名探偵コナン | 第1077話『黒ずくめの謀略(狩り)』ネタバレ | Detective Conan

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原作(Original Story): 青山剛昌(Gosho Aoyama) TVアニメ『名探偵コナン』 第1077話ネタバレ

第1077話 黒ずくめの謀略(狩り)
CAST
🔷江戸川コナン Edogawa Conan CV.高山みなみ 🔷吉田歩美 Yoshida Ayumi CV.岩居由希子 🔷円谷光彦 Tsuburaya Mitsuhiko CV.大谷育江 🔷小嶋元太 Kojima Genta CV.高木渉 🔷灰原哀 Haibara Ai CV.林原めぐみ 🔷赤井秀一 Akai Shuichi CV. 池田秀一 🔷工藤優作 Kudo Yusaku CV.田中秀幸 🔷工藤有希子 Kudo Yukiko CV.島本須美 🔷ラム RUM CV.千葉繁 🔷ジン GIN CV.堀之紀 🔷ウォッカ Vodka CV.立木文彦 🔷ベルモット Vermouth CV.小山茉美 🔷キャンティ Chianti CV.井上喜久子 🔷コルン KORN CV.木下浩之 🔷キール KIR CV.三石琴乃 🔷ジェイムズ James Black CV.土師孝也 🔷ジョディ Jodie Starling CV.一城みゆ希 🔷キャメル Andre Camel CV.乃村健次
OPENING
RAISE INSIGHT	WANDS
ENDING
クウフク (starring VALSHE)	今夜、あの街から
AIRDATE
2023年3月25日

EPISODE GUIDE
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TITLE CARD

「遅いなトニーの奴…また人気ラーメン店の行列に並んでるんじゃないだろうな」


「(それとも…まさか読み間違えたのか？俺がこの暗号を…)」

「やっと来たかトニー」


ウォッカ「悪いがトニーはもう来られねぇってよ」



「ジン！」

ジン「貴様らのヤサ、喋る気はあるか？」 

ジン「そうか…ねぇのか…だったら用はねぇな」

円谷光彦「うわっ！今日も二人見つかったみたいです。身元不明の外国人の遺体…でも何で身元不明なんでしょうか」

コナン「たぶん犯人が被害者の身元を証明するものを持ってったからだよ」

灰原哀「私は昨日も今日も被害者が二人って方が気になるわね」

吉田歩美「すごい音したね」


コナン「(外国人！？)」

小嶋元太「何があったんだよ」

吉田歩美「見えないよ」

コナン「ダメだ！おめぇらは近づくな！」 



コナン「(ウォッカ！)」

ウォッカ「チッ！仲間の様にはなりたくなかったんだろうが、まさか飛び降りちまうとは…」

ジン「フン…FBIのハエ共が空でも飛べると思ったか」

コナン「灰原！こいつらを元いた通りに！」

灰原哀「わかった」


コナン「それと灰原…おめぇは絶対に顔を出すな！」

キャンティ「フードを被ったガキが死体に近づいたよ」

コルン「俺…撃てる…」

キャンティ「やるか？ジン」

ジン「ああ、一撃で仕留めろよ」

キール「待って！ヤジ馬が3人増えたわ！」

キール「やけに警察の到着が早そうだし、ヤジ馬の口封じは諦めて撤収しましょ」

ウォッカ「しかし兄貴、奴からまだIDを抜き取ってやせんぜ」

ジン「構わねぇよ。奴らもこの国の許可無しに勝ってに我々を嗅ぎ回ってんだ。我々の存在を公にして騒ぎ立て腹の内を探られたくはねぇだろ」

ウォッカ「確かに」
ジン「ズラかるぞ」
ウォッカ「了解」

キャンティ「了解」

灰原哀「どうなの？江戸川くん！その人が誰だかわかった？」

コナン「ああ、名前きジム・メイソン。FBIの捜査官みたいだ」



コナン「(メールなのか？これ…)」

コナン「灰原、そいつらと近くのコンビニに入って博士にビートルで迎えに来てもらってくれ」

コナン「(玄関はいつも通りだけど…)」


ジョディ「あら、クールキッド！君も来たのね」

コナン「ジョディ先生…キャメルさんも…もしかしてこの人達って…」
キャメル「ああ、全員FBIの捜査官だ」

コナン「でもどうして？」

ジェイムズ「発端は三日前アーロンという捜査官が組織の一人を尾行中に消息を絶ち、翌日遺体で発見されたんだが、その後一昨日昨日とたて続けに捜査官が組織の奴らに待ち伏せされてねぇ」

ジョディ「私達、待ち合わせに暗号を使ってるんだけど、もしかしたらアーロンが暗号の解読方法をバラしてしまったんじゃないかって…一旦この工藤家に身を寄せる事にしたのよ」

キャメル「まぁ新しい拠点が決まるまでの間だけど」

コナン「そ…それで？優作さんと有希子さんは？」

ジョディ「ああ…私達の食事の食材の買い出しに…この人数のデリバリーは目立つと思って」

コナン「(成程…だから家電にかけても誰も出なかったのね)」

コナン「でもさ、本当にそのアーロン捜査官が暗号の解読方法を喋っちゃったの？」

赤井秀一「いや、その可能性は低くなった」

赤井秀一「今我々が拠点にしていたホテルを見張らせているが、半径一キロ圏内にホテルを監視する気配は皆無だそうだ。奴らなら暗号の解読方法を聞き出す前に拠点の場所を吐かせ、我々を一網打尽にするのが道理だからな」

キャメル「た…確かに…」

ジェイムズ「それより志願して暗号の待ち合わせ場所へ向かったジムとチェンから連絡は？」

コナン「ジムって捜査官なら…さっき廃ビルから転落して亡くなったよ」

コナン「ビルの屋上にウォッカがいたから突き落とされたかもしれないけど…」

「ええっ！？」

ジェイムズ「しかしアーロンが解読方法を喋ってないとするとどうやって」

コナン「ハッキングした暗号のメールを普通に解読したんじゃない？」

コナン「だってあの暗号って待ち合わせの住所と場所と日付と時間が記してあったから」

「！！」

ジョディ「まさか読めたの？」
コナン「うん！写真に撮って考えてたらわかったよ」

コナン「ジムって捜査官のスマホに入ってた…この暗号メールをね。これってプリントできる？」

キャメル「ああ」

コナン「じゃあB5のサイズで2枚！一枚は逆版でお願い」

コナン「これだけだと何が何だかわからないけど、よく見ると左右反転してもところところ数字やアルファベットとして読めそうだって事にまず気づいて」

コナン「この微妙にズレてる点を見たら、もしかしたらそれぞれの段の下半分が左右反転してるんじゃないかって思ったんだ」

コナン「だから反転した方の暗号の真ん中の横棒を含めた下半分を切り取って」

コナン「元の暗号に重ねて貼ると」

コナン「ホラ！数字とアルファベットの大文字と小文字が混ざってるけど、読めそうになって来たでしょ？」

コナン「まず引っかかるのは一段目のIとAの間のこの文字。でも彼が落ちた廃ビルは米花町にあったから」

コナン「前後の文字から察すると、この文字はKだとわかる」


コナン「次に引っかかるのは二段目の…この小さい“u”と大きい“U”だけど」

コナン「あの廃ビルの一階にはカフェ“GUAVA”ってグアバジュースを売りにしてたお店があったから」

コナン「この文字がグアバだとすると“GUAVA”。つまり小さい“u”はそのまま“U”大きい“U”は“V”だと決めているって事」

コナン「んで、一段目“BEIKA”の後が住所を示す数字で、三段目が日付と時間だとすると…」

コナン「っていう待ち合わせの時間と場所が出て来るってわけさ」

ジョディ「すごい！大正解！」

赤井秀一「さすがだなボウヤ！」

ジョディ「じゃあコナン君なら暗号で文章を書けそうね」

キャメル「いやいやさすがに全部のアルファベットは…」

コナン「わかるよ」

コナン「シム捜査官のスマホに別の暗号メールも入ってて…その内容が古糸町2の1、タクシースタンド、10月2日20時30分だったから」

コナン「“X”の表し方もバッチリ」

コナン「つまりアルファベット26文字は…こうなんじゃない？」

ジョディ「恐いくらい完璧ね！」

ジェイムズ「早々に別の暗号を考えねば…」
キャメル「待ってください！もしかしてこれはチャンスなんじゃないでしょうか？この暗号を使って逆に奴らをおびき出せば…」

ジョディ「そうね」

赤井秀一「ああ、悪くない。ボウヤはどう思う？」

コナン「いいと思うよ」

赤井秀一「まだニュースになっていないジムとチェンの死を我々が把握していないと奴らが思っている今が好機かと…」

ジェイムズ「よし、後は先行して待ち合わせ場所に行く二人をどうするか…下手すれば彼らに囲まれてしまう危険な役目だから…」

マーク「あ…あの…」

マーク「その役、俺にやらせてくれませんか？このままじゃ兄が浮かばれません！」

ジェイムズ「君は殺されたトニーの弟のマークだったな…私怨で動くのは感心しないが…」

キャメル「じゃあもう一人が自分ならいいですよね？」

赤井秀一「キャメル、お前が行くなら」

赤井秀一「この帽子を」

キャメル「遠慮しますよ。似合いませんし」

赤井秀一「忘れたか？」

赤井秀一「お前は組織に潜入しているCIAの水無怜奈を乗せた車を運転し」

赤井秀一「彼女を奴らに奪還させた際に爆死したと奴らに思われている」

赤井秀一「もしも奴らの中にお前の顔を覚えてる奴がいて、生きているとわかったら水梨怜奈は確実に殺される。俺もお前もこの世にいるハズのない人間だという事…努々忘れるな」

キャメル「はい」

キャンティ「何！？またFBIのメールを傍受した！？」

コルン「FBIさっき殺した」

キャンティ「ガセじゃないだろうねベルモット！」

ベルモット「ええ、どうやら彼らお仲間が殺された事に気づいてないみたい」


ベルモット「場所は…果出風町１の4にある駐車場で一時間後」

ベルモット「あなたのバイパーなら30分もかからないでしょ？キャンティ」

キャンティ「10分でお釣りが来るっつーの！」

ベルモット「私はキールと向かうから、ジンとウォッカはいつものように…」

ウォッカ「了解！」

ジン「大事の前だ。邪魔なハエ共は一匹でも多く…」

「待て」

キャンティ「この声！」

ウォッカ「機械で声色を変えてやすな」

キール「間違いない」
ベルモット「我々組織のNo.2」

ジン「RUM」

キャメル「こちらキャメル。暗号通り果出風町一丁目4番地の地下駐車場で」

キャメル「マークと待機中ですが、指定の時間を5分経過しても奴らが来る気配が全くありません」

ジョディ「駐車場を見張ってる外部班！状況は？」

デイビット「こちらビルとデイビット。駐車場があるビルに近づく人影ゼロ…」

デイビット「うっ」

デイビット「うわあああああ！」

ジョディ「どうかした！？」
コナン「(弾丸と着弾音！？)」

ビル「デイビットが撃たれて重症！」


コルン「RUMの言った通り」

キャンティ「アタイらをハメようなんざ10万年早ーんだよ！」

キャメル「こちらキャメル、状況がわからないのですが…」

ジョディ「外部班達が次々と奴らに狙撃されていて…」

キャメル「わかりました。とりあえず我々も撤退します」

赤井秀一「待てキャメル！まだ出るな！」

ジン「標的が南東に逃走。逃がすなよキャンティ」

キャンティ「あいよ！」

工藤有希子「あの～食材買ってきたんですけど…」

工藤優作「何かあった様ですね」

工藤優作「成程…この待ち合わせの暗号で組織をおびき出そうと…」

ジェイムズ「ええ、しかし読まれていたようで…」
工藤優作「今回暗号を書いたのは？」

コナン「ジョディ先生だよ」

工藤優作「先生…ジョディさん、先生と呼ばれているという事は以前学校の先生をやってらしたとか？」

ジョディ「ええ、帝丹高校の英語教師を…」

工藤優作「小学校ではないんですね？」

ジョディ「はい」

ジョディ「渋谷夏子という小学校の先生の友達はいますけど…」
工藤優作「その友達に色々教わったのでは？」

ジョディ「ええ、日本語はもちろん漢字とかひらがなとか文字関係はほとんど彼女に…」

工藤優作「なるほど…」

コナン「(そういう事か！ジョディ先生が夏子先生から教わった事が原因で！)」

コナン「(くそ！オレとした事が！)」

 

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