チョッパー「きぃやああああああ!どどどどどうしよう!」
ゾロ「とにかく乗ってねェモンは今更迎えに戻れねェ。あいつはあいつでなんとかやるさ」
ゾロ「一つ島を越える度、おれ達は全員知らず知らず力を上げている」
ゾロ「あいつも行く島々で毎度死線を超えて来たんだ。ちょっとやそっとで死ぬ様なタマ、ウチにはいねェよ」
チョッパー「毎度?ウチ?何言ってんだよゾロ!そげキングはロビンを助けにウソップに頼まれて…おれ達の所に来てくれたんだぞ!」
サンジ「奴は…無敵のヒーローなんだろ?」
チョッパー「……そうだ!」
そげキング「(みんなの所にたどり着く方法は一つ!)」
そげキング「ぎゃー!巨人が目覚めた!」
オイモ「おれ達はエルバフの恥だ!」
オイモ「誰だおめェは!」
そげキング「私は狙撃の島できたそげキングです!その話詳しく聞かせてくれないかね?」
オイも「おめェなんかに話しても仕方ねェんだが、おいもカーシーも100年前まで海賊やっててよ…世界中を暴れ回ってた」
オイも「ところがある日ある島で…」
ドリー・ブロギー〈どっち~?〉
オイモ「二人のお頭が決闘を始めちまって」
オイモ「一団は解散。船員はみんな故郷に帰るハメになったんだ」
オイモ「生か死かの戦士の決闘。勝者だけでも村へ帰って来るハズなんだが、何十年待っても一人たりとも帰って来ねェ」
オイモ「50年経ち、コリャおかしいと…おいとカーシーは二人を迎えに海へ出たんだが、途中海軍に捕まり、事情諸々吐かされた」
オイモ「二人のお頭が決闘を始めちまって」
オイモ「一団は解散。船員はみんな故郷に帰るハメになったんだ」
オイモ「50年経ち、コリャおかしいと…おいとカーシーは二人を迎えに海へ出たんだが、途中海軍に捕まり、事情諸々吐かされた」
そげキング「えェ?」
オイモ「政府は条件を出して来た。おいとカーシーがもし政府の為に100年働けば、つまりエニエスロビーの門を100年守る事ができたなら、お頭達を解放し故郷エルバフへ共に帰らせてやると」
オイモ「巨人の寿命は300年…100年くれェわけはねェと条件をのみ、50年戦ってきたが、今日海賊達に門を破られてしまった!まさかこんな事になるなんて」
オイモ「ぢきしょう!これでもうお頭達は一生檻の中に…ヴオオオオオオ」
ウソップ「その話おかしいぞ」
ウソップ「証拠が聞きたきゃいくらでも話してやるよ!二人の武器か!?技か!?50年前に捕まったなんて大ウソだ!」
オイモ「お頭達は生きているんだな…そうか…よかった…本当によかった」
サンジ「しまった!キングブル!」
海兵「よっしゃ!一匹仕留めた!」
ザンバイ「ソドム!」
チョッパー「ソドム!大変だ!すぐ手当てしなきゃ!」
ザンバイ「お前らすぐにこっちへ移れ!ソドムはもうダメだ!迫撃砲で胸筋をやられた!倒れる前に早く!」
ソドム「オオ!バヒン!」
チョッパー「“行け”って!」
海兵「倒れるぞ!」
チョッパー「ソドム!大変だ!すぐ手当てしなきゃ!」
ザンバイ「お前らすぐにこっちへ移れ!ソドムはもうダメだ!迫撃砲で胸筋をやられた!倒れる前に早く!」
ソドム「オオ!バヒン!」
チョッパー「“行け”って!」
海兵「倒れるぞ!」
ザンバイ「行くぞゴモラ!」
ゴモラ「バルルルルルルァ!」
ルフィ「ロビンはあの後ろの建物にいるんだな。そこどけよ牛!」
ブルーノ「お前達はまだ気がついてない様だな。これが全世界的規模の大犯罪だという事に」
ルフィ「何が言いてェんだ」
ブルーノ「全世界の海より加盟国170以上の勢力を誇る世界政府という巨大な組織が所有するこの島にお前達が攻め入るという事は、その全ての国々に反旗を翻す事を意味する」
ゴモラ「バルルルルルルァ!」
ルフィ「ロビンはあの後ろの建物にいるんだな。そこどけよ牛!」
ブルーノ「お前達はまだ気がついてない様だな。これが全世界的規模の大犯罪だという事に」
ルフィ「何が言いてェんだ」
ブルーノ「全世界の海より加盟国170以上の勢力を誇る世界政府という巨大な組織が所有するこの島にお前達が攻め入るという事は、その全ての国々に反旗を翻す事を意味する」
ブルーノ「たかだか数十人…余りに小さい力だ」
ルフィ「おれはお前に!“どけ”っつっただけだぞ」
ブルーノ「おれがどこうがどくまいが、このエニエスロビーの門をくぐったお前達に、もはや未来などないと伝えただけだ」
ブルーノ「戦いも無駄。我々の体技“六式”ならば、ガレーラの屋敷で充分に見せた筈だ。貴様らとの戦闘力の差もな」
ルフィ「さっぱり負ける気がしねェ!」
ルフィ「ゴムゴムの」