フランキー「本題に入るが、その船直してどうすんだ?」
ウソップ「当然また冒険していつか故郷のイーストブルーへ帰るのさ!」
フランキー「いいや!帰れねェよ。さっきここへ船を引き上げる時、そいつをよーく見てた」
ウソップ「当然また冒険していつか故郷のイーストブルーへ帰るのさ!」
フランキー「いいや!帰れねェよ。さっきここへ船を引き上げる時、そいつをよーく見てた」
フランキー「その船はもうダメだ。ガレーラの査定は正しい。解体屋として解体を勧める」
フランキー「手伝ってやるよ。船の解体作業」
ウソップ「待て!何する気だ!止まれ!メリー号はおれの船だ!」
フランキー「いいや、そいつはもう船じゃねェ。おれはさっき聞いたよな?お前がこの船と一緒に海へ命を投げるつもりなら、おれは別に口は出さなかった」
フランキー「だがこの船でイーストブルーへ帰りてェなんて言うんだから、おれァ止めてやるのよ、お兄ちゃん」
フランキー「この船はもう次の岸へすら辿り着けねェ」
ウソップ「お…おい…よせ!」
フランキー「渡せなくなった船は船じゃねェんだよ!」
ウソップ「船から離れろ!」
フランキー「コノヤローが!わからねェなら」
フランキー「てめェの目でしっかり見てみろ!」
フランキー「手伝ってやるよ。船の解体作業」
ウソップ「待て!何する気だ!止まれ!メリー号はおれの船だ!」
フランキー「いいや、そいつはもう船じゃねェ。おれはさっき聞いたよな?お前がこの船と一緒に海へ命を投げるつもりなら、おれは別に口は出さなかった」
フランキー「だがこの船でイーストブルーへ帰りてェなんて言うんだから、おれァ止めてやるのよ、お兄ちゃん」
フランキー「この船はもう次の岸へすら辿り着けねェ」
フランキー「渡せなくなった船は船じゃねェんだよ!」
ウソップ「船から離れろ!」
フランキー「コノヤローが!わからねェなら」
フランキー「てめェの目でしっかり見てみろ!」
ウソップ「何度でも!何度でも!」
ウソップ「直してやるからな」
フランキー「いい加減にしろ長っ鼻!船底見たろ!ヘシ折れた竜骨を中心に外板はズレて肋骨もボロボロ!そんな船体じゃあ一波ごとに外から崩れ落ちていくだけだ!」
フランキー「それをてめェみてェなド素人のツギハギで」
ウソップ「知ってんのか!?」
フランキー「“クラバウターマン”船乗りに伝わる伝説の一つだ。本当に大切に乗られた船にのみ宿る妖精。まァ船の化身だな。手に木槌を持ち船乗りのレインコートを着てる。船に危険が迫った時、船内をかけずり回ってそれを知らせるという」
フランキー「時には大きく船乗りを助けると言うが、正直そいつを見たと直接聞くのは…おれは初めてだ」
フランキー「大切にされた分だけ船は船乗りに感謝する。この船は何とかお前達を“向こう岸”へ渡したかったんだろう」