第3期12話 告白 ~これから~
CAST
🔷影山茂夫 モブ Kageyama Shigeo CV.伊藤節生
🔷高嶺ツボミ Takane Tsubomi CV.佐武宇綺
🔷郷田武蔵 Goda Musashi CV.関俊彦
霊幻新隆「これがモブの力なのか?」
芹沢克也「おそらく…自分の意思じゃなくて何かのショックが原因で暴走してしまってるんだと思います」
霊幻新隆「芹沢、それって特別な事なのか?」
芹沢克也「はい?」
芹沢克也「霊幻さん!」
「このままツボミちゃんの所に行っちゃだめだ!こんな姿を見られたら…」
「こんな姿だからこそツボミちゃんに見て貰う必要がある。その上で受け入れてもらえれば僕は幸せだ」
「ツボミちゃんが僕の力に興味がなくなってからモブは力を使わなくなった。でもそれは間違ってたんだ」
「何で好きになったか思い出せばいい」
「こんな姿だからこそツボミちゃんに見て貰う必要がある。その上で受け入れてもらえれば僕は幸せだ」
「ツボミちゃんが僕の力に興味がなくなってからモブは力を使わなくなった。でもそれは間違ってたんだ」
「何で好きになったか思い出せばいい」
「仲が良かったから」
「違う」
「ツボミちゃんは超能力を使える僕を特別扱いしなかったんだ」
「僕とモブを一人の友達として仲良くしてくれた」
「向き合ってくれたから」
「ツボミちゃんを本当に好きになったのはお前じゃない。僕だ」
霊幻新隆「モブ!モブ!俺だ!」
「あの人はウソつきだ」
「師匠には何度も助けられてきた」
「ツボミちゃんは超能力を使える僕を特別扱いしなかったんだ」
「僕とモブを一人の友達として仲良くしてくれた」
「向き合ってくれたから」
「ツボミちゃんを本当に好きになったのはお前じゃない。僕だ」
霊幻新隆「モブ!モブ!俺だ!」
「あの人はウソつきだ」
「師匠には何度も助けられてきた」
「それは利用できるからだよ。あの人は僕の力を仕事に使う事にしか興味がない。そういう意味で僕を一番特別扱いしてたのはあの人だ」
「本当の姿を知ればあの人も…見なよ、あの驚いた顔を」
霊幻新隆「モブ…モブ…戻ってこい…知らなかった…これがお前の抱えていたものなのか…知らなかった…知らなかったんだ…」
「師匠…」
霊幻新隆「すまない」
霊幻新隆「少しは話を聞け…」
「ダメだ。この人の話しを聞いたら。僕はせっかく自由になったんだ」
霊幻新隆「なぁモブ…ずっとお前に言えなかった事があるんだよ」
「まさかこの人にこんなに力が!」
霊幻新隆「今のお前にこそ伝えたいんだ…ツボミちゃんに会う前にな」
エクボ「よう、元気そうじゃねぇか。久しぶりだなシゲオ」
「本当の姿を知ればあの人も…見なよ、あの驚いた顔を」
「師匠…」
霊幻新隆「すまない」
「ダメだ。この人の話しを聞いたら。僕はせっかく自由になったんだ」
霊幻新隆「なぁモブ…ずっとお前に言えなかった事があるんだよ」
「まさかこの人にこんなに力が!」
霊幻新隆「今のお前にこそ伝えたいんだ…ツボミちゃんに会う前にな」
エクボ「よう、元気そうじゃねぇか。久しぶりだなシゲオ」
霊幻新隆「そこでたまたまエクボと会ったんだ。お陰で間に合った」
エクボ「おい、悠長に構えてる余裕はねぇぞ!俺様だって存在維持するだけでギリギリなんだ」
霊幻新隆「ああそうみたいだな…エクボ!助けてくれたところ悪いが席を外してくれないか?」
エクボ「はあ!?お前一人でどうするっつーんだよ」
霊幻新隆「……」
エクボ「チッ!わかったよ」
エクボ「ケンカすんじゃねぇぞ」
霊幻新隆「モブ…俺は…俺にはな…霊能力も超能力も…」
霊幻新隆「何の力もないんだ!持ってないんだよ!」
霊幻新隆「嘘…最初から…嘘だったんだ…」
霊幻新隆「俺はよく噓をつく…客にもお前にもな…初めてお前が事務所に来た日…俺は噓をついた…お前の悩みを知った気で相談に乗った…お前は俺を簡単に信じた…だからあの日から今日まで…ずっと…利用し続けて来たんだ…」
霊幻新隆「俺…本当は何も知らねぇんだ…超能力の事…」
霊幻新隆「これが俺の正体だ…今まで師匠面してすまなかったな…」
霊幻新隆「だけど最後にもう少し言わせてくれ。お前だけが特別なわけじゃない。二面性なんて誰にでもある。俺にも。だからそんなに悩むな」
エクボ「チッ!わかったよ」
エクボ「ケンカすんじゃねぇぞ」
霊幻新隆「何の力もないんだ!持ってないんだよ!」
霊幻新隆「嘘…最初から…嘘だったんだ…」
霊幻新隆「俺はよく噓をつく…客にもお前にもな…初めてお前が事務所に来た日…俺は噓をついた…お前の悩みを知った気で相談に乗った…お前は俺を簡単に信じた…だからあの日から今日まで…ずっと…利用し続けて来たんだ…」
霊幻新隆「俺…本当は何も知らねぇんだ…超能力の事…」
霊幻新隆「これが俺の正体だ…今まで師匠面してすまなかったな…」
霊幻新隆「だけど最後にもう少し言わせてくれ。お前だけが特別なわけじゃない。二面性なんて誰にでもある。俺にも。だからそんなに悩むな」
霊幻新隆「いや…悩んでもいいか…それもまた当たり前の事だ。ここだけの話…俺は隠してる本当の姿が大っ嫌いなんだが…」
霊幻新隆「要するにだ。お前はそのままでいい。もう俺がいなくても大丈夫だ」
霊幻新隆「大丈夫!そろそろ受け入れてやれ!自分を!」
霊幻新隆「お前なら…モブならそれができるって事を俺は知ってる!」
「師匠がそう言ってる」
「あんたが僕を受け入れてくれるっていうのか?」
エクボ「霊幻、お前これからどうすんだ?」
霊幻新隆「さぁな…お前こそなんか色薄くなってねぇか?」
霊幻新隆「まぁ…そういう時もあるって…待ってただけでマシじゃねぇか。これからだよこれから」
米里イチ「今年は私も行くからよろしくね」
犬川豆太「間違いない」
犬川豆太「来るよ」
佐川純「肉改ー!」
肉体改造部「ファイッホーッ!ファイッホーッ!」
佐川純「キミ達が入部してもう半年が経ったね!みんなだいぶ走れるようになった!」
影山茂夫「僕も去年はすぐ貧血になってたけど、ここまで頑張れたのは仲間のお陰。だからみんなもキツい時は助け合ってね」
犬川豆太「来るよ」
佐川純「肉改ー!」
肉体改造部「ファイッホーッ!ファイッホーッ!」
佐川純「キミ達が入部してもう半年が経ったね!みんなだいぶ走れるようになった!」
影山茂夫「僕も去年はすぐ貧血になってたけど、ここまで頑張れたのは仲間のお陰。だからみんなもキツい時は助け合ってね」
影山律「やる気次第かな。前任の先輩が意欲的だったって事がよくわかったよ。兄さんはどう?副部長」
影山律「テルさん」
影山茂夫「久しぶりだね。花沢君もこれから行くところ?」
影山茂夫「律も行きたいの?」
影山律「あ…いや…僕には副会長の仕事があるから…」
影山茂夫「あのTシャツ結構気に入ってるんだ」
花沢輝気「そうかい」
影山律「鈴木!」
鈴木将「おお律!久しぶりだな!」
犬川豆太「きたきた!」
暗田トメ「OK!じゃみんな隠れて!」
霊幻新隆「何が妖怪だよ…ただのケツアゴのおっさんじゃねぇか」
霊幻新隆「ん?電気消えてる」
「霊幻さん!誕生日おめでとうございます!」
犬川豆太「きたきた!」
暗田トメ「OK!じゃみんな隠れて!」
霊幻新隆「ん?電気消えてる」
「霊幻さん!誕生日おめでとうございます!」
エクボ「あれ?お前目赤くね?」