フィン「マッシュくん早く飛ばないと…」
トム「おいマッシュ」
トム「人生という名の人生をきらめいてときめいてんのかぁあ!」
トム「マッシュ!竹を見習え!竹はな!どんな天候でも力強く生きていくしなやかさがあるんだ!今のお前に足りないもの!そうそれはバンブー」
トム「おっと、まだドゥエロのルールを説明してなかったな。ルールは簡単だ」
トム「ゴールを空中で奪い合い、あのリングに通せば一点だ。魔法を使う事は禁止。ホウキの巧拙を競うスポーツだ」
トム「飛べない竹はただのたけのこだぞ!」
マッシュ「何も考えないでしゃべってるだろ…この人」
トム「俺は試合に戻る。あとは君次第」
トム「うっ!」
「おっと悪い悪い。わざとじゃないんだ」
マッシュ「先輩大丈夫ですか」
トム「すまない。骨をやっちまったみたいだ」
トム「俺は試合に戻る。あとは君次第」
「おっと悪い悪い。わざとじゃないんだ」
マッシュ「先輩大丈夫ですか」
トム「すまない。骨をやっちまったみたいだ」
「おい見ろ!一定の場所にとどまりだしたぞ!」
フィン「いやーすごかったよ試合!しかも入学早々銀のコインなんて!」
マッシュ「(得意ではない…このタイプ)」
「一年生にして歴代最高得点を更新し大活躍したマッシュ・バーンデッドはインタビューにて今回の活躍は自分を鼓舞してくれた先輩の存在が大きいと、大記録にもかかわらず謙虚に答えた」
「一年生にして歴代最高得点を更新し大活躍したマッシュ・バーンデッドはインタビューにて今回の活躍は自分を鼓舞してくれた先輩の存在が大きいと、大記録にもかかわらず謙虚に答えた」
レモン「(編入試験で一位成績だったランス・クラウンくん。改めて見てもスゴいイケメン)」
ランス「もっと楽しい事しよう」
マッシュ「かくれんぼ?」
ランス「このビンは特殊な魔法道具だ。かなり昔のものなんだが」
ランス「こうして人を閉じ込める事ができる」
ランス「これを返して欲しかったらフクロウ小屋横の森へこい」
マッシュ「何するの?」
ランス「賭けだ。お前もほしいだろ?このコインが」
『一線魔導士。顔のアザの本数が一本の者を指す。この世界のほとんどの者が一線魔導士に相当する』
『が、稀に複数のアザを有する者がいる。二線魔導士。10万人に一人の割合でこの世界に存在する』
『魔法に選ばれし存在である』
マッシュ「かくれんぼ?」
ランス「このビンは特殊な魔法道具だ。かなり昔のものなんだが」
ランス「こうして人を閉じ込める事ができる」
ランス「これを返して欲しかったらフクロウ小屋横の森へこい」
ランス「賭けだ。お前もほしいだろ?このコインが」
『一線魔導士。顔のアザの本数が一本の者を指す。この世界のほとんどの者が一線魔導士に相当する』
『が、稀に複数のアザを有する者がいる。二線魔導士。10万人に一人の割合でこの世界に存在する』
『魔法に選ばれし存在である』
レモン「そうですよ!なんか危ない感じがします!」
マッシュ「早くやろう」
ランス「威勢だけはいいな。その前に少しやりやすくしようか」
ランス「グラビオル」
レグロ「マッシュはちゃんとやれてるんじゃろうか…」
マッシュ「早くやろう」
ランス「威勢だけはいいな。その前に少しやりやすくしようか」
ランス「グラビオル」
ブラッド「ふーん…心配だ…」
「何じゃこれはぁああ!」
マッシュ「そういうパフォーマンスは必要ない」
ランス「魔法なしでオレに勝つつもりか」
ランス「グラビオル」
ランス「最後に立っているのはオレ一人だけでいい。お前みたいなカスは一生地面に這いつくばってろ」
「何じゃこれはぁああ!」
マッシュ「そういうパフォーマンスは必要ない」
ランス「魔法なしでオレに勝つつもりか」
ランス「グラビオル」
ランス「最後に立っているのはオレ一人だけでいい。お前みたいなカスは一生地面に這いつくばってろ」
ランス「人間の力じゃこの重力に耐えられない」
マッシュ「ん?何だこれ」
マッシュ「ろろろろろ…ロリコンだ…この人…警察呼ばなきゃ…犯罪者だ」
ランス「違う。俺はロリコンじゃない。シスコンだ」
ランス「時にキノコ頭、この世で一番尊いものとはなんだ?」
マッシュ「んーシュークリ」
マッシュ「ろろろろろ…ロリコンだ…この人…警察呼ばなきゃ…犯罪者だ」
ランス「違う。俺はロリコンじゃない。シスコンだ」
マッシュ「んーシュークリ」
ランス「違う」
マッシュ「人の命」
ランス「違う」
マッシュ「自由」
ランス「違う」
マッシュ「シュークリーム」
ランス「ほどほど愛想が尽きる」
ランス「このビンをここから落とす。更にオレの重力魔法で加速させる」
「ええー!?」
ランス「(オレは妹の為ならどこまでも非道になれる。どこまでも)」
アンナ〈お兄ちゃん!またケンカしたでしょ!〉
ランス〈してない〉
ランス「このビンをここから落とす。更にオレの重力魔法で加速させる」
「ええー!?」
ランス「(オレは妹の為ならどこまでも非道になれる。どこまでも)」
ランス〈してない〉
アンナ〈絶対ウソ!〉
アンナ「ほら座って。治してあげる」
アンナ「私聞いたよ。お兄ちゃんがイジめられてる子を助けたって…それで目をつけられてこんなケガしてくるんじゃないの?」
アンナ「でも私はお兄ちゃんのそういう不器用で優しいなところ大好きだよ」
アンナ「ほら座って。治してあげる」
アンナ「私聞いたよ。お兄ちゃんがイジめられてる子を助けたって…それで目をつけられてこんなケガしてくるんじゃないの?」
アンナ「でも私はお兄ちゃんのそういう不器用で優しいなところ大好きだよ」
ランス「(そんな理不尽な事があってたまるか…オレの妹は何もしてないんだぞ)」
ランス「(聞いた事ないぞ、そんなの)」
マッシュ「ビッグバンダッシュ」
ランス「(クラウチングスタートだと!?)」
マッシュ「負ける選択肢も助けられない選択肢も僕にはない」
ランス「(信じられない!身体強化魔法なのか!?)」
マッシュ「やめにしよう。なんか君…そんな悪い奴じゃないだろ。やめにしよう」
マッシュ「このビンも空だったしダミーじゃん」
マッシュ「ハイ終わり」
ランス「何でだ!このまま続ければお前は銀のコインが手に入るかもしれないんだぞ!」
マッシュ「なんでも合理的に判断できるほど器用じゃないから僕」
アンナ〈でも私はお兄ちゃんのそういう不器用で優しいなところ大好きだよ〉
ランス「しらけた。オレは帰る。お前の言う通りやめにしよう。が、これはオレが持ちかけた賭けだ」
マッシュ「負ける選択肢も助けられない選択肢も僕にはない」
ランス「(信じられない!身体強化魔法なのか!?)」
マッシュ「やめにしよう。なんか君…そんな悪い奴じゃないだろ。やめにしよう」
マッシュ「このビンも空だったしダミーじゃん」
マッシュ「ハイ終わり」
マッシュ「なんでも合理的に判断できるほど器用じゃないから僕」
アンナ〈でも私はお兄ちゃんのそういう不器用で優しいなところ大好きだよ〉
ランス「しらけた。オレは帰る。お前の言う通りやめにしよう。が、これはオレが持ちかけた賭けだ」