鬼滅の刃 | 刀鍛冶の里編 第1話『玄弥くんと仲良くなろう』ネタバレ(2) | Demon Slayer

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原作(Original Story): 吾峠呼世晴(Koyoharu Gotōge) TVアニメ『鬼滅の刃』 刀鍛冶の里編 第1話ネタバレ

第1話 誰かの夢
CAST
竈門炭治郎 Kamado Tanjiro CV.花江夏樹 竈門禰豆子 Kamado Nezuko CV.鬼頭明里 嘴平伊之助 Hashibira Inosuke CV.松岡禎丞 我妻善逸 Agatsuma Zenitsu CV.下野紘 鬼舞辻󠄀無慘 Kibutsuji Muzan CV.関俊彦 上弦の壱 黒死牟 KOKUSHIBO CV.置鮎龍太郎 上弦の弐 童磨 DOMA CV.宮野真守 上弦の参 猗窩座 AKAZA CV.石田彰 上弦の肆 半天狗 HANTENGU CV.古川登志夫 上弦の肆 鳴女 NAKIME CV.井上麻里奈 上弦の伍 玉壺 GYOKKO CV.鳥海浩輔 竈門炭吉 Kamado Sumiyoshi CV.野島裕史 継国縁壱 Tsugikuni Yoriichi CV.井上和彦 お館様・産屋敷耀哉 Ubuyashiki Kagaya CV.森川智之 恋柱 甘露寺蜜璃 Kanroji Mitsuri CV.花澤香菜 霞柱 時透無一郎 Tokito Muichiro CV.河西健吾 不死川玄弥 Shinazugawa Genya CV.岡本信彦 小鉄 KOTETSU CV.村瀬歩 後藤 GOTO CV.古川慎 胡蝶カナエ Kocho Kanae CV.茅野愛衣 栗花落カナヲ Tsuyuri Kanao CV.上田麗奈
OPENING
絆ノ奇跡	MAN WITH A MISSION x milet
AIRDATE
2023年4月9日

EPISODE GUIDE
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TITLE CARD

EYECATCHER

ENDCARD

後藤「俺は後藤という者だ。鬼殺隊事後処理部隊の隠をやっている者」

後藤「アイツとはそこそこ縁がある」

後藤「二か月前、遊郭でアイツらを発見したのも俺だ。こんな状態だったので超仲いいじゃねーかアイツら…と思っていたら」

後藤「三人共意識不明の重体だった」

後藤「俺よりも年下で剣士になって」

後藤「命がけで戦うアイツらを素直に尊敬する」

後藤「コイツはわけわからん。なにこれ」

後藤「そして俺が手に持っているのは高級菓子のカステラだ。正直自分が今すぐにでも食べたいのを全力で我慢している」

後藤「未だに意識が戻らないアイツへの贈り物なのだ。アイツは鼻がいいらしいので、もしかしたら…」

後藤「(片付けろや)」

後藤「(何でもやりっぱなしだなこの子マジで。カナヲちゃんよ。全然喋んねぇし変な子だよ。子供の頃から鬼殺なんてやらせるからだよ)」


後藤「あのー、これカステラ置いとくんで暫くしたら下げてください。傷みそうだったら食べちゃっていいので」

竈門炭治郎「あ…ありがとうございます…」


後藤「意識戻ってんじゃねーか！もっと騒げやアアア！テメーは本っ当にボーッとしてんな！人を呼べっつーの！意識戻りましたってよ！馬鹿野郎がアアア！」

後藤「みんな心配してんだからよ！上とか下とか関係ねーからな！今だけは！」

後藤「炭治郎意識戻ったぜぇええ！」

竈門炭治郎「他のみんなは大丈夫ですか？」

後藤「黄色い頭の奴は一昨日だっけ？復帰してるぜ。もう任務に出てるらしい。嫌がりながら」

後藤「音柱は自分で歩いてたな。嫁さんの肩借りてだけど。隠は全員引いてたよ。頑丈すぎて。すごい引いてた」

竈門炭治郎「そうか…伊之助は？」

神崎アオイ「伊之助さん…すごく状態が悪かったの。毒が回ったせいで呼吸による止血が遅れてしまって…」

竈門炭治郎「そうか…じゃあ天井に張りついてる伊之助は俺の幻覚なんだな」


「ギャアアアアア！」

嘴平伊之助「ウハハハ！よくぞ気づいた炭八郎！」

嘴平伊之助「俺はお前よりも七日前に目覚めた男！」

竈門炭治郎「よかった…伊之助はすごいな…」

嘴平伊之助「ふふふふ…もっと褒めろ！そしてお前は軟弱だ！心配させんじゃねぇ！」

すみ「伊之助さんが普通じゃないんですよ！しのぶ様も言ってたでしょ」

きよ「炭治郎さん見てくださいこの本。“ミツアナグマ”っていう外国のイタチです。分厚い皮膚は鎧なんですよ。獅子に咬まれても平気なの」

きよ「毒が効かないから毒蛇であっても食べちゃうし。伊之助さんはこれと同じだってしのぶ様が」

嘴平伊之助「つまり俺は不死身ってことだ！」

後藤「いや違うだろ。バカじゃねーの」

嘴平伊之助「誰がバカだこの野郎！」

神崎アオイ「あなたは毒も効きづらいけど、薬も効きづらいから気をつけなさいってしのぶ様にも言われたでしょ！すぐ忘れるんだから」

栗花落カナヲ「炭治郎寝たから静かにして！」

嘴平伊之助「あーっ！またコイツ昏睡した！」

『それから一週間後、炭治郎さんが復活しました』

『伊之助さんはその後早々に任務へ復帰していきました』


『善逸さんは遠くの任務に出っぱなしなのですが、とにかくうるさいと他の隊員から聞きます』

竈門炭治郎「悔しい…やっぱりなかなか体力戻らないなぁ…あ、そうだ、俺が眠ってる間に刀届いてない？刃毀れしてしまったやつなんだけど」

きよ「鋼鐵塚さんからお手紙は来てます。ご…ご覧になります？」

竈門炭治郎「今回は刃毀れだけだったんだけどなぁ…前に折っちゃってるからなぁ…」

すみ「刀が破損するのはよくあることなんですけど…鋼鐵塚さんはちょっと気難しい方ですね」

きよ「里の方に行ってみてはどうですか？」

なほ「直接会ってお話した方が良いかと」

竈門炭治郎「里って？」

きよ「刀鍛冶の皆さんの里です」

竈門炭治郎「え？行っていいの？」

隠「お館様より許可が出ましたので私がご案内します」

隠「ではこれを」

隠「目隠しと耳栓です。里は隠されています。それとあなたは私が背負って行きますので」

隠「さらに鼻が利くというあなたには鼻栓を」

『日輪刀を作る刀鍛冶の里のは、鬼殺隊にとってとても大切な場所。そこを鬼に知られて襲撃されることを防がなくてはならない。だから里の場所は誰も知らない』

『勿論この女性も場所を知らない』

『つまり、一定の距離で次の隠へ引き渡す。その上、道順も隠の人も頻繁に変更するそうだ』

『隠は次の隠の所まで鴉に案内されるが、その鴉も同じで頻繁に入れ替わる』

『お館様のいる屋敷はもっと複雑な方法で隠されているらしい』

竈門炭治郎「すごい建物ですね！しかもこの匂い、近くに温泉があるようだ」

隠「はい、おっしゃる通りです。後ほど疲れを癒しに行かれてください。その前に、長の家がこの突き当たりを左に曲がった所にあります。一番最初に挨拶しに行ってください」

竈門炭治郎「はい！」

竈門炭治郎「ありがとうございました！」

甘露寺蜜璃「誰か来たのかしら。何だかドキドキしちゃう」

鉄珍「どうもコンニチハ。ワシこの里の長の鉄地河原鉄珍よろぴく」

鉄珍「里で一番小さくって一番えらいのワシ。まあ畳におでこつくくらいに頭下げたってや」

竈門炭治郎「竈門炭治郎です！よろしくお願いします！」

鉄珍「蛍なんやけどな、今行方不明になっててな、ワシらも捜してるから堪忍してな」

竈門炭治郎「蛍？」
鉄珍「そうや、鋼鐵塚蛍」

竈門炭治郎「かわいい名前ですね」

鉄珍「そうやろ？ワシが名付け親」

鉄珍「はぁ…あの子は小さい時からあんなふうや…すーぐ癇癪起こしてどっか行きよる。すまんの」

竈門炭治郎「いえいえそんな…俺が刀を折ったりすぐ刃毀れさせたりするからで」

鉄珍「いや違う。折れるような鈍を作ったあの子が悪いのや」

「見つけ次第取り押さえて連れて参りますので、ご安心ください」

竈門炭治郎「あ…あまり乱暴は…」

鉄珍「君もまだ鬼狩りに行ける程体が回復してないと聞いてる。それまでに蛍が刀を打たない場合、別の者を君の刀鍛冶にする。うちの里の温泉は弱った体によく効くから、まあゆっくり過ごしてや」

竈門炭治郎「喧嘩にならないといいな」

甘露寺蜜璃「あーっ！炭治郎君だ！」

甘露寺蜜璃「私今こそで無視されたの〜挨拶したのに無視されたの〜」
竈門炭治郎「誰にですか？」

甘露寺蜜璃「わかんないの。だから名前聞いたのに無視なの。酷いと思わない？私柱なのに〜お風呂上がりのいい気分がもう全部台無し」

竈門炭治郎「もうすぐ晩ご飯ができるみたいですよ。松茸ご飯だそうです」

甘露寺蜜璃「えーっ！ほんとォ！？」

竈門炭治郎「わあ！広い」

竈門炭治郎「前歯？」

竈門炭治郎「歯の！落とし物？」


竈門炭治郎「不死川玄弥！」

不死川玄弥「死ね！」



竈門炭治郎「久しぶり！」

竈門炭治郎「元気でやってた！？風柱と名字一緒だね！」

不死川玄弥「話しかけんじゃねぇ！」


竈門炭治郎「裸の付き合いで仲良くなれると思ったんだけど…人間関係って難しいな」

竈門炭治郎「凄いですね」

甘露寺蜜璃「そうかな？今日はそんなに食べてないけど」

竈門炭治郎「甘露寺さんが温泉で会ったのは不死川玄弥という俺の同期でしたよ」

甘露寺蜜璃「不死川さんの弟さんでしょ？でも不死川さん弟いないって言ってたの。仲悪いのかしら…切ないわね」

竈門炭治郎「そうなんですか…どうしてだろう…」


甘露寺蜜璃「私の家は五人兄弟だけど仲良しだから、よくわからなくて不死川兄弟怖って思ったわ」

竈門炭治郎「玄弥はまだ来ないですね…本人と少しでも話せるといいんですが…」

甘露寺蜜璃「全然食事しないって里の人が話してた」

竈門炭治郎「大丈夫かな…後で握り飯でも持って行こう」

竈門炭治郎「甘露寺さんはなぜ鬼殺隊に入ったんですか？」

甘露寺蜜璃「ん？私？恥ずかしいな〜」

甘露寺蜜璃「添い遂げる殿方を見つけるためなの～～♡やっぱり自分よりも強い人がいいでしょ？女の子なら」

甘露寺蜜璃「守って欲しいものわかる？この気持ち！男の子には難しいかな？ほら！柱の人は強いでしょ？」

甘露寺蜜璃「玄弥君いないわね」

隠「甘露寺様、間もなく刀が研ぎ終わるそうです。最後の調整のため工房の方へ来ていただきたく…」

甘露寺蜜璃「あら、もう行かなきゃいけないみたい」

甘露寺蜜璃「炭治郎君、今度また生きて会えるかわからないけど、頑張りましょうね。あなたは上弦の鬼と戦って生き残った。これは凄い経験よ」

甘露寺蜜璃「実際に体感して得たものはこれ以上ない価値がある。五年分、十年分の修行に匹敵する。今の炭治郎君は前よりももっとずっと強くなってる」

甘露寺蜜璃「甘露寺蜜璃は竈門兄妹を応援してるよ！」

竈門炭治郎「ありがとうございます！でもまだまだです俺は。宇髄さんに勝たせてもらっただけですから。もっともっと頑張ります。鬼舞辻無惨に勝つために」


甘露寺蜜璃「炭治郎君は長く滞在する許可が出てるのよね？この里には強くなるための秘密の武器があるらしいの。探してみてね」

竈門炭治郎「武器って何だろうな…やっぱり刀かな？埋まってたりするのかな？宝さがしてわくわくするなあ～」

竈門炭治郎「すごくいい所だけど温泉の匂いが強いなぁ。うーん…体力が万全じゃないのも鼻が効きにくい原因だ」

小鉄「しつこいな！いい加減にしろ」

時透無一郎「君こそいい加減にしなよ」

竈門炭治郎「子供？もう一人は…」

竈門炭治郎「霞柱、時透無一郎！この里に柱がもう一人来ていたんだ」

時透無一郎「ほら鍵」

小鉄「渡さない！これは俺の先祖が作った大事なものなんだ！」

竈門炭治郎「ん？後ろにもう一人誰かいるのか？」

竈門炭治郎「知ってる…俺…見覚えがある！」

次回予告

栗花落カナヲ「炭治郎の目が覚めてよかった」

なほ・きよ・すみ「よかった！」
竈門炭治郎「みんなありがとう」

神崎アオイ「ところで伊之助さんはいつから天井に張りついていたんでしょう」



神崎アオイ「ということは少なくとも一時間以上はあそこにいたって事？相変わらずのめちゃくちゃぶりだわ」

「違う！」


神崎アオイ「何が違うのよ！」

嘴平伊之助「俺様がいたのは前の日からだ！」

「えええー！？」


嘴平伊之助「起きろー！」

嘴平伊之助「目を覚ませ」

嘴平伊之助「いい加減起きろコラァ！」

神崎アオイ「そんな事してたんですか…」

寺内きよ「それじゃ炭治郎さんも起きざるを得ないですね」

竈門炭治郎「伊之助、本当にありがとう」

竈門炭治郎「次回第二話、縁壱零式！」

竈門炭治郎「刀鍛冶の里でも俺頑張るから！」

嘴平伊之助「俺に心配させんじゃねぇぞ！」

 

KIMETSU NO YAIBA
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