石神千空「ま、欠片も問題ねぇ。何度も造って覚えていけばいい」
マグマ「何年かかんだよ、完成まで」
西園寺羽京「ホワイマンの動向が気になって来るね」
石神千空「ああそこだけだよ誤算はよ…計画変更だ。大型船は捨てて定員数人の小型ヨットに切り換える」
七海龍水「諦める?欲しい物を?」
〈龍水、お前の欲しがりには愛想が尽きた〉
〈何事も諦める事を学べ〉
フランソワ〈伯父上様の厳命により今月からお小遣いは、僅か100万円でございます〉
七海龍水〈諦める?フン…そんな言葉など覚える必要はない〉
七海龍水〈欲しい物を手に入れるまで立ち止まらなきゃいいだけだ!〉
七海龍水〈俺の存在そのものが金融市場で金を生む!〉
〈おっと、VRは13歳以上だ〉
「龍水だよ!何なんだよあいつは!」
石神千空「ああそこだけだよ誤算はよ…計画変更だ。大型船は捨てて定員数人の小型ヨットに切り換える」
七海龍水「諦める?欲しい物を?」
〈龍水、お前の欲しがりには愛想が尽きた〉
〈何事も諦める事を学べ〉
フランソワ〈伯父上様の厳命により今月からお小遣いは、僅か100万円でございます〉
七海龍水〈諦める?フン…そんな言葉など覚える必要はない〉
七海龍水〈欲しい物を手に入れるまで立ち止まらなきゃいいだけだ!〉
〈おっと、VRは13歳以上だ〉
「自堕落にも程があります」
フランソワ「龍水様は自堕落などではございません。龍水様は自分を欺かない。欲しい物に欲しいと叫び進み続ける」
フランソワ「少なくも私はそれを自堕落と呼ばない。欲しい=正義です」
フランソワ「実物の船を手に入れたのに夜通しですか?」
七海龍水「今の船も悪くないが」
七海龍水「更に伝統的な美しさを加えたい。人の欲にゴールなどない」
七海龍水「あとはこいつを俺と一緒に実際の物にしてくれる信頼できる男が欲しい」
七海龍水「俺が模型で大型船を造る!それを正確に拡大してこの船をカセキの努力の結晶を補正して行く。できるだろ?千空」
石神千空「ああできる。48分の1スケールで100憶%正確に造れるような模型船の超絶マニアがいれば…だがな」
七海龍水「何一つ諦めやしない!欲しい=正義だ!」
北東西南「船の完成までの一部始終を記録するの」
北東西南「“科学王国写真日記”」
クロム「船完成のロードマップ、もう半分以上クリアしてんじゃねぇか!」
七海龍水「更に伝統的な美しさを加えたい。人の欲にゴールなどない」
七海龍水「あとはこいつを俺と一緒に実際の物にしてくれる信頼できる男が欲しい」
七海龍水「俺が模型で大型船を造る!それを正確に拡大してこの船をカセキの努力の結晶を補正して行く。できるだろ?千空」
石神千空「ああできる。48分の1スケールで100憶%正確に造れるような模型船の超絶マニアがいれば…だがな」
七海龍水「何一つ諦めやしない!欲しい=正義だ!」
北東西南「“科学王国写真日記”」
クロム「船完成のロードマップ、もう半分以上クリアしてんじゃねぇか!」
花田仁姫「私だよ」
石神千空「写真に書き込みか…悪くねぇ」
浅霧幻「そういう事じゃなくない?」
石神千空「完成まで1年か…意外と早かったな」
北東西南「ほら集まって!ついに完成したんだから、船と皆で全員集合写真!」
石神千空「どんだけ写真撮りまくってんだ?記者てめぇは」
北東西南「だってこれでお別れなんだよ!残る組と船出組で!」
北東西南「もう二度と会えないかもなんだから…せめて写真だって!」
浅霧幻「(そっか…復活者の選定係してたんだから南ちゃんだけは元々全員と顔見知りだったのね…)」
石神千空「最後じゃねぇよ。100憶%石化の謎を突き止めて100憶%地球の裏から戻ってくんだからなあ」
北東西南「ともかくみんなで一枚だけでも撮らせてよ」
フランソワ「そのような流れもあろうかと、カメラのタイマー作成をご依頼申し上げておきました」
石神千空「写真に書き込みか…悪くねぇ」
浅霧幻「そういう事じゃなくない?」
石神千空「完成まで1年か…意外と早かったな」
北東西南「ほら集まって!ついに完成したんだから、船と皆で全員集合写真!」
石神千空「どんだけ写真撮りまくってんだ?記者てめぇは」
北東西南「だってこれでお別れなんだよ!残る組と船出組で!」
北東西南「もう二度と会えないかもなんだから…せめて写真だって!」
浅霧幻「(そっか…復活者の選定係してたんだから南ちゃんだけは元々全員と顔見知りだったのね…)」
石神千空「最後じゃねぇよ。100憶%石化の謎を突き止めて100憶%地球の裏から戻ってくんだからなあ」
フランソワ「そのような流れもあろうかと、カメラのタイマー作成をご依頼申し上げておきました」
スイカ「科学船ペルセウス。なんか強そう名前だよ」
西園寺羽京「ペルセウスって確かギリス神話か何かで石化の魔物メドゥーサを倒した英雄だね」
石神千空「このプロジェクト始めた一年前から全員覚悟してっと思うが、今日を最後に俺らは完全に二チームに分かれる」
七海龍水「船長の俺が独断で揃えた乗船メンバーのリストだ!本来全員船に欲しい所だがな!」
石神千空「このプロジェクト始めた一年前から全員覚悟してっと思うが、今日を最後に俺らは完全に二チームに分かれる」
七海龍水「船長の俺が独断で揃えた乗船メンバーのリストだ!本来全員船に欲しい所だがな!」
石神千空「んなもんそれ沈んだ瞬間人類絶滅じゃねぇが!」
七海龍水「当然だが全てが人類未踏の危険すぎるミッションだ!二度と戻らないかも知れん!命の保障すらない!だから今から呼ばれても残りたい奴は残れ!」
七海龍水「船のエンジニア!千空!クロム!カセキ!」
クロム「って!もうとっくに乗り込んでんじゃねぇかよ!」
七海龍水「当然だが全てが人類未踏の危険すぎるミッションだ!二度と戻らないかも知れん!命の保障すらない!だから今から呼ばれても残りたい奴は残れ!」
クロム「って!もうとっくに乗り込んでんじゃねぇかよ!」
金狼「了解だ」
銀狼「やだぁああああぬ!絶対行かないぞ!地球の裏なんて!」
七海龍水「言った筈だ。覚悟のある奴だけ船に乗ればいいと」
コハク「しかし、船にパワーチームが不可欠なのはわかるが一つだけ懸念があるな。牢にいる氷月とほむらだ。目星戦闘員が皆旅立ってしまった後で」
コハク「万が一脱獄でもされた日には…」
七海龍水「言った筈だ。覚悟のある奴だけ船に乗ればいいと」
コハク「しかし、船にパワーチームが不可欠なのはわかるが一つだけ懸念があるな。牢にいる氷月とほむらだ。目星戦闘員が皆旅立ってしまった後で」
コハク「万が一脱獄でもされた日には…」
西園寺羽京「よくはないかもだけど…強すぎて置いて行くのが危険すぎるんだよ」
石神千空「それにリスク覚悟で手持ち最強の武力カードとして出さざるを得ねぇかもしんねぇ」
浅霧幻「これで船メンバー全員かな?ハイじゃあお見送りしよう~」
七海龍水「最後に幻!貴様もだ!」
石神千空「それにリスク覚悟で手持ち最強の武力カードとして出さざるを得ねぇかもしんねぇ」
浅霧幻「これで船メンバー全員かな?ハイじゃあお見送りしよう~」
七海龍水「最後に幻!貴様もだ!」
石神千空「どんな敵と会うかもわかりゃしねぇんだぞ。そこでメンタリストが出張らねぇでいつ出んだバーカ!」
浅霧幻「もしホワイマンが攻めてくんならバイヤーなのは本土も一緒だじ…だったら科学王千空ちゃんのいるチームのがリアルな話、安全かもね。俺はどっちだっていいのよ」
七海龍水「出航だ!」
浅霧幻「もしホワイマンが攻めてくんならバイヤーなのは本土も一緒だじ…だったら科学王千空ちゃんのいるチームのがリアルな話、安全かもね。俺はどっちだっていいのよ」
七海龍水「出航だ!」
銀狼〈ハァ…ハァ…追いつけなかった…すっごく追いつきたかったのに…〉
石神千空「ただの気分だ」