ドット「いいぜ。その話のった」
ローレン「そんな事したら大ケガじゃ済まないわ!」
ドット「こいつは関係ねぇだろうが!」
シルバ「あ?テメェに決定権はねぇよ」
ドット「わかった。オレがこいつの分も受ける。それで文句ねーだろうが」
シルバ「ピュ~~おもしれー。10回耐えられるかなー?」
マッシュ「トゲトゲくん…」
ドット「10回、終わったぞ」
シルバ「フン…バカが」
ドット「キノコ頭…あの子を連れてお前も逃げてくれ…後の事はオレがなんとかするから…」
シルバ「アイアンフィスト」
ローレン「バカみたい。いくら私の魔法にかかってるからってここまで必死になるなんて」
ドット「キノコ頭…あの子を連れてお前も逃げてくれ…後の事はオレがなんとかするから…」
シルバ「アイアンフィスト」
ローレン「バカみたい。いくら私の魔法にかかってるからってここまで必死になるなんて」
マッシュ「かかって来いゴミ野郎」
シルバ「おうおうおう言うじゃねぇか…オレはよォ、ムシズが走るんだよ」
シルバ「お前やコイツみてぇな弱ぇくせにイキがる偽善野郎がよォ」
シルバ「このカス!」
シルバ「オレに勝てる気でいるのか!?オレぁ一年の時に金貨2枚集めてるんだぞ!?」
シルバ「やってみろよ、この三下がぁ!」
シルバ「聞いた事ねぇぞ!ふざけてんのかァ!」
シルバ「オレの魔法は二年でもトップクラスの実力なんだぞオオオ!」
シルバ「(座った…何でだ?)」
マッシュ「今ので2回。10回耐えるんでしょ?格の違い見てみたいな」
マッシュ「あと8回、残ってるし」
マッシュ「どう?3回目いけそう?」
シルバ「(まずいまずいまずい…これ以上はまずい!死んじまう!)」
シルバ「(額が星型!しめた!銀のコイン以上の巨大森サソリも存在したのか!)」
シルバ「(この巨大森サソリとキノコ頭がやりあっているドサクサに紛れて逃げれば)」
マッシュ「今ので2回。10回耐えるんでしょ?格の違い見てみたいな」
マッシュ「あと8回、残ってるし」
マッシュ「どう?3回目いけそう?」
シルバ「(まずいまずいまずい…これ以上はまずい!死んじまう!)」
シルバ「(額が星型!しめた!銀のコイン以上の巨大森サソリも存在したのか!)」
シルバ「(この巨大森サソリとキノコ頭がやりあっているドサクサに紛れて逃げれば)」
ローレン「ウウ…ごめんなさい…全部彼の指示なんです…怖くて…逆らえなくて…本当にごめんなさい…」
マッシュ「大丈夫」
マッシュ「僕は」
マッシュ「男女平等に扱うから」
レモン「マッシュくん大丈夫ですか!?すごいケガ!」
マッシュ「大したことないよ」
レモン「あの…すごい傷じゃないですか」
レモン「大丈夫ですか?」
ドット「ツァッ!ツァーーー!」
ドット「キノコ頭…その…さっきはメンドクセー事に巻き込んで悪かった。ありがとうな」
マッシュ「らしくな」
ドット「だぁーーー!うるせぇ!殺すぞまじで!今メチャクチャ恥ずかしい思いで言葉振り絞ったんだぞオレァ!」
ランス「狙われたなマッシュ。さっき小耳にはさんだんだが、レアンの奴らがアドラを中心にコイン狩りをしているらしい。あのシルバって二年もそれ目的でお前に絡んだんだろう」
ランス「レアン寮は、貴族関係出身の奴らで構成されている。いわば高潔主義、血筋を重んじる」
ランス「そろそろ始まるかも知れないな。レアンの中枢を担うマギア・ルプスとのコイン争奪戦がな」
マッシュ「マギア・ルプス…僕も12歳くらいの時、そういう設定考えてた」
マッシュ「男女平等に扱うから」
マッシュ「大したことないよ」
レモン「あの…すごい傷じゃないですか」
レモン「大丈夫ですか?」
ドット「ツァッ!ツァーーー!」
ドット「キノコ頭…その…さっきはメンドクセー事に巻き込んで悪かった。ありがとうな」
マッシュ「らしくな」
ドット「だぁーーー!うるせぇ!殺すぞまじで!今メチャクチャ恥ずかしい思いで言葉振り絞ったんだぞオレァ!」
ランス「レアン寮は、貴族関係出身の奴らで構成されている。いわば高潔主義、血筋を重んじる」
ランス「そろそろ始まるかも知れないな。レアンの中枢を担うマギア・ルプスとのコイン争奪戦がな」
マッシュ「マギア・ルプス…僕も12歳くらいの時、そういう設定考えてた」
マッシュ「眉ピアスで1枚、でっかいサソリで2枚貰ったから」
ランス「いや、分かれてただろう普通に」
フィン「一応寮分けは入学してすぐにあったけど…」
マッシュ「あ…そういえば…」
〈今から新入生は寮分けを行います。このユニコーンの角に触れると諸君の魔力から、思考・思想を読みとり適した寮を選んでくれます〉
〈君は勤勉かつそれに相応した知性を有している。適している寮はそうじゃのう…オルカ寮じゃ〉
マッシュ〈あっ力の加減が…〉
マッシュ〈すみません〉
〈君は勤勉かつそれに相応した知性を有している。適している寮はそうじゃのう…オルカ寮じゃ〉
マッシュ〈あっ力の加減が…〉
マッシュ〈すみません〉
フィン「(マッシュくんだったのか…)」
ランス「レアンの中枢、マギア・ルプスはこの学校でも指折りの7組だ。あの眉ピアスもその下っ端かなんかだろう。奴らは神覚者の人選を操作する為にコインを片っぱしらから集めている」
ランス「コインを持ってるお前はレアンとの接触は避け、できるだけ寮の奴らと行動しろ」
ランス「レアンの中枢、マギア・ルプスはこの学校でも指折りの7組だ。あの眉ピアスもその下っ端かなんかだろう。奴らは神覚者の人選を操作する為にコインを片っぱしらから集めている」
ランス「コインを持ってるお前はレアンとの接触は避け、できるだけ寮の奴らと行動しろ」
マッシュ「ん?ここな気がする」
マッシュ「これは引き戸なのか?押し戸なのか?う~ん…いつも間違えるからな僕…」
ワース・マドル「オメーがウチに入りてぇって言うから、アベル様はチャンスを与えてくれたのにヨォ」
シルバ「もう一度だけチャンスを」
アベル「この世界を回すに値する人間は、選ばれた人間でなくてはならない」
アベル「完璧な教育、圧倒的な才能、高貴なる血筋」
アベル「僕達は不純物の無い世界を作る為にコインを集めている」
アベル「だけど君はどうだ?僕達の目的の捨て石にもなれない。カワイソウに同情するよ。己の無価値さを自覚し生きていくなど耐えられないだろう」
アベル「でも安心して」
アベル「もうそんな事を考える必要もない」
アベル「神覚者になるべきはこの僕だ。アドラの有象無象ではない」
アベル「ねぇ、母さん…」
アベル「不純物のない世界を…この僕が」