フランキー「成程…入口に通じていたのか」
フランキー「ここから上行けばいきなりボスの部屋だったとはな」
ウソップ「ひでェなこりゃあ…」
フランキー「確かに荒れてんな」
フランキー「確かに荒れてんな」
ウソップ「まだ起きねェ…」
フランキー「神経あんのかコイツら」
フランキー「仕方ねェ」
ウソップ「いや大丈夫だ。こういう時は…」
ウソップ「美女の剣豪が肉持ってやって来たぞ」
サンジ「美女!?」
ルフィ「肉!?」
ゾロ「剣豪!?」
チョッパー「ダメだコイツら!」
フランキー「このヤロ!おれの影を」
フランキー「仕方ねェ」
ウソップ「いや大丈夫だ。こういう時は…」
ウソップ「美女の剣豪が肉持ってやって来たぞ」
サンジ「美女!?」
ルフィ「肉!?」
ゾロ「剣豪!?」
チョッパー「ダメだコイツら!」
ルフィ「鎮まれ!ここにモリアはいねェ!」
ゾロ「夢じゃねェ…」
ゾロ「影がなくなってる!妙な感じだ」
ルフィ「おい大変だ!一大事だ!食い物がなんもねェぞ!」
サンジ「あれだけ大量に積んだ食料がカラだ。保存食を残して全部持ってかれてるぞ」
ゾロ「夢じゃねェ…」
ゾロ「影がなくなってる!妙な感じだ」
ルフィ「おい大変だ!一大事だ!食い物がなんもねェぞ!」
サンジ「あれだけ大量に積んだ食料がカラだ。保存食を残して全部持ってかれてるぞ」
ルフィ「チーズや干パンじゃ食い足りねェーっ!肉ーー!」
ゾロ「しかし…まったく面目ねェ!油断しすぎてた!」
ルフィ「海賊弁当も失くしちまった…チーズじゃダメだ…チーズじゃ…」
サンジ「ところでナミさんがいねェ様だが?」
ウソップ「それがな…」
サンジ「連れ去られたァ!?なぜ地の果てまで追わねェ!?」
ゾロ「しかし…まったく面目ねェ!油断しすぎてた!」
ルフィ「海賊弁当も失くしちまった…チーズじゃダメだ…チーズじゃ…」
サンジ「ところでナミさんがいねェ様だが?」
ウソップ「それがな…」
サンジ「連れ去られたァ!?なぜ地の果てまで追わねェ!?」
ウソップ「すまねェ!でも追いかけ様のねェ状況になっちまって…」
サンジ「そいつどこのどいつだ!すぐおれが行って奪い返す!」
ルフィ「めし!ナミ!あと影もだろ?3つだぞ」
ウソップ「おお…意外なもんがランクインしてた…」
ルフィ「おれが巨人だって?ゾンビってそうやってできるのか?」
ゾロ「じゃルフィとあのコックのゾンビは確認済みってわけだな?ウソップ」
ウソップ「ああ…あいつが七武海の一人だったなんて…」
ルフィ「おれが巨人だって?ゾンビってそうやってできるのか?」
ゾロ「じゃルフィとあのコックのゾンビは確認済みってわけだな?ウソップ」
ウソップ「ああ…あいつが七武海の一人だったなんて…」
ルフィ「ゲタはいてたからお前じゃねェとわかったけどな」
ゾロ「まァ何でもいいが…じゃあそのゲタ野郎とルフィの巨人、それにコックの犬ペンギのン3人のゾンビを探し出して口の中に塩を押し込めば影は返ってくんだな?」
フランキー「ああ、そういうこった」
ゾロ「まァ何でもいいが…じゃあそのゲタ野郎とルフィの巨人、それにコックの犬ペンギのン3人のゾンビを探し出して口の中に塩を押し込めば影は返ってくんだな?」
フランキー「ああ、そういうこった」
ゾロ「しかしそんな弱点までよく見つけたな」
フランキー「弱点にしろ、おめェらをまず救出できた事にしろ、助言をくれたのがあのガイコツ野郎だ」
ルフィ「えーっ!?ブルックに会ったのか!?」
フランキー「ああ会った。会ってヤボな質問しちまってな…いや…おめェが初めてあいつを仲間にすると連れてきた時ゃさすがに存在ごと完全否定したが」
フランキー「あの野郎…ガリガリのガイコツのクセによ…話せばなかなか骨がある。ガイコツだけに…」
フランキー「あいつァ男だぜ!」
フランキー〈ちょっと待て。話のついでにもう一つだけおれの質問に答えてけ。お前そんな姿でもし人前に出たら人がどんな反応するかわかるよな?喋るガイコツだぞ?そんな気味悪ィ奴に友達なんかできるわけねェ。異形の者はハジかれる〉
ルフィ「えーっ!?ブルックに会ったのか!?」
フランキー「ああ会った。会ってヤボな質問しちまってな…いや…おめェが初めてあいつを仲間にすると連れてきた時ゃさすがに存在ごと完全否定したが」
フランキー「あの野郎…ガリガリのガイコツのクセによ…話せばなかなか骨がある。ガイコツだけに…」
フランキー「あいつァ男だぜ!」
フランキー〈お前“死にてェ程淋しかった”って言ってただろ。おれがお前ならとうに命なんか絶ってる〉
フランキー〈存在自体チンチクリンなクセして時々紳士ぶって話のキモを隠しやがる。そうまでして生きて果たしたいお前と仲間との約束ってのは一体何なんだ?〉
ブルック〈ヨホホ…お節介な人ですね。簡単な事です。昔、我が海賊団の仲間をある場所に置き去りにしたのです。致し方ない苦渋の別れでしたが…〉
ブルック〈その場所へ“必ず帰る”と固い約束をして我々は船を出しました。そしてこの海で全滅…彼との約束を果たさぬままに…船で一人生き長らえた私にはこの結果を彼にちゃんと伝えに行く義務がある〉
ブルック〈我々が死んだあの日からもう50年は経つでしょうか〉
フランキー〈50年!?オイそんな昔の話かよ!おれもまだ生まれてねェ!悪ィがそんな長ェ時間そいつだってもう待ってやしねェだろ!〉
ブルック〈私になぜ!彼がもう待ってやしないと見切りをつける権利がありますか。万が私達との約束を信じてずっと待ってくれているとしたら今彼はどんなに淋しい気持ちでしょうか…〉
ブルック〈私になぜ!彼がもう待ってやしないと見切りをつける権利がありますか。万が私達との約束を信じてずっと待ってくれているとしたら今彼はどんなに淋しい気持ちでしょうか…〉
ブルック〈我々に裏切られたと思いながら今でもずっと待ち続けているとしたらどんなに惨めな気持ちでしょうか〉
ブルック〈約束の岬で再会を誓った仲間の名はラブーン〉
ブルック〈男が一度必ず帰ると言ったのだから!〉
ルフィ「…ラブーン」
ウソップ「ホントかよ…」
サンジ「あいつだ…」
チョッパー「ん?」
ウソップ「そっか、チョッパーは知らなかったな」
ルフィ「おれ達知ってんだ。そのクジラ」
ウソップ「ホントかよ…」
サンジ「あいつだ…」
チョッパー「ん?」
ウソップ「そっか、チョッパーは知らなかったな」
ルフィ「おれ達知ってんだ。そのクジラ」