泉鏡花「待って!私の名は鏡花」
泉鏡花「探偵社員」
フランシス「何と言う野蛮な国だ!」
フランシス「おい!待て!」
中島敦「ずいぶん探したんだよ。今までどこに…」
泉鏡花「裏路地や貧民街…かつて私がいた場所。でもそこはもう私の居場所じゃなかった。偽の通話で市警を呼んでおいた」
ジョン「さてここで問題。君が今、詛いの力を発動したら街はどうなると思う?」
フランシス「この人形の頭を破くと街の約20%の人間に詛いが発動する。これが緊急プラン、ヨコハマ焼却戦だ」
夢野久作「どうして…こんな力欲しいと思った事なんて一度もない。なのにどうしていつも僕ばかりこんなひどい事が起こるの」
ジョン「そうだね…けどそれがこの世界なんだ。だから本当の事を教えよう。神様はいるよ。でも君を愛してはいない」
夢野久作「嫌だ!嫌だ!そんな世界焼き尽くしてやる!呪われてあれ!」
フランシス「始まったか。あとはこの人形を破壊し、異能力発動のトリガーとするだけ」
中島敦「わかった!あなたの探し物に僕も探偵社も全面協力する!だからその人形を破壊する事だけは!」
フランシス「協力体制を築こう。ただし、生き残った奴とな」
中島敦「(そうか…そういうことか…)」
ハック「トムがターゲットを捕らえました」
マーク「グッボーイトム!それじゃハック、クールに次弾装填」
ハック「了解!方向、初速よし、母艦との相対速度修正よし」
中島敦「ぐあっ!」
トム「ハックの砲弾がパラシュートぶち抜いたぜ」
中島敦「鏡花ちゃん、行方不明のままにいれば、戦争に巻き込まれずに済んだのに」
泉鏡花「私の居場所は探偵社だけだから。生まれて初めてなりたいものができた。たがら戦う。例え自分の中に潜む何を使っても」
泉鏡花「来た」
泉鏡花「私の居場所は探偵社だけだから。生まれて初めてなりたいものができた。たがら戦う。例え自分の中に潜む何を使っても」
泉鏡花「来た」
フランシス「ハーマン君」
夢野久作「いらない」
夢野久作「じゃ次はぼくの番ね!」
夢野久作「えい、えい、えーいっ」
夢野久作「じゃーん!」
夢野久作「僕を傷つけた人にはその手形が現れるんだよ」
夢野久作「さぁ、見せてよおじさん…とびっきりの狂気を!」
ラヴクラフト「私にはよくわからない。狂気とはこれの事か?」
フランシス「気分はどうかな?」
夢野久作「じゃ次はぼくの番ね!」
夢野久作「えい、えい、えーいっ」
夢野久作「じゃーん!」
夢野久作「僕を傷つけた人にはその手形が現れるんだよ」
夢野久作「さぁ、見せてよおじさん…とびっきりの狂気を!」
ラヴクラフト「私にはよくわからない。狂気とはこれの事か?」
フランシス「気分はどうかな?」
ナサニエル「マーガレットは?」
フランシス「重症だ」
フランシス「二度と目覚めんかもしれん」
ナサニエル「彼女は最後に私を庇った。だから私は助かったんです。マーガレットは一族の名誉を取り戻すと言っていた。それなのになぜ…」
フランシス「彼女は一族の莫大に負債を返済し、家名を立て直す為に作戦に参加した。まぁその夢も今や消えゆく澪泡だが…」
ナサニエル「消えたのではない。あなたが消したのですフランシス様」
フランシス「二度と目覚めんかもしれん」
ナサニエル「彼女は最後に私を庇った。だから私は助かったんです。マーガレットは一族の名誉を取り戻すと言っていた。それなのになぜ…」
フランシス「彼女は一族の莫大に負債を返済し、家名を立て直す為に作戦に参加した。まぁその夢も今や消えゆく澪泡だが…」
ナサニエル「消えたのではない。あなたが消したのですフランシス様」
フランシス「モビーディックのクルーズは気に入ったか?」
フランシス「我々はある本を探してる。世界にただ一冊のみ存在する本だ。どんな炎や異能力でも傷つかないとされている」
フランシス「その本がこのヨコハマの地に封印されていると、ある異能力者が予知した」
中島敦「その本と僕が何の関係が?」
フランシス「我々はある本を探してる。世界にただ一冊のみ存在する本だ。どんな炎や異能力でも傷つかないとされている」
フランシス「その本がこのヨコハマの地に封印されていると、ある異能力者が予知した」
中島敦「その本と僕が何の関係が?」
フランシス「異能特務課は無力化した。残るは武装探偵社とポートマフィアだが、この二組織は非常に厄介でな、街ごと焼く事にした」
中島敦「そんな強力な異能力がある訳が!」
ジョン「さてここで問題。君が今、詛いの力を発動したら街はどうなると思う?」
フランシス「この人形の頭を破くと街の約20%の人間に詛いが発動する。これが緊急プラン、ヨコハマ焼却戦だ」
夢野久作「どうして…こんな力欲しいと思った事なんて一度もない。なのにどうしていつも僕ばかりこんなひどい事が起こるの」
ジョン「そうだね…けどそれがこの世界なんだ。だから本当の事を教えよう。神様はいるよ。でも君を愛してはいない」
夢野久作「嫌だ!嫌だ!そんな世界焼き尽くしてやる!呪われてあれ!」
フランシス「始まったか。あとはこの人形を破壊し、異能力発動のトリガーとするだけ」
中島敦「わかった!あなたの探し物に僕も探偵社も全面協力する!だからその人形を破壊する事だけは!」
フランシス「協力体制を築こう。ただし、生き残った奴とな」
ルーシー「イ・ヤ・よ!あなたみたいな恵まれた人は大っ嫌い」
中島敦「君の辛さはよくわかるよ。僕だって」
ルーシー「知った風な口きかないで!」
ルーシー「血の滲む指で一日皿洗いした事はある?」
ルーシー「熱した火掻き棒で折檻された事は?」
ルーシー「この傷と痛みと苦しみがどんなものか、あなたに想像できて?」
中島敦「一日目に痛むのは骨…でも一番きついのは三日目だ。動くたびに火傷が擦れて死ぬ程痛む。僕も同じ場所にいた。だから君の怯えも孤独もよくわかるよ」
中島敦「でも孤独は僕達を永遠に支配する王様ではなかった。孤独は時に消え時に現れるただのおぼろぐもだ」
中島敦「地上にも僕達と同じ傷を抱えた人が沢山いる」
中島敦「その人達を見捨てれば君は過去の自分も見捨てる事になる」
中島敦「ここは…」
ルーシー「手遅れよ。もうヨコハマは終わり」
中島敦「君の辛さはよくわかるよ。僕だって」
ルーシー「知った風な口きかないで!」
ルーシー「血の滲む指で一日皿洗いした事はある?」
ルーシー「熱した火掻き棒で折檻された事は?」
ルーシー「この傷と痛みと苦しみがどんなものか、あなたに想像できて?」
中島敦「一日目に痛むのは骨…でも一番きついのは三日目だ。動くたびに火傷が擦れて死ぬ程痛む。僕も同じ場所にいた。だから君の怯えも孤独もよくわかるよ」
中島敦「でも孤独は僕達を永遠に支配する王様ではなかった。孤独は時に消え時に現れるただのおぼろぐもだ」
中島敦「地上にも僕達と同じ傷を抱えた人が沢山いる」
中島敦「その人達を見捨てれば君は過去の自分も見捨てる事になる」
ルーシー「手遅れよ。もうヨコハマは終わり」
中島敦「いいや、まだ手はある!太宰さんの異能力でその人形に触れれば詛いは消滅する」
ルーシー「生きて。そしていつか私をここから救い出して。待ってるから」
中島敦「わかった」
フランシス「虎が逃げた!至急持ち場につけ!」
フランシス「空対空カノン用意!」
中島敦「あれは」
ルーシー「生きて。そしていつか私をここから救い出して。待ってるから」
中島敦「わかった」
フランシス「虎が逃げた!至急持ち場につけ!」
フランシス「空対空カノン用意!」
中島敦「(そうか…そういうことか…)」
ハック「トムがターゲットを捕らえました」
マーク「グッボーイトム!それじゃハック、クールに次弾装填」
ハック「了解!方向、初速よし、母艦との相対速度修正よし」
中島敦「ぐあっ!」
トム「ハックの砲弾がパラシュートぶち抜いたぜ」
マーク「イェーイ!で、タイガーボーイは?」
トム「衝撃波で気絶…こりゃ地面衝突で粉々コースだな」
中島敦「やはり無理なのか…結局僕には何も…」
中島敦「お前か…そうだな…」
中島敦「お前は僕が嫌いだよよな」
中島敦「僕も僕が嫌いだ」
中島敦「今までありがとうな」
中島敦「お前か…そうだな…」
中島敦「お前は僕が嫌いだよよな」
中島敦「僕も僕が嫌いだ」
中島敦「今までありがとうな」
中島敦「燃料輸送車!」
トム「それだけじゃねーぞ!」
ハック「熱センサー、探査レーダー無効…これは飽和チャフです!」
マーク「人形を届ける為に彼が落ちてくると信じて街中に仕込んでいたのか」
マーク「人形を届ける為に彼が落ちてくると信じて街中に仕込んでいたのか」