Tokyo Revengers |
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原作(Original Story): 和久井健(Ken Wakui)
TVアニメ『東京リベンジャーズ』 第25話ネタバレ
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第25話 It is what it is
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放送日 | 2023年1月7日 |
OPテーマ | ホワイトノイズ (歌 : Official髭男dism) |
EDテーマ | 傷つけど、愛してる。 (歌 : ツユ) |
CAST |
🔷花垣武道 Hanagaki Takemichi CV.新祐樹 🔷松野千冬 Matsuno Chifuyu CV. 狩野翔 🔷羽宮一虎 Hanemiya Kazutora CV. 土岐隼一 🔷柴八戒 Shiba Hakkai CV.畠中祐 🔷稀咲鉄太 Kisaki Tetta CV.森久保祥太郎 🔷橘直人 Tachibana Naoto CV.逢坂良太 🔷橘日向 Tchibana Hinata CV.和氣あず未
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EPISODE GUIDE |
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SEASON 2 KEY VISUAL |
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稀咲鉄太「残念だ…じゃあな、オレの”ヒーロー”」
羽宮一虎「応急処置はした」
花垣武道「(場地君?)」
花垣武道「一…虎君…」
花垣武道「(そっか…12年経って…出所してるんだ)」
花垣武道「お久しぶりで」
羽宮一虎「この前こんな風に路上で女をタコ殴りにしてる奴等がいた。止めに入ってみたらその連中は東京卍會を名乗りやがった」
羽宮一虎「テメェらの東卍はいつから女を殴る組織になった?テメェなんてどうでもよかった」
羽宮一虎「アイツを、千冬を助けたかった」
松野千冬「お久しぶりです一虎君。乗ってきませんか?」
松野千冬「今の東卍は腐りきってる。警察も手ぇ出せねぇようななんでもありの犯罪集団です。オレらで…あの頃の東卍を取り戻しましょう」
羽宮一虎「アイツはずっと一人で戦ってた」
羽宮一虎「なのに…テメェは何やってんだよ!?」
花垣武道「(そっか…この世界のオレは…千冬が頼れないぐらいに腐っちまってたんだな…)」
羽宮一虎「東卍はデカくなっておかしくなっちまった。それなのにテメェらは率先して稀咲の小間使い」
羽宮一虎「唯一の頼みだったドラケンは死刑囚。マイキーはどこにいんのかもわかんねぇ」
羽宮一虎「なぁタケミチ、東卍はどこに向かってんだ? マイキーさ、昔…”不良の時代を創る”って言ってたよな?」
羽宮一虎「アイツの言う通り確かに東卍はドデカくなったよ。クスリ、売春、裏カジノ、闇金、殺し…ありとあらゆる犯罪に手を染めてドデカくなった。でもよ…でも…」
羽宮一虎「これがマイキーの創りたかった時代か!?これが場地の守りたかった東卍かよ!?」
マイキー〈だからオレが不良の時代を創ってやる〉
場地圭介〈一人一人がみんなの為に命を張れる〉
場地圭介〈そんなチームにしたい〉
羽宮一虎「あの頃のあいつらはこんな東卍望んでなかった。そうだろ!?タケミチ」
花垣武道「(そうだ…違う… )」
花垣武道「違う!オレの大好きだった東卍はこんなんじゃない!いつでもキラキラしてました!」
羽宮一虎「うん、オレ達の東卍を取り戻すぞ」
花垣武道「一虎君…オレ記憶が曖昧で…変な事聞くかもしれませんけど、東卍はなんでこんな事になっちまったんですかね…?」
羽宮一虎「マイキーだ。マイキーは変わり果てた。東卍が変わったのはアイツがマイキーが変わっちまったからだ」
花垣武道「そんな…他に黒幕がいるんスよね!?稀咲が裏で手ぇ引いてるだけじゃないんスか!?」
羽宮一虎「一月前から三ツ谷が行方不明になってる。マイキーの名前で呼び出されたそのすぐ後らしい」
羽宮一虎「もしもし…そうか…」
羽宮一虎「昨夜オマエが稀咲に捕まってる間にパーちんとぺーやんが殺された」
羽宮一虎「マイキーが旧東卍メンバーの粛清を始めたって事だ。アイツはもう仲間なんて信じちゃいない」
羽宮一虎「全てマイキーの指示だ。稀咲はそれを遂行しているにすぎねぇ」
羽宮一虎「マイキーは巨悪だ!オレもアイツを変えちまった一人…会って話したい。アイツらと離れちゃダメだって」
花垣武道「アイツら?」
羽宮一虎「稀咲の暴力、黒龍の金」
羽宮一虎「この二つをなんとかしねぇとマイキーが正気に戻ることはねぇ。アイツはもう不良なんかじゃねぇ」
羽宮一虎「協力してくれタケミチ。今度は俺がマイキーを、佐野万次郎を救いたい」
羽宮一虎「かつて存在していた黒龍、その残党が東卍に合流してマイキーの左腕になった。金の為ならなんでもアリの連中だ」
花垣武道「黒龍って確か東卍結成のきっかけになった…」
羽宮一虎「ああ、オレは二代前の黒龍と因縁があった。だが今のアイツらはあの頃の比じゃねぇ。黒龍が生み出す莫大な金がマイキーを狂わしている一つだ」
羽宮一虎「ツテをたどって奴らの隠し口座を突き止めた。オレはその金の流れを断ち決着をつけるつもりだ。そしてマイキーの右腕である稀咲と決着をつけようとしていたのは千冬だった」
羽宮一虎「千冬が殺されたのは、稀咲を追い詰めていたからだ。だからオレはあのビルへ千冬を助けに」
花垣武道「千冬はどうやって…あの稀咲を追い詰めたんですか?」
羽宮一虎「ある刑事がオレらに接触してきた。稀咲に殺された女の弟だそうだ」
花垣武道「(ナオトだ!)」
橘直人〈復讐がしたい〉
花垣武道「え!?千冬と一虎君はその刑事と…」
羽宮一虎「ああ、”橘ヒナタ殺害事件”について調べていた。東卍の構成員、千堂敦史の乗った車が小学校教師の軽自動車に突っ込んで大炎上、二人共死んだあの事件、覚えてるだろ?アレは稀咲の命令だった」
羽宮一虎「しかし奴にはアリバイがあった。あの日、稀咲はオマエら幹部と集会をしていた」
花垣武道「(え?オレらと集会!? って事はこの世界でオレはヒナとアッくんが死んだ時その場にいなかったのか!?)」
羽宮一虎「だが千冬は証拠を掴んでいた。稀咲が命令を下したという証拠をな。オレたちは本当にあと一歩の所まで稀咲を追い詰めていたんだ」
羽宮一虎「それをギリギリの所で逃したのは千冬のせいだった」
羽宮一虎「降りろタケミっち。その路地裏に会わせたい奴がいる」
花垣武道「ナオト!(やっと会えた)」
橘直人「待ってましたよ、タケミチ君」
橘直人「花垣武道午前7時38分、殺人教唆の容疑で逮捕します!」
橘直人「すいません羽宮君」
羽宮一虎「テメェ…」
橘直人「これを見てください」
花垣武道「千冬?」
松野千冬〈お疲れ様です〉
花垣武道〈暑いなぁ。 まぁテメェも座れや。こんな事で呼び出したくなかったけどよ、上からの指示だ。仕方ねぇだろ?〉
花垣武道「これが、オレ?」
橘直人「松野千冬が隠し撮りした動画です。どう説明したらいいのか…とにかくいつものように君が現代に帰ってきた瞬間、ボクの世界も一瞬にして変わった」
橘直人「君が過去を変えて大きな変革が起きたからです。ボクは前の世界と同じ警察官」
橘直人「だが、君はレンタルショップの店員じゃなく東卍の大幹部。そして、前の世界と同じように姉さんは8月10日車に乗っている所を千堂アツシの乗った車にぶつけられ殺された」
橘直人「ボクは羽宮一虎、松野千冬の二人と組んで姉の仇の稀咲を捕まえようとしていた…」
橘直人「すいませんタケミチ君…混乱してますよね?ボクは立場上君を逮捕するしかなかった。動画の続きを見てください」
花垣武道〈今日お前を呼んだのは他でもねぇ。ある奴を消してほしいからだ〉
花垣武道〈そいつが何者なのかなんて知らねぇしどうでもいい!重要なのはそいつが東卍に邪魔だって事だ!オレだってテメェにこんな事はさせたくねぇ。でもやらねぇと稀咲が黙ってねぇ。わかるな?”アツシ”〉
花垣武道「アツシって...アッくん!? アッくんにオレが人殺しの命令を…?」
橘直人「次の動画です。これも松野千冬が隠し撮りしたものです。心して見て下さい」
花垣武道〈うああああああ!〉
松野千冬〈やめろ!タケミっち モノに当たってもしょうがねぇだろ!?〉
花垣武道〈くそっ!ハメられた!稀咲は悪魔だ! 知らなかったんだ!消す相手がアイツだったなんて!〉
花垣武道「ナオト…もういい…」
橘直人「ボクたちは姉さんの事件に稀咲が関与した証拠を追っていました。この動画が証拠です」
花垣武道「もういいって言ってんだろ!?」
橘直人「松野千冬はこの動画を隠していました。彼は…君を庇ったんです」
花垣武道「ハハハ…今度はオレなんだな… オレがヒナを…殺したんだな…そうだろ?」
橘直人「タケミチ君…君は利用されただけです」
花垣武道「もういいよ…もうヤダよ… 何度目だよ…?なんも変わってねぇじゃん…むしろもっと悪くなってる…オレがヒナを…」
花垣武道「アッくんも千冬も!みんな死んでいく!」
花垣武道「場地君なんてもうどうやったって12年前の今日にしか戻れねぇんだからどうやったって助けられねぇんだぞ!?」
橘直人「喚いてなんになるんですか!?辛いのはボクも一緒です」
花垣武道「一緒じゃねぇよ!オレはオマエの姉ちゃんを殺したんだぞ!もうやめようナオト!オレには何も変えれねぇよ!」
橘直人「ボクは君に救われた!何もできなくなんかない!」
橘直人「ボクの知っている最初の世界は、東京卍會に龍宮寺堅はいなかった…松野千冬も羽宮一虎も場地圭介も誰もいなかったんです、タケミチ君」
橘直人「彼らの想いがなかったらここまで東卍に食い込めなかった」
橘直人「彼らの想いを紡いだのは君ですよ。東卍を変えれるのも姉さんを救えるのも君だけなんです!」
橘直人「最悪の世界を変えて下さい!タケミチ君」
花垣武道「……ナオト…オレは今回のタイムリープで東卍の壱番隊の隊長になった。東卍のトップに一歩近づいた。だから現代は少しは良くなってると思ってたんだ。でもやっぱりヒナは殺されてたし、その上ヒナを殺したのはオレだった」
橘直人「色々対策を練りたいが時間がありません。君はこれから留置所に移送されます。この先君と会うのも難しくなる」
橘直人「行くなら今しかありません!」
花垣武道「(一虎君…二人のおかげで敵がわかった)」
花垣武道「(元黒龍)」
花垣武道「(そして稀咲鉄太。この二つがマイキー君を狂わせた)」
花垣武道「(こいつらを東卍から追い出して…ヒナを…みんなをオレが救う!)」
橘日向「またストライク!」
花垣武道「へ?ボーリング?」
橘日向「すごいタケミチ君!ターキーだよ!」
花垣武道「(なんか…あんなヤベェ現代見てきた後のヒナの笑顔はくる…)」
橘日向「えいっ」
花垣武道「(かわいい♡)」
花垣武道「(そーいえばこの頃のオレってボウリングにはまってたったけ…マイグローブとマイシューズにマイボールまで…大分本気だったんだな…)」
花垣武道「見ていろヒナ」
花垣武道「オレのフォース!4連続ストライクを!」
柴八戒「お!?なんか揃った」
柴八戒「息ピッタリだな」