浅霧幻「千空ちゃんのカマかけ煽りはスルー…そのままWHYのモールス信号も切れてなしのつぶてなんだから」
石神千空「仕事だぞパワーチーム」
石神千空「この閃亜鉛鉱をアホ程粉々…」
石神千空「粉々にして…」
石神千空「水に溶いて三角フラスコにぶち込んどきゃ勝手に底にへばりつく」
石神千空「蛍光塗料だ」
カセキ「後はいつもの作業ね。要は三角フラスコで作るでっかい真空管じゃないの」
石神千空「この閃亜鉛鉱をアホ程粉々…」
石神千空「粉々にして…」
石神千空「水に溶いて三角フラスコにぶち込んどきゃ勝手に底にへばりつく」
石神千空「蛍光塗料だ」
カセキ「後はいつもの作業ね。要は三角フラスコで作るでっかい真空管じゃないの」
石神千空「電極でスピードアップさせて」
浅霧幻「これがディスプレイ?ただの点っぽく見えるけど…」
石神千空「その点のビームをぐりぐり動かして画像を作んだよ」
石神千空「正確なスピードで左から右に上から下に…それで画面全体に絵映すっつーのが古き良きブラウン管テレビだな」
石神千空「その点のビームをぐりぐり動かして画像を作んだよ」
石神千空「正確なスピードで左から右に上から下に…それで画面全体に絵映すっつーのが古き良きブラウン管テレビだな」
クロム「どうやってそんな正確なスピードでビームを動かすんだよ」
石神千空「その為に魔法石、水晶の力を頂く」
石神千空「水晶にはマジでマジックパワーがあんだよ」
石神千空「水晶の板に電圧をかけっとプルプル震える。アホ程正確なテンポでな」
石神千空「その超正確な震えで作った魔法みてぇにキレイな水晶の電気の波を」
石神千空「2枚の板のサンドイッチにぶちかます」
石神千空「と、間をくぐる電子ビームがキレイに曲がって…」
ルリ「神秘的ですね!自然の理は」
石神千空「ああ…それをおありがたくご利用させていただくのが科学だ」
石神千空「仕上げは縦方向のカーブだな。電波のアンテナを今度は縦方向のサンドイッチにつなげば」
「おおおお!」
西園寺羽京「そうだ!これって…ハハハ…ソナーマンの僕が一番早くわかんなきゃダメだったじゃないか」
西園寺羽京「見えない敵が見える科学の眼!」
七海龍水「レーダーか!」
石神千空「接続先をアンテナからマイクに変えりゃ、海中のソナーにもなる」
石神千空「水晶にはマジでマジックパワーがあんだよ」
石神千空「水晶の板に電圧をかけっとプルプル震える。アホ程正確なテンポでな」
石神千空「その超正確な震えで作った魔法みてぇにキレイな水晶の電気の波を」
石神千空「2枚の板のサンドイッチにぶちかます」
ルリ「神秘的ですね!自然の理は」
石神千空「ああ…それをおありがたくご利用させていただくのが科学だ」
石神千空「仕上げは縦方向のカーブだな。電波のアンテナを今度は縦方向のサンドイッチにつなげば」
「おおおお!」
西園寺羽京「そうだ!これって…ハハハ…ソナーマンの僕が一番早くわかんなきゃダメだったじゃないか」
西園寺羽京「見えない敵が見える科学の眼!」
七海龍水「レーダーか!」
石神千空「言っただろ。人類最大の武器は情報通信だってよ。あぶり出してやるよホワイマン」
石神千空「てめぇが陸にいようが、空にいようが、海にいようが」
石神千空「なんせ動いてる俺ら見た第一声が“WHY”だかんなぁ」
クロム「何だ、こっちの途中のジグザグ…千空!羽京!海中に何かいんぞ!」
西園寺羽京「ナイスクロム!」
石神千空「てめぇが陸にいようが、空にいようが、海にいようが」
石神千空「なんせ動いてる俺ら見た第一声が“WHY”だかんなぁ」
クロム「何だ、こっちの途中のジグザグ…千空!羽京!海中に何かいんぞ!」
西園寺羽京「ナイスクロム!」
「うおおおお大漁ー!」
『レーダー&ソナーを手に入れた』
『レーダー&ソナーを手に入れた』
西園寺羽京「もしホワイマンの不気味なメッセージが何かの脅しとかだったら…逆効果過ぎて笑っちゃうね。千空みたいなタイプには」
浅霧幻「うん、そうね、そういう人間よ、千空ちゃんって」
石神千空「どうだ羽京?専門家のてめぇ的には」
西園寺羽京「気になるのはレーダーの出力かな…電池じゃちょっと物足りないから」
石神千空「そこはくそでかいエンジンを船に何機も積んで発電させる」
石神千空「ただ一つ、ちーっと問題がある。くそでか鋼鉄製品っつう話になるとなぁ…もう研究室のレベルの仕事じゃねぇ」
石神千空「こっから先は工業の世界だ。鉄も石油もアホ程大量にいる」
クロム「(レーダーですけすけ?空も海も…だったらよ地面も透けさせて鉄でも何でも見つけ出せんじゃねぇのかよ)」
石神千空「そこはくそでかいエンジンを船に何機も積んで発電させる」
石神千空「ただ一つ、ちーっと問題がある。くそでか鋼鉄製品っつう話になるとなぁ…もう研究室のレベルの仕事じゃねぇ」
石神千空「こっから先は工業の世界だ。鉄も石油もアホ程大量にいる」
銀狼「あのドヤ顔」
コハク「クロムをあまり手柄を褒めすぎると調子に乗るぞ」
コハク「クロムをあまり手柄を褒めすぎると調子に乗るぞ」
石神千空「ハハ!そうだな。んな事は滅多にねぇけどな」
上井陽「無理ゲーすぎんだろこれよ…」
クロム「そうか…どうやって遥々運ぶかまで考えてなかったぜ」
石神千空「そこは100人以上いる科学王国民全員の力で切り開くんだよ」
カセキ「千空!こんな感じでいいの?」
西園寺羽京「さすがにここまでの悪路だときついね」
浅霧幻「えええー!?舗装道路来ちゃったぁ!」
西園寺羽京「ハハッ…原始時代のストーンワールドが一気に街づくりって感じになってきたね」
石神千空「ああ、石油ゲットすると世界が激変する。つってもアスファルト舗装の原料なんざ9割ただの砂利だがな」
石神千空「石油を煮詰めた絞りカス…これがアスファルトだ」
金狼「ほどんど漕いでないだろ銀狼貴様は!」
西園寺羽京「大荷物は陸で運ぶより、水上の方がずっと効率的だもんね」
七海龍水「昔からそうだ!日本の物流は細長い島国の強みだな!」
七海龍水「海運王!七海財閥は元々江戸時代の廻船問屋だぞ!」
西園寺羽京「大荷物は陸で運ぶより、水上の方がずっと効率的だもんね」
七海龍水「昔からそうだ!日本の物流は細長い島国の強みだな!」
七海龍水「海運王!七海財閥は元々江戸時代の廻船問屋だぞ!」
浅霧幻「それで大富豪になったのね…」
「!!」
七海龍水「物作りが工業の規模になれば、いよいよ一人の天才ではどうにもならん。皆の力を率いるリーダーの資質が重要だ。それは帝王学の世界」
七海龍水「七海財閥で幼少期から叩き込まれた“喜怒哀楽を謹め”」
七海龍水「“物事に溺れるな”」
「!!」
七海龍水「物作りが工業の規模になれば、いよいよ一人の天才ではどうにもならん。皆の力を率いるリーダーの資質が重要だ。それは帝王学の世界」
七海龍水「七海財閥で幼少期から叩き込まれた“喜怒哀楽を謹め”」
七海龍水「“物事に溺れるな”」
七海龍水「しかし俺はまったくそうは思わない!」
七海龍水「俺の帝王学は違う!」
七海龍水「楽しんでいないリーダーなど誰一人ついて行かん!世界を楽しめる事!それこそが人を動かすリーダーの力だ!」
浅霧幻「なら、ウチの科学王国は…」