DETECTIVE CONAN
🖊原作者(Original Story):青山剛昌、 かんばまゆこ
TVアニメ『名探偵コナン 犯人の犯沢さん』 第9話
♦放送日(Air date): 2022年11月28日
キャスト
🔷犯沢さん HANZAWA CV.蒼井翔太
🔷犯沢さん HANZAWA CV.蒼井翔太
🔷安室透/降谷零 Amuro Toru CV.古谷徹
犯沢「今月分の家賃です」
管理人「はい」
管理人「確かに」
犯沢「(今一瞬めっちゃ怖かった…!)」
犯沢「(よし…バイトを始めてようやく生活が安定してきた)」
犯沢「(家賃光熱費食費もろもろ払って少しは金が余る!)」
犯沢「(さぁてこの金でどんな凶器を買ってやろうか!)」
「あれ、犯沢さん出かけんの?」
「今からサッカー観戦パーティーするぜー」
犯沢「今日はやめておくよ。ちょっと買い物があってねフフフ」
「犯沢さんってさーイモっぽいよね」
「あーわかるー」
「これなんかどうかな~」
「ほかにこんなのもありますよー」
犯沢「えっ古着って…」
犯沢「うわあああああ!」
犯沢「(わからん。オシャレって一体何なんだ?やっぱり私にオシャレなんて無理なのかな…)」
犯沢「(おとなしく凶器を買うしかないのか…?)」
犯沢「(これだ!!)」
犯沢「すみません!黒い服はありませんか!?」
「黒?黒は取り扱ってないんですよ」
「黒はちょっと…」
「置いてないっスね」
「すみませんが…」
犯沢「(ウソだろなんで黒がないんだ!?)」
「あんた知らないのか…米花町で黒い服を着ると呪われるという都市伝説があるんだよ」
「上だけや下だけならまだいいが全身黒ずくめにすると…いつも見られているような気がしたり何かに追いかけられたりするとかどうとか…」
「まあどうしてもと言うのならうちの隠し在庫を売ってやるが。忠告はしたぜ?」
犯沢「米花町に来て数か月、そんな呪いの都市伝説が怖いわけないでしょう!オシャレをください!」
犯沢「ただいま」
犯沢「(家賃光熱費食費もろもろ払って少しは金が余る!)」
犯沢「(さぁてこの金でどんな凶器を買ってやろうか!)」
「今からサッカー観戦パーティーするぜー」
犯沢「今日はやめておくよ。ちょっと買い物があってねフフフ」
「犯沢さんってさーイモっぽいよね」
「あーわかるー」
「いかにも田舎から出てきた感が抜けないっつーか」
「そこがかわいいんだけどねー」
「だから詐欺とかに狙われるんだよな」
「確かにー」
「ハッピーファクトリーってハッピー出荷してんのかな?」
「ハハハハ」
犯沢「(私を怒らせたようだな…)」
犯沢「(復讐してやる…この金で…)」
犯沢「(オシャレな服を買って見返してやる!)」
犯沢「(みんなオシャレだ…)」
犯沢「(確かに私はオシャレではない…かもしれない。認めたくはないが…かもしれない)」
犯沢「(この服も母がイオソで買ってきたやつだ)」
〈これどがな?似合わんかね?〉
犯沢「(そういえば自分で服を買ったことあんまないぞ!持ってる服も学生の頃からずっと着てるシャツとかばっかだし)」
犯沢「(上京資金を貯めるために極力出費は抑えてきたしな…もしかしたら私は…)」
「ダッサ!」
「サトルはマジでウケるわ!」
「ハハハハ!」
犯沢「(私のことを笑ってるんじゃないよな…?)」
「ウケるんですけど~」
「それおかしいって」
犯沢「(あの男を殺すどころの話じゃない!外に出たくなくなっちゃう!)」
犯沢「(オシャレだ。どれもこれもオシャレだ)」
「いらっしゃいませ。どーぞ夏物大変お安くなっております」
犯沢「(つけられてる!?)」
犯沢「(ん?何だこれは!オシャレなのか?洗濯機一発で布くずになりそう…)」
「それ気になっちゃう感じっスか?」
犯沢「え…いやあの…」
「こういうダメージ系はあえて下にもダメージジーンズ合わせちゃうってのが今どきヒッピースタイルっスねー試着室行っちゃってくださいこちらです!」
犯沢「うわあああああ!」
犯沢「(なんて恐ろしい所なんだ服屋は…危うく一揃い買うところだった…)」
犯沢「(…でもダメージジーンズはちょっといいな。何かカッコいいよな)」
犯沢「(さりげないワイルドさ。どの服にも合いそうだし、今着てる服だってオシャレになるんじゃ…)」
犯沢「(古着!)」
犯沢「(そういえば都市伝説で聞いたことがある。古着=オシャレだと!はやりに流されない独創性!これだ!)」
「そこがかわいいんだけどねー」
「だから詐欺とかに狙われるんだよな」
「確かにー」
「ハッピーファクトリーってハッピー出荷してんのかな?」
「ハハハハ」
犯沢「(私を怒らせたようだな…)」
犯沢「(復讐してやる…この金で…)」
犯沢「(オシャレな服を買って見返してやる!)」
犯沢「(確かに私はオシャレではない…かもしれない。認めたくはないが…かもしれない)」
犯沢「(この服も母がイオソで買ってきたやつだ)」
〈これどがな?似合わんかね?〉
犯沢「(そういえば自分で服を買ったことあんまないぞ!持ってる服も学生の頃からずっと着てるシャツとかばっかだし)」
犯沢「(上京資金を貯めるために極力出費は抑えてきたしな…もしかしたら私は…)」
「ダッサ!」
「サトルはマジでウケるわ!」
「ハハハハ!」
犯沢「(私のことを笑ってるんじゃないよな…?)」
「ウケるんですけど~」
「それおかしいって」
犯沢「(あの男を殺すどころの話じゃない!外に出たくなくなっちゃう!)」
「いらっしゃいませ。どーぞ夏物大変お安くなっております」
犯沢「(つけられてる!?)」
犯沢「(ん?何だこれは!オシャレなのか?洗濯機一発で布くずになりそう…)」
「それ気になっちゃう感じっスか?」
犯沢「え…いやあの…」
「こういうダメージ系はあえて下にもダメージジーンズ合わせちゃうってのが今どきヒッピースタイルっスねー試着室行っちゃってくださいこちらです!」
犯沢「うわあああああ!」
犯沢「(なんて恐ろしい所なんだ服屋は…危うく一揃い買うところだった…)」
犯沢「(…でもダメージジーンズはちょっといいな。何かカッコいいよな)」
犯沢「(さりげないワイルドさ。どの服にも合いそうだし、今着てる服だってオシャレになるんじゃ…)」
犯沢「(そういえば都市伝説で聞いたことがある。古着=オシャレだと!はやりに流されない独創性!これだ!)」
「これなんかどうかな~」
「ほかにこんなのもありますよー」
犯沢「えっ古着って…」
犯沢「うわあああああ!」
犯沢「(わからん。オシャレって一体何なんだ?やっぱり私にオシャレなんて無理なのかな…)」
犯沢「(おとなしく凶器を買うしかないのか…?)」
犯沢「(これだ!!)」
犯沢「すみません!黒い服はありませんか!?」
「黒?黒は取り扱ってないんですよ」
「黒はちょっと…」
「置いてないっスね」
「すみませんが…」
犯沢「(ウソだろなんで黒がないんだ!?)」
「あんた知らないのか…米花町で黒い服を着ると呪われるという都市伝説があるんだよ」
「上だけや下だけならまだいいが全身黒ずくめにすると…いつも見られているような気がしたり何かに追いかけられたりするとかどうとか…」
「まあどうしてもと言うのならうちの隠し在庫を売ってやるが。忠告はしたぜ?」
犯沢「米花町に来て数か月、そんな呪いの都市伝説が怖いわけないでしょう!オシャレをください!」