森鷗外「散る葩の美しさよ…」
尾崎紅葉「されど莟のまま散らす事もなし」
泉鏡花「どんな仕事?」
中島敦「この証拠品の封筒を法廷の判事さんに渡す」
「許可が必要です」
泉鏡花「でも約束の時間が」
「規則ですから」
泉鏡花「消す?」
中島敦「探偵社はそういう仕事の進め方はしません!」
泉鏡花「業者にプログラムを変えてもらったし、大事なものだから」
尾崎紅葉「やはり鷗外殿の許可を待たず直ぐに迎えに来るべきであった。このような偽善の巣にそなたを一秒も置いてはおけぬ!」
尾崎紅葉「甘言にそそのかされ、そこが光の世界と勘違いしたのであろう?だが奴らはいずれ言うぞ。夜叉白雪を使えと…」
尾崎紅葉「甘言にそそのかされ、そこが光の世界と勘違いしたのであろう?だが奴らはいずれ言うぞ。夜叉白雪を使えと…」
泉鏡花「違う!私は闇の花じゃない!」
泉鏡花「明るい世界をみた。知らなかった頃にはもう戻れない」
ジョン「僕のロシナンテ号が…」
ジョン「この国、道狭すぎだねぇ」
ラヴクラフト「目的地まで歩くしかない」
ラヴクラフト「早く終わらせて帰りたい…外出は4年ぶりだ…」
ジョン「まあいいや!行こう!荷物が届く頃だ」
尾崎紅葉「邪魔者とみればただちに殺す、まるで夜叉じゃ」
ジョン「この国、道狭すぎだねぇ」
ラヴクラフト「目的地まで歩くしかない」
ラヴクラフト「早く終わらせて帰りたい…外出は4年ぶりだ…」
ジョン「まあいいや!行こう!荷物が届く頃だ」
泉鏡花「違う!」
国木田独歩「鏡花の携帯に着信があれば、信号を出すよう手を入れておいた」
ジェームズ「楽な仕事だったね牧師殿」
ナサニエル「罪深き者達に神の恩寵を」
尾崎紅葉「フン…ポートマフィアの掟を忘れたかえ?坊主…おしゃべりは最初に死ぬ」
太宰治「姐さんの部下に拷問専門の班があったよね?稀に彼らが手こずる相手に助太刀した事があったけど、私が聞いても口を閉ざしたままの捕虜が一人でもいたっけ?」
国木田独歩「会社設立前に社長が拠点にしていたという晩香堂ですか」
中島敦「どうしたんです?」
国木田独歩「社長は大丈夫」
中島敦「何でわかるんです!そんな事」
中島敦「何でわかるんです!そんな事」
国木田独歩「師匠から最初に教わった技だ。俺は未だに師匠から1本も取れん」
太宰治「はーい。ギルドは資金力、ポートマフィアは頭数に優れます。そこで我々は人員を、オフェンスとディフェンスに分けて奇襲戦法で姑息に抗います」
太宰治「ディフェンスの要は何と言ってもここで与謝野先生を守る事。先生の治癒能力があれば、死なない限り全快できます」
太宰治「そしてオフェンスは二組に分割、谷崎君の隠密能力と」
太宰治「私の異能無効化で敵の横合いを叩く」
太宰治「この戦の肝要はこの拠点を隠匿する事です。総出でここになだれ込まれると、ディフェンスが持ちませんから」
中原中也「ボス、襲撃は失敗です」
中原中也「尾行はつけてありますが恐らくは…」
森鷗外「いいよ、予定通りだ。それで?刺客の服に付けた放射性追跡元素は?」
太宰治「私の異能無効化で敵の横合いを叩く」
太宰治「この戦の肝要はこの拠点を隠匿する事です。総出でここになだれ込まれると、ディフェンスが持ちませんから」
中原中也「尾行はつけてありますが恐らくは…」
森鷗外「いいよ、予定通りだ。それで?刺客の服に付けた放射性追跡元素は?」
森鷗外「そこが探偵社の隠れ家だ」