花垣武道「オレが勝ったら黒龍をもらう!」
柴八戒「オマエはっ!なんも変えれねぇんだよ!」
花垣武道「(何もなかったんだ。心を許せる友達も…愛する人も…ひとりぼっちだった…)」
花垣武道「違ぇよ、八戒、変えれねぇのはオマエだ」
花垣武道「(路地裏の汚ェ階段だった。あの時は一人で全部背負った気になって不安で不安でどうしようもなかった)」
花垣武道「(でも少しずつ少しずつみんなが認めてくれた)」
マイキー〈ケンチンを頼む!〉
ドラケン〈タケミっちに一億円〉
千堂敦〈泣き虫のヒーロー!〉
松野千冬〈花垣武道!オレはオマエに一番隊隊長を任せる!〉
マイキー〈ありがとうな、タケミっち〉
柴八戒「ずっと守ってきたのは柚葉なんだ」
柴柚葉〈大寿!なんで八戒に手ぇあげてんだよ!?約束が違うじゃねぇかよ!〉
柴大寿〈約束?そんなモンで家族をタテにしてやがったからよぉ!オレが躾けてやったんだ!〉
柴大寿〈二人共こっち来い!〉
柴八戒「オレは…柚葉のしてきた事をさも自分がした事のようにオマエらに話した」
松野千冬「オマエ…それって最低じゃん」
九井一「ダッサ―」
九井一「若ぁ、女に守られてただけでもダセェのに守ってきたなんて嘘、どのツラ下げて言えんだ?」
柴柚葉「オマエらに関係ねぇだろ!? アタシが自分で決めたんだ!八戒は悪くない!」
柴八戒「許してくれタケミっち…こんな事になったのは全部オレのせいだ…オレの嘘でみんなを巻き込んだ…本当は只々大寿が怖くて刺すしかなかった…自分の弱さから逃げる為に…」
花垣武道「八戒オマエはダセェ!でもなぁ、ダセェのはテメェだけだなんて思うなよ?」
花垣武道「オレはもっとダサかった」
花垣武道「そんな嘘でオマエを見捨てねぇ!それが東卍だぁ!」
柴八戒「あぁあああああ!」
柴八戒「みんな下がってくれ。タカちゃん…千冬…タケミっち」
柴八戒「オマエらボロボロじゃねぇか。ありがとう。もう怖くねぇ」
柴大寿「乗せられて強くなったつもりか!?あァ!? 家族を守って来たのはオレだろうが!テメェはずっと柴家を守ってきた長男に逆らうのか!?」
柴柚葉「やめろ大寿!」
柴八戒「東京卍會弐番隊副隊長柴八戒!柚葉を!仲間を!家族を守る為にテメェをぶっ飛ばす!」
松野千冬「八戒が変わった…殺すじゃなくてぶっ飛ばすって…未来が変わるぞタケミっち!」
柴大寿「神は…まだ私に試練を?」
柴大寿「私は二人も家族を殺めなければならないのですかぁ!? こんなにも愛しているのに!?愛しているのに!愛しているのに!」
柴大寿「残念だ八戒…テメェらも生きて返さねぇ!逃げようとしても無駄だぞ!この教会は黒龍の精鋭100人が囲んでる!」
松野千冬「ホントだぜタケミっち…100人はいるぞ」
柴柚葉〈ママ、今日八戒が小学校に上がったよ。自分のランドセルが嬉しいみたいで遊びに行く時も背負ってるんだよ。おかしいでしょ?心配しないでねママ。家族は私が守るから…〉
柴柚葉〈だからいつか…いつかまたギュってしてね〉
マイキー〈ありがとうな、タケミっち〉
松野千冬〈東卍を…頼むぞ…相棒〉
松野千冬「もういいよタケミチ!マジで死んじまうぞ!」
花垣武道「(ここで踏ん張ったって未来は変えれないかもしれない!でも万が一があるなら!)」
柴大寿「ちっ…痛くも痒くもねえ…」
乾青宗「どうした!?ボス」
九井一「ウソだろ」
花垣武道「万が一…未来を変えれるなら命を懸ける価値はあるだろ?八戒…頑張る事は辛くねぇよ」
花垣武道「一番辛い事は…孤独な事だ」
花垣武道「(ここで踏ん張ったって未来は変えれないかもしれない!でも万が一があるなら!)」
柴大寿「ちっ…痛くも痒くもねえ…」
乾青宗「どうした!?ボス」
九井一「ウソだろ」
花垣武道「万が一…未来を変えれるなら命を懸ける価値はあるだろ?八戒…頑張る事は辛くねぇよ」
花垣武道「一番辛い事は…孤独な事だ」
柴八戒「違うんだタケミっち…オレ…オレの顔…アザ一つねぇだろ?柚葉はボロボロなのに…」
柴八戒「柚葉を守りたかった…けど大寿に逆らう度胸なんてオレにはなかった…逆だ…オレはずっと守られてきたんだ…あれ全部嘘なんだ」
柴八戒「柚葉を守りたかった…けど大寿に逆らう度胸なんてオレにはなかった…逆だ…オレはずっと守られてきたんだ…あれ全部嘘なんだ」
柴八戒「ずっと守ってきたのは柚葉なんだ」
柴柚葉〈大寿!なんで八戒に手ぇあげてんだよ!?約束が違うじゃねぇかよ!〉
柴大寿〈約束?そんなモンで家族をタテにしてやがったからよぉ!オレが躾けてやったんだ!〉
柴大寿〈二人共こっち来い!〉
柴八戒「オレは…柚葉のしてきた事をさも自分がした事のようにオマエらに話した」
松野千冬「オマエ…それって最低じゃん」
九井一「ダッサ―」
柴柚葉「オマエらに関係ねぇだろ!? アタシが自分で決めたんだ!八戒は悪くない!」
柴八戒「許してくれタケミっち…こんな事になったのは全部オレのせいだ…オレの嘘でみんなを巻き込んだ…本当は只々大寿が怖くて刺すしかなかった…自分の弱さから逃げる為に…」
花垣武道「八戒オマエはダセェ!でもなぁ、ダセェのはテメェだけだなんて思うなよ?」
花垣武道「オレはもっとダサかった」
花垣武道「そんな嘘でオマエを見捨てねぇ!それが東卍だぁ!」
柴八戒「みんな下がってくれ。タカちゃん…千冬…タケミっち」
柴八戒「オマエらボロボロじゃねぇか。ありがとう。もう怖くねぇ」
柴大寿「乗せられて強くなったつもりか!?あァ!? 家族を守って来たのはオレだろうが!テメェはずっと柴家を守ってきた長男に逆らうのか!?」
柴柚葉「やめろ大寿!」
柴八戒「東京卍會弐番隊副隊長柴八戒!柚葉を!仲間を!家族を守る為にテメェをぶっ飛ばす!」
松野千冬「八戒が変わった…殺すじゃなくてぶっ飛ばすって…未来が変わるぞタケミっち!」
柴大寿「神は…まだ私に試練を?」
柴大寿「私は二人も家族を殺めなければならないのですかぁ!? こんなにも愛しているのに!?愛しているのに!愛しているのに!」
柴大寿「残念だ八戒…テメェらも生きて返さねぇ!逃げようとしても無駄だぞ!この教会は黒龍の精鋭100人が囲んでる!」
松野千冬「ホントだぜタケミっち…100人はいるぞ」
花垣武道「そもそも逃げる気はねぇ。千冬、コイツを、黒龍を潰さねぇと未来は変わらねぇ!」
花垣武道「そうだなタケミっち!同感だ」
三ツ谷隆「こりゃ死ぬな」
柴柚葉「オマエら…何笑ってんだよ?冗談じゃねぇんだぞ!?本当に死ぬかもしれねぇんだぞ!?」
三ツ谷隆「ゴメンな。オレの期待がアイツを苦しめた。兄貴失格だな」
三ツ谷隆「オマエは一人で八戒を守ってきたんだな柚葉…マジ尊敬する」
花垣武道「そうだなタケミっち!同感だ」
三ツ谷隆「こりゃ死ぬな」
三ツ谷隆「ゴメンな。オレの期待がアイツを苦しめた。兄貴失格だな」
三ツ谷隆「オマエは一人で八戒を守ってきたんだな柚葉…マジ尊敬する」
柴柚葉〈ママ、今日八戒が小学校に上がったよ。自分のランドセルが嬉しいみたいで遊びに行く時も背負ってるんだよ。おかしいでしょ?心配しないでねママ。家族は私が守るから…〉
柴柚葉〈だからいつか…いつかまたギュってしてね〉
柴柚葉〈え?ウソじゃないよ〉
柴大寿〈便座が上がってたぞ?便座上げんのは男だけだ〉
三ツ谷隆「そうかな?そもそもオレらは東卍と黒龍の和平協定に背いてここにいるんだ。マイキーはどう思うかな?」