フランシス「おいおいそれでは、張った金額に遠く及ばんぞ」
中島敦「(三分を切った!)」
芥川龍之介「まさか!」
太宰治「かつて私が会ったあの魔人…奴との闘いは避けられないだろうからね」
太宰治「芥川君は単独でも十分破壊的だけど、本来は後衛で真価を発揮する異能力者だ。敦君のような速度とダフネスを持つ前衛を補助すれば、すさまじい戦力になる」広津柳浪「太宰君、君はそれ程までにこのヨコハマを大切に思っているのは何故かね?」
フランシス「勝ったぞ…ゼルダ…待っていてくれ…もう一度…君に…幸福を…」
中島敦「そうだ!制御端末!わっ!」
芥川龍之介「愚者め…最後の攻撃の刹那、奴から抜き取った」
中島敦「うぉい!早く止めないと!」
中島敦「はぁ~」
芥川龍之介「今すぐ八つ裂きにしてやりたいが、あいにく力を使い果たした。これで我慢しておけ」
中島敦「そうだ!制御端末!わっ!」
芥川龍之介「愚者め…最後の攻撃の刹那、奴から抜き取った」
中島敦「うぉい!早く止めないと!」
中島敦「はぁ~」
芥川龍之介「今すぐ八つ裂きにしてやりたいが、あいにく力を使い果たした。これで我慢しておけ」
中島敦「この声!鏡花ちゃん?」
中島敦「そうか…これでみんな助かる」
泉鏡花「無理。私は虜囚。足首が鎖で繋がれているから、脱出装置のある所までいけない。私の事は諦めて」
泉鏡花「ありがとう…ごめんなさい…」
中島敦「太宰さん!社長?」
太宰治「鏡花ちゃんは自分に勝ち街を救った。探偵社にふさわしい高潔さでね」
太宰治「その効果は、異能の出力を調節し制御を可能にする力だ。敦君が虎の異能力をある程度操れる様になったのも探偵社に入ったからだ」
太宰治「そして鏡花ちゃんは入社試験に合格した。衝突の直前にね。それがどういう事かわかるかい?」
太宰治「そして鏡花ちゃんは入社試験に合格した。衝突の直前にね。それがどういう事かわかるかい?」
泉鏡花「痛い」
江戸川乱歩〈海だ〉
太宰治〈了解〉
中島敦「もしかして…最初から全部…」
太宰治「敵は打ち倒され、鏡花ちゃんは合格した。うまくいってよかったよ」
芥川龍之介「太宰さん!もはや邪魔するものはない!今日こそやつがれの力を!」
太宰治〈了解〉
太宰治「敵は打ち倒され、鏡花ちゃんは合格した。うまくいってよかったよ」
芥川龍之介「太宰さん!もはや邪魔するものはない!今日こそやつがれの力を!」
坂口安吾「ヨコハマを巻き込んだ巨大異能力戦争も無事終結。ですが政府の仕事はここからが本番ですね」
マーク「白鯨が沈んでる姿なんて想像した事もなかったよ。いい場所だったのに…」
ルイーザ「私はフランシス様を探します。きっと生きてる…」
ジョン「帰らないよ。ギルドの内乱を収める仕事がある」ジョン「無事だったのかい?ラヴクラフト」
ラヴクラフト「寝る」
ジョン「何者でもいいさ。僕の数少ない友人さ」
尾崎紅葉「なぜかのう…茶が美味かったからかのう」
中原中也「チッ!」
森鷗外「紅葉君、君は強い。君が大切にしていた鏡花君がいなくなった今、もし君がポートマフィアを去る気なら追うのは難しいだろうな」
広津柳浪「あの程度でよかったのかね。私は白鯨潜入を樋口君に漏らしただけだよ」
フョードル「白鯨の墜落には失敗しましたか…ですがほぼ計画通りです。ギルドに内乱を誘発させ、有能な異能力者のスカウトにも成功しましたから」
フョードル「結構です、牧師殿」
フョードル「共にこの地を罪深き者の血で染めましょう」
太宰治「かつて私が会ったあの魔人…奴との闘いは避けられないだろうからね」
太宰治「芥川君は単独でも十分破壊的だけど、本来は後衛で真価を発揮する異能力者だ。敦君のような速度とダフネスを持つ前衛を補助すれば、すさまじい戦力になる」