七海龍水「俺達人類がついに主食を手に入れた今」
七海龍水「トリュフかキャビアかフォアグラか」
フランソワ「いやいや全部リーム―だから…そもそも食材自体ないからね」
七海龍水「“無理です”そのセリフをフランソワの口から聞いた事は一度もないな」
フランソワ「タンパク質で保存のきく高級グルメですね。かしこまりました。ならばご用意するメニューは黒トリュフの牡丹肉リエット」
フランソワ「そしてこのような流れもあろうかと…石神村周辺の森や動物に最も詳しい識者の先生をお呼びしておきました」
スイカ「多分だけど猪なんだよ」
七海龍水「“無理です”そのセリフをフランソワの口から聞いた事は一度もないな」
フランソワ「タンパク質で保存のきく高級グルメですね。かしこまりました。ならばご用意するメニューは黒トリュフの牡丹肉リエット」
スイカ「多分だけど猪なんだよ」
浅霧幻「肉はいいとしてどうすんの?トリュフは」
浅霧幻「ジーマーで!?」
石神千空「んなピンぼけ写真でキノコが映ってるわけねーだろうが」
フランソワ「私は科学には疎いですが、シェフで知らぬ者などいない有名な逸話」
フランソワ「トリュフの香りは猪の愛のフェロモンと成分が同じ」
フランソワ「その為、猪は地中のトリュフを掘り当てる事ができるのです」
フランソワ「はいこれですね…これやらかすからトリュフ探しに豚や猪は使わなくなったわけですね」
フランソワ「トリュフの香りは猪の愛のフェロモンと成分が同じ」
フランソワ「その為、猪は地中のトリュフを掘り当てる事ができるのです」
フランソワ「はいこれですね…これやらかすからトリュフ探しに豚や猪は使わなくなったわけですね」
浅霧幻「あいや…誰一人知らないと思うけど…」
石神千空「野生の猪っつうのは泥遊びすんだ」
石神千空「ところが何故かクソ油臭ぇ猪が見つかってな」
石神千空「放ってつけてみたら…」
フランソワ「この猪、なぜか油の香りがしますね」
石神千空「野生の猪っつうのは泥遊びすんだ」
石神千空「ところが何故かクソ油臭ぇ猪が見つかってな」
石神千空「放ってつけてみたら…」
フランソワ「この猪、なぜか油の香りがしますね」
スイカ「よかったんだよ!」
石神千空「成果上げた奴には見返りねぇと士気上んねぇからな」
西園寺羽京「だね。でも本当にそんな理由?」
石神千空「あ?それ以外何があんだよ」
石神千空「ソッコーでオイルテストすんぞ」
石神千空「成果上げた奴には見返りねぇと士気上んねぇからな」
西園寺羽京「だね。でも本当にそんな理由?」
石神千空「あ?それ以外何があんだよ」
浅霧幻「これって…」
浅霧幻「ううん…違う…エンジンの話は聞いてない…」
浅霧幻「入れちゃっていいの?ジーマーで…」
大木大樹「クンクン…何だ惚れ薬か!好きな子でもできたのか千空!」
大木大樹「あの日、科学室で作ってくれたじゃないか」
石神千空「言った言った!てめぇに惚れ薬って!まだ信じてやがったのか!雑頭!ガソリンだありゃ!」
浅霧幻「入れちゃっていいの?ジーマーで…」
大木大樹「クンクン…何だ惚れ薬か!好きな子でもできたのか千空!」
大木大樹「あの日、科学室で作ってくれたじゃないか」
石神千空「言った言った!てめぇに惚れ薬って!まだ信じてやがったのか!雑頭!ガソリンだありゃ!」
浅霧幻「ゴミ精度って言ってなかった?それ…」
石神千空「全員の命を懸けた一発勝負だぞ。100億%正確な座標が欲しい」
浅霧幻「欲しいって…そりゃ欲しいけど…千空ちゃん今度は何を…」
石神千空「GPSを作る」
石神千空「全員の命を懸けた一発勝負だぞ。100億%正確な座標が欲しい」
浅霧幻「欲しいって…そりゃ欲しいけど…千空ちゃん今度は何を…」
石神千空「GPSを作る」
クロム「おう!バッチリだぜ!」
銀狼「ルリちゃん、クロムとルリちゃんの初めての電話で腰抜けのクロムは想い伝えられなかったわけよ。だったらホラ!この世界との初めての電話でルリちゃんの方からってのもあるんじゃないの?」
ルリ「クロム…何が…」
浅霧幻「肝心なところで雑音が」
西園寺羽京「雑音じゃない」
西園寺羽京「どうして…急に…どっかから膨大な電波が来たんだよ」
西園寺羽京「飽和してて方角すらわからない」
西園寺羽京「自然現象じゃない。明らかに意図的に僕らと同じ周波数に被せて来てる」
銀狼「ルリちゃん、クロムとルリちゃんの初めての電話で腰抜けのクロムは想い伝えられなかったわけよ。だったらホラ!この世界との初めての電話でルリちゃんの方からってのもあるんじゃないの?」
ルリ「クロム…何が…」
浅霧幻「肝心なところで雑音が」
西園寺羽京「どうして…急に…どっかから膨大な電波が来たんだよ」
西園寺羽京「飽和してて方角すらわからない」
西園寺羽京「自然現象じゃない。明らかに意図的に僕らと同じ周波数に被せて来てる」
石神千空「つー事はさっき灯台からクソ強ぇのぶちかました時に何者かが気づきやがったな」
浅霧幻「これってまさか…モールス信号!?」
石神千空「俺らへのメッセージだ」
浅霧幻「ずっと同じ信号を繰り返してんだけど…えっと…」
浅霧幻「…WHY…なぜ…」
「!!」