ミカサ「いってらっしゃい、エレン」
エレン「あれ?ミカサ?何でここに…」
エレン「(あと…どれだけ先かわからないが、オレはこの人達を皆殺しにする)」
エレン「(オレは何を考えている…いずれこの少年も殺すくせに…何を思い上がって)」
ラムジー「何で泣いてるの」
エレン「島を…エルディアを救う為…それだけじゃない」
ハリル「お金が!」
ラムジー「ハリル!」
エレン「オレは望んだんだ…全て消し去ってしまいたかった…ごめん…ごめん…ごめん…」
エレン「島を…エルディアを救う為…それだけじゃない」
ハリル「お金が!」
ラムジー「ハリル!」
エレン「オレは望んだんだ…全て消し去ってしまいたかった…ごめん…ごめん…ごめん…」
アルミン「あれ?アニ?……うん…時間があったから」
アニ「座ったらどう?」
アニ「まだお礼を言ってないと思って…何年も私に話しかけてくれてありがとう」
アニ「寂しくて気が狂いそうだったから…アンタとヒッチの話だけが楽しみだった。でも何で相槌の一つも返さない岩なんかの相手して喋ってたの?」
アニ「座ったらどう?」
アニ「まだお礼を言ってないと思って…何年も私に話しかけてくれてありがとう」
アニ「寂しくて気が狂いそうだったから…アンタとヒッチの話だけが楽しみだった。でも何で相槌の一つも返さない岩なんかの相手して喋ってたの?」
アルミン「本当にわからないの?ヒッチがあんなにからかってたのに」
コニー「くそ!爆薬が邪魔だ!」
ライナー「切り捨ててしまおう」
ファルコ「じゃどうすんですか!これから…どうしたら…オレ達だけで!」
ピーク「ごめん…わからないの…」
ミカサ「アニ装備の確認して。まだ新型の立体起動装置に慣れてないでしょ?ライナーとその辺りを飛んで慣らしてきて」
アニ「…何で…」
ミカサ「あ…今できることを…やるべき…なので…」
ピーク「ごめん…わからないの…」
アニ「…何で…」
ミカサ「あ…今できることを…やるべき…なので…」
アニ「私は下りると伝えたはずだけど…」
ミカサ「飛行艇にも乗らないつもりなの?」
アニ「悪いけど乗らない。人類を救うとか…私にはよくわからない」
ミカサ「そう…わかった」
アニ「何が!」
アニ「わかってる。それであんたはどうしたいの?人類を救うためにエレンを殺しに行くの?」
ミカサ「殺さない。遠くに行ったエレンを連れ戻す。私はただそれだけ」
アニ「ところであんた、マフラは失くしたの?」
ミカサ「持ってる」
リヴァイ「まだ寝てろだと!?これ以上寝てたら…お前ら…俺の存在忘れちまうだろうが」
エレン〈攻撃目標はそれだけか?それで何十年もパラディ島は手出しされないのか?〉
イェレナ「おそらくそこがエレンの第二の攻撃目標」
リヴァイ「えらく従順に答えたな」
イェレナ「皆さんに頼みがあります。認めてください。ジークは敗れた。でも正しかった。二千年に及ぶエルディア人問題の解決策“安楽死計画”しか無かったのです。この惨状を見ればおわかりでしょう」
ピーク「気にしないで。あなたは最初からマーレに服従してなかった」
ライナー「ずっと謝りたかった。お前とベルトルトに…すべてはあの日、俺が作戦を続行したことから始まった。あの日もし引き返していたら、お前もベルトルトも故郷に帰って家族に会えたのに…」
ライナー「ずっと謝りたかった。お前とベルトルトに…すべてはあの日、俺が作戦を続行したことから始まった。あの日もし引き返していたら、お前もベルトルトも故郷に帰って家族に会えたのに…」
アニ「うん、何度殺そうとして思いとどまったかわからない」
ピーク「悔しいけど、ハンジさん、あなたの言う通りマガト元帥は私達に最後の指令を残したんでしょう。力を合わせて為すべきことを為せ…と…」
ハンジ「すぐに仲良くなるさ」
ハンジ「ねぇリヴァイ、みんな見てるかな?今の私達を…死んだ仲間に誇れるかな…」
リヴァイ「ヤツみてぇなこと言ってんじゃねぇよ」
オニャンコポン「ん?」
ハンジ「フロック!まさか船にしがみついてここまで!?」
オニャンコポン「ハンジさん!燃料タンクに穴が!」
オニャンコポン「これじゃ飛行できません!」
「まだだ!穴を塞げばなんとかなる!」
ハンジ「ねぇリヴァイ、みんな見てるかな?今の私達を…死んだ仲間に誇れるかな…」
リヴァイ「ヤツみてぇなこと言ってんじゃねぇよ」
ハンジ「フロック!まさか船にしがみついてここまで!?」
オニャンコポン「ハンジさん!燃料タンクに穴が!」
オニャンコポン「これじゃ飛行できません!」
「まだだ!穴を塞げばなんとかなる!」
アルミン「僕が残って足止めを」
ライナー「お前はダメだ。エレンを止める切り札はお前しかいない。ここは俺が」
ハンジ「ダメに決まってるだろ。巨人の力はもう一切消耗させるわけにはいかない。皆をここまで率いてきたのは私だ。大勢の仲間を殺して進んできた。そのけじめをつける」
ハンジ「ダメに決まってるだろ。巨人の力はもう一切消耗させるわけにはいかない。皆をここまで率いてきたのは私だ。大勢の仲間を殺して進んできた。そのけじめをつける」
ハンジ「調査兵団団長に求められる資質は理解することをあきらめない姿勢にある」
ハンジ「君以上の適任はいない。皆を頼んだよ」
ハンジ「というわけだ。じゃあね皆」
ハンジ「ああ!リヴァイは君の下っ端だからこき使ってやってくれ」
リヴァイ「おい、クソメガネ」
ハンジ「わかるだろリヴァイ。ようやく来たって感じだ。私の番が」
ハンジ「今最高にかっこつけたい気分なんだよ。このまま行かせてくれ」