MOB PSYCHO 100
🖊原作者(Original Story) : ONE
TVアニメ『モブサイコ100』 第3期9話 モブ①
♦放送日(Air Date): 2022年11月30日
第3期9話 モブ① ~引っ越し~
"Mob 1 ~Moving~"
CAST
🔷影山茂夫 モブ Kageyama Shigeo CV.伊藤節生
🔷霊幻新隆 Reigen Arataka CV.櫻井孝宏
🔷影山律 Kageyama Ritsu CV.入野自由
🔷花沢輝気 テル Hanazawa Teruki CV.松岡禎丞
🔷郷田武蔵 Goda Musashi CV.関俊彦
🔷志村遼平 Shimura Ryohei CV.綿貫竜之介
🔷山村秀樹 Yamamura Hideki CV.黒石高大
🔷佐川純 Sagawa Jun CV.山下誠一郎
🔷隈川弘 Kumagawa Hiroshi CV.武内駿輔
🔷高嶺ツボミ Takane Tsubomi CV.佐武宇綺
影山茂夫「うん、なんとか終わったよ」
先生「あけましておめでとう。今日から3学期が始まる。休みボケから早めに切り替えて明日からしっかり受験勉強すること。クラス替えまで仲良く切磋琢磨しなさい」
影山茂夫「(あ、クラス替えか…3年生になったらツボミちゃんと同じクラスになるかも…)」
先生「もう一つ連絡事項があったんだ。3組の高嶺ツボミさんが来月中に引っ越すそうだ」
影山茂夫「(あ、クラス替えか…3年生になったらツボミちゃんと同じクラスになるかも…)」
先生「もう一つ連絡事項があったんだ。3組の高嶺ツボミさんが来月中に引っ越すそうだ」
影山茂夫「(はい?)」
影山茂夫「(え?引っ越しって…)」
影山茂夫「(え…え?)」
影山茂夫「(急すぎて頭が追い付かない)」
影山茂夫「(だって受験シーズンが終わってから気持ちを伝えようと思ってた…)」
影山茂夫「(まだ…まだ…何も行動してないし…あ!告白しなきゃ)」
先生「どうした?影山」
犬川豆太「(モブの奴…そういえば高嶺さんのこと…)」
犬川豆太「(でも…彼女は学校一のアイドルだぞ?)」
犬川豆太「(他のライバル達とどう勝負する気だ?)」
影山茂夫「(え?引っ越しって…)」
影山茂夫「(え…え?)」
影山茂夫「(急すぎて頭が追い付かない)」
影山茂夫「(だって受験シーズンが終わってから気持ちを伝えようと思ってた…)」
影山茂夫「(まだ…まだ…何も行動してないし…あ!告白しなきゃ)」
先生「どうした?影山」
犬川豆太「(モブの奴…そういえば高嶺さんのこと…)」
犬川豆太「(でも…彼女は学校一のアイドルだぞ?)」
犬川豆太「(他のライバル達とどう勝負する気だ?)」
影山茂夫「はい」
郷田武蔵「正気か影山」
郷田武蔵「正気か影山」
影山茂夫「そこで皆さんの体験談とか不快にさせないコツとかアドバイスください!」
竹中「そんなのその場しのぎだし、耳栓外すつもりはないよ」
影山茂夫「テレパシーで女心を読めばモテモテだって、トメさんが前に言ってたから」
竹中「ははっ…暗田部長に女心の何がわかるんだよ」
暗田トメ「おいお前ら!いい加減にしろよ!人が急展開にフリーズしてる間に好き勝手言いやがって」
暗田トメ「告白ってモブ君…今回は本気の本気なの?」
竹中「ははっ…暗田部長に女心の何がわかるんだよ」
暗田トメ「おいお前ら!いい加減にしろよ!人が急展開にフリーズしてる間に好き勝手言いやがって」
暗田トメ「告白ってモブ君…今回は本気の本気なの?」
影山茂夫「はい」
暗田トメ「そう…じゃあわかったわ。一つだけ重要アドバイスしてあげる」
暗田トメ「髪型変えた方がいいわよ!口に出すのはあえてそこまでにしとく!」
犬川豆太「悪いな。俺ら何もアドバイスできないからせめて邪魔しないように遠くから見守るわ」
高嶺ツボミ「ごめんなさい」
米里イチ「今行ってもフラれるよ?」
米里イチ「え?何で髪?」
影山茂夫「女の人ってどうとう男がいいんですか?」
米里イチ「まず紳士的なこと。同級生の女の子に対してでも礼儀は大事よ。あと必要なのは器の広さ。頼れる、悩みを聞いてくれる、何を相談してもいいと思わせる、そんな大きな受け皿がモブ君にあれば高嶺さんを受け止めることもできるかもね」
米里イチ「ほとんどの男子が見た目だけで好きになってるみたいだけど、彼女きっと本性を隠してる。その正体をモブ君が受け止められるかどうか」
米里イチ「私には高嶺さんのどこがいいのか全然わからないんだけどねぇ」
影山茂夫「え?」
米里イチ「まず紳士的なこと。同級生の女の子に対してでも礼儀は大事よ。あと必要なのは器の広さ。頼れる、悩みを聞いてくれる、何を相談してもいいと思わせる、そんな大きな受け皿がモブ君にあれば高嶺さんを受け止めることもできるかもね」
米里イチ「ほとんどの男子が見た目だけで好きになってるみたいだけど、彼女きっと本性を隠してる。その正体をモブ君が受け止められるかどうか」
米里イチ「私には高嶺さんのどこがいいのか全然わからないんだけどねぇ」
影山茂夫「え?」
米里イチ「普段の様子を見てればわかるわ。ていうか何でわからないの?モブ君もたまに他人を別の角度から見る事を覚えた方がいいわよ」
米里イチ「ねぇモブ君…彼女のどこが良いの?」
霊幻新隆「ふむ…その質問に答えられず校舎裏にも行けずバイトにも身が入らないということか。はあ~困るよモブ君~職場に青春を持ち込まれちゃ~」
霊幻新隆「中学生なんて見た目で恋して当たり前だろ。自分だけは違うと信じたいのはわかるが、結局男ってのは単純な生き物なんだよ。なぁ芹沢?」
米里イチ「ねぇモブ君…彼女のどこが良いの?」
霊幻新隆「中学生なんて見た目で恋して当たり前だろ。自分だけは違うと信じたいのはわかるが、結局男ってのは単純な生き物なんだよ。なぁ芹沢?」
芹沢克也「いや俺、学校行ってなかったんでわかんないですね」
霊幻新隆「でも好きな女の子くらいいただろ?」
芹沢克也「いや、いないですね」
霊幻新隆「一度も?ハハハ…その歳で照れ隠しされても困るんだが……え?いやいやマジで言ってんの!?」
芹沢克也「好きな人がいるってだけで羨ましいなぁ。誰に何を言われてもシゲオ君の気持ちが変わらないんだったら、その気持ちは本気だってことだよね」
芹沢克也「じゃあ理由なんて言葉にできなくてもいいんじゃないかな?」
霊幻新隆「そうそれ!つまり俺が言いたかったのはそういうことだ!重要なのは“彼女のどこが好きか”じゃなく、“本当に彼女を好きかどうか”だ!」
影山茂夫「僕がどうしてこんなにツボミちゃんの事が気になるのか…」
影山茂夫「自分でもよくわからない。だけど好きだ!ツボミちゃんのことが!昔から!」
霊幻新隆「じゃあ何も悩む事ないだろ。当たって砕けろだ」
影山茂夫「でも告白するとき何て言ったらいいか…どうしたらいいんでしょうか」
霊幻新隆「一度も?ハハハ…その歳で照れ隠しされても困るんだが……え?いやいやマジで言ってんの!?」
芹沢克也「好きな人がいるってだけで羨ましいなぁ。誰に何を言われてもシゲオ君の気持ちが変わらないんだったら、その気持ちは本気だってことだよね」
芹沢克也「じゃあ理由なんて言葉にできなくてもいいんじゃないかな?」
霊幻新隆「そうそれ!つまり俺が言いたかったのはそういうことだ!重要なのは“彼女のどこが好きか”じゃなく、“本当に彼女を好きかどうか”だ!」
影山茂夫「僕がどうしてこんなにツボミちゃんの事が気になるのか…」
影山茂夫「自分でもよくわからない。だけど好きだ!ツボミちゃんのことが!昔から!」
霊幻新隆「じゃあ何も悩む事ないだろ。当たって砕けろだ」
影山茂夫「でも告白するとき何て言ったらいいか…どうしたらいいんでしょうか」
霊幻新隆「あとは…笑顔を大事にして重い空気はNGだ。それから…」
芹沢克也「(あっ!カンニングしてる!霊幻さんもわからないんだ)」
霊幻新隆「でが結局駆け引きは不要だ。深い関係を作りたい相手に取り繕ったってしょうがない。ありのままのお前でいい。自分自身をみせろ」
霊幻新隆「お前の伝えたいまま言葉にすればいいんだ」
影山茂夫「うん、ここ数年ちゃんと話もしてなかったし、本当に急な話で…」
花沢輝気「だから急いで告白しようとしてるのか」
影山茂夫「うん、でも初めてのことだからいろいろと難しくて…」
影山茂夫「花沢君はモテるからいいよね。僕とは全然違うから」
花沢輝気「何を言ってるんだ。キミは僕に似てるって自分で言ってたじゃないか」
花沢輝気「ほらっ!肩の力抜いて笑顔で堂々と!」
花沢輝気「強気で行こう!何も悪い事する訳じゃないんだからさ」
花沢輝気「彼女へのプレゼントとか何か考えてるの?」
花沢輝気「何を言ってるんだ。キミは僕に似てるって自分で言ってたじゃないか」
花沢輝気「ほらっ!肩の力抜いて笑顔で堂々と!」
花沢輝気「強気で行こう!何も悪い事する訳じゃないんだからさ」
影山茂夫「思いつきもしなかった。そうかプレゼント!」
花沢輝気「僕はいつも告白される側だけど、手紙とか手作りクッキーとかもらった時はちょっと嬉しかったから…そういうのもアリかと思ってさ」
影山茂夫「手作り…」
花沢輝気「僕はいつも告白される側だけど、手紙とか手作りクッキーとかもらった時はちょっと嬉しかったから…そういうのもアリかと思ってさ」
影山茂夫「手作り…」
影山茂夫「律ももう知ってたの」
影山律「そっか…やっぱり兄さんも告白するんだね…いよいよこの時が来たんだ」
影山茂夫「想像しただけでもすごく緊張するよ…どんな返事をされるか…」
影山律「(とにかくひどいフラれ方だけはしないでほしいな…)」
影山茂夫「(律…きっと僕の事を僕より心配してくれてるんだ…なんだろう…逆に気持ちが落ち着いてくる) ありがとう律。胸を張って行くよ」
影山律「兄さん…あまり気を落とさないでね」
影山律「そっか…やっぱり兄さんも告白するんだね…いよいよこの時が来たんだ」
影山茂夫「想像しただけでもすごく緊張するよ…どんな返事をされるか…」
影山律「(とにかくひどいフラれ方だけはしないでほしいな…)」
影山茂夫「(律…きっと僕の事を僕より心配してくれてるんだ…なんだろう…逆に気持ちが落ち着いてくる) ありがとう律。胸を張って行くよ」
影山律「兄さん…あまり気を落とさないでね」
影山茂夫「もしもしツボミちゃん?ごめん急に…家の電話番号しか知らなくて」
影山茂夫「引っ越すって…本当なんだ…ちょっと話したい事があって…もしよければ明日放課後さ…久しぶりに公園でどうかな…」
影山茂夫「(1000円分でこんなに小さいんだ。まぁ大きさじゃないよね)」
峯岸稔樹「影山茂夫」
影山茂夫「えっと…確か…」
影山茂夫「引っ越すって…本当なんだ…ちょっと話したい事があって…もしよければ明日放課後さ…久しぶりに公園でどうかな…」
影山茂夫「(1000円分でこんなに小さいんだ。まぁ大きさじゃないよね)」
峯岸稔樹「影山茂夫」
影山茂夫「えっと…確か…」