🖊原作者(Original Story): 堀越耕平(Kohei Horikoshi)
TVアニメ『僕のヒーローアカデミア』 第127話
『かなり後になってからだけど、ヒーロー公安委員会による報告書を読み』
『僕はこの一連の事件の全貌を知った。ヴィラン掃討作戦が開始される直前公安は』
『泥花事件に関わる重要人物を本部ビルへと招いている』
「おめでとうございます社長」
「まさか公安からサポートアイテムの共同開発の依頼が来るとは」
リ・デストロ「さすがの彼らもウチの製品が無視できなくなったのだよ。この事案を成立させれば彼らの懐に入り込む事ができる」
リ・デストロ「超常解放戦線は更なる飛躍を遂げる。真の解放者である死柄木弔と共に」
リ・デストロ「わが父デストロが望んだ世界の訪れは近い。もう一人の私も…フッ…とても喜んでいたよ」
ヒーロー公安委員会会長「今回の提案は」
会長「白紙に戻させて頂きます」
『なお、報告書には数名のインターン生が死柄木との戦いに参加していたとの目撃情報を』
『現場にいたヒーロー全員が口を揃えて否定した、と記されている』
『僕やかっちゃん、轟くんについて報告書に書かれていたのはそれだけだ』
『でも僕は覚えている』
『死柄木が、いや、オール・フォー・ワンがワン・フォー・オールを狙っている事を』
『僕は覚えている。初代ワン・フォー・オールの言葉を』
『そして死柄木が助けを求める様に見えた事』
『死柄木逃亡後の報告書はとてもシンプルに事実だけが記載されていた。蛇腔総合病院理事長殻木球大』
『ギガントマキアと共に山荘を離れた超常解放戦線の幹部を含む132名、現在も逃走中』
『掃討作戦と同時に実施された全国に点在する超常解放戦線支部への家宅捜索は目標メンバー全員拘束。逃走者なしの成果をあげる』
『僕はこの一連の事件の全貌を知った。ヴィラン掃討作戦が開始される直前公安は』
『泥花事件に関わる重要人物を本部ビルへと招いている』
「おめでとうございます社長」
「まさか公安からサポートアイテムの共同開発の依頼が来るとは」
リ・デストロ「さすがの彼らもウチの製品が無視できなくなったのだよ。この事案を成立させれば彼らの懐に入り込む事ができる」
リ・デストロ「超常解放戦線は更なる飛躍を遂げる。真の解放者である死柄木弔と共に」
リ・デストロ「わが父デストロが望んだ世界の訪れは近い。もう一人の私も…フッ…とても喜んでいたよ」
ヒーロー公安委員会会長「今回の提案は」
会長「白紙に戻させて頂きます」
リ・デストロ「サポートアイテムの共同開発依頼などと謀りおって」
「偽物か!」
『会長の死亡により公安の指揮系統が混乱する中、予定通りヴィラン掃討作戦は決行された』
『なお、報告書には数名のインターン生が死柄木との戦いに参加していたとの目撃情報を』
『現場にいたヒーロー全員が口を揃えて否定した、と記されている』
『僕やかっちゃん、轟くんについて報告書に書かれていたのはそれだけだ』
『でも僕は覚えている』
『死柄木が、いや、オール・フォー・ワンがワン・フォー・オールを狙っている事を』
『僕は覚えている。初代ワン・フォー・オールの言葉を』
『そして死柄木が助けを求める様に見えた事』
『死柄木逃亡後の報告書はとてもシンプルに事実だけが記載されていた。蛇腔総合病院理事長殻木球大』
『超常解放戦線幹部にして心求党党首花畑孔腔確保』
『ギガントマキアと共に山荘を離れた超常解放戦線の幹部を含む132名、現在も逃走中』
「今度こそお終いかねぇ…海外に引っ越すか」