ウソップ「とにかく助かった。危ねェとこありがとう」
ヒルドン「いえいえ。どうぞ飲み物でも…この森には変わった動物が多いのでただ歩くだけでも危険でし」
チョッパー「うん驚いた。ケルベロスなんて空想上の生き物だと思ってたから」
ウソップ「突然変異か何かだろう…あの恐ろしい姿…木の上から降りられなくてどうしようかと思ってたとこなんだ」
ヒルドン「お仲間を待つなら屋敷が一番でし、目立ちましし安全でし」
チョッパー「それにドクトル・ホグバックにも会えるしな!」
ウソップ「そんなに有名なのか?」
チョッパー「医者でその名を知らない奴はいないよ。天才外科医なんだぞ」
チョッパー「奇跡の様なオペで星の数程の人達の命を救ってきたんだ。地位も名誉も医者として得られる全てを手に入れて世界中の医者達からの尊敬を集めてた」
チョッパー「だけど、ある日突然姿を消したんだ。失踪事件とも誘拐事件とも言われて医者界は一時大変な騒ぎになったけど、結局何の手がかりも掴めないまま今はもうホグバックという名前は伝説になりかけてるよ」
チョッパー「そのドクトル・ホグバックだろ!?」
ヒルドン「さいでし。ドクトルはこの島で今もなお人智を超えた研究をなさっておいででし」
チョッパー「サイン頼んでもいいのかなー」
チョッパー「奇跡の様なオペで星の数程の人達の命を救ってきたんだ。地位も名誉も医者として得られる全てを手に入れて世界中の医者達からの尊敬を集めてた」
チョッパー「そのドクトル・ホグバックだろ!?」
ヒルドン「さいでし。ドクトルはこの島で今もなお人智を超えた研究をなさっておいででし」
チョッパー「サイン頼んでもいいのかなー」
ナミ「キャーーーー!」
ウソップ「いてたまるか!」
ヒルドン「どうなさいました?そんなに慌てて…幻覚でも見えましたか」
ウソップ「ありゃ幻覚じゃねェ!確かになんかいたんだ!この森やっぱおかしすぎるぞ!」
ヒルドン「そうでしね。少し変わっていまし、そしてこの深い霧と恐怖心から幻覚を見てしまう方もちらほら」
チョッパー「え?幻覚か?今の…はァ…よかった」
ウソップ「ありゃ幻覚じゃねェ!確かになんかいたんだ!この森やっぱおかしすぎるぞ!」
ヒルドン「そうでしね。少し変わっていまし、そしてこの深い霧と恐怖心から幻覚を見てしまう方もちらほら」
チョッパー「え?幻覚か?今の…はァ…よかった」
ウソップ「いやいや幻覚?いや…それにしちゃ鮮明に!」
ナミ「ヒルドンさん、悪いけど引き返して海岸まで送ってくれないかしら」
チョッパー「え~~~っ!?そしたらドクトル・ホグバックに会えねェじゃねェか!会いたいじゃねェか!」
ウソップ「気持ちは察するが、こんな時こそ我々の特殊能力!“何かがヤベーセンサー”に問いかけろ!その医者に会う為に死ぬか、会わずに生きて島を出るか、進路はどっちだ!」
チョッパー「そりゃあ…死ぬのはイヤだ…コワイのも…」
ナミ「ヒルドンさん、悪いけど引き返して海岸まで送ってくれないかしら」
チョッパー「え~~~っ!?そしたらドクトル・ホグバックに会えねェじゃねェか!会いたいじゃねェか!」
ウソップ「気持ちは察するが、こんな時こそ我々の特殊能力!“何かがヤベーセンサー”に問いかけろ!その医者に会う為に死ぬか、会わずに生きて島を出るか、進路はどっちだ!」
チョッパー「そりゃあ…死ぬのはイヤだ…コワイのも…」
チョッパー「しょうがねェよ。こんな時ルフィみたいに一人で行動できないおれが未熟なんだ」
ウソップ「えーーーっ!?誰もいねェぞーっ!馬までいねェ~~~!墓地の真ん中に置き去りにされてる~~~!」
チョッパー「え~~~!?置き去り~~~っ!?しょ…小便しにいったんじゃねェのか!?」
ヒルドン「ヒヒヒヒヒ」
ウソップ「えーーーっ!?誰もいねェぞーっ!馬までいねェ~~~!墓地の真ん中に置き去りにされてる~~~!」
チョッパー「え~~~!?置き去り~~~っ!?しょ…小便しにいったんじゃねェのか!?」
ヒルドン「ヒヒヒヒヒ」
チョッパー「うおおおお!ウソップを放せ!コノヤロー!」
チョッパー「ええ~~~~~~~!?」
チョッパー「ああああああごめんなさい!」
ゾンビ「ホイ、落ちたぞ」
ゾンビ「あ、すまねェ」
チョッパー「えええ~~~~!」
ウソップ「ゾンビの弱点は…必殺!火炎星!」
「うおおお!火だァ!」
ウソップ「さァ着いたぞ…おれは水が一杯欲しい…」
ウソップ「誰か出て来た」
ウソップ「ギャー!」
ホグバック「ちょちょちょちょちょっと!シンドリーちゃん!もういいって言ったのに!言う事聞いて貰えないと、おれ立場ないぜ」
シンドリー「皿なんてこの世から消えてしまえばいい」
ホグバック「わかる!すげェわかるが、おれ今喋ってたじゃねェかっ!」
ウソップ「チョッパー、アレがお前の言ってた…」
ホグバック「ちょちょちょちょちょっと!シンドリーちゃん!もういいって言ったのに!言う事聞いて貰えないと、おれ立場ないぜ」
シンドリー「皿なんてこの世から消えてしまえばいい」
ホグバック「わかる!すげェわかるが、おれ今喋ってたじゃねェかっ!」
ウソップ「チョッパー、アレがお前の言ってた…」
ウソップ「何でおれがダメだったかわからねェが、とにかく入れて貰うか」
ナミ「墓地でゾンビに襲われて私達ここへ逃げ込んで来たの」
ホグバック「そうか、襲われたのか、よくここへ無事に辿り着いたな、何よりだ」
ホグバック「おれはあれらが何かわからねェからここに住んでいる」
チョッパー「じゃあ!ドクトルは今ここでゾンビの研究をしているのか!?」
ホグバック「いかにも!確かにゾンビと聞けば人は恐怖する。しかし死者の蘇生と言い換えるならば、そりゃあ全人類にとっての永遠の夢じゃねェのか!」
ホグバック「誰しも身近に生き返って欲しい人間の一人や二人はいる筈だ。しかし、人の生死を操ろうなど神をも恐れぬ邪道の医学。だからおれはこっそりと世間から姿を消し、この不思議な島で研究を続けている」
チョッパー「そういう事だったのか!でもその研究は成功すれば喜ぶ人は世界にいっぱいいると思うぞ!おれは応援してるぞドクトル・ホグバック!」
ホグバック「柔軟だな!ありがとうドクトル・チョッパー」
ホグバック「そうか、襲われたのか、よくここへ無事に辿り着いたな、何よりだ」
ホグバック「おれはあれらが何かわからねェからここに住んでいる」
チョッパー「じゃあ!ドクトルは今ここでゾンビの研究をしているのか!?」
ホグバック「いかにも!確かにゾンビと聞けば人は恐怖する。しかし死者の蘇生と言い換えるならば、そりゃあ全人類にとっての永遠の夢じゃねェのか!」
ホグバック「誰しも身近に生き返って欲しい人間の一人や二人はいる筈だ。しかし、人の生死を操ろうなど神をも恐れぬ邪道の医学。だからおれはこっそりと世間から姿を消し、この不思議な島で研究を続けている」
チョッパー「そういう事だったのか!でもその研究は成功すれば喜ぶ人は世界にいっぱいいると思うぞ!おれは応援してるぞドクトル・ホグバック!」
ホグバック「柔軟だな!ありがとうドクトル・チョッパー」
チョッパー「え~~~っ!?そ…そんな~~ドクトルなんて言われても」
ホグバック「ドクトル・チョッパーくんへ…」
ホグバック「絶対研究室は覗くな!」
ホグバック「え~~~~っ!ちょっとシンドリーちゃん!プリンくらい皿にのせてくれよ!叶わねェのかこの願い!」
シンドリー「世界から皿なんてなくなればいい」
ホグバック「フォスフォスフォス!お前らこういう時の為にテーブルクロスは死ぬ程洗ってあるから安心しろ」
チョッパー・ウソップ「じゃ、いただきます」
ウソップ「そうだおっさん…おれはどうでもいいんだけどよ、おれ達より先にここに変なガイコツが来なかったか?」
ホグバック「ガイコツ?」
ウソップ「ああ、アフロでノッポで妙に明るくて」