マイキー「メリークリスマス。こんな日に何やってんだよオマエら」
マイキー「黒龍…」
三ツ谷隆「マイキーすまねぇ。オレのせいでこうなった。自分で作った和平協定、自分で破っちゃ世話ねぇよな。 見ての通り黒龍とモメちまった」
柴大寿「あァ?」
マイキー「またみんなで走りてぇだけなのに」
花垣武道「(ダメだマイキー君!その状態で戦っちゃ!)」
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柴大寿「ウハハハハハハ!聖夜の鐘までオレの勝利を祝福してる!無敵のマイキー!破れたりぃぃ!」
三ツ谷隆「大寿!テメェエェ!殺す!」
マイキー「聖夜(いのり)は終わった」
乾青宗「もうやめとけ佐野万次郎。テメェとボスじゃレベルが違う」
九井一「次の世代をオマエに任せるって言われたからか?今は話が違う。その約束したセンパイ達どうなったと思う?」
九井一「六本木の灰谷兄弟の新興勢力に詰められてバックレてみんな行方不明だ。先を見ろよ。黒龍なんて忘れちまえ」
乾青宗「いいよ。オレ一人でも黒龍を甦らす」
九井一「あては?」
九井一「六本木の灰谷兄弟の新興勢力に詰められてバックレてみんな行方不明だ。先を見ろよ。黒龍なんて忘れちまえ」
乾青宗「いいよ。オレ一人でも黒龍を甦らす」
九井一「あては?」
乾青宗「ねぇ」
九井一「ふぅ…ウチの学校にバケモノがいる」
乾青宗「どんな奴?」
九井一「会ってみるか?仲間になる保証はねぇけど」
乾青宗「(仲間にする気はねぇ。シメる気しかなかった)」
九井一「大寿いるか?」
乾青宗「コイツか?」
乾青宗「ツラ貸せや、柴大寿」
柴大寿「楽しませろよ?」
乾青宗「(東卍だろうが愛美愛主だろうが灰谷兄弟だろうがやりあえる)」
乾青宗「(今までだってタイマンなら負けた事はなかった)」
乾青宗「(異次元の暴力)」
乾青宗「オマエはボスの覇道に転がってる小石にすぎねぇ」
柴大寿「今日一番の力でぶん殴ったんだけどな、さすがに一発じゃ沈まねぇか」
花垣武道「(マイキー君…なんとか立ち上がったけど…絕ッ対ェやっべぇ! やっぱり立ち直ってないんだ!)」
花垣武道「(大切なモノを立て続けに失ったから!そして何より柴大寿!別格すぎる!)」
柴大寿「無敵のマイキーってのはこんなもんか!残念だ!」
花垣武道「え?」
乾青宗「何が起きた?」
柴八戒「兄貴を一発で!?」
松野千冬「すげぇ!マイキー君!」
柴柚葉「バケモンか!?」
三ツ谷隆「ヒヤヒヤさせやがって」
マイキー「兄貴の形見のバブに乗って…場地のお守り持ってさ…雪の中走ってたら一緒にいる気がして…」
花垣武道「形見?(なんだよ!変な言い方するからおかしくなっちまったのかと思ったよ)」
マイキー「兄貴も場地もオマエらも、みんなオレの心にいる」
マイキー「だからオレは強くいれる」
柴大寿「まだ終わってねぇぞ東卍!」
柴大寿「テメェェエエ!」
柴大寿「放せ!」
柴大寿「オイココ!何してる!?兵隊はまだか!早くしろ!」
九井一「ボス…オレらの負けだ…」
ドラケン「お?そっちはもう終わった?」
柴大寿「何が起きた?」
ドラケン「マイキーに伝えてくんない?こっちは終わったって」
ドラケン「外の黒龍は全員ノシた。オマエに敗けて兵隊も失った柴大寿は戦意喪失」
マイキー「うん!」
マイキー「黒龍はもう死んだ」
「東卍の勝ちだ!」
柴柚葉「これを一人で!?」
三ツ谷隆「結局、ウチのトップ二人が一番のバケモンだな」
松野千冬「ヤベー!鳥肌立つ!なぁ?タケミっち!」
花垣武道「(大寿も八戒も柚葉も三ツ谷君もみんな生きてる!一人の犠牲者もなく…クリスマスを終えれた!) ミッションコンプリートだ」
松野千冬「だな!」
三ツ谷隆「ありがとうなタケミっち」
三ツ谷隆「マイキー、ドラケン」
三ツ谷隆「オマエらのおかげで黒龍に勝てた」
三ツ谷隆「でも今日の一番はタケミっちだ」
乾青宗「ボスここでお別れだ」
乾青宗「短く儚ぇ…いい夢だった。オマエはどうする?ココ」
九井一「当然オマエについてくよ」
九井一「じゃーなー大寿」
松野千冬「だな!」
三ツ谷隆「ありがとうなタケミっち」
三ツ谷隆「マイキー、ドラケン」
三ツ谷隆「オマエらのおかげで黒龍に勝てた」
三ツ谷隆「でも今日の一番はタケミっちだ」
乾青宗「短く儚ぇ…いい夢だった。オマエはどうする?ココ」
九井一「当然オマエについてくよ」
九井一「じゃーなー大寿」
柴柚葉「こんな事があっても変わらないならアンタはバカだ …ママが死んでからずっとアンタはママの話をしなかった」
柴柚葉「自分を追い詰めて塞ぎ込んで…兄貴はあの頃からずっと独りだった」
柴柚葉「アタシも同じ独りだと思ってた。家族ってなんだろうね?死んで欲しいほど嫌いだけど」