鬼滅の刃 | 刀鍛冶の里編 第6話『不死川兄弟の過去』ネタバレ | Demon Slayer

Demon Slayer

原作(Original Story): 吾峠呼世晴(Koyoharu Gotōge) TVアニメ『鬼滅の刃』 刀鍛冶の里編 第6話ネタバレ

第6話 柱になるんじゃないのか!
放送日	2023年5月14日
OPテーマ	絆ノ奇跡
EDテーマ	コイコガレ
歌	MAN WITH A MISSION x milet
CAST
🔸竈門炭治郎 Kamado Tanjiro CV.花江夏樹 🔸竈門禰豆子 Kamado Nezuko CV.鬼頭明里 🔸不死川玄弥 Shinazugawa Genya CV.岡本信彦 🔸風柱 不死川実弥 Shinazugawa Sanemi CV.関智一 🔸霞柱 時透無一郎 Tokito Muichiro CV.河西健吾 🔸恋柱 甘露寺蜜璃 Kanroji Mitsuri CV.花澤香菜 🔸上弦の肆 半天狗 HANTENGU CV.古川登志夫 🔸上弦の伍 玉壺 GYOKKO CV.鳥海浩輔 🔸積怒 SEKIDO CV.梅原裕一郎 🔸可楽 KARAKU CV.石川界人 🔸哀絶 AIZETSU CV.斉藤壮馬 🔸空喜 UROGI CV.武内駿輔

EPISODE GUIDE
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TITLE CARD

EYECATCHER

竈門炭治郎「玄…弥…」

可楽「何だこの斬撃は！再生できぬ！」

積怒「落ち着け！見苦しい！」

可楽「焼けるように痛い！」

積怒「遅いが再生自体はできている！」

竈門炭治郎「(玄弥の状態がわからないが一体斬ってくれた事でわかった。おそらく四体同時に斬ったところで、妓夫太郎達のようには倒せないんだ！この喜怒哀楽鬼への攻撃はほとんど意味がない)」

竈門炭治郎「禰豆子！」

竈門炭治郎「(ずっと気になっていた事があった…頚が急所じゃないなんて事があるのか？)」

竈門炭治郎「(違和感の正体…一瞬だけしたあの匂い…)」

竈門炭治郎「(そう！あれは…五体目の匂いだ！)」

竈門炭治郎「(五体目がいるんだ！見つけなければ…五体目の鬼の頚がきっと…)」

不死川玄弥「図に乗るなよ！上弦を倒すのはぁ…俺だぁ！上弦の陸を倒したのはお前の力じゃない！だからお前は柱になってない！」

竈門炭治郎「あ、うん、そうだよ」

不死川玄弥「お前なんかよりも…先に…俺が…」

竈門炭治郎「玄弥、よだれが出てるぞ。どうしたんだ？俺の首を絞めてるし…」

不死川玄弥「柱になるのは俺だ！」

不死川玄弥「なるほど！そうかわかった！俺と禰豆子が全力で援護する！三人で頑張ろう！」

竈門炭治郎「五体目の鬼がいるはずなんだ。捜すから時間を稼いでくれ！」
不死川玄弥「お前の魂胆はわかってるぞ！そうやって油断させ…」

不死川玄弥「あ？」

竈門炭治郎「危ない！(もう怒り鬼が復活した！急げ！)」

竈門炭治郎「玄弥！五体目見つけたらすぐ教えるから鬼の相手を頼む！」

不死川玄弥「もう全員復活してやがる！」

竈門炭治郎「禰豆子だけは斬らないよう気を付けてくれ！俺の妹だから！」

竈門炭治郎「(これは？)」

竈門炭治郎「(団扇の鬼が風を使ったおかげで温泉の硫黄の匂いが飛んでる)」

竈門炭治郎「(探れ！集中しろ！)」

半天狗「大丈夫じゃ…わしは見つからぬ…」

半天狗「大丈夫じゃ…悪い奴らは喜怒哀楽が倒してくれる…」

竈門炭治郎「(いた！いた！いた！見つけた！)」

竈門炭治郎「玄弥！北東に真っすぐだ！五体目は低い位置に身を隠してる！」

竈門炭治郎「玄弥！向かってくれ！援護する！」

不死川玄弥「(北東！)」

竈門炭治郎「(まずい！また雷が…)」

竈門炭治郎「禰豆子！玄弥を助けろ！雷の鬼に玄弥の邪魔をさせるな！」

竈門炭治郎「(飛ばされるな！絶対にこの場から離れるな！)」

竈門炭治郎「(まずい！雷の攻撃もくる！)」

竈門炭治郎「禰豆子！」

玉壺「ヒョッヒョッヒョッ！苦しいか？苦しいだろう？」



時透無一郎「(どこも一緒か…)」

玉壺「その痩せ我慢の顔とてもいいですねぇ！作品への想像力が高まります！」

哀絶「足掻くな。悲しくなる」

哀絶「積怒」
積怒「わかっておる！そのまま磔に…」

積怒「(あの童、さっきよりさらに速くなった！)」

積怒「(いや、そもそも会った時点であの方からの情報よりも桁違いの反射、戦いへの適応！)」

積怒「(瀬戸際での爆発的な成長！)」


哀絶「うわああああああああ！」

積怒「(まずい！可楽！可楽！)」

可楽「この童が！」


可楽「よし！あとは鉛玉を飛ばす童を…」

可楽「チッ！斬られていた！」

可楽「このガキ！」

竈門炭治郎「玄弥ー！右側だ！南に移動してる！捜してくれ！」

不死川玄弥「(捜してる！捜してんだよずっと！)」

不死川玄弥「(術か！？また何かの術で見えねえのか！？くそ！くそ！くそ！どこだ！？長引けば長引く程こっちが消耗してしまう！)」


竈門炭治郎「西だ！もっと右！近くにいる！低い！」

不死川玄弥「(どこだ！？)」
竈門炭治郎「玄弥！低い！」

不死川玄弥「あ？」


不死川玄弥「ちっさ！」

半天狗「うわあああ！」

不死川玄弥「(小さすぎだろ！本体こいつか！？こいつが！？くそったれが！見つけられるかこんなもん普通！)」

不死川玄弥「(野ネズミ程度の大きさじゃねえか！あの四体が強力すぎんだよ！あんなのをこのチビが操ってんのか！？)」

不死川玄弥「(あの四体を相手しながらこのネズミ捕り！くそめんどくせぇ！今まで鬼殺隊の人間がやられてきた構図が見えたぜ！ふざけんな！小ざかしい！)」

不死川玄弥「(忿懣やる方ねえ！よしいける！勝った！)」

不死川玄弥「(き…斬れねぇ…斬れねぇ！バカな！バカな！)」

不死川玄弥「(こんな…指一本の太さしかねえ頚だぞ！)」

不死川玄弥「(効かねぇ！)」

不死川玄弥「(しまった！もたつき過ぎた！避けられねぇ！)」

不死川玄弥「(やられる…頚は回復できねえ…)」

不死川玄弥「(兄貴…)」

『俺は柱になって兄貴に認められたかった。そしてあの時の事を謝りたかった』

『俺のお袋は体の小さな人だった。早い段階で俺はお袋よりも大きくなった』

『お袋は朝から晩までとにかく働いてた。俺はお袋が寝てるところを見た事がなかった』

『親父は図体がでかい上にろくでもなかった。人に恨まれて刺されて死んだのは自業自得だ。親父はお袋や俺達をよく殴ってた』

『あんな小さな体で化け物のような親父に怯みもせず、俺達をかばってくれたお袋はすごい人だと思う』

不死川玄弥「…遅いね…母ちゃん」


不死川実弥「玄弥、寝れないか？」
不死川玄弥「兄ちゃんだって…」

不死川実弥「俺、お袋捜してくる」

不死川玄弥「あ、俺も行くよ」
不死川実弥「いや、俺が行ってくるからお前は家にいてくれ。約束したろ？」

不死川玄弥「わかった」

不死川実弥「じゃ頼んだぞ」

不死川玄弥「うん」

「くくく」
「兄ちゃん」
「兄ちゃん」

「兄ちゃん」
「兄ちゃん」

不死川玄弥「なんだ、みんな起きてたのか」

「母ちゃん大丈夫かな…」

「今までこんな遅くなる事なかったのに…もう夜が明けちゃうよ」

不死川玄弥「大丈夫だよ。疲れてるだろ？眠れって。起きたら母ちゃんも兄ちゃんも戻ってるよ」

「母ちゃんだ！」
「母ちゃん！」

不死川玄弥「待て！開けるな！母ちゃんじゃないかもしれな」


不死川玄弥「(獣か！？野犬…いや…狼だ！)」

不死川玄弥「(暗くて見えない)」

不死川玄弥「(速い！)」


不死川実弥「玄弥！逃げろ！」

不死川玄弥「兄ちゃん！」

不死川玄弥「あああああ！こと！就也！弘！貞子！寿美！き…傷口を押さえろ！すぐ医者を呼んでくるから！あと少し頑張るんだ！」

不死川玄弥「(な…何が起こってるんだ！？さっきのは何だったんだ！？兄ちゃんは…いや今はみんなの怪我を…)」

不死川玄弥「兄ちゃ…」

不死川玄弥「母ちゃん！」

不死川玄弥「ああああああ母ちゃーん！」

不死川玄弥「何でだよ！何でだよ！何で母ちゃんを殺したんだよ！？」

不死川玄弥「人殺し！人殺し！」

不死川玄弥「(ひどい事言ってごめん兄ちゃん…全部…全部言い訳にしかならないけど混乱していたんだ…)」

不死川玄弥「(就也も弘もことも貞子も寿美も冷たくなって…返事をしなくて…駄目だ…もう死ぬ…というのがわかってしまって…)」

不死川玄弥「(あの狼は…狼だと思ったものは…鬼になった母ちゃんだった)」

不死川玄弥「(俺達を守るために戦って…夜が明け始めた外に落ち)」

不死川玄弥「(初めて家族を襲ったのが母ちゃんだと気付いた時…兄ちゃんはどんな気持ちだったろうか)」

不死川玄弥「(最愛の母を手にかけて…打ちのめされていた時に…)」

不死川玄弥「(必死で守った弟から罵倒されて…どんな気持ちだったろうか…)」

不死川玄弥「(一緒に守ろうって…約束したばっかりだったのに…)」


不死川実弥「玄弥、家族は俺達二人で守ろう。親父は刺されて死んじまった。あんなのは別にいない方が清々するけど…父親がいねぇとなるとみんな心細いだろうから」

不死川実弥「これからは俺とお前でお袋と弟達を守るんだ。いいな？」

不死川玄弥「“これからは”じゃなくて“これからも”だよな」

不死川玄弥「(ごめん兄ちゃん…謝れないまま俺は死ぬ…)」

不死川玄弥「(兄ちゃんに笑いかけてもらった時の都合のいい走馬灯を見て…俺…才能なかったよ兄ちゃん…呼吸も使えないし…柱にはなれない…柱にならなきゃ柱に会えないのに…頑張ったけど無理だったよ…)」

不死川実弥〈てめぇみたいなグズ俺の弟じゃねぇよ。鬼殺隊なんかやめちまえ！〉

不死川玄弥「(何でだよ！俺は兄ちゃんの弟なのに！)」

竈門炭治郎「玄弥ー！諦めるな！」

竈門炭治郎「もう一度狙え！もう一度頚を斬るんだ！」

竈門炭治郎「絶対諦めるな！次は斬れる！俺が守るから！」

竈門炭治郎「頚を斬る事だけ考えろ！柱になるんじゃないのか！不死川玄弥！」

竈門炭治郎「(しまった！後ろ…)」

哀絶「激涙刺突」

竈門炭治郎「(まずい食らった！もろに！)」

竈門炭治郎「(あれ？)」

不死川玄弥「行け…」
竈門炭治郎「玄弥！」

不死川玄弥「俺じゃ…斬れない…お前が…斬れ！」

不死川玄弥「今回だけは…お前に…」

竈門炭治郎「玄弥…」
不死川玄弥「譲る！」




竈門炭治郎「(必ず俺が…)」

竈門炭治郎「(いた！小さい！)」

竈門炭治郎「(逃がさないぞ！)」

半天狗「ヒィィィ」

竈門炭治郎「うおおおおおお」

次回予告

竈門炭治郎「玄弥、今日もご飯食べなかっただろ？大丈夫か？蝶屋敷で会った時から、ご飯を食べなかったって聞いたぞ」

神崎アオイ〈食べないと鬼と戦えないですよ〉

なほ・きよ・すみ〈そうですよ〉

不死川玄弥〈いらねぇったらいらねぇ！〉

不死川玄弥「お前はいつも馴れ馴れしいんだよ」

竈門炭治郎「友達だろ？」
不死川玄弥「いつ友達になったんだ！」

竈門炭治郎「一緒に風呂に入ったじゃないか」

不死川玄弥「あれはお前が勝手に」

竈門炭治郎「最終選別も同期だったし」

竈門炭治郎「やっぱり友達だろ！？」


不死川玄弥「だから俺はお前のそういう所が」
竈門炭治郎「ちょっと待って！」

竈門炭治郎「次回第七話、極悪人」

竈門炭治郎「玄弥、これからもよろしくな」

不死川玄弥「だから！」

 

KIMETSU NO YAIBA
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