鈴木園子「ここよここ!」
鈴木園子「絵本で読んだヘンゼルとグレーテルの家とそっくりね!」
コナン「まるで戦うパティシエだね」
藤野泰男「フフフ…これからはお菓子作りができる男の子がモテるんだよ。後は僕がキレイに飾り付けて持っていくよ」
毛利蘭「さすがはキャンディ・マジシャンね」
コナン「なんかガラス細工みたいだね」
森本友美「味で勝負させてください!」
橋垣幸子「甘いわね。美味しいお菓子なんてごまんとあるのよ。ケーキやチョコが主流のこの洋菓子業界でキャンディがこんなに売れたのは私の営業のお陰でしょ?勘違いしないでちょうだい!」
橋垣幸子「甘いわね。美味しいお菓子なんてごまんとあるのよ。ケーキやチョコが主流のこの洋菓子業界でキャンディがこんなに売れたのは私の営業のお陰でしょ?勘違いしないでちょうだい!」
藤野泰男「君が作ったウッドチョコだよ」
目暮警部「午前のイベントが終了したのが12時すぎで遺体発見が12時半頃なんですな?その間3人は?」
森本友美「レジの子達を食事に出して私は厨房で午後のお菓子を作っていました」
藤野泰男「僕は彼のお菓子を仕上げて渡しに行きました」
森本友美「レジの子達を食事に出して私は厨房で午後のお菓子を作っていました」
藤野泰男「僕は彼のお菓子を仕上げて渡しに行きました」
目暮警部「で、ここを出る時店長の橋垣さんは?」
藤野泰男「伝票を計算していました」
藤野泰男「伝票を計算していました」
前田剛「はい」
目暮警部「凶器はまだこの館内にある可能性が高い。徹底的に凶器を探すんだ!」
コナン「(木くずか?)」
コナン「(なぜ木くずが厨房にもあるんだ?)」
鈴木園子「昨日来た時はウッドチョ作りの体験なんてしてなかったから、ラッキーよね」
コナン「(そうか!まんまと利用されたってわけか!)」
園子(コナン)「真犯人は…お菓子の貴公子」
園子(コナン)「藤野さん!あなたね!」
園子(コナン)「あなたはまず前田さんを電話で呼び出し、ここを出て行かせ、森本さんがミキサーを使い出すのを確認して厨房を出た」
園子(コナン)「この場所から森本さんの厨房、まったくといっていい程見えないわよね。藤野さんはこの死角を利用したのよ」
目暮警部「凶器はまだこの館内にある可能性が高い。徹底的に凶器を探すんだ!」
コナン「(木くずか?)」
コナン「(なぜ木くずが厨房にもあるんだ?)」
鈴木園子「昨日来た時はウッドチョ作りの体験なんてしてなかったから、ラッキーよね」
コナン「(そうか!まんまと利用されたってわけか!)」
園子(コナン)「真犯人は…お菓子の貴公子」
園子(コナン)「藤野さん!あなたね!」
園子(コナン)「あなたはまず前田さんを電話で呼び出し、ここを出て行かせ、森本さんがミキサーを使い出すのを確認して厨房を出た」
園子(コナン)「この場所から森本さんの厨房、まったくといっていい程見えないわよね。藤野さんはこの死角を利用したのよ」
藤野泰男「僕がキャンディで殴ったとでもいうのかい?」
園子(コナン)「いいえ、凶器はウッドチョコよ」
園子(コナン)「説明しましょう。この家は、一見お菓子の家だから全て食べられるように見える」
園子(コナン)「でも実際は、木で建てた家にお菓子をつけているだけ」
園子(コナン)「藤野さんはそれを見て犯行を思いついた。凶器をお菓子でコーティングしてしまおうとね」
園子(コナン)「凶器として使われたのは本物の木片だったのよ。用意周到なあなたは、ウッドチョコより一回り小さめな木を予め厨房に隠し」
園子(コナン)「コナン君の所に持っていくウッドチョコをのせたトレイの下に、この木を隠した」
園子(コナン)「そしてあなたはトレイの下から木を取り出し、橋垣さんを殴ったのよ」
藤野泰男「証拠はどこにあるというんです!」
園子(コナン)「いいえ、凶器はウッドチョコよ」
園子(コナン)「説明しましょう。この家は、一見お菓子の家だから全て食べられるように見える」
園子(コナン)「でも実際は、木で建てた家にお菓子をつけているだけ」
園子(コナン)「藤野さんはそれを見て犯行を思いついた。凶器をお菓子でコーティングしてしまおうとね」
園子(コナン)「コナン君の所に持っていくウッドチョコをのせたトレイの下に、この木を隠した」
園子(コナン)「そしてあなたはトレイの下から木を取り出し、橋垣さんを殴ったのよ」
藤野泰男「証拠はどこにあるというんです!」
園子(コナン)「コナン君、ウッドチョコを持って来てくれる?」
園子(コナン)「コナン君、みんなに私の奢りでウッドチョコを半切れずつあげて」
コナン「はーい!」
コナン「園子姉ちゃん、堅くて切れないものがあるよ~あれれ?」
コナン「中に本物の木が入ってるみたい」
園子(コナン)「藤野さんは凶器の木をチョコクリームで隠し、このトレイの上に置き、そしてコナン君との約束通り」
コナン「はーい!」
コナン「園子姉ちゃん、堅くて切れないものがあるよ~あれれ?」
コナン「中に本物の木が入ってるみたい」
園子(コナン)「本物のウッドチョコを持って外へ出たのよ」
藤野泰男「店長はこのお菓子の家の壁にある魔女そのものだった」
藤野泰男「洋菓子の賞を取って3年働いたら独立させてくれるという約束だった。だからウッドチョコで賞を取りちゃんと3年働いた」
藤野泰男「アリのようにこき使われても文句など言った事はない。なのにあの女は僕が売れてくると、独立の話を延ばし、ウッドチョコをやめるとも言い出した!挙句の果てには独立の話はなかった事にしたんだ!」
目暮警部「続きは署で伺いましょうか」
コナン「(独立の夢をたたれ、自分と共に歩んできたウッドチョコも取り上げられた彼にとって、店長はヘンゼルとグレーテル同様、自分を檻に閉じ込め取って食おうとしている魔女だったのだろう…)」