だと思いまして?もちろん犯罪なんて初めてですわ。でも途中からなんだかすごく楽しくなってしまって…」
コナン「もしかしてハルさん今回が初めての詐欺?」
鴨川ハル「あらやだ!わたくしをベテランの詐欺師だと思いまして?もちろん犯罪なんて初めてですわ。でも途中からなんだかすごく楽しくなってしまって…」