阿笠博士「福引でクジラツアー…」
灰原哀「そう言えばあの子達このツアーに行きたがってたわね。誘われたけど」
コナン「お前も?オレも今日一緒にデパート行こうって」
灰原哀「行かなくていいの?」
コナン「ああ…興味ねぇしな」
阿笠博士「ワシは行きたい」
「え?」
阿笠博士「クジラは男のロマンじゃないか」
コナン「そ…そうなの?」
阿笠博士「よし、3人でデパート行くぞい。財布持ってくる」
灰原哀「ちょっと!宅配便がもうすぐ来るんでしょ?」
阿笠博士「あ、発明に使う道具が届くんじゃったな…」
灰原哀「もうしょうがないよね」
コナン「行くのかよ」
小嶋元太「遅ぇぞ!早くデパート行ってくじ引きすっからな!」
円谷光彦「何を買っても一回引けますからね!」
毛利小五郎「くそ!次のレースもうすぐなのに」
コナン「おじさんまた競馬?蘭姉ちゃんに怒られるよ?」
毛利小五郎「うるさい!大体ここはガキの来るトコじゃねぇ!」
コナン「おじさん忘れたの?数年前に日本中のATMからたった3時間で18億円もの現金が引き出された事件」
コナン「南アフリカの銀行がハッキングにあったせいなんだけどね、盗まれた個人情報で偽のカードが作られてそれが日本中のATMで使われたから起きたんだけど…もしかしたら」
毛利小五郎「まさか俺の個人情報も!?」
コナン「かもね。その国際ハッカーの技術があればああいう防犯カメラのシステムに侵入して、海外からおじさんを監視する事もできるみたいだよ」
コナン「国際犯罪に巻き込まれないように気を付けてね」
円谷光彦「その国際ハッカーはどうなったんです?」
コナン「おじさん忘れたの?数年前に日本中のATMからたった3時間で18億円もの現金が引き出された事件」
コナン「南アフリカの銀行がハッキングにあったせいなんだけどね、盗まれた個人情報で偽のカードが作られてそれが日本中のATMで使われたから起きたんだけど…もしかしたら」
毛利小五郎「まさか俺の個人情報も!?」
コナン「かもね。その国際ハッカーの技術があればああいう防犯カメラのシステムに侵入して、海外からおじさんを監視する事もできるみたいだよ」
コナン「国際犯罪に巻き込まれないように気を付けてね」
円谷光彦「その国際ハッカーはどうなったんです?」
円谷光彦「灰原さん、お金おろさないんですか?」
小嶋元太「てことはまさか」
小嶋元太「俺達!」
コナン「ちょっ!おめぇら!」
鈴木園子「てことはここのATMじゃお金はおろせないって事?」
円谷光彦「あの男、何かの建物に入っていきます」
円谷光彦「コナン君ごめん!」
「これなら顔認証できる」
円谷光彦「あの男の人が灰原さんの写真と防犯カメラか何かの映像を何かのソフトを使って見比べてます」
コナン「(まさか顔認証!?灰原の正体がバレる!?)」
「これなら顔認証できる」
円谷光彦「あの男の人が灰原さんの写真と防犯カメラか何かの映像を何かのソフトを使って見比べてます」
コナン「(まさか顔認証!?灰原の正体がバレる!?)」
コナン「いや何もないよ。灰原から銀行のキャッシュカードを新しくしたって聞いたんだけど」
阿笠博士「ああそうじゃ。この前銀行に行った時に」
阿笠博士〈それなら今日交換をお願いします〉
〈それと、一応こちらでカードが不正利用されていないか確認しました所、阿笠様のカードでお金を引き出したのは、小学生くらいの少女だったのですが…〉
阿笠博士「だから娘にカードを預けておろして貰ったんですと言っておいたんじゃが…」
コナン「成程そういうことか…博士、今からいう場所にすぐに来てくれ」
「君!ここで何をしているんだ?」
〈それと、一応こちらでカードが不正利用されていないか確認しました所、阿笠様のカードでお金を引き出したのは、小学生くらいの少女だったのですが…〉
阿笠博士「だから娘にカードを預けておろして貰ったんですと言っておいたんじゃが…」
コナン「成程そういうことか…博士、今からいう場所にすぐに来てくれ」
「君!ここで何をしているんだ?」
円谷光彦「勝手に入っちゃってすみませんでした」
円谷光彦「あの、なぜここのモニターで灰原さんの映像を調べてたんですか?」
コナン「それは多分阿笠博士のカードを使ってお金をおろそうとしたのが灰原だって気づいたからじゃないかな」
「そうなんだ。阿笠様のカードを使用している少女がいるという報告があったんだ。それでその少女と阿笠様が何かの犯罪をしたか、巻き込まれた可能性があるかと…」
「やりすぎだった。申し訳ない」
コナン「そういえば、黒いカードを使ってお金を引き出してたよね?」
「あれは当行では何かの障害が起こった時あのカードを使って異常のあったATMを調べて」
阿笠博士「お金をおろしにいくのが面倒な時につい…やはり違反でしょうか…」
「親戚の子はさすがにやめてください」
阿笠博士「そんな…親戚と言ってもこの子は特別なんじゃ。ワシの子供ではないが誰よりも大切な子なんじゃ」
阿笠博士「ワシのたった一人の家族なんじゃ」
阿笠博士「(哀君…)」
阿笠博士「すみません。以後気をつけます」
吉田歩美「これでやっとデパートいけるね」
灰原哀「大切な博士の分もしっかり福引してくるわね」
阿笠博士「楽しみにして待ってるぞ!」
吉田歩美「え!?歩美達でも銀行のATM使えるの?」
「親戚の子はさすがにやめてください」
阿笠博士「そんな…親戚と言ってもこの子は特別なんじゃ。ワシの子供ではないが誰よりも大切な子なんじゃ」
阿笠博士「ワシのたった一人の家族なんじゃ」
阿笠博士「(哀君…)」
阿笠博士「すみません。以後気をつけます」
吉田歩美「これでやっとデパートいけるね」
灰原哀「大切な博士の分もしっかり福引してくるわね」
阿笠博士「楽しみにして待ってるぞ!」
吉田歩美「え!?歩美達でも銀行のATM使えるの?」