ホークス「皆さんよろしくお願いします」
ベストジーニスト「慎重にな」
緑谷出久「(オール・フォー・ワンと死柄木はまだワン・フォー・オールを奪える状態じゃない)」
オール・フォー・ワン「レディ・ナガンとの問答は楽しんでくれたかな?緑谷出久」
オール・フォー・ワン「これが起動したということはそういうことだ。予想するのが好きでね」
オール・フォー・ワン「つまづいちまった人間がヴィランと呼ばれるのさ。個性だ何だと個人主義を謳っていても結局管理社会」
オール・フォー・ワン「合わない個は排斥するだけ。例外は無いよ。民主主義でも社会主義でも根は同じだ。社会以前の問題、群生生命の原則だよ」
オール・フォー・ワン「君の選んだ道は荊だぜ。戦う度に心がすり減り終わりは来ない」
オール・フォー・ワン「獄中でね、ずっと君の事考えてた。僕の興味は最早あのオールマイトにないよ」
オール・フォー・ワン「次は君だ」
シンリンカムイ「失意と絶望に打ち拉がれた人間が今際の際に足掻いているというわけか」
エッジショット「エンデヴァー、そろそろ賭けに出る時じゃないか?一部の者だけじゃなく全ての残存ヒーローとワン・フォー・オールの秘密を共有し包括的巨大捜査網を敷くべきだ」
Mt.レディ「レディ・ナガンの件で明らかになったのは、今後連合捜索の負荷がより緑谷君に集中するという事です。警察も眼前の取り締まりに手一杯。目撃情報も依然ゼロ。頼みの綱が疲弊し切る前にサポート体制を」
エンデヴァー「一昨日デステゴロが退職したろう」
デステゴロ〈一服する間も無く奔走し続け返ってくるのはやつ当たりと懐疑の声…ああ…わーってる...応援も届いてるさ〉
デステゴロ〈でっもな、1の罵声が10の声援に勝るんだ。こんなの初めてだ。自分が違うとおもってた〉
ジーニスト「明日誰の糸が切れても不思議じゃない。現に今もコスチュームを脱ぐ者は後を絶たない」
エンデヴァー「マスコミが段々とデクに近付いている。辞めたヒーローから情報が漏れ出しているんだ。秩序が失われ力が跋扈するこの今、ワン・フォー・オールの実態が世に暴かれれば、あらゆる負の連鎖がデクに集約されてしまう」
ホークス「いくらでも悪い予想ができちゃいます。だって現実に既に起きてる」
Mt.レディ「ちょっと思うんですけど、オール・フォー・ワンは公表しないのかしら…緑谷くんの事、ワン・フォー・オールの事、真ッ先にやりそうだけど…」
エンデヴァー「そうなれば全てを動員をデクを隔離するつもりだった。そうしないという事は奴もそれを避けたい。しかし我々もデクが動かなければ手掛かりすら見込めない。警察もヒーローも足りない」
緑谷出久「情報は持ってませんでした。また爆発するかもしれません。気をつけて」
オールマイト「待ちなさい!ご飯!食べてないだろ!」
緑谷出久「オールマイトもう大丈夫です。付いてこなくて。僕はもう大丈夫ですから」
オールマイト「(私を巻き込むまいとする心…ワン・フォー・オール継承者としての使命…)」
緑谷出久「だから心配しないで」
「色んな個性を持ってるって聞いたよ」
「それってオール・フォー・ワンの能力じゃないの?」
「脳無かしら!?でも助けてくれるらしいよ」
「噂じゃ傷だらけの上に血と泥でとてもヒーローには見えないんだって」
エンデヴァー「作戦変更だデク。このままではおまえの身が保たない。海外ヒーローの派遣日時が正式に決まりそうだ。人手が増えれば作戦の幅も広がる。おまえが鍵なんだ。おまえをここで潰すわけにはいかん」
緑谷出久「まだ動けます。大丈夫です (ヴィランに準備させちゃいけない)」
四ノ森避影「9代目…傷も完全には癒えてない」
エンデヴァー「作戦変更だデク。このままではおまえの身が保たない。海外ヒーローの派遣日時が正式に決まりそうだ。人手が増えれば作戦の幅も広がる。おまえが鍵なんだ。おまえをここで潰すわけにはいかん」
緑谷出久「まだ動けます。大丈夫です (ヴィランに準備させちゃいけない)」
四ノ森避影「9代目…傷も完全には癒えてない」
与一「今はまだ無理する場面では…」
志村菜奈「私の想いが重荷になっている」
ラリアット「いや、あの坊主全部等価値なんだ」
四ノ森避影「幸か不幸か我々の個性の顕現が彼の行動原理を実行可能にしている。困っている人間を遍く救うスーパーヒーロー」
志村菜奈「私の想いが重荷になっている」
ラリアット「いや、あの坊主全部等価値なんだ」
四ノ森避影「幸か不幸か我々の個性の顕現が彼の行動原理を実行可能にしている。困っている人間を遍く救うスーパーヒーロー」
3代目「リーダー…」
2代目「立ち止まる事は許されない。今の状況なら尚更な。ワン・フォー・オールを俺たちが持つとはそういう事だ。ただ、もし今の緑谷出久を補完できるものがあるとすれば…」
「ふ…複数個性…オール・フォー・ワンの手下!?」
緑谷出久「違います」
緑谷出久「(オール・フォー・ワン…何がしたいんだ…どこにいるんだ…)」
緑谷出久「(死柄木を止めなきゃ)」
「ふ…複数個性…オール・フォー・ワンの手下!?」
緑谷出久「違います」
緑谷出久「(オール・フォー・ワン…何がしたいんだ…どこにいるんだ…)」
緑谷出久「(死柄木を止めなきゃ)」
緑谷出久「(ディクテイター、タルタロスのダツゴク、刺客、今度こそオール・フォー・ワンの居場所教えてくれるといいな)」
ディクテイター「ホホッ戦う気か!? いいぞ!戦え戦え!この愚民ども相手にねぇ」
「体が勝手に…」
「違うんだ!」
「体が勝手に!」
2代目〈今の緑谷出久を補完できるものがあるとすれば…〉
爆豪勝己「十中八九エンデヴァーたちといる!あのクソナード」
飯田天哉「推測?連絡をして確認を取ったんじゃないのか?君たち3人の師に」
常闇踏陰「幾度もしたさ。だがホークスは電話に出なかった」
爆豪勝己「ジーパンも」
轟焦凍「親父もだ。忙しいとは言え不自然だ。俺たちに隠し事してるとしか思えねぇ」
飯田天哉「推測?連絡をして確認を取ったんじゃないのか?君たち3人の師に」
常闇踏陰「幾度もしたさ。だがホークスは電話に出なかった」
爆豪勝己「ジーパンも」
轟焦凍「親父もだ。忙しいとは言え不自然だ。俺たちに隠し事してるとしか思えねぇ」
耳郎響香「たしかオールマイトも戻ってないんだよね」
爆豪勝己「授業は停止。俺らは進級も留め置かれてる。ヒーロー科生徒は基本、寮待機と周辺の警備協力。細かい情報を得にくい環境だ」
爆豪勝己「ジーパンとヘラ鳥は病院でデクに接触してる。オールマイトとも」
爆豪勝己「この手紙、雄英に近づくことすらビビってんなら誰が真夜中ドアに挟み込んだ?オールマイトしかいねぇ。あいつらきっと組んで動いてる」
上鳴電気「トップ3のチームアップしかニュースないぜ?オールマイトは仲間に入ってない」
爆豪勝己「だからだよ。俺はエンデヴァーたちよりデクの事もオールマイトの事も知ってる!多分考え得る最悪のパターンだ」
切島鋭児郎「じゃあ連絡手段をどうするか!?だな!」
エンデヴァー「校長ハメましたね!?」
爆豪勝己「だからだよ。俺はエンデヴァーたちよりデクの事もオールマイトの事も知ってる!多分考え得る最悪のパターンだ」
切島鋭児郎「じゃあ連絡手段をどうするか!?だな!」
エンデヴァー「校長ハメましたね!?」
根津「彼らの話を聞いて対話の余地があると判断した。私は常にアップデートするのさ」
轟焦凍「何で俺のことスルーした?燈矢兄を一緒に止めようって言ったよな!?」
エンデヴァー「焦凍…その気持ちだけで俺は救われているんだ」
轟焦凍「何で俺のことスルーした?燈矢兄を一緒に止めようって言ったよな!?」
エンデヴァー「焦凍…その気持ちだけで俺は救われているんだ」
轟焦凍「ワン・フォー・オールの悩みを打ち明けてくんなかったのも…あんな手紙で納得すると思われてんのもショックだけど…」
飯田天哉「我々A組は彼について行き彼と行動します。ワン・フォー・オールがどれだけ大きな責任を伴っていようが緑谷くんは友だちです。友人が茨の道を歩んでいると知りながら明日を笑う事は出来ません」
エンデヴァー「外は危険だ。秩序が無い。おまえたちまで…」
根津「大人になったね轟くん。私はヴィランの目的である彼が雄英に戻りたがらない事を踏まえチームアップを是とした。でもいいのさ。戻って来ても。合格通知を出した以上は私たちが守るべき生徒さ」
エンデヴァー「しかしデクを戻せばここにいる避難者の安全が…それに彼らの中にはまだ我々を敵視してる者も…」
根津「何も敷地面積だけで指定避難所を受け入れたわけじゃない。彼らには私から何とか伝えよう」
根津「文化祭開催に伴い強化したが結局出番の無かったセキュリティ、雄英バリア、その真価と共にね。いいんだよ。オールマイトだってここで育った」
八百万百「失礼しましたわ!」