ブルック「ハイどうも皆さん!ごきげんよー!わたくしこの度、この船でご厄介になる事になりました。“死んで骨だけ”ブルックです!どうぞよろしく!」
「ふざけんな!何だコイツは!」
ルフィ「ひひひひ」
チョッパー「うおー!」
チョッパー「悪霊退散グッズフル装備だ!」
ブルック「えええ~~~~!?」
ルフィ「面白ェだろ?仲間にした」
ゾロ「“した”じゃねェよ!認めるか!」
ブルック「いやいやなんと素敵なダイニング!そしてキッチン!これは素晴らしい船ですねヨホホホ!」
フランキー「そうさ。スーパーなおれが造った船だ。おめェ、なかなか見る目あるじゃねェか」
サンジ「オイ、馴れ合うなフランキー」
「ディーナ~アッ♬ディーナ~アッ♬」
フランキー「そうさ。スーパーなおれが造った船だ。おめェ、なかなか見る目あるじゃねェか」
サンジ「オイ、馴れ合うなフランキー」
「ディーナ~アッ♬ディーナ~アッ♬」
ゾロ「どんだけ互いを知らねェんだお前ら!」
サンジ「よーし!できたぞ!」
サンジ「さァ、ガイコツを追い出すのは後回しだ。ひとまず食え」
ルフィ「んまほー!おいブルック、いっぱい食え!サンジのメシは最高だぞ」
ブルック「でも…私何だがお腹より胸がいっぱいで…ウウ…」
サンジ「おめェ…」
ブルック「お嬢さんの少し多いですね。替えて貰ってもよろしいですか?」
サンジ「よーし!できたぞ!」
サンジ「さァ、ガイコツを追い出すのは後回しだ。ひとまず食え」
ルフィ「んまほー!おいブルック、いっぱい食え!サンジのメシは最高だぞ」
ブルック「でも…私何だがお腹より胸がいっぱいで…ウウ…」
サンジ「おめェ…」
ブルック「お嬢さんの少し多いですね。替えて貰ってもよろしいですか?」
フランキー「やっぱり悪魔の実か…」
ブルック「実は私、数十年前に一度死んだんです。ヨミヨミの実とは“ヨミがえる”つまり復活人間というわけで、二度の人生を約束される何とも不思議な能力」
ルフィ「復活人間!?」
ブルック「私、その昔はあなた達と同じ様に海賊だったのです。私の乗っていたさっきの船で仲間達と共にこの魔の海へ乗り込んで来たのです」
ルフィ「復活人間!?」
ブルック「私、その昔はあなた達と同じ様に海賊だったのです。私の乗っていたさっきの船で仲間達と共にこの魔の海へ乗り込んで来たのです」
ブルック「しかし、運悪く恐ろしく強い同業者に出くわし戦闘で一味は全滅」
ブルック「当然私も死んでしまったのです。生きている間はただカナヅチになるだけのヨミヨミの能力でしたが」
ブルック「ついにその日、実の能力が発動しました!私の魂が黄泉の国より現世に舞い戻ったのです!」
ブルック「すぐ自分の死体に入れば、蘇れる筈でした。しかし、私の死んだこの海はご覧の様に霧深い魔の海域。私は迷ってしまったのです!」
ブルック「そして霧の中を魂の姿でさ迷い続けること一年。ついに私は自分の体を発見する事ができました」
ブルック「しかしすでにその時私の体は白骨化していたのです!」
ルフィ「マヌケだな~ゾロみてェな奴だな」
ルフィ「ほんとかー!?スゲーな!」
ウソップ「こっちは騒いでんだぞ!お前の事で!」
ブルック「全てを一気に語るには、私がこの海を漂った時間はあまりにも長い年月。私がガイコツである事と影がない事とは全く別のお話なのです」
ブルック「影は数年前ある男に奪われました。影を奪われるという事は光ある世界で存在できなくなるという事なんです」
ブルック「全てを一気に語るには、私がこの海を漂った時間はあまりにも長い年月。私がガイコツである事と影がない事とは全く別のお話なのです」
ブルック「影は数年前ある男に奪われました。影を奪われるという事は光ある世界で存在できなくなるという事なんです」
ウソップ「オイオイ…どうした!?大丈夫か!?」
ブルック「今日か明日か…日の変わり目もわからないこの霧の深い海…」
ブルック「仲間は全員死に絶え舵のきかない大きな船にたった一人…」
ブルック「ただ揺られてさ迷うこと数十年…私…本っっ当に淋しかったんですよ!淋しくて怖くて死にたかった!」
ブルック「しかし長生きはするもんですね。人は喜び!私にとってあなた達は喜びです!ヨホホホ!」
ブルック「あなたが私を仲間に誘ってくれましたね!本当に嬉しかったのです。どうもありがとう」
ブルック「だけど本当は断らなければ」
ブルック「仲間は全員死に絶え舵のきかない大きな船にたった一人…」
ブルック「ただ揺られてさ迷うこと数十年…私…本っっ当に淋しかったんですよ!淋しくて怖くて死にたかった!」
ブルック「しかし長生きはするもんですね。人は喜び!私にとってあなた達は喜びです!ヨホホホ!」
ブルック「あなたが私を仲間に誘ってくれましたね!本当に嬉しかったのです。どうもありがとう」
ブルック「だけど本当は断らなければ」
ブルック「しかし、あなた方と一緒にこの海を出ても私の体が消滅するのは時間の問題。私はここに残って影を取り返せる奇跡の日を待つ事にしますヨホホホ!」
ルフィ「何言ってんだよ!水くせェ!影が必要ならおれが取り返してやるよ!そういや誰かに取られたっつったな?誰だ!どこにいるんだ!」
ブルック「あなた…本当にいい人ですね。驚いた!しかしそれは言えません。さっき会ったばかりあなた達に“私の為に死んでくれ”なんて言えるハズもない」
フランキー「敵が強すぎるって事か?減るもんじゃなし名前言うくらいいいだろ」
ブルック「あなた…本当にいい人ですね。驚いた!しかしそれは言えません。さっき会ったばかりあなた達に“私の為に死んでくれ”なんて言えるハズもない」
フランキー「敵が強すぎるって事か?減るもんじゃなし名前言うくらいいいだろ」
ブルック「いいえ、言いません。本当は当てもないのですヨホホホ」
ブルック「それより…歌を歌いましょう」
ブルック「私は楽器が自慢なんです。海賊船では音楽家をやっていました」
ルフィ「えーーーっ!?本当かァ!?お前音楽家なのか!?頼むから仲間に入れよバカヤロー!」
ブルック「ギャーーーー!」
ブルック「ゴゴゴコ…ゴースト!」
ゾロ「何の振動だ!?」
ブルック「何て事!この船はもう監視下にあったのか!」
ブルック「見てください!前方が閉ざされてしまいました!これは門の裏側…という事は…」
ブルック「船の後方を見てください!」
ブルック「もしやあなた方、流し樽を海で拾ったなんて事は?」
ブルック「それより…歌を歌いましょう」
ブルック「私は楽器が自慢なんです。海賊船では音楽家をやっていました」
ルフィ「えーーーっ!?本当かァ!?お前音楽家なのか!?頼むから仲間に入れよバカヤロー!」
ブルック「ギャーーーー!」
ブルック「ゴゴゴコ…ゴースト!」
ゾロ「何の振動だ!?」
ブルック「見てください!前方が閉ざされてしまいました!これは門の裏側…という事は…」
ブルック「船の後方を見てください!」
ブルック「もしやあなた方、流し樽を海で拾ったなんて事は?」
ルフィ「何でそこに島があるんだよ!」